おめめがハートの殺人鬼がバレンタインに大暴れ!おバカでロマンチックなラブコメスラッシャーホラー「ハートアイズ」【ホラー映画を毎日観るナレーター】(945日目)
「ハートアイズ」(2025)
ジョシュ•ルーベン監督
◆あらすじ
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バレンタインデーに現れてはカップルを次から次へと殺害する正体不明の殺人鬼。目の部分がハートの形になっている覆面を被っていることからHEK(ハートアイズキラー)と呼ばれ恐れられていた。一方、彼氏と別れたばかりで、さらには仕事も上手くいかないアリーはひょんなことから敏腕クリエイティブディレクターのジェイとタッグを組んでプロジェクトを行うことになる。しかし次なるターゲットを狙うHEKはアリーたちをカップルと勘違いし、命を狙い続ける。果たして2人は窮地を脱することができるのか!?そして恋の行方は…。
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•予告動画
•この映画を一言で表すなら?
『目がハートになっている正体不明の殺人鬼ハートアイズの次なるターゲットに選ばれたのは恋に臆病になっているアリー。果たして彼女の運命は!?』
という、ラブコメ要素やエグいグロ猫写が素晴らしいミスリード盛々の王道スラッシャーホラーです。
•具体的にはこんな作品!
毎年バレンタインになるとカップルばかりを狙う正体不明の殺人鬼。
その人物は目の部分がハートの形をした覆面を被っていることからHEK(ハートアイズキラー)と呼ばれていた。
ボストン、フィラデルフィアの次にHEKが選んだ殺戮の舞台はシアトル。早速起きた殺人事件に警察は厳戒態勢を敷き、街ではカップルたちが怯えて過ごしていた。

そんな折、つい最近彼氏と別れ、仕事も上手くいかず、恋に臆病になっている系の女子•アリーは自身が手掛けたCMが炎上してしまいクビになりかける。
そんなピンチを救うために駆け付けたのはフリーで国内を飛び回るクリエイティブディレクターのジェイ。アリーに残された道は彼と協力して新たな広告を作るか、このまま会社を去るか…。
ひょんなことから次第に惹かれ合うようになるアリーとジェイだったが、2人をカップルと勘違いしたHEKに新たな標的にされてしまう!?

果たして2人はHEKの魔の手から逃れることはできるのか!?
そしてHEKの正体は?
アリーとジェイの恋模様の行き着くは!?
といった感じのお話でございます。
•良かったところと気になったところ
兎にも角にもハートアイズのビジュアルがめちゃめちゃ面白かったですね!
覆面の目の部分がハートの形になっているだけなんですけど、キャッチーなビジュアルなので印象に残りました。しかも暗闇だと目の部分が赤く光り、暗視ゴーグルのようになるのがくだらなくて良かったです。
ナイフやマチェーテ、ボウガンなど凶器の一つ一つにもハートがあしらっており、その辺りにもこだわりを感じました。
ですが、本編通して『なぜそこまでバレンタインやカップルにこだわるのか』の理由がめちゃめちゃ薄かったです。なもんでデザインやビジュアル先行になってしまっているようにも感じられました。

また、殺害シーンは清々しさを感じるレベルにグロくて相当良かったと思います。効果音も絶妙で痛々しさを増強していますし、殺し方のレパートリーも豊富で面白かったです。
冒頭からかなりエグいんですけど程よくおバカなノリなので全然重くならないですし、テンポ感が良くて見れちゃいます。
なんですけども主人公のアリーとジェイが自宅でハートアイズから襲撃され、ジェイが犯人として警察に連行されてからの中盤以降の展開は急にペースダウンしてしまったように感じました。

紙ストローへのディスりやアダルトグッス越しのイイ雰囲気の会話などが面白かっただけに、中盤からの会話ややり取りがそれを超えてこず、退屈とまではいかないまでも少々ダルかったです。
なもんでアリーとジェイの恋の行方も結構見どころではあるんですけどもイマイチ乗り切れませんでした。もちろんこれは私が恋愛映画があまり好みではないからというのもあるかもですが、個人的には前半のおバカな感じは残しつつ展開して欲しかったです。

