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セキスペか?デスペか?~IT専門学校の先生がしているアドバイス~

このNoteでは、セキスペとデスペを比較します。

「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)とデータベーススペシャリストのどっちを受けようかな」と考えている方に読んで頂きたいです。

試験特性、先に合格するメリット、受験頻度と学習モチベ・性格適性などで比較します。

結論は、一般的にはSCをお薦めします。しかしめちゃ高いモチベや性格適性が高ければDBもアリだけど…。やっぱSCです。

私はSC→DBの順に取りました。なおDBに不注意で一度落ちています。

ご自分の事情に合わせて考えて欲しいです。このNote内容は、私のIT専門学校の学生さんにも伝えてきたこと。少しでも参考になったら嬉しいです。

それでは始めましょう!

>SCに出た73種の攻撃手法Note
>SC合格した学習記録Note
>DBに出たER図パターンのNote
>DB合格した学習記録Note
>SCとNWどっちを受けるかNote



両資格の特性の違い | 国語か仕様か

両方の資格を取って感じた特性は、

  • SC:「国語の問題」寄り

  • DB:「仕様」の書き起こし


SCは、以下の手順で大方解けます。

  1. 設問文の言葉に注目し、問題文を探す

  2. 問題文のヒント・答えを見つける

  3. 解答を組み立てる

  4. 図表に注記があれば最終確認をする

慣れてくると、問題文を読んでいる時に「ここ、アブナイよね?」と怪しいポイントも分かってきます。>長文問題を解く6つのコツ4

また「クライアント証明書」「EDR」や「ゼロトラスト」のように「困ったらとりあえず書けば正解」にしてくれる解答もあります。>長文問題を解く6つのコツ6

SCでは、知識不足や経験不足を補える情報が、過去問題から提供されています。演習を繰り返せば必ず合格できます。

SC対策。私は、知識本1冊と過去問pdfだけでした。応用情報技術者(AP)と同じ対策手順でOK。>SC合格時の学習記録Note


一方DB(設計)は、仕様の書き起こし。

  • 必要知識は少なく、午前2対策は簡単

  • 設計では、機械的手順を長時間

午前2対策はすぐに終わります。DBの必要知識は少ないですから。>午前2対策の14Note【無料】

午後対策。私は設計一筋で合格しました。

DBはSC/NWと知識・ノウハウを一切共有できません。>SCとNWどっちを受けるかNote

DB設計は、SC・NWと知識・試験特性が全く違います。ネットワークがSC/NWは絡みますが、DBには全く絡みません。DBは仕様の書き出し、SCはインシデント対応・NWは設定で、全く別物です。

DB(設計)では、以下の手順で機械的に解きます。

  1. 問題文から表名・項目名・成約・関連性の言葉を、漏らさずマーキング

  2. スキーマ(表名、項目名)を作り

  3. ER図で個数対応と外部キーの設定

  4. 以上を矛盾ない状態に仕上げる

>DB令和4年秋午後1問1の解説Noteより

特にER図は、思いもしない複雑なつなぎ方が登場します。過去問から発想の経験を積むのが重要。>DBに出たER図パターンのNote

>DBに出たER図パターンのNoteより


DBは学習期間を多めに確保してください。

知識習得は2週間もあれば充分、すぐに午前2問題演習に入れます。しかし、午後1, 2は演習も復習も時間がかかります。>午前2対策の14Note【無料】

私はDB対策に4ヶ月かけました。Iパス/FE/AP/SC/NW/ES/SMは、全て3ヶ月ですが、DBは時間がかかると判断しました。>DB合格時の学習記録Note

SC/NWなら「午後2は午後1が3つ繋がったぐらい」と考えて、午後1重視・午後2は新しい問題だけ、って対策でもまぁやれます。しかしDBでは、午後2まできっちりせねば、長時間の集中力/時間管理/ER図の発想が身に付きません。

DB対策は、いつにも増して午後対策に多くの時間/期間をかけると認識をお願いします。



DBを先にするご利益 | 受験機会以外にない

DBは年に1回の受験機会だけ。回数の少なさ以外に、SCより先に受験するメリットはありません。


DBのハードルはSCより、かなり高いです(NWよりは低いと思います。知識量が少なくて済むので)。

SCは国語的な解き方ができるので、知識不足をフォローできます。しかし、DBは仕様の書き起こしで、時間が足りません。私が午後2をフルパワーで解いて時間ギリギリ。休めません。

復習では、問題文のどこが、スキーマやER図のどこに対応するかを丁寧にチェックします。

>DB令和4年秋午後1問1の解説Noteより

ご存じの通り、私はSCとDBの解説Noteを書いてますが、DBはSCの6倍以上の労力が必要(NWの2倍)。問題文の仕様マーキングと、スキーマ・ER図の部位の関連を図解にせねばなりません。

私が作成したNote数を見てください。1期間(3ヶ月)単位で見ると、DBは6個しか作成できていません。

DB解説に、午後1や午後2を追加していきたいですが。図解が多く必要なので、NWの仕様調査よりも時間がかかって、なかなか進みません。>DB令和4年秋午後1問1の解説Note(図解59枚)


