【XG THE CORE 考察 #1】GALA | 華やかな祝祭に潜む狂気。HIPHOP、日本サブカル、アンドロイド神話を読み解く
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XGの1stアルバム『THE CORE』から、名曲"GALA"を日本の音楽オタクの視点から徹底解説(インデプス・アナリシス)します。
一見華やかなファッションソングの裏に隠された、アメリカ的HIPHOPへの深いオマージュ、攻殻機動隊や初音ミクといった日本的サブカルチャー、そしてゾクッとするような「サイコパス映画のアンドロイド」的な描写まで、怪作”GALA"を、限界まで深読み・解説します。
この記事を読めば、曲とMVの印象が180度変わるはずです。
特にVerse 7は、 曲全体の空気を一変させるほど危険で、倒錯的です。
気になる方は、ぜひ目次から該当セクションへ飛んでみてください!
長いので、気になるところだけ飛ばし読みしてもらっても大丈夫です。
概要
この記事では、日本語への歌詞の翻訳にとどまらず、そこに隠された深い意味や、HIPHOPカルチャー・映画・日本のアニメ(サブカルチャー)へのオマージュについて徹底的に解説・考察します。
前曲"XIGNAL (The Intro)"では、XGの到来が告げられました。
地球に降り立ったXGは、まずは"Met Gala"(メットガラ)を席巻しにかかります。
Met Galaは、アメリカ、ニューヨークのメトロポリタン美術館服飾研究所が毎年開催しているファッションの展覧会です。
"MET"はメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)の略称、"GALA"は「祝祭」や「華やかな夜会」を指すフランス語です。
Met Galaは、アートとしてファッションをとらえる世界的なイベントです。
XGは、アートとしての音楽とパフォーマンスとファッションを武器に、地球でのオープニング・ショットの舞台を"Met Gala"に定めた、というわけです。
歌詞の解説
この曲のテーマは「ネクストレベルへの脱出(解脱)」というのが僕の解釈です。
XGのアートパワーは、Met Galaを、エンタメ界を、リスナーを、そして自分達をもエンパワーし、アップデートします。
Intro
[英語]
Everything you do
あなたがすることすべて
Everything you do, oh
あなたがすることすべて、ああ
I'm falling so in love with you
私はあなたに深く恋に落ちる
I’m falling so in
私はあなたに夢中
[フランス語]
Ce soir, je te suis
今夜、私はあなたについて行く
Jusqu'à l'infini
無限の彼方まで
Au delà des planètes
惑星を超えて
À travers les univers
宇宙を越えて
Introでの「あなた」はXGを指し、「私」はリスナーを指します。
Introは、夢中になるほどのXGのアートパワーや、未知領域への誘いを示しています。
また、フランスは世界のファッション中心地として認知されており、フランス語が使用されたことで、この曲のファッションへの繋がりが強調されます。
Verse 1 [Hinata, Juria]
[Hinata]
Just one touch, just one cut
たった一度触れるだけ、たった1カットだけで
Take us up, exodus
私たちを連れて行く、脱出
[Juria]
The time is now
時が来た
So open up the gates for me, mm
だから私のために門を開けて
Verse 1でも「あなた」はXG、「私」はリスナー目線です。
「カット」とは写真などの枚数を表す単位です。
「たった一度触れるだけ、たった1カットだけで、私たちを連れて行く、脱出」は、ほんの少しだけのXG体験が、ネクストレベルへの脱出(解脱)を促す力があることを示しています。
MVではHinataが乳白色の液体の中から姿を現します。これは、漫画「攻殻機動隊」の主人公である草薙素子を思わせます。
草薙素子は義体(アンドロイドの体)化されており、乳白色の皮膚培養液から現れるシーンがありました。
原作漫画では、草薙素子は電脳世界へ脱出し、人を超えた存在へと解脱しました。
このシーンでのHinataの、なんともいえない無表情が凄く良いです。
ゾクゾクします。
薄く透明感のあるHinataの発声から、ウェットなビブラートのJuriaへの移行が素晴らしい。
Verse 2-1 [Harvey]
[Harvey]
Which crew flyer than us? Riddle me that
私たちよりイケてるクルーはどこ? 謎を解いてみて
We don’t need to do nothing, let 'em react
何もする必要はない、彼らの反応を見ればいい
You know I could slay the whole city with that
私がそれで街全体を魅了できるって知ってるでしょ
We taking over the night because I'm pretty in black
今夜は私たちが支配する、私が黒で綺麗だから
「私たちよりイケてるクルーはどこ? 謎を解いてみて」は、Jay-Zの”Encore"へのオマージュです。
《Encoreの歌詞の一部》
Who you know fresher than Hov? Riddle me that
(Hovよりイケてる奴を知ってるか?謎を解いてみろ)
HovはJay-Zの異名です。
ラップのスキルが神の域に達しているという意味を込めて"Jay-Hova"(Jay-Z+Jehovah(エホバ:キリスト教の神の名))と呼ばれるようになり、それが短縮されて"Hov"です。
" I could slay the whole city”(私が街全体を魅了できる)の"slay"は直訳すると「殺戮する」ですが、文脈から「魅了する」としました。
スラング的に"slay"を用いるあたりにストリート感があります。
フォーマルなMet Galaにストリートの流儀を持ち込んでいます。
Harveyの可愛らしい声でこのイカつい表現は効きます、超カッコいい!
