保育士が選ぶ"0歳児向け絵本" これを持っておけば間違いない!絵本3選
🧩【絵本を読むと子どもにどんな効果があるのか】
絵本の効果や絵本の魅力については、
【こちら】で詳しく解説しています。
お時間のあるときに読んでみてください✨
🧩0歳の子どもは何を読むのか?
子どもの絵本選びって悩むし、
何がいい本なのかが
分からないことがありますよね。
今回は、
保育士15年弱、父親3年の私の経験を元に、
0歳児(0歳〜2歳未満)に絞って、
これがあれば間違いないという
太鼓判のとっておきの3冊をご紹介します。
身近に0歳児(0歳〜2歳未満)のお子さんが
いらっしゃる方は、
プレゼントの参考にもなるかと思います✨
絵本の価格というものは安くなく、
十分にネタバレしてかつ、
面白くなければ絵本は買わない
という時代になっているようです。
なので、ネタバレをたくさんしつつ、
なぜこの絵本が良いのかという魅力を
たくさん紹介していきたいと思います。
🧩その1【もこ もこもこ】

0〜3歳向けの絵本です。
洗練されたシンプルな絵と、
谷川俊太郎さんの
こちらもシンプルな表現が、
子どもの心を揺さぶります。
🧩見どころ紹介
何もない地平線からある日突然に、
得体の知れない何かが
「もこ」という音と共に
”もこっ”と現れます。
子どもは『何か出てきた!?』
と思う間もなく、
次はその隣から別の何かが
”にょき”っと出てきます。
そしてそれが、
だんだん大きくなっていったかと思うと…、
大きくなった”もこ”が、
なんと”にょき”を食べてしまいます。
さらに大きくなった”もこ”から、
今度はちっちゃいおできみたいなものが
生まれて…、
それが次をめくると
もうおできは”ぽろり”と落ちてしまう。
1ページごとに
急展開なドラマが進んでいき、
子どもは思わず
目が離せなくなってしまいます。
物語は、
なんとも心地良い擬音語のみで
織りなされいます。
子どもはその擬音語のみをヒントに、
一切が謎の生命体の一生に
勝手に突き合わされ、釘付けになり、
物語がどう終わるのかの結末まで、
寄り添わされてしまいます。
0歳児のみならず、
低年齢の子も色合いと語感と視覚で分かる
その物語性から、大好きになる絵本です。
また、繰り返し読み聞かせをすることで、
0歳児が
言葉を獲得しやすい絵本になっています。
「もこっ」、「にょき」、
「ぱちん」、「しーん」など、
思わず言いたくなるような言葉に溢れ、
語彙を伸ばしたい親御さんにも
マッチする一冊となるでしょう。
知人の保育士は、
この絵本を『魔力の宿っている絵本』と
表現していましたが、
その通りの間違いない一冊です。
🧩その2【だるまさんさんシリーズ「が・の・と」】

