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【セキュマネ】令和元年度秋期科目Aの解説(情報セキュリティマネジメント試験, SG, 午前)

このNoteでは「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」令和元年科目Aを解説します。徹底的に解説してます。

なかなか合格できない時、学習の姿勢を間違えてる可能性が高いです。

SGは、半年に1回の紙試験から、いつでも受験できるCBT試験になって、問題数が膨大になっています。用語を覚えるのは効果的ですが、過去問や事例は大量に作られているので、イントロクイズでは絶対に合格できません。

対して現在の問題公開は、1年に1回の20問未満だけ。旧SGの50問を大事に使って対策するしかありません。

このNoteでは、従来の「正解を理解する」「他選択肢も理解する」に加えて、問題の優先順・関連知識・解答を選ぶコツなどまで深く/広く解説しています。

圧倒的な情報量です。1周目は正解だけ、2周目3周目で復習を深く広くしていってください。

私がIT専門学校で教えてきたノウハウを詰め込みました。長年の授業実績がある解説です。資格になかなか合格しない学生さんを沢山見てきました。このNoteは面倒ですが、何周もすることで「本質的な理解」「考える力」そして「学習してスキルアップする経験」を得られます。

今後のIT資格・他の資格・仕事のキャリアアップなど広く適用できるスキル/経験が積めるので、面倒でも「学習する姿勢」に真摯に向き合ってみてください。

このNoteが少しでもキッカケになったら嬉しいです。


SGはITパスポート(Iパス)と基本情報技術者(FE)の中間レベルです。

Iパス合格してSGを目指す方も多いかもですが、私のIT専門学校ではFEが主目的です。FE科目Aに合格できないならIパスから。Iパス合格してFE科目AorBに合格しなかったらSGへ。というキャリアプランです。

SGの問題を私なりに分類すると以下。

合格ラインは50問×60%=30問。「★必ず正解する」問題だけで28問。あとは勘でも合格できます(22×25%=5.5問, 28+5.5=33.5問>30問)。

  • ★:28問:必ず正解する

  • ☆:07問:正解できるようになる

  • △:04問:学び/優先順は低いけど

  • 消:08問:覚えず消去法/常識で対応

  • 捨:03問:対応しない/捨てる

「★必ず正解する」や「★正解できるようになる」は、ほぼほぼITパスの範疇。Iパスに高得点で合格しているならSG科目Aもスムーズに追加できます。

SG科目Aには、FEの内容も少し入っています。よって、FE科目Aに不合格でも学習成果をSGに流用できますし、逆にSGで固め直してFE科目Aの通過にも生かせます。

それでは始めましょう!


私のNoteは500記事以上あります(2025/11/30)。

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※このNoteは、いずれマガジンにすると考えています。その際に単品価格よりお得になることはご了承下さい。とはいえ、作成が大変で数溜めてマガジン化するまで時間がかかりそうです。当面は、メンシブの無料期間を使った閲覧がお薦めです。早期購入の方に損をさせたくありません。いつもご理解/応援ありがとうざいます。



問01捨 | 新用語かな

正答はア。失点しても気にしないで良いかなと。「Buisiness」ビジネスと「取引先」で、淡い勘で解答してOK。

BEC(Business Email Compromise:ビジネスメール詐欺)は、企業の経営者や取引先になりすまして偽のメールを送り、不正な送金や情報窃取を狙う攻撃です。

BECより「APT攻撃」の方が出ると思います。「APT攻撃」は、特定組織/個人を標的に、長期間に巧妙に行われる攻撃。色んな手段を組み合わせます。

ア以外に攻撃名はついてません。

ウが大事。「第三者からの電子メールが中継できるように設定」を「オープンリレー」と云います。メールサーバは、オープンリレー設定を切るべきです。攻撃者からA社へのメールを中継してしまうと、攻撃に加担しちゃいますから。




問02☆ | 書けるようにもなっておく

正答はウ。アとイを消せればOK。

「CRYPTREC」と「CSIRT」は、今後の資格試験で使える知識です。>【SC】令和3年度秋期午後2問2設問1(2)eの解説Note

  • 「CRYPTREC」:電子政府推奨暗号の安全性を評価/監視して、適切な実装/運用法調査/検討するプロジェクト。"この暗号はもう危ない"とか"この暗号がお薦め"などを提示しています。政府公式Web

  • 「CSIRT」:セキュリティインシデントへの対応チーム

  • 「J-CSIP」:サイバー情報共有イニシアティブの英語表記。正IPA公式Web正解になったけど、私は覚えるか微妙なところ。

  • 「JISEC」:IT関連製品のセキュリティ機能の適切性/確実性を評価する。IPA公式Web




問03★ | 4つのリスク対応

正答はア。

リスクの需要は、リスクの発生確率が低い/影響規模が狭い場合などに、事前対応をせず/発生当時に頑張る対応方針です。

リスク対応は4種類なので4択問題と相性抜群。出題し易い。>【Iパス】リスク対応のNote

  • 低減(軽減)は、リスクが顕在化する確率・損害規模を小さくする対策です。

  • 回避は、リスクを完全に回避します。個人情報漏えいを完全回避するには、個人情報を「取り扱わない」のが一番です。

  • 共有(移転, 転嫁)は、保険加入などをして社外組織とリスクを共有・移転します。

  • 保有(受容)では特に対策しません。発生確率や規模が小さい場合、判断します。




問04消 | 事例は覚えず常識/想像で

正答はエ。怪しい言葉を見つけて消去法が良いかと。

事例は無限に作れるので、暗記はキリないです。脳容量を消費するなら、別の重要用語に使いたいですね。

  • ア:「秘密保持の対象を明示せず」が怪しい。明記しないと困るし勝手に判断されるかも。

  • イ:「就業避止」なんて、権利侵害ですよね。

  • ウ:退職した従業員のアカウントは削除ですね。外部からは入れたり、他人に使われるかも。データが消えるなら凍結させたり、パスワードを変えるなどが実際の所かなぁ。

  • エ:正しい。退職した後に連絡は原則できないので、漏れないようにする旨なので。




問05捨 | 聞いたことある言葉で

正答はウ。

覚えなくて良いです。「再発を防止するため」の改善。PDCA問題で「是正処置」がよく出ていた馴染みある言葉。>【Iパス】PDCAのNote

一応選択肢を少し解説。イ:修正は、修正した行為に焦点があり、ア:継続的改善は、繰り返す行為に。


むしろ大事なのは、エ:「リスクアセスメント」。

リスクを検討する段階。「リスクアセスメント(特定→分析→評価)」を経て、「リスク対応4つ(軽減, 回避, 転嫁, 受容)」を選択します。Iパスでも出まくってましたね。
>リスクアセスメント3種類のNote
>リスク対応4種類のNote