”Riddle me that”、"let 'em react"、"city with that"、"pretty in black"と、きっちりライミング(脚韻)がされています。
HIPHOPへのリスペクトを感じ、同じHIPHOP好きとしてとても嬉しくなります。
「今夜は私たちが支配する、私が黒で綺麗だから」は、バットマンのヒロインにしてヴィランである「キャットウーマン」を指します。
まず、キャットウーマンは黒の衣装です。
次に、このVerseの最初のライン"Riddle me that"(謎を解いてみろ)は、バットマンの敵役である「リドラー」がよく使うセリフです。
さらに、この後のMayaのラインには「ランウェイ」が出てきて、ランウェイの別称は「キャットウォーク」です。
加えて、「支配する」のはヴィランのムーヴです。
以上、黒の衣装、リドラー(バットマン)、キャット、ヴィラン、となると「キャットウーマン」と言うことになります。
Q.E.D.
謎は解けたかな?

また、「私が黒で綺麗だから」には、もう一つ言葉遊びがあります。
「Met Galaゴキブリ事件」です。
これは、2023年のMet Galaのレッドカーペットにゴキブリが侵入し、大騒ぎになった事件です。
MVでのHarveyはゴキブリ型宇宙人の様相で、別のシーンを見ると髪には"COCKROACH"と描かれています。

ボースティング(HIPHOPにおける自己誇示)、引用、オマージュ、ライミング、スラング、言葉遊びなど、出だしからリリックの密度が高いです。
Verse 2-2 [Maya]
[Maya]
Everything we do got a runway with it
私たちがやる全てにはランウェイがある
Walk so mean like mind yo' business
まるで自分のことに集中しているかのように、魅力的に歩く
Look so sharp, Hattori Hanzo linen
服部半蔵のリネンのように粋なファッション
Then I hit 'em with the blue steel, MUGATU, get it?
そして私は青いスチールで彼らを殴った、ムガツ、分かる?
「自分たちが歩けばそこはもうランウェイになってしまうほど私たちは魅力的」とボースティングしています。
ここでランウェイに言及しているのは、前のHarveyのVerseの「キャットウーマン」からの言葉遊びです。
ランウェイの別称はキャットウォークです。
前のラッパーが使った言葉を活用するのは、マイクリレーの暗黙のマナーです。
逆にここでランウェイが出てくることで、「Harveyの『黒で綺麗』はやっぱりキャットウーマンだったんだな」ということにもなります。
"Walk so mean…"の"mean"は直訳すると「意地悪な」という意味ですが、スラングで「イケてる、ヤバい」という意味でも用いられます。
意訳で「魅力的」としました。
ここでも用いられる単語がストリート的です。
フォーマルなMet Galaが、ストリートの流儀で塗り替えられるかのようです。
"Hattori Hanzo linen”は「服部半蔵のリネン(麻繊維)」ですが、「服部半蔵の理念」という、ファッションに引っ掛けつつ日本人にしかわからない言葉遊びを含んでいます。
また、" Hattori Hanzo"と次行の"blue steel"からは映画「キル・ビル」の「ハンゾーソード」が連想されます。
キル・ビルでの服部半蔵は刀鍛冶です。
さらに、"blue steel"はファッションコメディ映画「ズーランダー」の主人公が使う必殺技です。
そして、ズーランダーでは敵役の名前が"MUGATU"です。
MVでMayaは、ズーランダーのタイトルジャケットのポーズをしています。

上から目線のボースティングから、何重にも張り巡らされたマニアックな言葉遊び、めちゃめちゃハイスキルなリリックです。
Mayaのラップは発音がクリアで、ビートに対しケイデンス(ラップのリズム)がちょっとだけ後ノリです。
これにより、高速なのに言葉が明確に伝わります。
複雑な言葉遊びを説得力高く表現するには、Mayaのスキルが最適解です。
この説得力があってこそ、最後の"get it?"(わかる?)という挑発が効いてきます。
Mayaのラップは、とにかく聴いていて気持ちが良い。
素晴らしいラッパーです。
Chorus [Chisa]
