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「何を選ぶか」より、「どう在りたいか」 ─ 選択肢が多すぎる時代に

はじめに

別の記事『本当の自分は、見つけるものではない』で、
自己理解とは何か、
なぜ「やり方」より「在り方」が大事なのかをお話ししました。

(まだ読んでいない方は、よければそちらもどうぞ。ただ、この記事だけでも、独立して読めるように書いています)

そこで一つの結論にたどり着きました。

自己理解とは、
自分の「在り方」を、自分で見えるようにしていくこと。

今回は、その先の話です。

なぜ、今の時代に在り方が大事なのか。
なぜ、ライフワークを見つけることが、自分を支える土台になるのか。

私が日々考えていることを、まっすぐにお話しします。

第一章 ― 今の世の中って、選択肢が多すぎる

今の世の中って、選択肢が多すぎて苦しいんですよ。

たとえば、就職活動もそうですよね。

はい、学生生活は終わりです。

じゃあ、これから就職活動です。

このたくさんある会社の中から、
自分が入る一社を決めてください。

って言われるわけじゃないですか。

いや、、、

そりゃ選べないですよ。

だって、
世の中には会社が山ほどある。

業界もたくさんある。

職種もたくさんある。

働き方もたくさんある。

その中から、

「自分はどこに行きたいのか」

「何を仕事にしたいのか」

「どんな人生を送りたいのか」

を決めてくださいって言われる。

でも、
そんなのいきなりわからないですよね。

だから結局、

福利厚生が整っているところがいい。
ワークライフバランスが整っているところがいい。
安定している会社がいい。
名前を聞いたことがある会社がいい。
親が安心する会社がいい。

そういう条件から逆算していくことになる。

で、そうなると結果的に、

「じゃあ、いい会社に入るためには勉強を頑張らなきゃいけない」
「いい大学に行かなきゃいけない」
「資格を取らなきゃいけない」
「周りよりもちゃんとしていなきゃいけない」

みたいになっていく。

まあ、そういう構図なんですよね。

もはや。

もちろん、
それが悪いと言いたいわけではないんです。

安定も大事です。
福利厚生も大事です。
働きやすさも大事です。

でも問題は、そこから選んでいくと、

「自分は本当は何をしたいのか」
「自分はどう在りたいのか」
「自分は何なら飽きずに続けられるのか」

っていう、自分の内側の声が置き去りになりやすいということなんです。

第二章 ― バイキング会場で、何を選びますか

これって、
たとえばバイキング会場にポンって放り込まれて、

「はい、この中から自分が本当に好きなものを一つだけ選んでください」 「一つだけですよ

って言われてるようなものなんですよね。

いや、これ、
なかなか決まらないですよ。

目の前には、いろんな料理が並んでいる。

こっちもおいしそう。
あっちもよさそう。
隣の人が選んでいるものも、
なんかすごく魅力的に見える。

そうやって見ているうちに、

「あれ、自分って何が食べたかったんだっけ」
「本当にこれでいいんだっけ」

みたいに、だんだんわからなくなってくる。

今の時代の苦しさって、これに近いと思うんです。

何かをやっていても、すぐに目移りしちゃう。

あっちの人がやってることを見ると、

「あー、いいなあ」
「なんかすごいなあ」
「自分もあっちの方がいいのかな」

って思ってしまう。

で、そうすると、
今自分がやっていることに対しても、

「これでいいのかな」
「本当にこの方向で合ってるのかな」

って、すぐ揺らいでしまうんですよね。

特に、ちゃんと生きてきた人ほど、
こういう感覚になりやすいんじゃないかなって、思うんです。

真面目に、
責任を持って、
周りに応えながら。

ちゃんと選んで、
ちゃんと積み上げてきた。

でも、ふとした瞬間に、
「これって、本当に自分の人生を生きているんだろうか」と、
静かな違和感が湧いてくる。

そういう感覚を、抱えている人に、
この記事を届けたいんです。

第三章 ― 私が言いたい自己理解は、もっと深いところ

だからこそ、私は自己理解がすごく大事だと思っています。

自己理解っていうと、
なんか性格診断みたいに聞こえるかもしれないんですけど、
私が言いたい自己理解は、
もっと深いところなんです。

要は、在り方なんです。

在り方って、
目的地みたいなものだと思っているんです。

自分の中にある感性や、
能力を、
抑え込まずに、
素直に外に出して生きる。

すると、
それが自然と、
誰かに届く瞬間がある。

「あなたのこの言葉に、救われました」
「あなたがいてくれたおかげで、前に進めました」

そういう反応が、時々、返ってくる。

そのとき、自分の中に、
じんわりと、深いところが満たされる感覚があるんです。

私は、それが、
人が生きるうえでのいちばん深いところの充足なんじゃないかなって、
思っています。

だから、その目的地を、
自分の中にちゃんと持っておくこと。

これが、すごく大事なんですよね。

具体的には、こういうことです。

自分は、何を大切にしているのか。
何のために、それをやるのか。
自分は、どこへ向かいたいのか。
どんな人に、どんな価値を届けたいのか。
自分は、どんな思いで、その行動をしているのか。