問06消 | 覚えるポート番号

正答はア。消去法。イ, ウ, エは「電子メール」の送信が絡んでるから25番ポート。23番ポートは、私は覚えないかなぁ。

メール送信のプロトコルは「SMTP」で25番ポート宛て。

よって23番ポートでは絡まないなぁと判断。

23番ポートは「telnet」が使います。

「telnet」と言えば「遠隔操作」。でも「平文」通信なので盗聴されれば漏えいするので、実験室内で使います。インターネットでは「SSH」「VPN」などを使います。>【Iパス】覚えるべき9つのプロトコル


Iパスで知っておくべきプロトコルは以下。

>【Iパス】覚えるべき9つのプロトコル

  • HTTPWebページを閲覧する(80)

  • SMTP:メール送信や転送(25)

  • POP:メールの受信。受信後にサーバーに残さない

  • IMAP:メールの受信。受信後でもサーバーに残す

  • FTPファイル転送(ポート番号が2つある)

  • NTP時刻同期

  • telnet, SSH:遠隔操作

  • VPN:暗号通信路

FEで更に増えます。SGのうちに覚えておくとアドバンテージ。>【FE】通信プロトコル7+3のNote

  • DNS名前解決する(www.google.co.jp ⇔ 142.251.42.163)

  • DHCP:IPアドレスなどネットワーク設定の自動化

  • ARP:IPアドレスからMACアドレスを調べる

  • RARP:MACアドレスからIPアドレスを調べる

  • ICMP:pingコマンド(導通確認)で使われている

余裕があれば。APも目指すなら更に3つ追加。

  • TCP信頼性重視

  • UDPリアルタイム性を重視

  • SNMPネットワーク機器の状態を監視する

  • RIP:送信先までの経路決定するルーティングプロトコル

  • LDAPディレクトリサービスにアクセスするための。




問07★ | メールの検証

正答はイ。必ず正解してください。

SPFは、届いたメールのメールアドレスのドメイン(@以降)を管轄するDNSサーバに管轄下メールサーバのIPアドレスを問い合わせます。受信したメールの送信元IPアドレスとDNSから得たIPアドレスが同じならOKと判断。

重要なのは、ア(DKIM, DomainKeys)とイ(SPF)。
ア:「メール」「デジタル署名」を使って検証するのは「DKIM」「DomainKeys」
イ:「ドメイン」と「IPアドレス」を検証しているので「DNSサーバ」が絡んでいると判断。
ウとエは切ります。"そういうこともするのね"程度。


送信元メールアドレスから、相手のDNSサーバに問い合わせをして確認します。>【SC】メール受信のNote

  • SPF, SenderID:相手DNSサーバにメールサーバの実在性を問い合わせる

  • DomainKeys, DKIM相手DNSサーバから公開鍵を入手し、メールのデジタル署名を検証する

これでFE/APまで安泰。SCを学習する時には、DMARCまで理解が必要になります。少しずつ知識を増やしていって下さいね。
>SC令和元年秋午後1問1の解説Note
>令和6年秋午後問2の解説Note




問08★ | VDI ⊂ シンクライアント

正答はア。必ず正解してください。

「VDI(仮想デスクトップ)」とは、PC本体をサーバにして、自分のPCを画面/キーワード/マウスとしてだけにする感じ。アプリもデータも画面描画もサーバで処理します。自PCにはデータは一切残しません。古い問題だと「シンクライアントシステム」と呼ばれてました。

VDIサーバを先生、各PCを生徒と思っても良いかも。先生が外と連絡してくれたり、板書を見せてくれたりします。

  • ア:ダウンロードはVDIにされます。社内PCは見てるだけなので防げる方向。

  • イ:「MITB攻撃(Man-in-the-Brawser)」は、ブラウザ内部に悪意のあるプログラムがあって、表示や通信を盗聴/改ざんする攻撃。「中間者攻撃(MITM攻撃, Man-in-the Middle Attack)」の一種。VDIのWebブラウザが攻撃を受ける可能性はあるので防げない。>【SC】出題された73種類の攻撃方法Note

  • ウ:アと同じ。VDIは感染する可能性はあります。「ボット」「マルウェア」の一種。攻撃者サーバ「C&Cサーバ」からの指示で動きます。情報漏えいしたり、「DDoS攻撃」に加担させられたり。
    >【Iパス】マルウェア4:ボット・マクロウイルスのNote
    >【Iパス】DoS攻撃を学校で例えて解説Note

  • エ:社内PCに感染したら感染拡大は防げません。学生(PC)が風邪になったら先生(VDI)が防げるわけないです。




問09消 | 重要なのは「27000」

正答はア。余裕があれば知っておくと役立つ場面はあります。27000シリーズはISMS(組織のセキュリティ)絡みなので、イは消せます。アかウで迷えばOK。

  • ア:「クラウド」はJIS27017。ISMS(組織のセキュリティ)は27000シリーズなので。

  • イ:JIS22301らしい。私は覚えない。

  • ウ:JIS27014らしい。私は覚えない。

  • エ:CSMSらしい。私は覚えない。


重要なのは「ISO27000シリーズ」。

  • 「ISO27000」は、組織におけるセキュリティの国際規格

  • 「ISO27001」は、守るべき「要求事項」

  • 「ISO27002」は、やってるのが望ましい「実践規範」。いわばお手本やテンプレ。

  • JIS27000」は、ISO27000を基に日本版にアレンジした規格。「JIS」は定規にマークありますよね。

  • 「ISO27017」「JIS27017」は、クラウドの普及に対応して制定(2015年)。


覚えて置きたい国際規格(ISO)をまとめます。

私は暗記が苦手なので、正直ISO27000しか覚えてないです。逆にISO27000だけは絶対に忘れてはダメです。

  • ISO27000:組織のISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)

  • ISO14000:組織の環境マネジメント(エコマーク)

  • ISO15408:機器のセキュリティ設計

  • ISO15001:個人情報の管理(プライバシーマーク)

  • ISO9000:組織の品質マネジメント

>【Iパス】R6年問11の解説Note




問10★ | 単発用語の学びを深める

正答はイ。必ず正解してください。

各選択肢も重要用語です。特にウ「ショルダーハッキング」は頻出用語で種類あり。

  • ア:「グリーンIT」地球環境への配慮の旨で判断。自然環境だけでなく、労働環境や人権・法令まで広げると「CSR調達」に。

  • イ:「シャドーIT」私物を業務に利用「BYOD」はあり得るのですが、でも部門の許可/管理を受けてないので、情報漏えいなどのリスクがあり得ます。私たち教員もスマホをタイマーに使ったり、外部引率の連絡で使ったりしてます。学生のTEL番を登録はしてません。厳密には「MDM(モバイルデバイス管理)」の導入が必要なんでしょうけどね。遠隔からロックできる機能など組織が管理。実際は難しい所。