[Chisa]
Weighted in gold
黄金の重み
my worth can never be In all the realm of eternity
永遠の領域のすべてにおいて私の価値は計れない
Let your words and couture drape in colors and desire
あなたの言葉と衣装を色彩と欲望で覆って
On this night of fate
この運命の夜に
「自分には無限の価値があり、リスナーを解脱させるほどの力がある」と力強く歌われます。
Verse 1に呼応したリリックです。
僕は、「あなたの言葉と衣装を色彩と欲望で覆って」を「本当の自分を解き放ち(解脱)なさい」と受け取りました。
"On this night of fate"という締めがまた良いですね。
「それが今夜起こる」という予兆と、メロディ的に解決していない余韻が、リスナーの期待値を煽ります。
それにしてもChisaの圧倒的なディーバ感よ!
このパワフルな歌声は実に説得力があります。
特に語尾のブレスが生々しくて力強い、凄くいい!
「うおぉ~!」ってなります。
トリハダが立ちます。
ChisaはいわばXGの主砲です。
彼女の歌声は戦局を一変します。
Post-Chorus
I just turned the Met Gala into an X-GALA
たった今私がメットガラをX-ガラに変えた
Glam, glam
魅力、魅力
I just turned the Met Gala into an X-GALA
たった今私がメットガラをX-ガラに変えた
Glam, glam, glam
魅力、魅力、魅力
I just turned the Met Gala into an X-GALA
たった今私がメットガラをX-ガラに変えた
世界的ファッションイベントである"Met gala"を、自分たちの"Glam"(魅力)で"X-GALA"に変えたと宣言します。
もちろん、XGが所属する"XGALX"にかけています。
XGALXの理念は「“BOLD(大胆)”なカルチャーを全世界に発信する」です。
また、"glamor"には「魔法」の意味もあり、XGの魔力的なほど強力なアートパワーを匂わせます。
そして、この楽曲とパフォーマンスにはその魔力があります。
前半の"Gram"はCoconaだと思うのですが、この深い低音が凄く良いです。
ゾクゾクする質感です。
Verse 3 [Jurin]
[Jurin]
Yeah, I could dress casually, naturally
私はカジュアルな服装でも当然イケてる
Anything becomes a masterpiece
何でも傑作になる
Look how the kicks match the tee
スニーカーとTシャツがマッチしてるのを見て
Seven different looks like a magazine
マガジン雑誌の様に7つの異なるルックス
That means every single day becomes a fashion week
つまり、毎日がファッションウィークになるってこと
「普段着でも毎日ファッション雑誌に載るほど私はイケてる」とラップします。
"kicks"(スニーカー)、"tee"(Tシャツ)と、ストリートのファッションとスラングが使われます。
フォーマルな場である"Met gala"が、ストリートの流儀で上書きされます。
「7つの異なるルックス」は、「1週間異なるスタイルのコーデで魅了出来る」と言う意味と、「XG7人の多彩な実力」のダブルミーニングです。
それにしてもJurinのラップは本当に素晴らしい!
"casually"、"naturally"、"masterpiece"、"match the tee"、"magazine"、"fashion week"と、ライム(脚韻)のみならずインターナル・ライ厶(中間韻)がされています。
そしてそれを強調するためにフローが後ろ重心です。
鋭利な発声と後ろ重心のフローが気持ちいい。
ケイデンス(ラップのリズム)も凄い。
いったいドコで息継ぎしてるんだ?ってくらい長いパッセージを、シンコペーション(リズムの表と裏が入れ替わる事)しながらタイトに駆け抜けるのは相当のスキルです。
凡庸なラッパーがやると、ここまでアクセントが出せずにベターとした感じになっちゃうんじゃないかしら?