•監督はこんな人&視聴可能なサブスクは?
そんな今作で監督を務められたジョシュ•ルーベン氏はアメリカ出身の現在42歳のクリエイターです。
日本に入って来ている作品はまだ少ないんですけども、テンポの良いやり取りやおバカな展開が面白く、個人的にかなり好きなタイプの御方です。
かなりマイナーでしがこちらも中々に面白かったです!AmazonプライムやU-NEXTで配信中なので今作と合わせてどうぞ!
ちなみに『波乱に満ちた2021年を振り返り、嫌なことも時たま訪れた幸せも、すべて笑って見送ろう。記録映像とコントやギャグを織り交ぜた極上の年忘れコメディ』というあらすじが気になりすぎる、Netflix独占配信の「さらば!2021年」(’21)という作品もめちゃくちゃ気になるので近いうちに視聴したいと思います笑。
また余談ですが今作の脚本(フィリップ•マーフィー氏とマイケル•ケネディ氏と共同)と制作総指揮には私の大好きなクリストファー•ランドン氏がクレジットされており、そこが視聴の決め手となりました。
ボーイスカウトの童貞少年3人組がゾンビから世界を救う「ゾンビーワールドへようこそ」(’15)や凶悪殺人鬼と陰キャ女子大生の中身が入れ替わってしまう「ザ・スイッチ」(’20)等など、同氏の手掛ける作品は笑いのセンスがハンパじゃないです。
コメディ系のホラー映画がお好きな方は要チェックですよ!
そして!
今作は公開されてからまだ間もないため配信などはまだやっておらず、U-NEXTやAmazonプライムにてレンタル(399円〜)が可能です。
いわゆる「スクリーム」や「ラストサマー」のようなミスリードを盛り込んだ犯人は誰でしょう系のスラッシャーホラーがお好きな方はかなりハマると思います!面白かったです!

•がっつりストーリー紹介
シアトルのとあるワイナリーにて一組のカップルが惨殺された。
犯人は目の部分がハートの形をした覆面を被っていることからHEK(ハートアイズキラー)と呼ばれている正体不明の殺人鬼。その人物はボストン、フィラデルフィアときて、今年はシアトルを血の海にしようというのだろうか…。
警察は厳戒態勢を敷き、街中のカップルは記念すべきバレンタインを楽しむことができず、怯えて過ごしていた。

一方、つい最近彼氏と別れたばかりなうえ、自身が手掛けたCMがカップルの死を連想させるような内容だったことで炎上してクビになりかけているアリーは恋にも仕事にも臆病になっていた。
そして、そんなピンチを救うために招集されたのはフリーで国内を飛び回るクリエイティブディレクターのジェイ。
ハンサムで何に関してもスマートな彼に劣等感を抱くアリーだったが、どうやらジェイはアリーのことが気になるご様子。

そんなアリーに残された道はジェイと協力して新たなCMを作るか、このまま黙って会社を去るかの二択。
バレンタイン当日にジェイと渋々ディナーで打ち合わせをすることになったアリーだが、「最近失恋した?」と痛いところを突かれる。
さらには『そういうのオレ分かっちゃうだよね』感出しまくりのジェイに苛立った彼女は「考え方が違うからって私のこと見下さないで!」と拒絶。

(https://press.moviewalker.jp/news/article/1246100/image14132670/より引用)
険悪な雰囲気のまま店を後にするも、そうなると会社をクビになってしまうし、元カレが新しい彼女といちゃついているところに遭遇してしまい、アリーは勢いに任せてジェイとキスをし、強がって恋人のフリをしてしまう。
上手く話を合わせてくれるジェイだったが、運悪くその瞬間をハートアイズに見られていた。
アパートまで送り届けてもらうも鍵を無くしていたアリー。仕方なくジェイが玄関扉を破壊したことで手を負傷し、そのまま流れで彼女の部屋へ。
元々は医学生だったが血が苦手でその道を諦めて広告業界に入ったアリー。そんなことをジェイに打ち明け、さらには先程のキスもあり、なんだかイイ感じ。

しかし!
アリーがクローゼットを開けるとそこには凶器を持ったハートアイズが潜んでおり、2人に襲いかかる。
どうにか逃げ出した2人は近所の改装中の公園に身を隠すが追ってきたハートアイズに襲撃され散り散りになってしまう。
追い詰められたアリーが殺されそうになったその時、偶然にも警察がやって来てハートアイズは逃亡。
だが気絶していたジェイはハートアイズの覆面を被っており、近くに凶器も落ちていた。そしてそのまま容疑者として警察に連行されてしまう。

ジェイを取り調べる刑事のショウとホブス。
ワイナリーでカップルが殺害された現場にはJSと彫られた指輪が落ちており、ジェイ•シモンズのイニシャルと一致。さらには独身なうえにボストンやフィラデルフィアにいた時期も一緒だったため疑われまくってしまう。
「ジェイじゃないから!」と必死に彼の無実を訴えるアリー。
するとここで警察署内が停電し、ハートアイズが出現。おばちゃん警官やホブスを殺害し、ショウを戦闘不能に追い込む。