0〜3歳向け。
そして、まさに0歳児向けの絵本。
読み聞かせをする
人生のファーストブックでも
良いと思います。
かがくいひろしさんの
だるまさんシリーズ、通称「がのと」です。
🧩見どころ紹介
なんといっても最大の魅力は
「大人の読み聞かせのしやすさ」です。
読み聞かせをしたことがない方でも
知っているあの「だるまさんが転んだ」の遊びに
使われる有名なフレーズ、
抑揚をつけた「だ~る~ま~さ~ん~が」
さえできれば、もうその時点で、
この本の読み聞かせのプロになれます。
この読み手が『上手く読めた!』という感覚や
手応えがとても大事で、
次の絵本を読んであげたくなる
原動力や自信に繋がっていきます。
大好きな大人の、
じっくり、ゆっくりとした
低音の抑揚のある声というのは
0歳児にとってとても聞き心地が良いです。
一冊の長さも集中力の持続する長さで、
繰り返し読むことで
展開を予測する力が育まれていきます。
シリーズを順に紹介していきます。
①基本である「だるまさん”が”」は、
だるまさんの動作に注目した絵本です。
だるまさんが、
”どてっ”と転んだり、
”びよーん”と伸びたり、
”ぷしゅー”と縮んだり、
だるまさんのダイナミックな動きを
思わず真似したくなってしまう一冊です。
②「だるまさん”の”」は、
体の部位に注目した絵本です。
目・手・歯・・毛(髪の毛)など、
大人が見本を知らせながら読むことで、
早い子では0歳から
それぞれの単語に合わせた
自分の体の部位を指さしながら
お話することができるようになります。
(我が子もこの本を読んで、
体の部位に興味を持つようになりました。)
③「だるまさん”と”」は、
スキンシップを重視した一冊です。
だるまさんの友達の
いちごさん、ばななさん、
めろんさんが出てきます。
”ぺこっ”とお辞儀をしたり、
”ぽにん”とお尻を合わせたり、
”ぎゅっ”と抱きしめたり、
絵本を読みながら
親子でスキンシップが
できるようになっています。
自分で動いてみることから始まり、
体の部位を覚え、
他者とのスキンシップ遊びにつながる、
まさに無敵の「がのと」さんです。
🧩その3【はらぺこあおむし】

0歳~4歳向け。
最後の一冊は、
エリックカールさんの代表作。
こちらもとても有名な作品ですが、
改めて魅力を紹介させていただきます。
🧩見どころ紹介
こちらの本の最大の魅力は、
”この世界の基本そのもの”が
この一冊に込められているというところです。
これがちょっと化け物じみています。
…と言われても、
ちょっとよく分からないですよね。
さっそく詳しく解説していきます。
物語は、主人公のあおむしが、
”夜”、”お月さま”に見守られる
”卵”の状態から始まっていきます。
次の日の”お日さま”がのぼった”朝”、
卵から”あおむし”が生まれます。
なんとなくすごさが分かりますでしょうか…。
【月ー太陽】
【夜ー朝】
【卵ー幼虫の進化】
と世界の事象が2ページ目にして、
ここまで入っています。
さらに続きます。
その後、腹ぺこなあおむしは、
”月曜日”は”1つ”
”火曜日”は”2つ”
”水曜日”は”3つ”
それぞれ異なる”果物”を
食べ進めていきます。
3ページ目からは、
【曜日】と【数字】と
【身近な果物の種類】が出てきます。
土曜日は
色鮮やかなデザートとサイドメニュー祭りで、
あおむしがおなかを痛めるまで
食べまくります。
ここが、一番好きという子どもも多いです♪
お腹が満たされたあおむしは、
”さなぎ”になり、何日も眠った末、
ついに、”ちょうちょ”になります。
ここまで様々な世界の事象を
取り入れた話が、
実に分かりやすい原色を有効活用した
色使いで織りなされています。
この一冊を繰り返し読むだけで、
一週間という曜日の流れと、
数字の基礎、お月さまは夜、
お日さまは朝に出ることを知り、
虫は卵から蛹を経て蝶へと成長していくことが
理解できるようになっていくのです。
ちょっと化け物じみている、
と冒頭に言った理由が
お分かりいただけたかと思います。
知育絵本としても、非常に優れている一冊です。
ちなみにこちらのはらぺこあおむしは、
絵本の物語がそのまま歌になっていて、
CDでも聴けるようになっています。
保育園では大型絵本を読み聞かせしながら、
歌を歌うということも多いです。
料理をしながら音楽を流しておくなど、
ご家庭でも取り入れることができると思います。
終わりに
気になった本はありましたか?
分かりやすい色で
素敵な語感を交えながら
思考力や想像力を育む一冊、
思わず動いたり、
読み手とのコミュニケーションが取りたくなる一冊、
世界とつながる入口へつながる扉のような一冊。
どれも本当におすすめで、
園でも家庭でも大活躍する本を
紹介させていただきました。
内容を知っているという方も、
すでに持ってるという方も
魅力の再発見につながる記事に
なったのなら幸いです。
今回は、0歳児が大好きな間違いない3冊を
挙げさせていただきました。
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