Jurinのラップは、鋭利にウネりながら斬ってくるので「レイピア」って感じです。
Jurinのラップは、メジャーなフィーメール・ラッパーにも負けない存在感があります。
凛として華のある発声とイカついフローにカリスマ性を感じます。
この声好きだわ~。
Verse 4 [Harvey, Jurin]
[Harvey]
It's like art, fashionable lover
それはまるで芸術のよう、おしゃれな恋人
[Jurin]
I'm like a narc 'cause I’m always on the cover
私はまるで麻薬捜査官みたい、いつも表紙を飾っているから
[Harvey]
Hit ’em with the pose and a swag too official
ポーズで魅了して、カッコよさは公式すぎる
[Jurin]
Only ELLE I know is the mag, what's the issue?
私が知っている雑誌はエルだけ、何か問題でも?
"cover"(表紙)は雑誌の表紙です。
Verse 3で雑誌への言及があったのを引き継いでいます。
また、"on the cover"(表紙を飾る)は”undercover"(潜入捜査)にも聞こえます。
潜入捜査をするから" like a narc"(麻薬捜査官みたい)という言葉遊びです。
"Hit ’em with the pose and a swag too official"(ポーズで魅了してカッコよさは公式すぎる)の"Hit ’em"は直訳すると「殴る」です。
このスラングの使い方は"swag"(自信に満ちたスタイル)です。
また、"POSE"も"SWAG"もファッション雑誌の名前で、「”POSE"にも”SWAG"にも掲載される」という言葉遊びになっています。
"Only ELLE I know is the mag, what's the issue?"(私が知っている雑誌はエルだけ、何か問題でも?)の"ELLE"は”L"にも聞こえ、”L"は"Loss"(敗北)のスラングです。
「私の知ってる敗北は雑誌ELLEの表紙を飾ることだけど、何か問題ある?」という言葉遊びになっています。
「自分は敗北を知らない」という意味と、「雑誌の表紙を飾ることですら自分にとっては大したことではない」という意味の二重の皮肉です。
さらに、"what's the issue?"(何か問題でも?)の、"issue"は「問題」の他に雑誌の「号」の意味も持ちます。
"May issue"(5月号)とかです。
雑誌とかけた言葉遊びになっています。
このVerseはHarveyとJurinのバー・トレーディング・スタイル(2人で数小節ずつ交互にラップを繋いでいくスタイル)です。
2人で同じフローを共有しつつ、"lover"(Harvey)と"cover"(Jurin)、"swag too official"(Harvey)と"what's the issue"(Jurin)、といった感じでライミング(2行セットでの脚韻)ルールが守られています。
いやこの様式美のカッコ良さよ!!
Verse 5 [Cocona]
[Cocona]
Pretty girls walk like this
かわいい女の子はこんな風に歩く
Pretty girls talk like this
かわいい女の子はこんな風に話す
Couple chrome plates on wrist
手首にはクロームのプレートを二つ三つ
I mean, who else do you know put it on like this?
てゆうか、こんな風に着こなせる人他にいる?
If you don’t get it, that's not my problem
分からないならそれは私の問題じゃない
Changing my hair like my last name Rodman
ロッドマンってくらい髪形を変える
Top five with the drip, top to bottom
トップ5クラスのドリップ、頭から足まで
Anything that we rock, they be talking about it
私たちが身につけるものは、いつだって話題になる
"Pretty girls walk like this"はビッグ・ボス・ヴェットの"Pretty Girls Walk"(2024)へのオマージュです。
アクセサリーがジュエリーでなくクロームであることにストリート感があります。
「分からないならそれは私の問題じゃない」というラインは、XGとCoconaの姿勢をよく表していると思います。
自分自身であることを受け入れ、誇りに思っています。
僕個人としてはこのVerseで一番好きなラインです。
「ロッドマンってくらい髪形を変える」はバスケット選手のデニス・ロッドマンを指しています。
Coconaの髪形はロッドマンに似ていますし、ロッドマンはよく髪形を変えます。

"Top five with the drip, top to bottom"(トップ5クラスのドリップ、頭から足まで)の"drip"は、「滴る」から「宝石で飾ってイケてる様」を表すスラングですが、「ラップする」のスラングである"drop"と音が似ています。
"Top five with the drip"には「ラップでトップ5になる」という意味が隠れています。
以前Coconaは"TAPE #4"で、"Best rapper alive Gotta be top five before I die"(現存する最高のラッパー、死ぬまでにトップ5になる)とラップしていました。
"Anything that we rock, they be talking about it"(私たちが身につけるものはいつだって話題になる)の"rock"は、「かっこよく身に着ける」というスラングですが、音楽の"rock"の意味も持ちます。
「私たちの音楽はいつだって話題になる」というダブルミーニングです。
Verse 4のHarveyとJurinによるスピーディーで華やかな感じから、CoconaのVerse 5では雰囲気も音程も重低くなります。
ビートもChorusパートのもので、ドラムレス、ベースレスとなり、一気に場面転換します。
Coconaがイカつく歩きながら、イケメンボイスで"Pretty girls walk like this…”とラップするのはめちゃめちゃカッコいい!
