【セキュマネ】平成31年度春期科目Aの解説(情報セキュリティマネジメント試験, SG, 午前)
このNoteでは「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」平成31年度春期科目Aを解説します。徹底的に解説してます。
なかなか合格できない時、学習の姿勢を間違えてる可能性が高いです。
SGは、半年に1回の紙試験から、いつでも受験できるCBT試験になって、問題数が膨大になっています。用語を覚えるのは効果的ですが、過去問や事例は大量に作られているので、イントロクイズでは絶対に合格できません。
対して現在の問題公開は、1年に1回の20問未満だけ。旧SGの50問を大事に使って対策するしかありません。
このNoteでは、従来の「正解を理解する」「他選択肢も理解する」に加えて、問題の優先順・関連知識・解答を選ぶコツなどまで深く/広く解説しています。
圧倒的な情報量です。1周目は正解だけ、2周目3周目で復習を深く広くしていってください。
私がIT専門学校で教えてきたノウハウを詰め込みました。長年の授業実績がある解説です。資格になかなか合格しない学生さんを沢山見てきました。このNoteは面倒ですが、何周もすることで「本質的な理解」「考える力」そして「学習してスキルアップする経験」を得られます。
今後のIT資格・他の資格・仕事のキャリアアップなど広く適用できるスキル/経験が積めるので、面倒でも「学習する姿勢」に真摯に向き合ってみてください。
このNoteが少しでもキッカケになったら嬉しいです。
SGはITパスポート(Iパス)と基本情報技術者(FE)の中間レベルです。
Iパス合格してSGを目指す方も多いかもですが、私のIT専門学校ではFEが主目的です。FE科目Aに合格できないならIパスから。Iパス合格してFE科目AorBに合格しなかったらSGへ。というキャリアプランです。
SGの問題を私なりに分類すると以下。
合格ラインは50問×60%=30問。「★必ず正解する」問題だけで26問。あとは勘でも合格できます(24×25%=6.0問, 26+6.0=32問>30問)。
★:26問:必ず正解する
☆:02問:正解できるようになる
推:21問:覚えず消去法/推測で対応
捨:01問:対応しない/捨てる
今回は推測がめっちゃ多かったです。消去法/推測で粘り強く点を積み上げたいですね。令和元年は8問だったのに。>【SG】令和元年度秋期科目Aの解説Note
このNoteでは、Iパス/FEとのシナジーを大事に、知識の重要度まで言及してます。学習を無駄にしないし/させません。
それでは始めましょう!
私のNoteは500記事以上あります(2025/11/30)。
>全Noteへのリンク
>Iパスの無料51Note
>Iパスの過去問解説マガジン
>Iパスの法律20テーマ(メン限)
>FEの無料58Note
>FEの科目A過去問解説マガジン
>FEの科目Bマガジン(セキュリティ)
※このNoteは、いずれマガジンにすると考えています。その際に単品価格よりお得になることはご了承下さい。とはいえ、作成が大変で数溜めてマガジン化するまで時間がかかりそうです。当面は、メンシブの無料期間を使った閲覧がお薦めです。早期購入の方に損をさせたくありません。いつもご理解/応援ありがとうざいます。
問01推 | 原理原則で考えて最後に相対比較