  • ウ:「ショルダーハッキング」。物理的に肩越しに「盗み見て」るので。「ソーシャルエンジニアリング」の一種。他に「トラッシング(スキャベンジング)」もあり。>【Iパス】ソーシャルエンジニアリングのNote

  • エ:フットプリンティングらしい。覚えなくて良いかなぁ。FWの通信ポートを探る「ポートスキャン」を覚えておきたいです。




問11★ | 単発用語

正答はア。必ず正解してください。

  • ア:「ステガノグラフィ」。画像データに仕込んでいる旨で判断。

  • イ:クローキングらしい。私は覚えないかな。検索順位が高くなるようなWebページに改良していく「SEO」の方が大事。

  • ウ:「ファジング」。アとエの次に覚えてください。

  • エ:「CAPTCHA(キャプチャ)」「歪んだ文字」で判断。最近のWebではあんまり見ないかも。絵を選んだりパズルをさせるのが多いですね。




問12★ | ハッシュ値/ハッシュ関数

正答はエ。必ず正解してください。正解一発引きで、他は覚えなくてOK。

「ハッシュ値」は、入力値を「ハッシュ関数」に通した計算結果。

「ハッシュ値」は「ハッシュ関数」が入力値から出力します。

「ハッシュ値」の性質は、3点。

  • 入力値が少し違うだけで、全く違うハッシュ値が出力される

  • 入力値の長さに関係なく、一定の長さのハッシュ値が出力される

  • ハッシュ値から入力値の逆算推定は極めて困難である(一方向性)

各選択肢を見ていきます。

  • ア:誤り。内容が同じなら、算出されるハッシュ値は変わりません/同じ。

  • イ:誤り。SGでは覚えなくOK。重要なのは「SHA-256」が安全で推奨されているハッシュ関数であること。SHA2シリーズの一つ。今後の資格で出ます。

  • ウ:誤り。どんな長さの入力値にしてもハッシュ値の桁数は変わらない。

  • エ:正しい。アと同じ考え。


「ハッシュ関数」は、入力値から出力値「ハッシュ値」を出す。出力値(ハッシュ値)から入力値を逆算推定するのが困難な性質がある(一方向性)。>ハッシュなどの解説Note(FE用)

ハッシュ関数はMD5が脆弱で(wikipedia)、SHAに変わりました。しかもSHAもSHA-0, SHA-1は安全ではなくSHA-2(SHA256など)やSHA-3が使われてます(wikipedia)。

「ハッシュ値」「(暗号)鍵」「乱数」や「デジタル署名」「電子証明書」は、セキュリティ技術の構成要素でめっちゃ絡んできます。




問13☆ | MITB/MITM

正答はウ。SCまで使えるのでここで覚えましょう。

「MITB(Man-in-the-Brawser)攻撃」とは、ブラウザ内部に悪意のあるプログラムがあって、表示や通信を盗聴/改ざんする攻撃。「MITM攻撃(中間者攻撃, Man-in-the Middle Attack)」の一種。

  • ア:「二要素認証」かなぁ。大変重要。銀行Web/アプリにID,PWDなどで認証を受け、メールにきたワンタイムパスワードで追加認証しているので。前者が「知識」、後者が「所有物(っぽい)」。「二要素認証」は、3要素「知識」「所有物」「身体的特徴」のうち2種類を組み合わせた方式。>【Iパス】2要素/段階/経路認証のNote

  • イ:「クライアント証明書」。"利用者本人ですよ"を「デジタル証明書」で行っているので。SC御用達。>【SC】電子証明書の特集Note

  • ウ:正しい。「トランザクション署名」で、取引内容がブラウザ内/通信経路で改ざんされていないかを確認。>【SC】トランザクション署名のNote

  • エ:「二要素認証」。アと同じ。「知識」「所有物」。>【Iパス】2要素/段階/経路認証のNote




問14☆ | どっちがどっちか混乱するペア用語

正答はア。Iパス/FEの範囲なので、今後は正解しましょう。

「フォールス」は”失敗”、「ポジティブ」は”良いコト”って意味と考えます。なお「ネガティブ」は"悪いコト"。

  • ア:正しい。数式の「<」「>」は正当なのに攻撃と判断して遮断したので。HTMLの「<」「>」は「<script>」のようにプログラムを埋め込む時に使われるので、遮断したり「エスケープ処理(別文字列に変換)」したりします。>【Iパス】Web系攻撃5種類のNote

  • イ:遮断して欲しいですよね。遮断して欲しい"悪いコト"を遮断"失敗"したので「フォールスネガティブ」と云います。

  • ウ:設定通り想定通りに動いているので良い検知/遮断。失敗(フォールス)ではないです。

  • エ:「悪意のある通信」なので遮断して欲しかった。「フォールスネガティブ」

再度整理しておきます。

  • 「フォールスポジティブ」:通して良いものを「誤検知」

  • 「フォールスネガティブ」:通してダメなものを「検知漏れ」


似た言葉も絡めていきます。>【Iパス】バイオメトリクス認証のNote

  • 本人拒否率(FRR):本人を拒否してしまう比率

  • 他人受入率(FAR):他人を本人だと判断してしまう比率




問15★ | ボットとC&Cサーバ

正答はア。必ず正解してください。Iパスの範囲なので。

「ボットネット」は、ボットたち及びC&Cサーバからなる集まり。

「C&Cサーバ」は攻撃者が用意したサーバ。「ボット」に指示を出したり、「マルウェア」からの報告を受けたりします。

「ボット」「マルウェア(悪意のあるプログラム)」の一種。攻撃者の指示で動き、「DDoS攻撃」への加担や各種工作活動をします。
>【Iパス】マルウェア4:ボット・マクロウイルスのNote
>【Iパス】DoS攻撃を学校で例えて解説Note

「マルウェア」は、まずは「ウイルス」「ワーム」「トロイの木馬」から学習していってください。
>マルウェア1:マルウェア3つNote
>マルウェア2:ランサムウェアNote
>マルウェア3:スパイウェアNote
>マルウェア4:ボット・マクロウイルスNote




問16★ | DNSサーバの2つの機能

正答はイ。正答して下さい。FE/APに繋がります。

「DNSキャッシュポイズニング」は、DNSサーバに謝った情報を登録する攻撃。DNSサーバ利用者を誤ったWebサイトに誘導します。>【SC】出題さらえた攻撃73種Note