どうにかジェイを救出したアリーはカップルが集まるドライブインシアターに逃げ込む。
しかし、ここぞとばかりに手当たり次第にカップルを殺しまくるハートアイズの凶行で現場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。
「狙いは自分たちなのだから逃げるのは止めよう」
と戦う覚悟を決めたアリーはジェイと共闘し、どうにかこうにかハートアイズを倒す。
息絶えたハートアイズの覆面を外すがその素顔に見覚えはなし。
ショウたち警察も駆け付け、全てが終わった。
これにて一件落着なのだろうか…。

もしよかったら滞在中のホテルに来ないかとアリーを誘うジェイ。しかしまだ恋に臆病な彼女は断ってしまう。
そして、アリーのことを諦めて新たな地で働こうと思ったジェイはショウのパトカーでそのまま空港まで送ってもらうらしい。
帰宅するアリー。しかしモヤモヤが晴れない。ジェイに対する気持ちは強くなる一方だ。
そして親友のモニカに背中を押された彼女はジェイに思いを伝えるために空港へ急行。

すると空港にてアリーの携帯に非通知着信。
なんと、何者かによってジェイが監禁されているっぽい!
そのまま指定された廃教会へ向かったアリー。
そこには拘束されたジェイの背後に殺したはずのハートアイズの姿が。
なんと彼は警察のIT担当のデヴィッドで、しかもこれは3人組の犯行であり、もう1人はあのショウ刑事だった。
パートナー関係のショウとデヴィッドは殺しに快楽を感じるサイコパスカップルでバレンタインの時期になると各地に出没し、殺しを楽しんでいたという。
そしてドライブインシアターでアリーたちが殺したのはイーライという2人のファンの男性で、いうなれば下っ端のような存在だった。

あのワイナリーに落ちていたJSの指輪はジェイ•シモンズではなくジェニーン•ショウのイニシャルだったのだ!
本当はアリーの元カレとその彼女を殺す予定のショウたちだったが、目の前でアリーたちに見せつけられたもんだからターゲットを変更したのだと言う。
アリーに弾が一つしか入っていない拳銃を渡すショウ。
「ジェイを愛しているのなら自分を撃て!そうでないならジェイを撃て!」
最初は恋人でも何でもなかった…。しかし騒動を乗り越えるうちに芽生えたこの気持ち。自分の本当の思いをジェイに伝えたアリーは自分のこめかみを撃ち抜こうとする。

と思いきや!
なんと致命傷にならなそうなジェイの肩付近を撃ち抜き、その背後に立っていたショウに致命傷を与えるファインプレーを見せる!
そしてジェイはどうにかこうにかデヴィッドを撃退。
ショウに追い込まれるアリーだったが「愛は痛いのよビッチ!」と言って、いつも持ち歩いていた金属製のマイストローをショウの首に刺し、そのまま石像の鋭利な部分に突き飛ばして首を切断する。
死にかけのデヴィッドにもとどめを刺し、これにてようやく一件落着。2人の愛の勝利だ!

1年後、アリーとジェイはコンビを組んで会社内でも業績トップ。
しかし、あの騒動を乗り越えたアリーは血を克服したため、医師の道に進むために会社を退社した。
ドライブインシアターにてお気に入りの映画を見るアリーとジェイ。互いの思いを伝え、プロポーズも大成功。
これから2人にはどんな幸せが待ち受けているのだろうか…。
するとアリーの携帯に非通知の着信が…。果たして相手は…。
といったところで物語は幕を閉じます。

ちなみにオチは少々中途半端であんまり好みではなかったです。(https://m.imdb.com/title/tt32558992/mediaindex/?ref_=mv?ref_=mv_smより引用)
•自分なりのまとめ
中盤以降はコメディテイストが薄まっており、悪く言えばよくあるスラッシャーホラーになってしまったのが個人的には少々残念でした。
また、ハートアイズはビジュアルがめちゃめちゃ良かったですし、3人による犯行だというのも面白かったんですけど動機が薄すぎましたね笑。
もうちょっとそこはふざけるなり、捻るなりあっても良かったような気がしました。
大好きなクリストファー•ランドン氏の脚本ということで視聴しましたが自分の中でハードルが上がりすぎていたのかそこまで楽しめませんでした。でもニュートラルな状態で見たらそれなりに面白いと思います!
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