正答はウ。考慮すべき6項目を知りたい方は、過去問道場さんへ。
私は覚えないかなぁ。出るかどうか分からんモンに、6項目もしかも文章で覚えるのはキツイ。まだプロトコルを6個覚えた方が楽だし、今後役に立つ場面が多いでしょう。
絞れれば、それで充分かな。
マネジメントレビューは、経営層(マネジメント層)が行うレビュー(反省会)と考えると「内部監査の結果」は絶対要るかなと。監査結果を鑑みた改善実施は経営層の責任ですからね。>【Iパス】監査のNote
ア, ウ, エが残り。
次に知らないけど「前回のマネジメントレビューの結果」か考慮するでしょうと。継続的な活動ですからね「PDCA」を繰り返すはず。>【Iパス】PDCAのNote
ア, ウが残り。
最後に「トップマネジメントが設定した~目的」か「発生した不適合及び是正処置の状況」。どちらか一つなら後者でしょう。現場で出たインシデントと対応を見て、完了と判断したり、組織的な改善を考えるはず。
一応「トップマネジメントが設定した~目的」を考慮しないのは、違和感がありますが、屁理屈でも良いかなケチをつけて自信を持ちたいです。例えば「トップマネジメントが設定」なんで、"お前ら自身やないかい"とか"下々が方針に沿って手順など作成する時考慮だろうな"とか。
再度今までの判断を振り返って、「トップマネジメントが設定した~目的」を採用すべき強い理由がなければOKとします。
問02推 | コアだけ覚える/消去法を使う

正答はア。「CSIRT」の6分類は、過去問道場さんへ。
私は覚えないかなぁ。"「CSIRT」は、セキュリティインシデントへの対応チーム"だけでやり過ごします。>【SG】令和元年秋科目A問2のNote
「コーディネーションセンター」の"コーディネート"って服の組合せで耳にするように、"調和""調整"などの意味。となると、アかなぁと。
消去法でも薄っすら正解できそう。イ「分析」「解析」や、ウ「パッチ作成」は開発っぽいし。エ「有償で請け負う」ってサービスっぽいし。
問03★ | CRYPTREC=電子政府, 暗号

正答は、ウ。「CRYPTREC」と「電子政府」のキーワード連結の一発正解引きでOK。
「CRYPTREC」は、電子政府推奨暗号の安全性を評価/監視して、適切な実装/運用法調査/検討するプロジェクト。"この暗号はもう危ない"とか"この暗号がお薦め"などを提示しています。政府公式Web
出題実績もあります。>【SG】令和元年秋科目A問2のNote
そのうち書けた方が良いです。"選択肢で正解できるけど、いざ書けと言われたら…"は勿体ない。>【SC】令和3年度秋期午後2問2設問1(2)eの解説Note
ア:忘れましょう。「為替」「貿易」なんてIT資格に無関係。
イ:JISEC:IT関連製品のセキュリティ機能の適切性/確実性を評価する。IPA公式Web。
出題実績はありますが、正答にはなってないので、まだ覚えないかなぁ。暗記大変ですよね。>【SG】令和元年秋科目A問2のNoteウ:正しい。「電子政府」に即反応でOK。
エ:SOC。それより「CSIRT」:セキュリティインシデントへの対応チーム、の方が重要。>【SG】令和元年秋科目A問2のNote
問04推 | っぽいのは/消去法

正答はア。アかイで迷うまででOK。
私は覚えないかなぁ。どうしても細かいことが気になるなら、過去問道場さんへ。
「サポート」なので、迷うならアかイ。
ウ「特権管理プログラム」や、エ「ネットワーク管理者」は如何にも管理で、サポートとは思えないので消去。
問05推 | ファイナンス=お金

正答はア。
「リスクファイナンス」は、リスクが顕在化した時に備えた資金を準備しておくこと。
「ファイナンス」は”財政”という意味。日常でもフィナンシャルなど似た言葉を耳にするはずです。Iパスで学んだ「CFO」のF(Financial)も同じ。
ア~エの全てに「資金」があるので、1つずつ見ないとですね。
ア:正しい。「保険」は、コトが起こった時にお金が出るので。
イ:「抑える対策」なので、コトが起こる前。
ウ:「新たな~システムの構築」なので、コトが起こる前。
エ:「被害を小さくする設備」なので、コトが起こる前。
大事なのは、リクス対応の4種類。4択問題と相性抜群。>【Iパス】リスク対応のNote
低減(軽減)は、リスクが顕在化する確率・損害規模を小さくする対策です。
回避は、リスクを完全に回避します。個人情報漏えいを完全回避するには、個人情報を「取り扱わない」のが一番です。
共有(移転, 転嫁)は、保険加入などをして社外組織とリスクを共有・移転します。
保有(受容)では特に対策しません。発生確率や規模が小さい場合、判断します。
またリスク対応と「リスクアセスメント」3種類(特定→分析→評価)で4択にすることも。>【Iパス】リスクアセスメントのNote
問06推 | 屁理屈で良いから裏付け

