ノマド生活の中で見つけた“心が整うイス”1泊1,300円のホテルのイスが、いまの私のホーム。
こんにちは。
世界40カ国を旅しながら、
いまは東南アジアで暮らしている
ノマドライター、
ショーン・タイラーです。
今月は、🇻🇳ベトナム中部の小さな海辺の町
クイニョンに住んでいる私が見つけた
私の「 #いつもの場所に座って 」
について書いてみようと思います。

まずはこの1枚を見てください。

色あせたこのが、
今月の私の“いつもの場所”。
旅の途中で見つけた、
心がふっと軽くなる場所です。
海外ノマドでも“いつもの場所”は、そっと生まれる
国をまたぎ、短いときは
1週間で街を移動する生活。
そんな暮らしの中で
「いつもの場所なんて無い」
と思われてしまいがちですが、
実はその逆なんです。
ひんぱんに移動するからこそ、
静かに自分を落ち着かせてくれる
“いつもの場所” を
そっと見つけることが必要になる。
新しい街に着いたら、
私はまず、さんぽに出かけます。
街の風を吸いこみながら、
心が落ち着くイスやベンチを
見つけるための、
ちいさなルーティーンです。

11月の気温は28℃程度と過ごしやすいです
海を見下ろすホテルのバルコニーが、私の“いつもの場所”になった
クイニョンで滞在しているホテルには、
ビーチを見渡せる小さなバルコニーと、
色あせたイスがひとつ。

バルコニーからの景色が自慢です
このイスはきっと、
私が住むずっと前から
毎日、海の色の移り変わりを
眺めてきたんだろうなと思うと、
少しロマンチックで
愛着が湧きます。
1泊あたり約1,300円。
素朴だけれど、
窓の外に広がる海の青さを見た瞬間、
「ここだ」と直感しました。
最上階の部屋を選んだ理由は、
もちろん、このバルコニーです。

⛱️ ビーチまで徒歩30秒 ⛱️
朝・昼・夜。 座るたびに違う表情を見せてくれる海
朝は、やわらかな光が部屋いっぱいに広がります。
昼は、海がきらきら光り、ただ深呼吸するだけで心が整う。
夜は、穏やかな波の音を聞きながら眠りにつきます。
こんな場所が、
毎日の暮らしの一部になるなんて、
東京で働いていた頃の自分には
想像できなかったかもしれません。
常夏の東南アジアらしく、
11月でも海水浴ができる暖かさ。
作業に疲れたら、
このイスに身を預けて海を眺める。
ただそれだけで、
頭の中のノイズが静かに消えていきます。
毎日の筋トレのあとシャワーを浴びて、
ほてった体を冷ましながら飲むプロテインは、
どうしてこんなにも贅沢に感じるんでしょう。

世界のどこでも仕事ができるノマドですが、
海風の中で飲む一杯で、
この町を選んで良かったなぁと感じています。
夜になると、海辺はゆっくり“町”の顔になる
夕暮れ時、
バルコニーのイスに腰掛けていると、
空がゆっくりと色を変え、
ビーチにぽつぽつと灯りがともり始めます。

あまり車を見かけません
カップルが砂浜を歩き、
女子会らしき女の子たちが
笑いながら写真を撮っている。
ローカルの屋台も並び始めて、
夜の海はゆっくりと
“生活の場所”に変わっていきます。

クイニョンは、
美しい海が広がっているのに
外国人観光客がほとんどいません。
夜中まで騒ぐ人もいなく、
地元の人が、
地元の海でのんびり過ごす町です。
そのゆったりとした空気が、
私は好きです。

歩いていて危険を感じたことはなかった
もうひとつの“いつもの場所”は、湖沿いのベンチ

ホテルのバルコニーが
家の”いつもの場所”だとしたら、
街の“いつもの場所”は、
湖沿いのベンチです。

お気に入りのタコス屋さんに
通っているとき、
偶然見つけました。
ここに座ると、
街の音がちょうどいい距離に遠のきます。
ジョギングする人、釣りをする人、
バイクを停めて木陰でお昼寝をする人。
旅人であるはずの私が、
ここでタコスを食べながら
ぼんやり座っていると、
ほんの少しこの街の住人になれた気がして、
心がふっと軽くなります。

この日は店員さんおすすめの🍤エビトッピング🍤
タコス片手にベンチへ向かいます
移動生活は忙しいけれど、日本よりずっと“癒し”がある
東京で働いていた頃は、
朝の満員電車だけで
1日分の体力を使っていました。
でもいまは、
仕事が終わったら海を眺めるだけでいい。
散歩中に出会うストリートフード。
ビーチバレーをする子ども達の元気な声。
日常なのに、どこか旅の延長のようで
心が軽くなる瞬間が、
この町にはたくさんあります。

地元の路上レストランの魅力
ストレスの少ない環境で暮らすと、
こんなにも心に余裕が
生まれるんだと思います。
この町を選んで、本当に良かった。

この町は外国人をほとんど見かけません
“いつもの場所”は、住所ではなく“座る瞬間”に生まれる
東南アジアを移動しながら
暮らしている私には、
定住先がありません。
けれど、寂しさや不安は感じません。
なぜなら、
イスさえあれば、
そこを“いつもの場所”にできるから。
ホテルのバルコニーで海を眺める時間も、
湖沿いのベンチで風に当たる時間も、
私とってはどれも大切な“いつもの場所”。
今日も夕方になったら、
あのイスにそっと腰を下ろし、
プロテインを飲みながら、
海の向こうに沈む太陽を
ゆっくり見送ろうと思います。

ステキな町があるということを知って欲しいです
この記事は、気がつけば
理想の老後のような暮らしをしている
ライターが執筆しました。
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来月は🇹🇭タイへ引っ越す予定 (仮) の
世界40カ国を旅する海外在住ライター
ショーン・タイラー
Shawn Tyler

選ばれなかったイス
11月とはいえ、ビーチは暑すぎました
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