料理レシピ本を熟読したら「料理の価値観」が変わった話 ~栗原はるみさんの豚のしょうが焼きレシピ~
こんにちは。
家政婦&主婦のイヌイユキです。
今日はいつもと毛色の異なる文章ですが、
目を通していただけたら嬉しいです。
「#このレシピが好き」の企画と出会う

大学を卒業するまで、実家でぬくぬくと暮らしていたわたし。
社会人になって初めてひとり暮らしをして、
自炊を始めたのは、22歳の時。
その頃、もうインターネットは優に普及していて、
御多分に漏れず、わたしもスマートフォンを持っていました。
レシピを知りたかったら、都度「ググって」ばかりいたので、
料理レシピ本というものをまじまじと眺めるって
人生でほぼしたことがなかったんですよね。
そういえば、料理レシピ本もほとんど買ったことがなかったかもしれません。
そんな「料理レシピ本初心者」のわたしですが、
今回、noteでたまたま「 #このレシピが好き 」の投稿募集を発見。
\ 企画詳細はこちら /
一応、家政婦&主婦として、普段から曲がりなりにも料理はしているわけだし
せっかくだからこの企画に参加してみようかなと思ったのでした。
数ある有名な料理レシピ本のうち、わたしが手に取ったのは
母が好きな、栗原はるみさんの本です。
栗原はるみさんのレシピを勝手にアレンジして作る

はじめは、料理レシピ本をただパラパラと眺めて
ハードルの低そうなレシピを勝手に簡略して作っては、noteに載せる。
そんな作業を繰り返していました。
\ 「つくれぽ」の記事はこちら /
我が家に「バルサミコ酢」や「白ワインビネガー」はないので、
作れるレシピは限られましたが
なんとなくマネして、なんとなく作ったら
なんとなくそれっぽくはなる。
普段目にしている、
所謂クックパッドや楽天レシピと同じように活用していました。
栗原はるみさんの料理への思いを知る

「次は何つくろうかなぁ…」と、
パラパラとページをめくりながら、レシピを探していたところ
ふと、料理レシピ本の「はじめに」の部分に目が留まりました。
そして、その「はじめに」を一読すると、
レシピサイトを見ていた時とは明らかに違う感情が沸き起こってくるのを感じたのです。
以下、引用です。
私は、どうしたら元気に楽しくいられるかをいつも考えながら過ごしています。毎日の暮らしの中で、自分の心に残ったどんな小さなことも見逃さないようにし、それをノートに書き留め、やってみるようにしています。それは、料理についても同じです。たとえば、しょうが焼きのような定番の料理も、「もっとおいしくできるんじゃないか」とくり返しつくってみます。その結果、「肉は室温に戻しておく」「部位は肩ロース」「厚みがあればたたいて薄くする」など、自分なりのおいしさを見つけることができるようになりました。特に家族の好きな味については、少しでもおいしくなればと、同じレシピをくり返しつくってきました。最近は夫婦二人なので、玲児さんの好きな料理を彼が「おいしいね」と喜んでくれるまで、つくろうと思っています。
一つの料理を何度も何度もつくってみることで新しい発見があり、それが日々の楽しみにつながっていくのだと思います。どんなささいなことも一生懸命にやることが、大切なことだと実感しています。
栗原はるみさんの、料理への熱い想い。
家族への愛情。
ひとつひとつ丁寧で、一生懸命な生き方。
これらが、この本にぎゅっと詰まっていることがわかりました。
すごく失礼なのは承知で書きますが
正直、わたしは「たかがレシピ本」と思っていたので、
これに気づいたとき、とてもびっくりしたんです。
栗原さんにとって、料理はただの生命の維持としての活動ではなく
仕事でお金を得るだけのものでもなく
愛する人への大切な思いを表現するものであり、
人生の楽しみなのだなぁ。と。
よく考えればわかることなのでしょうが、
わたしにとって料理はあまりにも身近で、当たり前すぎたので、
自分にとっての価値を考えるなんて、したことがなかったと気づきました。
でも、おかげさまで
今まで料理を何気なく毎日作ってたけれど、
わたしにとって「料理」っていったい何なのだろう…?
と、考えるきっかけをもらえました。
わたしにとっての料理の価値観を考える