「DNSサーバ」には各種レコードがあり、「Aレコード」はドメイン名とIPアドレスを紐づけた登録書。>【SC】DNSレコードの特集Note

私たちが「google.com」にアクセスしたい時、PCはDNSサーバに"google.comのIPアドレス教えて!"と問い合わせて、返答されたIPアドレスにアクセスします。「名前解決」と云います。

DNSキャッシュポイズニングによって、google.comの対応IPアドレスが攻撃者サーバになってしまってたら、私たちは攻撃者サーバにアクセスしてしまいます。


問題文の「B社DNSキャッシュサーバ」の利用者はB社社員、A社Webサーバにアクセスしたかったけど、サーバXのIPアドレスが返答されるので、サーバXに誘導されちゃいます。


なお「DNSサーバ」「DNSキャッシュサーバ」と「DNS権威サーバ」の2つの役割があります。1つのサーバで実現することもありますが、2つに分け、キャッシュサーバを社内LANに・権威サーバをDMZに置くのが良いです。>【AP以上】12種類のサーバ配置まとめNote

「DNSキャッシュサーバ」は、ドメインとIPアドレスの変換「名前解決」をして、身内がインターネットに出る手伝いをするサーバ。

「DNS権威サーバ」は、外部の利用者向け。自社が外部に公開しているサーバのIPアドレスを聞かれたら答えます。

さらに役割があるのですが、SG/FEではこれぐらいで良いでしょう。APになったら「フルサービスリゾルバ」などの理解も必要ですが。




問17★ | RC4→DES→AES

正答はイ。必ず正解してください。Iパスレベル。15年以上出題されてます。

「AES」と云えば「共通鍵」で使われる暗号アルゴリズム。「RC4」→「DES」→3DES→AESと変遷してきました。

「IPsec」は暗号化通信をするプロトコル。「VPN」などで使われます。>【NW】IPsecとVPNのNote

「公開鍵」で使われる暗号アルゴリズムも知っておきましょう。Iパス/FEレベル。

  • 「RSA」素因数分解の困難さを利用

  • 「楕円曲線暗号(ECC)」:楕円曲線上離散対数問題の困難さを利用

>【Iパス】公開鍵で迷わない方法Note
>【Iパス】公開鍵/秘密鍵を完全理解するNote




問18★ |  WPA=無線LAN暗号化

正答はエ。必ず正解してください。

ア「HTTPS」>エ「WPA3」てか「WPA2」>イ「IPsec」の順に重要。

  • ア:「HTTPS」はHTTPの暗号化版。Web閲覧に使うプロトコル。ポート番号はHTTPが「80」、HTTPSが「443」。FWの設定などで使います。>【FE】通信プロトコル7+3のNote

  • イ:「IPsec」はインターネット層のプロトコル(OSIのネットワーク層ぐらい)。IPレベルで暗号化・認証機能追加・改ざん検知などを行えます。>【NW】IPsecとVPNのNote

  • ウ:ITU-T X.509。私は覚えたくないですね。覚えても509だけ。"5億(ゴオク)"とでも。

  • エ:正しい。現在の主流は「WPA2」ですが、「WPA3」への移行は進んでいるとのこと。>【NW】無線LANのNote

私の無線LAN@ファミレスを載せますね。WPAやWPA2が見えます。周波数5GHzなので、IEEE802.11のどれでしょう?nかなacかなそれとも?参考Web(wikipedia)

”Personal”はSC時に勉強してください。

HTTPSではSSL/TLSが活かされてます。「SSL/TLS」はセキュリティの仕様。プロトコルの暗号化も、デジタル署名/電子証明書でも使われています。SGで詳細は問われませんが、SSL/TLSが登場したら"セキュリティ強化なのね"と。>【NW】SSL/TLSのNote




問19★ | 4種類のパスワードクラック

正答はイ。必ず正解してください。

「リバースブルートフォース」は、PWDを固定して、IDあらゆる文字列を組み合わせ「総当たり攻撃」

  • ア:「パスワードリスト攻撃」別サイトのID,PWDを試しているので。

  • イ:正しい。IDに総当たりしているので。

  • ウ:「ジョーアカウント攻撃」。ID=PWDの設定は辞めましょうね。

  • エ:「ブルートフォース攻撃」PWDに総当たりしているので。

覚える優先順は「ジョーアカウント攻撃」を抜いた3つに、「辞書攻撃」を追加した4つから。>【Iパス】パスワードクラック4つの解説Note

その後に「ジョーアカウント攻撃」を追加してください。>【SC】出題された攻撃73種のNote


ブルートフォース攻撃は、「あらゆる文字」を組み合わせてパスワードの特定を図ります。

対策は「ロックアウト」。ログインに一定回数だけ間違えば、パスワードクラック攻撃だと見なしアカウントを一時的に凍結して、ログインできない状態にします。

リバースブルートフォース攻撃は、IDを特定する攻撃です。ブルートフォースはIDを固定してPWDを特定していたので、逆(リバース)ですね。

パスワードを固定してIDだけを変えるのが一般的です。ブルートフォース攻撃のように、あらゆる文字を組み合わせて、IDを特定します。

「パスワードリスト攻撃」は、何らかの手段で不正入手した、IDとパスワードのリストを流用して不正ログインを図る攻撃です。

複数のサービスでIDとパスワードを同じしているユーザを狙っています。

「辞書攻撃」は"よく使われる単語"やそれを組み合わせて試す攻撃。例えばPWD=sysytem2025とか。

ジョーアカウント攻撃は、IDとパスワードを同じにしているアカウントを探し出す攻撃です。

>【Iパス】パスワードクラック4つの解説Note
>【SC】出題された攻撃73種のNote




問20★ | ディジタル署名と公開鍵

正答はエ。正解して下さい。Iパスの範囲ですし、FE合格では必須になりますから。もうサスガに逃げられないです。

>【Iパス】公開鍵で迷わない方法Note
>【Iパス】デジタル署名の学習のススメNote
>【Iパス】公開鍵/秘密鍵を完全理解するNote




問21★ | バックドア

正答はア。必ず正解してください。

「バックドア」は、攻撃者が仕掛ける裏口。一度侵入したら次回侵入しやすくする仕組みです。トロイの木馬が仕掛ける場合もあります。>マルウェア1:マルウェア3種のNote

  • ア:裏口的なので。

  • イ:「ポートスキャナ」「ポートスキャン」は、FWやサーバなどで空いているポートを探す行為。一概に悪い行為ではなく、管理者は隙を埋めるため/攻撃者は隙を探すために行います。