つまり、
目的地であり、
ビジョンであり、
自分の土台のようなもの。

これって、
会社でいうとビジョンみたいなものなんですよね。

仏教の言葉でいうと、誓願という言葉にも近いのかなと思っています。

自分は、
何を願って生きるのか。
何を通して、人と関わっていくのか。
何を深めていきたいのか。

そういうものです。

ここを、自分で知ることが、
何よりも大切だと思っているんです。

ただの「自己分析」とか「性格診断」より、
私が言っている自己理解が深いのは、こういう理由なんです。

自分の傾向を知ることじゃなくて、
自分の目的地を知ること。
自分にラベルを貼ることじゃなくて、
自分の向かう先を、自分で見つけていくこと。

だから、深いんです。

第四章 ― やり方ばっかり追いかけても、深まらない

で、私は、やり方とか、方法とか、
ノウハウとかももちろん大事だと思うんです。

でも、そればっかり探していると、
ずっと外側に振り回されるんですよ。

「この方法がいいらしい」
「あの人はこれでうまくいっている」
「このやり方が今は流行っている」

って。

もちろん、参考にするのはいいんです。

でも、人がやっているからとか、
なんかすごそうだからとか、
なんか良さそうだからっていう理由だけで目移りばかりしていると、
やっぱり一つのことが深まらないんですよね。

全部、浅くなってしまう。

いろいろできるようにはなるかもしれない。

でも、自分の中に、
根っこが張っていかない。

第五章 ― ライフワークと、飽きない力

だから私は、ライスワークだけじゃなくて、
ライフワークを見つけることが大事だと思っています。

生活のためにやる仕事も、もちろん大事です。

でも、それだけじゃなくて、

自分が夢中になってしまうこと。
気づいたら、ずっとやってしまうこと。
「あれ、もうこんな時間になってる」ってなるようなこと。

そういうものを見つけていく。

(このライスワークとライフワーク、そして「働く」ということについては、別の記事:
だから僕は、副業を始めた。~本業で仕事をし、副業で働くという選択~
👆で、もっと掘り下げて書いています。興味のある方は、ぜひ)

私は、それを「飽きない力」だと思っています。

たとえば、

好きなことを始めると、
気がついたら何時間も経っている。
ある分野のことを調べ始めると、止まらなくなる。
何かに集中していたら、「あれ、もうこんな時間?」ってなる。

そういう、時間を忘れて夢中になれること。

才能っていうと、ちょっと大げさに聞こえるかもしれない。

でも、自分では当たり前にやっていること。
なぜか気になってしまうこと。
人から頼まれると、つい丁寧にやってしまうこと。
何回やっても、完全には飽きないこと。

そういうところに、
自分のもともと持っている感性とか、
能力って隠れていると思うんです。

で、それをちゃんと自分で知る。

これが、自己理解なんですよね。

ただ、これってすぐに見つかるものではないです。

2年、3年で簡単に深まるものでもないと思っています。

一つのことを続けていく。
繰り返していく。
その中で、試行錯誤する。
工夫する。
またやってみる。

そういう積み重ねの中で、
少しずつ深まっていくものなんです。

終章 ― 自己理解は、自分に戻り続けること

だから、自己理解って、
一回やって終わりじゃないんですよね。

自分を知るというよりも、自分に戻り続けること。

外側の選択肢に振り回されそうになったときに、

「自分は、どこに向かいたいんだっけ」
「自分は、何を深めたいんだっけ」
「自分は、何なら飽きずに続けられるんだっけ」

って、自分の中心に戻ってくる。

今は、本当に選択肢が多い時代です。

だからこそ、何を選ぶか以上に、

自分は、どう在りたいのか。

ここが大事なんだと思います。

自己理解って、
自分の人生の軸を取り戻すことなんですよね。

そして、自分のライフワークを見つけていくための、
いちばん大切な土台なんだと思っています。

外側にいろんなものを、まとってきたと思うんです。
肩書き、役割、こうあるべきという理想。
誰かに期待されたこと。

でも、それを一つずつ、そっと下ろしていったとき。
最後に、静かに残っているもの。

それが、あなたの在り方なんじゃないかなって、私は思っています。

見つけに行くものじゃない。
もともと、ずっと、あなたの中にあったものです。

そこに、何度でも戻ってくる。
外側に振り回されても、また戻ってくる。
その繰り返しの中で、自分の在り方は、少しずつ、輪郭がはっきりしていく。

これが、私にとっての「自分を学ぶ」ということなんです。

自分を勉強することじゃない。
外から答えを取り入れることでも、正解を覚えることでもない。

自分の内側にすでにあるものに、
自分から、主体的に向かっていく。

向かいたい場所に向かって、
試行錯誤しながら、一歩ずつ進んでいく。
そして、方向を見失いそうになったら、また自分の中心に戻ってくる。

進みながら、戻りながら。
繰り返しの中で、自分の可能性が、少しずつ広がっていく。

そういうことなんです。

自己理解って、私にとっては、そういうことなんです。

そして、もう一つだけ

「夢中になれること、なんて自分にはないなあ」
「時間を忘れるようなこと、思いつかないなあ」

そう感じる方も、多いと思うんです。

実は、自分の「飽きない力」って、
自分ではなかなか気づけないものなんです。

なぜなら、自分にとっては当たり前すぎて、
「これくらい誰でもできる」と思ってしまうから。

私は、コーチング・カウンセリングのセッションを通じて、
あなたの中にある「夢中になれること」「飽きない力」を、一緒に見つけていくお手伝いをしています。

セッションでは、
事前にヒアリングシートを記入していただいたうえで、
じっくりお話を伺います。

一人ではなかなか気づけない、
あなたの中にすでにあるものを、
一緒に見つけていきましょう。

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「私」について

私が運営している、自己理解と在り方を整える伴走の場です。

「少し話してみたい」
「自分の場合は、どうしたらいいんだろう」

そんなふうに感じたら、
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<おまけ>|【エッセイ】より。
よければ、聞いてみてください✨

【第五弾:歌ってみた】

明日への手紙 ── 手嶌葵

【第四弾:歌ってみた】
恋に落ちて-Fall in love- 小林明子


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