改めて考えると、わたしにとっての料理は
まず、バランスのとれた食事をしっかり摂って、自分や家族の健康や美を保つためのものだなぁと。
また、毎日行うものだからこそ、効率よく、かつ上手く作れたら楽しいという、達成感を得られる行為でもあります。
昨日より自分がレベルアップしたと思えることが、楽しい。
(昔から、ゲームのレベル上げが大好きです笑)
あとは、うつわが好きなので、盛り付けを工夫するのも楽しかったりします。
主菜や副菜を、どのお皿に盛ったらキレイかなと考えるのも楽しいし、調理器具やうつわを揃えるのも好きです。
そう考えると、今まで「家族に美味しく食べてほしい」「家族に食事を楽しんでほしい」という価値観が、あまりなかったなぁと思いました。
そしてそれは、自分の母がいつも自然とやってくれていたなぁとも。
母は、昔から機嫌が悪いことが多々あったけど、料理を通じて、わたしたちにめいっぱい愛情を注いでくれていたんだなぁということにも、改めて気づくことができました。
(今でも、母のごはんを食べると元気がでますし、ふるさとの味・思い出の味がたくさんあります。)
「愛ある豚のしょうが焼き」を作ってみる

そこで、わたしも、栗原さんや母に倣って
いつもより少し手間暇をかけて
「愛情表現としての料理」を作ってみようと思い立ちました。
今回選んだのは、栗原さんのレシピの中でも、これは格別愛情が深そう…!と感じた、豚のしょうが焼きです。
しょうが焼きは玲児さんが好きなので、結婚してから何度もつくってきました。ずっとつくり続けていくうちに 肉の厚みやたれにつけておく時間、しょうがのおろし方などを変えてみたら、さらにおいしくなることに気づきました。
そのかいあって、みなさんにも喜んでもらえるレシピになったと自分でも自信をもっています。
わたしの夫も、スタミナごはんが大好きなので、試すのにぴったりのレシピだなぁと思いました。
材料(4人分)


・豚肩ロース肉(薄切り) ・・・ 300g
・しょうが(すりおろす) ・・・ 大さじ1
・しょうゆ ・・・ 大さじ4
・みりん ・・・ 大さじ3
・キャベツ ・・・ 適量
・サラダ油 ・・・ 適量

作り方

1.千切りキャベツをキンキンに冷やす

まず、キャベツは千切りにしたあと、氷水につけてよく水気を切ってから、冷蔵庫でキンキンに冷やしておきます。
2.薄めの豚肉を室温に戻す

豚肉は、厚さ2~3mmのものを使用。あらかじめ冷蔵庫から出して、室温に戻しておきます。
3.しょうがを、ゆっくり丁寧にすりおろす

しょうがは、手早く強くおろすと、荒い繊維が入って焦げ付きやすくなるため、ゆっくり丁寧にすりおろします。
4.タレに豚肉を漬け込む

バットに、しょうゆ(大さじ4)・みりん(大さじ3)を合わせてから、3.のすりおろししょうがを加えて混ぜて、タレを作ります。そこに、豚肉を1枚ずつ広げ入れて、2~3分漬け込みます。
5.タレに漬け込んだ豚肉を短時間で焼き上げる

フライパンにサラダ油(適量)を強火で熱し、軽く汁けをきった豚肉を1枚ずつ焼いていきます。焼き時間は、硬くなるのを防ぐため、片面につき30秒~1分間。焼きあがったら、フライパンを軽く洗って、残りの肉を焼きます。
出来上がった「愛ある豚のしょうが焼き」を食べてもらう

そして、ついに夫と子供に、この手間暇かけて作ったしょうが焼きを食べてもらいました。
「えっ!すごいやわらかい!」
「ママ、美味しい!」
「もうひとつ食べたい〜」
わあ
みんなの声が、沁みる~~~~!笑
もちろん、今までのごはんだって
愛情なしで作っていたわけではありませんし
手間暇かけなきゃ愛情不足だとは
全く思っておりません。
でも、栗原さんが工夫に工夫を重ねて完成したレシピを
忠実にマネて作ってみたら
今までよりも
なんだかあたたかい気持ちになりましたし
料理そのものが楽しくなったんです。
そして、家族の「美味しい!」という声が
いつもより心にグッときたなぁと感じました。
忙しい毎日ですが、たまには「美味しさ」を追求して
ひと手間かけて、料理を楽しみたいなぁと思った次第です。
さいごに

現代人はとっても忙しいですし、人によって料理の価値観がちがうのも、当然です。
でも、今回わたしは、栗原はるみさんの料理への熱い想いに触れて、非常に多くの学びがありました。
「時短」「効率」「栄養」「食育」も大事だけれど、
たまには「美味しさ」をより追求し、「家族の笑顔」を見たいなぁと。
これから、別の料理レシピ本も読んで、わたしなりに料理ともう少し向き合ってみたいと思います。
みなさんにとっては、料理とはどのようなものですか。
一生の食事回数は、約8万8,000回と言われますが、1回1回を、楽しく美味しく味わっていけたらいいですよね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたチップは、ヘルシーごはんやおやつの材料購入に使わせていただきます!