  • ウ:「ミラーポート」。スイッチが受信した全パケットをコピーして出力する接続口。ネットワーク上のデータを監視するために使えます。

  • エ:「BoF攻撃(バッファオーバーフロー攻撃)」。プログラムに、想定を超える大きなデータを入力して誤作動させます。


エ「BoF攻撃」は、深い復習が必要です。Webアプリを悪用した攻撃4種類から。>Web系攻撃5種のNote

  • XSS(クロスサイトスクリプティング):Webサイトに悪意のあるスクリプトを埋め込んで、閲覧者の訪問時に実行させ偽サイトに誘導する

  • XSRF(CSRF, クロスサイトリクエストフォージェリ):Webサイトに悪意のあるスクリプトを埋め込んで、閲覧者が気づかないうちに別サイトで意図しない操作をする

  • SQLインジェクションデータベースを不正利用する

  • BoF(バッファオーバーフロー):想定外の長大な入力をしてバッファをあふれさせ、攻撃者の用意したプログラムを実行させるなど誤動作させる




問22☆ | 動的と静的

正答はイ。まぁ正解してください。

「動的」は、変化する意味で、動作させるような。「静的」は、変化しない意味で、予め設定するような。

イは、検体(マルウェア)を、安全で隔離された「サンドボックス」で動作させているので、動的解析。「サンドボックス」の方が重要。

アは「コンペア法」コンペア(compare)は、比較/比べるという意味。IT用語よりは英語として知っておいてください。


「静的」「動的」は、FWの動作でも出てきます。

FWにルールを決めて、動作中は一切変更しないのを「静的=スタティック(static)」。スタティックパケットフィルタリング。最近全然見ないので目にしませんが。

FWに送信だけのルールを決めて、送信を通したら送信先からの返事を通すルールを一時的に追加するのは「動的=ダイナミック」。「ダイナミックパケットフィルタリング」とか「フルステートインスペクション」と云います。




問23☆ | 消去法

正答はウ。消去法で正解すれば良いかと。

「メッセージ認証符号(MAC)」は、改ざん有無を確認したいデータのハッシュ値を暗号化したもの。「HMAC」が代表格。最近ちょっと出題が多いかな。AP/SCなのでSGでは忘れて良いかなぁ。
>【SC】令和2年秋午後1問1設問1(2)aの解説Note
>【SC】平成31年春午後1問3設問1の解説Note
>【SC】平成29年秋午後1問3設問1(1)dの解説Note
>【SC】平成26年春午後1問3設問3(1)cdの解説Note
>【SC】平成25年秋午後1問2設問1(2)の解説Note




問24★ | 最近経験あるリスクベース認証

正答はウ。必ず正解してください。日常経験もあるはずです。学校や出張先でgoogleアカウントに入る時に、電話/SMS/メールでの追加認証が必要になったことないですか?

  • ア:「マトリクス認証」。カード裏にがあって、サーバから"上から2行目、左から3列目の値を入力"など指示があります。最近は見ないですね。最近はアプリを使った「ワンタイムパスワード(OTP)」がほとんどかと。Webで銀行振込みする時に経験しますよ。

  • イ:設問文”全てのアクセスに対して"が誤り。「リスクベース認証」は、普段と違う環境(ネット, 端末)からのアクセスの時に追加認証をすること。普段と同じなら追加認証しません。

  • ウ:正しい。イと同じ。

  • エ:多要素認証。2つなら「二要素認証」。設問文の通り、「知識」「所有物」「身体的特徴」のうち別種を組み合わせます。なお、PWD+秘密の質問は知識+知識で同種なので二要素認証ではない。よく出ます。>【Iパス】2要素/段階/経路認証のNote




問25☆ | ランダムサブドメイン攻撃

正答はア。ちょっと難しめですね。AP/SCぐらいからかなぁ。でも理解はできるので、良い機会に。

「ランダムサブドメイン攻撃」は、DNSへのDoS攻撃。DNSが管轄するドメインのサブドメンをデタラメに名前解決(→IPアドレス)の問合せをします。サブドメインの例として、google.comは、サブドメインにdrive.google.comやmaps.google.com。

ランダムサブドメイン攻撃では、例えばgoogle社のDNSサーバに対して、"a.google.com"とか"oxow.google.com"など、ランダムにサブドメインの文字列を生成して、大量の問合せをしかけ、DNSサーバを高負荷するのが狙いです。

  • イ:「DNSキャッシュポイズニング」攻撃者はキャッシュに間違った情報を登録させ、DNSサーバの利用者を偽サイトに誘導するのを狙います。>【SC】出題された攻撃73種のNote

  • ウ:イと同じ。

  • エ:「ゾーン転送要求を悪用した情報収集」。DNSサーバが2台(プライマリとセカンダリ)がある時、プライマリが持つ最新情報をセカンダリに渡すのですが、攻撃者が情報を得れば何が登録されているのかが分かってしまいます。>【SC】出題された攻撃73種のNote




問26★ | ハイブリッド暗号方式

正答はエ。必ず正解してください。もうIパスみたいに公開鍵からは逃げられないです。SG=セキュリティマネジメントですからね。

問題文は「ハイブリッド暗号方式」を説明しています。

「ハイブリッド暗号方式」は、共通鍵を公開鍵で安全に送り、暗号通信は共通鍵で行う方式。>【Iパス】公開鍵/秘密鍵で迷わないNote


なおイ(なりすまし検知)とウ(改ざん検知)は、「デジタル署名」でできます。>【Iパス】デジタル署名の学習のススメNote




問27★ | クレカと云えば

正答はイ。必ず正解してください。クレカをキーワードに一発引き。

  • ア:「ISMS」組織にセキュリティを導入すること。国際規格は「ISO27000シリーズ」「ISMS適合性評価制度」「JIPDEC」による認証精度。

  • イ:「PCI DSS」クレジットカード絡みのセキュリティ基準。「クレジットカード」に即反応してOK。

  • ウ:覚えなくて良いかな。国/行政機関/地方公共団体における個人情報へのリスクアセスメントへの宣言。

  • エ:「プライバシーマーク制度(PMS)」は、組織が個人情報を適切に管理してますよ認定制度。


2つ補強。

セキュリティで「ISMSにおいて~」と問題文が始まるのが多いですが、"組織のセキュリティの話ね"程度でOKです。"難しそう"と変に考えて"何か知らない仕組みが潜んでいるのかな?"と勘で答えないようにして下さいね。

