海を感じる - HSPが空気から得る情報
「あれ、ここって海に近いかも」
潮の香りがしたわけでもないのに、そんなふうに思った駅のホーム。
私はHSPと呼ばれる、ちょっと感覚の鋭い人間です。
空気から感じた、いくつかのことを今日は綴ってみようと思います。
1. 海を感じる
先日、知人の買い物に付き合って、千葉県の船橋へ行ってきました。
帰りのJR船橋駅のホームで電車を待っていると、ふと「ここは海から近いのかな?」と思いました。
潮の香りがしたとかではなく、空気が海に近い場所のそれだったからです。過去に海に行った記憶が、空気の感覚とともに想起されました。
帰宅して地図で確認すると、JR船橋駅は割と海に近い場所にありました。
海の気配は、間違いではありませんでした。
2. HSP(Highly Sensitive Person)
私はHSPです。
HSPとは、感覚が敏感な人、繊細な人だと思ってもらえれば良いでしょう。
アメリカのエレイン・アーロン博士が提唱した概念で、病気ではありません。
5人に1人くらいはHSPだそうです。
生命の種が生き残るには、変化に敏感な個体が必要なのです。そういう個体がいないと、全滅の危険があります。言ってみれば、レーダーとかセンサーのような存在です。
問題は、このHSPの性質が、現代社会では生きづらさにもつながる点です。
3. 季節変化の匂い、感じますか?
私は季節が変わろうとするとき、匂いで実感します。
匂いは記憶を刺激します。もう、いつのものなのかわからない記憶が、脳内を過ぎ去っていきます。捕まえようと思っても、捕まえられません。
私は意識を“今”に戻します。
HSPの「空気の感度」は、季節の変わり目に特に鋭く反応するそうです。
だから、私が季節の変化ごとに感じ取っている匂いは、HSPでない人は気づいてないのかもしれません。
なんだか不思議な気がします。
4. 木々の香りに、癒されますか?
大きな神社とか、森とか山とか。そういう木々が生い茂る場所に行くと、良い香りがします。
木々に近づくだけで、匂いの予感がします。もっと近づけば、必ず良い香りに包まれると確信します。
香りに包まれると、気分がリラックスするのを感じ取れますし、表情が緩むのにも気づきます。あと、身体の筋肉が緩むのも感じます。
森林浴が体に良いことを、実感できます。
あとは場の雰囲気、“気”の流れなんかも感じ取っている可能性があるそうです。
今まで一番印象に残っているのは、京都嵐山の竹林でした。私が行ったときは、人の数もほどよく、とてもリラックスできました。あの場所にいるイメージを頭の中に作るだけで、今でもリラックス効果があります。
5. 空気から悪い影響を受ける日もあります
たまに、気分がきょときょとして落ち着かない日があります。明確な理由は、いつも思い当たりません。
確信はありませんが、気圧の影響を疑っています。
調べてみたら、気圧の影響である可能性は高いようです。
自律神経のバランスが崩れてしまうのですね。
気圧が下がると、交感神経が優位になり、「戦うか逃げるか」のモードが立ち上がってしまうそうです。すると、不安や緊張感が高まってしまいます。
これが、理由のない落ち着きのなさの原因だそうです。
理屈を知ってみると納得できますし、「仕方ない」と受け入れることもできますね。
やはり、知識は大事です。
結び:情報が多いゆえに
目に見えないけど、いつも周りにある「空気」。
そこからは情報も得ているし、影響も受けます。
HSPはより多くの情報を得て、影響も受けているのでしょう。
HSPゆえの煩わしさや生きづらさもあるけれど、HSPゆえに感じ取れる世界の豊かな姿があります。
そう考えれば、この性質も悪くないのかもしれません。
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