正答はイ。イ, ウ, エで迷ってOK。うっすら"イだな"と判断できると尚良き。
リスクのレベルなので、"発生確率や被害規模だろうな"と想像できますね。被害規模がヤバかったらレベル高そう。
ア:「弱点」なので「脆弱性」
イ:「結果」が被害、「起こりやすさ」が発生確率と解釈。
ウ:イと見比べてイを採用する屁理屈を。「優先順位」は、見積もったリスクに応じて決めることであり、レベルそのものではないかなと。
エ:「条件」ではないかなと。前半は良かったんですけどね。
問07推 | 絞って相対比較

正答はエ。イかエで迷えば良いかなと。
「リスクを運用管理する」「権限をもつ人」で考えると、エ「リスク所有者」かイ「トップマネジメント(経営層)」かなと。少なくともア「監査人」は第三者だし、ウ「利害関係者」には当事者も含まれるけど大抵は外部の人(関係者, 顧客)。
イのトップマネジメント(経営層)よりは、エのリスク保有者の方が運営管理の当事者っぽいと判断、ぐらいで。
なお、アカウンタビリティとは"説明責任"とのこと。覚えておくと便利かも。一応、不正解選択肢に出たことあり。Iパス平成23年秋問22
>【Iパス】監査のNote
>【Iパス】情報セキュリティポリシーNote
>【Iパス】法律⓱:情報セキュリティポリシーNote
問08推 | 良い結果のために方法を工夫する

正答はア。決定事項は5つあるらしいですが、過去問道場さんへ。
私は覚えないですね。アかイで迷えば良いかな。
ウとエの「必要なプロセス」は、具体的なので現場が考えるでしょう。消します。
アかイ。評価方法と管理策のどちらを先に決めとく(≒あまり変えたくない)かなと考えて、うっすらア(評価)とか。策は手段、評価は結果。良い結果を出すために手段を工夫するわけで。
問09推 | ツッコミ所がないのは

正答はエ。
私は覚えません。1つずつ見て、ツッコミを入れて一番良さそうなのを選びます。アが保留、エが良いなぁと比較して、エと解答。
ア:一見良さそう。保留。でも「評価できない」を理由に対象外にするのもなぁと。
イ:「~してから」が怪しい。手遅れになりそう。
ウ:「いずれか片方だけ」が怪しい。紙も電子も両方保存した方が良いに決まってます。
エ:外部の「クラウドサービス」も対象にしているのが良い。
アとエを比較して、エ「クラウド」を対象外にしても良い強い理由はないので。
問10★ | DNSキャッシュポイズニング

正答はイ。
「DNSキャッシュポイズニング」は、DNSサーバに謝った情報を登録する攻撃。DNSサーバ利用者を誤ったWebサイトに誘導します。
>【SC】出題さらえた攻撃73種Note
>【SG】令和元年秋科目A問16のNote
ア:「フィッシング」の手口。「HTMLメール」はWebページと同じ記述ができるので、リンク付き文字列やスクリプトの実行ができますね。テキスト形式にした方が良いですよ。学生さんや新入社員さんが最初に注意を受ける所。>【Iパス】メール❷宛先と形式Note
イ:「DNSキャッシュサーバ」のAレコード(ドメイン名→IPアドレス)に偽情報を登録して、偽サイトに誘導します。例えばgoogle.comの対応IPアドレスが攻撃者サーバになってしまってたら、私たちは攻撃者サーバにアクセスしてしまう。
ウ:ドメイン名ハイジャックとのこと。ひとまず覚えないかなぁ。再度出題されたら考えます。参考Web(GMO社)
エ:WHOISは、ドメイン名やIPアドレスの登録情報を表示できるサービス。試しに「google.co.jp」を入力してみてください。>WHOISデータベース
>【SC】令和7年春午後問4設問2(2)の解説Note
問11★ | 名称なしは覚えない