「個人情報」とは、個人を特定できる情報。最近は「要配慮個人情報」「匿名加工情報」も重要。
>【Iパス】法律⓯A:個人情報保護法(定義/取扱)Note
>【Iパス】法律⓯B:個人情報保護法(事業者)Note




問28★ | 名前から推測できる

正答はエ。正解して下さい。

新たに覚える必要はありません。
メールの送信は「SMTP」
メールの受信は「POP」「IMAP」
>【Iパス】9つの基本プロトコルのNote
この程度でOK。FE/AP/FEで使うこともない。どうしても細かいことが気になる方は、過去問道場さんへ。

ア, イ, エに軽く触れます。APOPはメール受信前に認証を行うプロトコル。POP3Sは語尾Sが付いてるのでPOPのセキュリティ強化版、SMTP-AUTHの"AUTH"は"認証"”認可”の略。


ウのMIME絡みの方が重要。>【Iパス】メール❶:メールプロトコルのNote

  • 「MIME」は、本来テキストしか送れないメールで画像や動画を送れるようにできる拡張仕様

  • 「S/MIME」は、メールの暗号化に使います。




問29★ | 単発用語

正答はエ。必ず正解してください。

各選択肢も用語があり重要です。

  • ア:「ペネトレーションテスト」は、実際に侵入できるか試すテスト。

  • イ:「検疫ネットワーク」は、特に社外から持ち込まれたPCにマルウェア感染などがないかをチェックするために接続するネットワーク。チェックが済めば本ネットワークに接続を許します。

  • ウ:「サンドボックス」は、外部から隔離された"砂場"。マルウェアなどを動作させ観察します。

  • エ:「ハニーポット」は、攻撃者をわざと呼び込んで、攻撃者の手口を観察します。




問30★ | 名称なくてもセンスは身に付ける

正答はア。必ず正解してください。

「ポートスキャナー」は、サーバやFWでポートの開き/閉め具合を調査するツール。管理者は隙を失くすために使い、攻撃者は隙を探すために使います。行為は「ポートスキャン」と云います。

イ, ウ, エに特定の名前はついてません。どれもセキュリティ的には良い行動ですね。でも覚える必要もありません。"良い行動だね"と理解できればセンスはOK。



問31★ | "該当なければ刑法"はアリ

正答はア。必ず正解してください。当てはまる法律がなかったら「刑法」と思っても良いかも。

全てIパス御用達なので、正解一発引きでも消去法でも正解できます。




問32☆ | 欠番だが各法律が全部重要

法改正で正解なしになったとのこと(過去問道場さん)。

でも各法律はIパスから御用達。




問33★ | ランセンス形態

正答はウ。

「ラップ」から推測してOKです。なお「シュリンク」は収縮などの意味があり、「シュリンクラップ」はラップを熱収縮した包装。


関連してライセンス絡みが数揃ってるので、選択問題と相性が良いですね。>【Iパス】令和6年問21の解説Note❷

  • シュリンクラップ契約:包装の開封で成約。

  • サイトライセンス契約:使用場所を指定。台数や人数に制限なし。

  • ボリュームライセンス契約:台数を指定

  • クリックラップ契約:インストールの際に画面表示される契約内容に同意。




問34★ | 委託/請負は図解で整理

正答はエ。必ず正解してください。Iパス御用達。

「委託(や請負)」は、委託先に全てお任せする契約。著作権は委託先(B社)が持ちます。

なお「派遣」は、著作権・雇用関係が違います。著作権は指揮命令関係のある派遣先(派遣をお願いした方)にあり。次の問35で活きます。

>【Iパス】委託/派遣を図解2つで理解Note
>【Iパス】法律⓴:派遣/委託&請負Note




問35★ | 派遣でデキナイ事

正答はア。必ず正解してください。問34同じくIパス御用達。

アだけが、派遣先(A社)が派遣元(B社)の社員さんと「指揮命令関係」にあるので正しい。

イとウは、「委託」「請負」。依頼を受けたB社が、B社社員を使って業務しています。

エは覚えなくてOK。客先常駐の類。A社に出向いてますが、指揮命令関係はB社にあるので、派遣にはなりません。


なお"派遣契約でできないこと"も出題実績あり。>【Iパス】委託/派遣を図解2つで理解Note

  • 派遣契約で場所・業務が決まっている->再派遣できない

  • 選定・指定はできない->必要スキルの指定しかできない

  • 契約終了後に直接雇用して良い->派遣元は邪魔できない




問36消 | "あかんやろ"のセンス/常識

正答はア。こんなの覚えてたらキリないです。常識で解答してください。どうしても細かく知りたいなら、過去問道場さんへ。

  • イ:「従業員の意見を聴かずに」が臭い。

  • ウ:事故後に「就業規則よりも処分の内容を重く」するって理不尽ですよね。

  • エ:「セキュリティ~規定は就業規則に記載してはいけない」わけないですよね。守るルールが開示されないなんて。




問37△ | 不正解の方が重要

正答はウ。

「タイムスタンプ」が重要で、「トータルチェック」は知ってても良いレベル。他は気にせず。

  • ア:ランツーランコントロールは、入力と結果をチェック。Run-to-Runなので、1行ずつ走りながらチェックしてるように思えますね。

  • イ:「タイムスタンプ」は、「デジタル署名」に時刻符号を追加したもので、データがその時点以降に改ざんされていないことを確認できます。>【Iパス】デジタル署名の学習のススメNote

  • ウ:「コントロールトータルチェック」は、入力の合計と結果の合計を比較するチェック。例えば、件数や金額など。トータルは"合計"ですね。

  • エ:エディットバリデーションチェックは、入力値が数値的/論理的に正しいかのチェック。入力ミスへの対策。エディットは"編集"・バリデーションは"検証"という意味。




