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組織力 気軽に語る 見ぬままに | 結局、組織力って何なのか【働くを詠む #01】

まずは第一章です。
「組織力とは」について考えていきます。

あなたは、「組織力」と聞いて、何を思い浮かべますか?


掴みどころのなさ

現場でもトップや上司からよく言われます。

  • 組織力を高めるために〇〇を実施しよう

  • 組織力を強化するために△△が必要だ

現場でこの言葉を投げかけられた人は、
「結局、何を変えればいいの?」
と戸惑ったこともあるのではないでしょうか。

指示された施策を実行するだけなら、それで仕事は進むのかもしれません。
ただ、それを自分自身が理解できていないまま現場へ依頼することに、
私はずっと違和感がありました。


社長の話

人事部門にいた7年前、社員エンゲージメント導入に向けて
社長説明した際に言われたことがあります。

「人事部門は、いつも色々な施策を持ってくるけど、
 みんなバラバラで一筆書きで繋がってないんだよ」

現場では、エンゲージメント施策、1on1、心理的安全性、
さまざまな取り組みが行われています。
でも、いつの間にか、それらを実施することが目的となってしまい、
その様々な施策は、
本来の目的を実現するためにどのように繋がっていくのか?
それを説明できなければ、
現場は単にやらされ感で疲弊していくのではないか、
そして、本来の目的が「組織力」なのではないかと思い始めていました。

そして、これは現場に戻ってきてから、
ずっと心の中に強く残り続けていました。


「組織力」を面積で描いてみる

様々な情報を集め、学びながら、自身の経験と照らし合わせてきた中で、
一つのイメージが見えてきました。

組織の成果は、1人の能力だけでは決まりません。
人数だけでも決まりません。

一人ひとりがどれだけ力を発揮できるか。
そして、その力を持つ人が何人いるか。

組織力って、その掛け合わせで決まるのではないか。

そう考えたとき、私の頭の中には「面積」のイメージが浮かびました。

組織力って、面積じゃないかと。
縦に「一人ひとりの最大能力」、横に「人数」。
その掛け合わせが、組織力の総量なんじゃないか、と。


組織力の図解イメージ

これを俯瞰してみると、人事部門や総務部門などの様々な施策は、
「一人ひとりの最大能力」や「人数」を拡大することで、
その面積を拡大しようとしている。
つまり、「組織力を高める」という目的に繋がっているし、
繋がっていなければならないことが見えてきます。


それでも、現実は簡単ではない

ただし――
もちろん、現実はこんなにきれいな四角形にはなりません。

なぜなら、組織は人でできていて、人は心を持っているからです。

同じ制度があっても、同じ言葉を使っていても、受け取り方は人それぞれ。

  • 積極的に挑戦している人

  • 与えられた役割を着実にこなしている人

  • 不安を抱えながら働いている人

  • なかなか力を発揮できずにいる人

様々な人がいます。
でも、これが会社の実態だと思います。

全員が100%の力を発揮しているとは限りません。
そこには、思いのズレ、動機の違い、不安や遠慮といった、
数字や図では表しきれないものが存在しています。

なぜ、そうなってしまうのか?
そこには「見えない部分」があります。


組織力 気軽に語る 見ぬままに

「組織力」という言葉は、思いのほか気軽に使われています。
私自身も、何となくわかった気になりながら、
そのままにしてきた一人でした。

あなたの職場ではどうですか?

そして、
全員が100%の力を出せない「見えない部分」とは何でしょうか?

次回【働くを詠む #02】


マガジン【働くを詠む】(全17編3章構成)

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はじめに

#働くを詠む #人が動く構造 #組織力 #創作大賞2026 #ビジネス部門


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