そして後半の畳み掛けるフローがヤバい。
うぅ、カッコ良すぎて震えが来ます。
Coconaはアティチュードで魅せるタイプのラッパーです。
Swagです、ガチグッチです。
声が、目線が、存在が、もうとにかくカッコいい!
僕のいち推しです。
Verse 6 [Maya, Harvey, Jurin]
[Maya]
Turn the hallway to a catwalk
廊下をキャット・ウォークに変え
Turn the sidewalk to a runway
歩道をランウェイに変える
Every day's a photo shoot, that part
毎日が写真撮影、まさにそれ
Paparazzi got my outfit on the front page
パパラッチが、私のコーデを一面に載せる
[Harvey]
Rolled up in it, windows tinted
それを巻き込んで、窓はスモークガラス
Can't see through it, but they know who’s in it
中は見えない、でも誰が乗ってるかは分かる
Open up the doors with the logo printed
ロゴ入りのドアが開けば
[Maya]
I don't even gotta pose for the photo finish
写真撮影のためにポーズをとる必要もない
[Jurin]
Shaking up the spot, looking stone-cold, shiver
その場を揺さぶり、冷酷な表情、震える
And we shine through the dark like a snow globe, glitter
そして私たちはスノードームのように暗闇の中で輝き、キラキラと輝く
I represent the XGALX
私はXGALXを代表する
Man, I told you I'ma turn this Met into an X-GALA
言ったでしょ、このメットガラをX-GALAに変えるって
Mayaパートの「廊下をキャット・ウォークに変え…」る事が出来るのは、「私たちがやる全てにはランウェイがある」(Verse 2(Maya))からです。
「キャット・ウォーク」は「ランウェイ」の別称です。
Harveyパートの「それを巻き込んで、窓はスモークガラス」は、服と車のダブルミーニングです。
"Rolled up"は「(袖などを)まくり上げる」ですし、スモーク窓でロールするものといったら高級車が思い浮かびます。
スモーク窓の高級車で会場に乗り付ける感じです。
車という言葉を使わずに車をイメージさせています。
「誰が乗ってるかは分かる」は、Run-D.M.C.の"It's Tricky"(1986)へのオマージュにもなっています。
《It's Trickyの歌詞の一部》
Tinted windows don't mean nothin' They know who's inside
スモークガラスなんて意味が無い、中に誰がいるかは皆知っているんだ
それにしてもHarveyのタバパ行の弾けっぷりよ!