またDBは、SC・NWとの相互作用がないのも痛い。

SCとNWはネットワーク知識が共通なので、学習シナジーがありますが、DBは孤立。他資格への/他資格からのご利益はありません。>SCとNWどっちを受けるかNote

DBをSCより先に受験する理由は、よーーーく考えてください。モチベ維持にも重要です。

DBは年に1回の受験機会、以外にSCより先に受験するメリットはありません。SCが未だなら慌てずSCから手堅く攻めるのがお薦めです。



SCを先にするメリット | 早く1つ欲しい

「1つでも高度資格」を「早く」取りたいならSCです。

SCは、高度資格で唯一半年に1回受験できますからね。他は全て1年に1回だけ。

私の専門学校でも、APの後はSCを薦めています。

「卒業までに高度を取っておきたい」「今年中に合格して手当が欲しい」など就職やお金が絡むなら、SCが良いです。

ただし、コインを2回振れば1回はオモテが出る確率は上がりますが、資格合格はコインではないです。「たくさん受験すれば合格確率が上がる」という考えは間違い。ゼロ勉は、100回受験しても合格確率0%です。

あくまで、一刀目を外した後の「二の太刀」をすぐに出せる点がメリット。しっかり学習をして、確実な合格をゲットしてくださいね。>SC合格した学習記録Note



SC/DBの決め方(2視点)

SCの方が、試験特性・受験機会の面でお薦めです。DBをお薦めできるのは、かなりモチベが高い方、機械的解法に向いている方だけ。

SC合格をビシッと決めて、次回にDBがあるならDB、NWがあればNW、で良いかと。SCに不合格になったら、次回DBがあってもSC、NWがあるならSC/NWのどちらか。>SCとNWどっちを受けるかNote

ここでは、モチベと性格のチェック、問題に触れて判断するポイントを解説します。



モチベと性格で決める

モチベと性格を見て選ぶと良いです。

  • SC:中だるみ含めて自分のペースで進めたい!

  • DB:モチベ高い、単純/厳密/長時間の作業が好き!


SCは1年に2回。もし不合格になっても、合否発表から少し休んで、次は2ヶ月前から学習を再開すれば良いです。

今までに試験対策が間に合わなかったり、中だるみが2週間以上あったり、スケジュール前倒しで進めてこれなかった方は、SCがお薦め。

(悲しくも)受験すら見送ったって、半年後に再びチャンスがありますからね。


一方DBは1年に1回。SCの半分。

設計なので知識量は少ないですが、設計には多くの演習経験と発想が必要です。問題文に書かれた仕様を一つずつ拾い出し、スキーマとER図を仕上げる、ある意味機械的で丁寧な作業。

>DB令和4年秋午後1問1の解説Noteより

しかも時間がかかるので、長時間の集中力も必要。

「興味がある」程度ではなく、「業務で使うぞ!」「ゲームのレベル上げやレアドロやリセマラは好きだぞ!」とモチベや特性が重要です。

私は「目標を決めればコツコツできる」性格なので、DBは苦ではなかったです。早解きの訓練を頑張りました。

一度不注意で不合格になりましたが、一年後に合格。しっかり学習していたので、1ヶ月勉強して、1ヶ月中だるみ・直前1ヶ月で再開で合格できました。

もし学習が浅かったら、ゼロからやり直しになる点は超注意です。>DB合格した学習記録Note

私のお薦めは、SC合格をビシッと決めて、次回にDBがあるならDB、NWがあればNW、で良いと思います。SCに不合格になったら、DBがあってもSC、NWがあるならSC/NWのどちらか。>SCとNWどっちを受けるかNote



試しに解いて決める

一回午後1の問題を見るのが、手っ取り早いです。

眺めるだけでも、途中で解き止めても構いません。一回触れてみましょう。


SCの少し古めの問題をお薦め。

SCは半年に1回なので、過去問が豊富。古めの問題を解いても、過去問不足にはなりません。
>平成25年春午後1問4の解説Note
>平成25年秋午後1問3の解説Note
>平成26年春午後1問3の解説Note


DBは新しめの問題がお薦め。

私がDB設計決定版として解説したので、実際の解き方まで分かります。>図解59枚!DB令和4年秋午後1問1の解説Note

たしかにDBは1年に1回なので過去問数はSCの半分。しかしH21年から数えると過去問不足にはなりません。午後1が100問以上・午後2が60問以上。SQLを抜いても70問・30問以上も演習できます。

「新しめの問題を最初に見たら、演習で初見力が測れない」と思うかもですが、大丈夫。

絶対、途中で解き止めますよ。そして忘れます。

めちゃくちゃ長くて複雑なので、気にせず一度覗いてみてください。DBR04秋午後1問1(問題解答>私の解説Note

なお、SCは新技術が出るので古すぎる問題は、少し学習効果が薄まったり時代遅れ感は出ます。

しかしDBは新技術は午前2の用語程度。傾向変化は、関数従属性が簡単すぎるので出なくなり、権限や成約・SQLが出やすくなった程度。

DBの古い問題の学習効果は、SCよりも薄まりません。



まとめ | 一度問題と本を見て判断


お疲れ様でした!

高度合格1つ目は、SCがお薦めです。DBを選ぶ時は、かなり慎重に考えてください。

このNoteが少しでも選ぶ助けになれば嬉しいです。とはいえ、まだまだ迷うと思います。結局ご自分で判断せねばなので。

一度覗いてみてください。とりあえず問題を見る、教科書の目次を見る、身に着ける知識を見るなどでOK。


具体的に学習を始める時は、私の「記録」も参考になったら嬉しいです。教科書の読み倒し方、スケジュール、過去問演習のポイントなど具体的に書いています。

勿論、私のIT専門学校で学生さんに伝えていることです。ご自分に合った試験選び、合格に少しでも繋がったら嬉しいです。

でわでわ。



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