正答はエ。ア~ウは特に名前はないかなぁ。
「SPF」は、届いたメールのメールアドレスのドメイン(@以降)を管轄するDNSサーバに管轄下メールサーバのIPアドレスを問い合わせます。受信したメールの送信元IPアドレスとDNSから得たIPアドレスが同じならOKと判断。>【SC】メール受信のNote
出題実績もあります。>【SG】令和元年秋科目A問07のNote


問12★ | コンピュータは2進数

正答はイ。
問題文の意味は、000や001や111で、3種類の権限の有無を表現すること。実際にLinuxコマンド「chmod」で指定します。
①:0は000、読み/書き/実行ができなかったので、0は権限なし、と分かります。
②:3は011、実行できなかったので、3桁目が実行権限。
③:7は111、読み/書き/実行ができたのは、①でツジツマ合います。
結局、読み/書きの権限が1桁目/2桁目のどちらか特定できませんでした。
ア:2は010、実行はできないし、読み/書きのどちらかができないはず。
イ:正しい。4は100、実行はできる。
ウ:5は101、書き込みができるかは不明。実行はできるが選択文に書かれてないので誤り。
エ:6は110、実行はできる。選択文に実行が書かれてないし、読み/書き両方ができると書かれてるので誤り。
今回の問題では3桁は「実行/読取/書取」か「実行/書込/読取」ですが、実際のLinuxは「読取/書取/実行」。覚えなくて良いですが、"実際こうなってるのね"と把握はしてください。SCで役立ちますよ。>【SC】LinuxのNote(権限)

問13★ | 正解一発引き

正答はイ。
「アンチパスバック」は必須知識として、他もちょいちょい覚えておきたいかな。
ア:TPMORは、在室人数1名を避け、2名以上でに保つ仕組み。相互牽制によって1名での不正を防ぎます。
イ:「アンチパスバック」は、いわゆる"共連れ防止"。入退室の矛盾を見つける仕組みです。入室記録がないのに、退室しようとしたらエラーを出します。入室→入室もオカシイですよね。
ウ:インターロックゲートは、二重扉によって入退室を一人ずつ行う出入口。"共連れ防止"。
エ:パニックオープンは、非常時に扉を開錠/開放する機能。
問14推 | クレカはとっても大事

正答はエ。
「PCI DSS」はクレジットカード絡みのセキュリティ基準。>【SG】令和元年秋科目A問27のNote
ア:「店内に保管」が怪しい。
イ:「店内に保管」しかも「平文(暗号化なし)」がヤバい。
ウ:「平文で~保管」がヤバい。
エ:良き。店にもシステムにも保管してないの良き。個人情報漏えいのニュースで"クレカの情報は保存してないので、漏えいはありません"で、ホッとした覚えがあります。>参考Web(KADOKAWA社)

問15★ | IDSとIPS

IDS:攻撃を検知したら、管理者に通知する
IPS:攻撃を検知したら、通信を遮断する
ア:「SSLアクセラレータ」は、暗号化/復号を行う専用機器。
イ:正しい。「検知」して「遮断」なので「IPS」。
ウ:「侵入」するテストなので、「ペネトレーションテスト」。>【SG】令和元年秋科目A問29のNote
エ:「指紋」「虹彩」は「バイオメトリクス認証(生体認証)」の代表格。>【Iパス】バイオメトリクス認証のNote
問16★ | パスワードクラック4+1種類

正答はア。必ず正解し、全選択肢の意味も知ってください。
ここから先は
学習方法・問題特集のNoteは全て無料提供を続けます▼ もしご覧になったNoteが有益だったり、私の志に共感されたりしましたら、サポート頂けますと励みになります▼ もちろんコメントでも結構です(・ω・▼)ノシ