問38捨 | 捨てる

正答はエ。捨てましょう。6分類も覚えるのは脳容量がひっ迫しますし、事例も無限に作れるのでキリないので。

エが「職務分掌」なのが重要。実施と承認など業務を分割して不正やミスを防げます。>【Iパス】法律⓬B:内部統制(職務分掌)Note

ア~ウは覚える気もないです。この問題の得点は要りません。




問39△ | 用語の優先順を決める

正答はイ。

優先順は、エ>イ>ア>ウ。エが重要、イもまぁ重要、アとウは覚えず言葉から推測かと。

  • ア:インタビュー法:監査人が関係者と話す調査手法。言葉から推測でOK。

  • イ:ウォークスルー法:開発において関係者を集めて、書面上で行うレビュー。出ないですがFEでも使える知識です。

  • ウ:監査モジュール法:プログラムに監査用の出力機能を仕込んで行う手法。

  • エ:「ペネトレーションテスト」:実際に「侵入」できるか試すテスト。




問40★ | 監査人の本質で

正答はイ。正解してください。事例なので覚えず、センス/常識で。消去法も効果的。

本質は、"監査人は改善指示はしない。問題点の指摘はするし、改善したかのモニタ/チェックはする"です。

ア:管理台帳、ウ:制定、エ:手続きを実施は、当事者が行うべきです。監査人(チェックする第三者)がすることではない。

イ:規定の閲覧は、調査に必要だと判断できます。


監査人は原理原則で色んな問題/事例に対応できます。>【Iパス】監査の解説Note

監査人は、公平に行うために立場上で独立させます。

  • 立場の独立性:社外or社長直轄にし、関係者以外にする

  • 手続き:予備調査・本調査・評価や報告

  • 指摘:監査報告書と監査証拠

  • 改善:モニタはするが、計画・指示・実施はしない




問41△ | インシデント=不具合, 障害

正答はア。分からない時は、知っている言葉に賭けるのはテ。

問題文の「計画外の中断」「品質の低下」から何らかの障害発生が推察されます。これで「インシデント」を選んで良いでしょう。

迷ったのは「顧客へのサービスにまだ影響していない事象」。"中断や品質低下は顧客に影響あるでしょう"と思います。でも前に「又は」が付いてるのを見て解決。よって"サービス提供の影響がまだ出てないけど、今後でる可能性"を含めています。ややこしい。

他は覚えなくて良いかなと。どうしても知りたい方は、過去問道場さんへ。

インシデントは厳密には、リスク/可能性の段階とのことですが、実際の用途としては、事故/不具合/障害を指している印象です。




問42消 | フェール系の4用語

正答はア。迷いますね。捨てましょう。難しいわけじゃないけど、今後同じ問題が出るとも思えません。当たればOK程度。

「ヒューマンエラー」とは、ヒトのミス。

  • ア:「間違えないように」色を変えてるで良さそう。

  • イ:たしかに疲労はミスに繋がるけど。「運用作業」における工夫ではないので。ア優勢。

  • ウ:「ヒヤリハット」を作って「同じミスを起こさないように」してるのは良さそう。アと迷います。強いていうなら「運用作業」ではないですよね。準備/整備/体制の話。

  • エ:「教育」「訓練」もまぁまぁ良さそうですが、ウ同様に「運用作業」ではない寄りかなぁ。

各選択肢を相対比較して、ア, ウ, エ, イの順だと考えました。正解/不正解のコントラストが悪い時、"強いて言えばこっちかな"で解答することもあります。

用語「ヒヤリハット」、「教育」「訓練」の発想は身に付けておくと、今後の資格試験に役立ちます。


エラープルーフの"プルーフproof"は"証明/保証"の意味。防弾ガラスをバレットプルーフと云います(映画で知りました)。

プルーフと云えば「フールプルーフ」。"フール(バカ)"をプルーフ。フェールシリーズを思い出しますね。

  • フェールセーフ安全な状態で停止する

  • フェールソフト:機能を制限してでも継続する(縮退運転

  • フォールトアボイダンス:障害を完全回避する

  • フールプルーフ:人的ミスを防ぐ

4用語なので4択のIパス/SG/FEと相性も良いです。




問43消 | 常識/想像で

正答はエ。覚えなくて良いので、常識/想像で。

  • ア:「要員」が「(PJ)完了に近づくと再度増加」とは思えないですよね。中盤の本開発が一番人数と時間がかかる所。

  • イ:「成果物」の変更は、PJ完了直前にされたら、溜まったもんじゃないですよね。全部手戻り、コスト超かかります。

  • ウ:イと同様。変更や修正で大きな手戻りがあり得ます。

  • エ:正しい。PJ開始時は何も出来ていないし何も始まってないので、ウマク行かない可能性(リスク)は沢山。PJが進展すれば心配事は減っていきます。

事例なんて無限に作れるので、暗記してたらキリありません。よほどの例外(自分が理解できないほどの異例)じゃなきゃ、覚えず本質理解/センスで対応します。


プロジェクトマネジメントで重要なのは「PMBOKの10の知識エリア」。>【Iパス】プロジェクトマネジメントのNote

  1. 統合は、プロジェクト「全体」の管理。複数のマネジメントを横断的に判断するとき

  2. スコープは、プロジェクト成果物の影響「範囲」。作る成果物や作業工程の一覧を定義し管理

  3. タイム(スケジュール)は、計画・スケジュール・納期

  4. コストは、予算や費用

  5. ステークホルダは、「利害関係者」とのやり取り

  6. リスクは、プロジェクト進捗への悪影響

  7. コミュニケーションは、プロジェクト内での「連絡」手段

  8. リソース(資源)は、部品「資材」や機器「機材」「人員配置」

  9. 調達は、必要な部品や機材の準備・確保

  10. 品質は、「成果物が求められている水準」・機能なのか

覚える順番は分かり易い順で、❸❹❻>➐➑➒➓❺>❶❷。4段階の午前対策で進めるとスムーズ。>【Iパス】プロジェクトマネジメントのNote




問44★ | 計算問題は整理/統一した書き方を

正答はウ。

アローダイアグラム(PERT図)は、ルールを決めてキレイに描けば必ず正解できます。>【Iパス】アローダイアグラムの計算Note

今後"難しい"と感じても、"とりあえず"計算したら道が開けますよ。時間が足りないなら後回しにしても良いです。

FEやAPでも出ますが、難易度は変わりません。計算回数を2回3回に増やす小細工するぐらいしかできないテーマですから。




問45△ | レスポンス/ターンアラウンドタイム

正答はア。あまり出ないですがFEでも学習する知識です。

  • レスポンスタイム:利用者が要求してから、システムから最初の返事があるまで。レスポンスは"応答""反応"の意味。

  • ターンアラウンドタイム:利用者が要求してから、要求処理が全て完了するまで。

イとエは「ターンアラウンドタイム」。




問46★ | DBの基本用語

正答はエ。

「トランザクション」とは、データベースへの一連の処理操作。

  • ア:他から更新されないように「排他制御」として「ロック」します。設問文みたく、「ロック」を「解放」したら他が処理できちゃいます。自分が編集してるのに、他人に編集されたらゴチャりますよね。

  • イ:「ロールフォワード」更新後ログを使ってDB処理を進める作業。設問文みたく、異常終了したなら開始前に戻したいので、更新前ログを使って「ロールバック」します。

  • ウ:DB変更を「確定」するのは「コミット」と云います。

  • エ:「デッドロック」は、複数のトランザクションがお互いにアクセスしたいデータベースが揃わず止まってしまう状態。Aさんがカッターナイフを確保・定規が使えるのを待ち、Bさんがカッターナイフを待ち・定規を確保していると、お互い作業が進みませんね。


