「社長の天下」の天の高さは何メートル?
#創作大賞2026#コミックエッセイ部門#ビジネス部門#オールカテゴリ部門#エンタメ原作部門
社長の実存合理性と小話 第1話
ある日、建築会社の社長が工事現場に現れました。
大きなクレーンの横で、現場監督や作業員たちが空を見上げていました。
社長は気になって聞きました。
「この商社の自社ビル、計画では何メートルになるんだったっけ?」
現場監督が答えました。
「120メートルです。」
「へえ、そんなもんか。」と社長。
すると横にいた現場監督が、
「でも社長、知ってますか?自社ビルって、その会社の天下を示すって話。つまり、志の高さです。」
「どういうこと?」
「ビルの高さはメートルで測れますけど、
天下は、メートルじゃ測れないんですよ。」
社長・作業員一同:「確かに〜」
現場監督が物知り顔で、
「それと、ただの雑居ビルと
みんなが集まる公共のビルでは、志の高さが全然違いますからね。」
その言葉を聞いて、社長はふと考え込みました。
そして、部下にこう聞いたそうです。
「うちの会社は、いま何メートルだっけ?」
社員はきょとんとしました。
社長は笑って
「すまん、すまん、建物の高さじゃなくて、“志の高さ”の話だよ。」
最後に、一つだけ質問させてください。
社長の会社は
何を売る会社ですか?
ではなく、何のために存在している会社ですか?
この問いの答えこそが、
いまの時代のモノサシになると、私は考えています。
そして、その答えが決まったとき、
あなたの会社の「天下」の天の高さは、
きっとメートルでは測れない、高い「志」になるはずです。
END
「社長の実存合理性」とこばなし
「社長の実存合理性」とこばなしシリーズは、マガジンでまとめて読めます。ランチの後に、お酒のつまみになるとうれしいです。是非、読んで感想を聞かせてください。
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