データベース管理システム(DBMS)の処理についての用語5つから。>【Iパス】データベース1:基本用語のNote

  • トランザクション:データベースの処理の一連の処理

  • コミット:データベース更新を確定させること

  • 排他制御:データベースにアクセスしているときに、他のトランザクションにアクセスさせない(ロック)

次に、障害が発生したとき、バックアップから復元したときに使う復旧処理。

  • ロールバック更新前ログを用いて、トランザクション開始前に戻す

  • ロールフォワード更新後ログを用いて、トランザクション実行後の状態に進める

更新前ログは、更新前情報や更新前ジャーナルとも云います。>【Iパス】データベース1:基本用語のNote




問47★ | 基本的なプロトコル

正答はウ。必ず正解してください。

IPアドレスを問合せる(=「名前解決」)→DNSサーバに問い合わせるなので。

  • ア:「ARP」は、IPアドレス→MACアドレスの変換。データを送信する時に使います。MACアドレスは「NIC(ネットワークインターフェースカード)」に刻印された世界唯一の番号。例えると、MACアドレスがマイナンバーなら、IPアドレスは住所。>【FE】通信プロトコル7+3のNote

  • イ:「DHCP」は、端末に(プライベート)IPアドレスやサブネットマスクなどのネットワーク設定を自動で行うプロトコル。

  • ウ:「DNS」は、「名前解決」(ドメイン名→IPアドレス)の問合せ/返答に使うプロトコル。

  • エ:「NAT」は、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを「1対1」で変換。なお「NAPT(IPマスカレード)」は「1対多」。>【FE】NW❷:NATとNAPTのNote


IパスとFEで覚えるプロトコルをまとめました。

>【Iパス】9つの基本プロトコルのNote

  • HTTPWebページを閲覧する(80)

  • SMTP:メール送信や転送(25)

  • POP:メールの受信。受信後にサーバーに残さない

  • IMAP:メールの受信。受信後でもサーバーに残す

  • FTPファイル転送(ポート番号が2つある)

  • NTP時刻同期

  • telnet:伝送データは暗号化されていない(平文)

  • SSH:伝送データが暗号化されている

  • VPN暗号通信路を確立した上で、各種プロトコルを使える

>【FE】通信プロトコル7+3のNote

  • DNS名前解決する(www.google.co.jp ⇔ 142.251.42.163)

  • DHCP:IPアドレスなどネットワーク設定の自動化

  • ARPIPアドレスからMACアドレスを調べる

  • RARP:MACアドレスからIPアドレスを調べる

  • ICMPpingコマンド(導通確認)で使われている

  • TCP信頼性重視

  • UDPリアルタイム性を重視

APも目指すなら更に3つ追加。

  • SNMPネットワーク機器の状態を監視するプロトコル

  • RIP:送信先までの経路決定するルーティングプロトコル

  • LDAPディレクトリサービスにアクセスするためのプロトコル

>【Iパス】9つの基本プロトコルのNote
>【FE】通信プロトコル7+3のNote




問48★ | RPA=ソフトウェア, 定型作業

正答はイ。必ず正解してください。Iパスでめちゃ出てました。>【Iパス】RPAのNote

「RPA」は、2点だけで全て正解できます。
定型的な業務を自動化や効率化する
ソフトウェアのロボット

では選択肢を判定。

  • ア:誤り。物理的なロボットなので。

  • イ:誤り。物理的なサポート機械なので。

  • エ:誤り。AIによる「機械学習」かな。
    >AI❷:AI特有の技術Note




問49消 | RFI(情報)→RFP(提案)

正答はウ。

「RFP」は、"こんなシステム作って欲しいので、「提案書」を作って提出お願いします"という文書。発注の公募みたいなものですね。Proposalが"提案書"。

選択肢の事例は覚えず、センスで解きます。事例なんて無限に作れるのでキリないです。

  • ア:「要求事項~の記述は最小限に留める」って、しっかり書いて欲しいですね。せっかく検討しても"え。そんなことも要求されるの?"って水の泡。

  • イ:「実現性の確認を行わずに」は少しはして欲しいですよね。丸投げして"誰か作ってください"と言われても。そもそも作れないモノをリクエストしても誰も返事しないですし。

  • ウ:正しい。「要求事項」の優先順位まで明記あると、考えが進みやすいですね。

  • エ:あまりに「具体的な製品名」「実現手段」が指定されると窮屈。他に良い製品があるのに使えなくて、却って最適最良なシステムができない結果にも。


「RFP」と一緒に「RFI」も出てきます。

  • 「RFI」:Request For Information:"この技術/システムについての現状などの「情報」を下さい"という文書。

  • 「RFP」:Request For Porposal: "こんなシステム作って欲しいので、提案書を作って提出お願いします"という文書。

  • RFI→RFPの順。RFIは実施しない場合もあり。




問50消 | マイニング=掘り起こし

正答はウ。

「マイニング」とは"掘り出すこと"。

「データマイニング」は、「大量のデータ」から「新たな知見(法則)」を見出すこと。Iパスで出てます。>【Iパス】令和5年問5の解説Note

「仮想通貨マイニング」は日常生活でも聞きますね。仮想通貨マイニングを利用者が知らないうちに勝手にするのを「クリプトジャッキング」も出てます。>【Iパス】ブロックチェーンのNote

他選択肢は、私は覚えないかなぁ。

  • ア:アクセスログは、"アクセス"の"ログ(記録)"。サーバやFWでどんなアクセス/操作/通信があったかの記録。覚える必要はなく、"ログ"を常識として知っておきます。

  • イ:シックスシグマは、欠陥や不良を徹底的に減らすコンセプト。私は覚えないかな。もし今後正解になったら対応します。

  • エ:マーケットバスケット分析は、一緒に買われる商品への分析。マーケットは"市場"や"スーパーマーケット(店)"、バスケットは"買い物カゴ"。私は覚えないかな。出たら言葉から推測します。




まとめ

お疲れ様でした!

かなりの力作になりました。濃密な復習が出来たのなら嬉しいです。

作成に1週間近くかかりますが、もう少しSG解説はしたいと思っているので、少々お待ち下さい。

IパスやFEのNoteも沢山あるので、SGへ活かす/FEへ活かすこともできます。更に高度なAP, SC, DB, NWまで作成を進めています。

是非ご活用下さい。少しでも参考になる部分があったら嬉しいです。

またお会いしたいです。気が向いたが覗きにきてやってください。でわでわ!(>ω<*▼)ノシ


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