鼻にかかりながら横に潰れた様なユニークな声質と相まって良い、強烈に良い。
こんな素晴らしい声質のボーカリストはなかなかいません。
僕は、ロバート・スミス、ドロレス・オリオーダン、エリカ・バドゥ、ジェイムス・ブレイク、ヨンシー、ビョーク、ビリー・コーガン、ロザリア、ニッキー・ミナージュ、J.I.D.など、ユニークな声のボーカリストを偏愛しています。
声フェチなんです。
Harveyの声は相当お気に入りです、Jurinと並んで僕のボーカル聖人殿堂に列聖されました。
そういえばロザリアとJ.I.D.はXGが"TAPE #2"でビートジャックしてましたね。
Mayaの「写真撮影のためにポーズをとる必要もない」というカットインでは、"photo finish"(写真判定)という言葉が使われています。
これは、レースなどでゴールが僅差の場合に行われる写真判定です。
Harveyに呼応してファッションと車のダブルミーニングです。
Jurinのパートの"stone-cold"は、「冷徹な表情」とプロレスラーの「ストーン・コールド・スティーブ・オースティン」のダブルミーニングです。
オースティンはアメリカのプロレス史上もっとも人気のあるレスラーの一人で、「最凶のタフ野郎」です。
"stone-cold, shiver"は「冷徹な表情にビビッて震える」と「オースティンにビビッて震える」という言葉遊びになっています。
次の「スノードームのように暗闇の中で輝き、キラキラと輝く」は、夜会でカメラのフラッシュに囲まれている様を比喩表現しています。
いや~、このVerseも濃ゆいですね。
そして、さんざんハイスキルなラップを巻き散らかした最後に、JurinがXGALAXを代表して、しかもドヤりながら、「言ったでしょ、このメットガラをX-GALAに変えるって」と締めるのは効きます、打たれます、ヤラれます。
もちろんこの言葉はエンタメ界やリスナーに向けて発せられています。
「XGがエンタメ界を席巻する」というメタファーです。
カルチャーでエンパワーする存在としてのXGALXの力量が、その代表者によって誇示されています。
楽曲、パフォーマンス、リリック、フロー、ドヤ声、全てに説得力があります、全てがリアルです。
うぅ、このパンチライン、あまりに誇り高くて感動で涙が出ちゃいます。
Interlude
[フランス語]
Je le savais
私はそれを知っていた
Je le savais très bien
私はそれをよく知っていた
Mais
だけど
[英語]
I just turned the Met Gala into an X-GALA
たった今私がメットガラをX-ガラに変えた
Interludeのフランス語部分はおそらくXGの心の声です。
ここでの「私」は、チームXGのクルーを指しています。
XGは自分たちを信じつつ、心のどこかに不安があったのだと思います。
当然です。
そして、「たった今私がメットガラをX-ガラに変えた」は、XGがその実力を証明してみせたことのメタファーです。
ふわっと遠くに流れるフランス語パート(不安)と、確信的な英語パート(実力の証明)の対比がそれを示しています。
想いが現実となっています。
Verse 7 [Juria, Hinata]
[Juria]
Watch your step, they all hail the X
足元に気をつけて、みんなXを称える
Here to crash the party, so get out my way
パーティーを壊しに来た、邪魔しないで
[Hinata]
All metallics, sweet, sexy, savage
全てメタリック、スウィート、セクシー、サベージ
And the finest garments hanging down my waist
そして私の腰には最高級の装飾品が垂れ下がっている
[Juria]
Ooh, all my ladies rock this way
ああ、私のレディたちはみんなこうやって揺れる
[Hinata]
To all my haters, watch me slay
私のヘイターたちよ、私の殺戮を見ていろ
[Juria]
Bionic, all mechanic
バイオニック、すべてメカニック
[Hinata]
ドモアリガト、Mr. Roboto
Juriaパート"Watch your step, they all hail the X"(足元に気をつけて、みんなXを称える)の"hail"には、「高貴な人を称える」という意味の他、「ひれ伏する」というニュアンスがあります。
「足元に気を付ける」のは、多くの人が床にひれ伏しているからです。
MVでのJuriaは高貴な姫の様な装いですが、見かけとは裏腹にその言葉は、"hail the X"(XGにひれ伏しろ)、”crash the party”(パーティをぶっ壊す)、"get out my way"(邪魔をするな)とかなり荒っぽいです。
この清純キャラが粗野に振る舞う倒錯ムーブは、明らかに日本的なサブカル文脈を感じます。
典型的な「ツンデレ姫」のモチーフです。
そしてMVでのHinataは、メタリックな初音ミクです。
こちらも日本サブカル文脈です。
自分はスウィートでセクシーで、そしてサベージ(野蛮)だと歌います。
つまり、Juriaの姫キャラとHinataの初音ミクは属性が同じというわけです。
シーンの後半では、二人は重ね合って融合します。
なお、"sweet, sexy, savage"はケラーニのアルバム"SweetSexySavage"(2017)へのオマージュです。
Hinataはケラーニの"Folded"(2025)を愛聴曲として挙げています。
"garments"(装飾品)、"ladies"(女性たち)、"haters"(ヘイターたち)は、全て同じXGのアンチを指しているのだと思います。
"ladies"はおそらく、男性を茶化すような呼びかけじゃないかと思います。
だとすれば、みっともなくヘイトするXGのアンチを"ladies"と呼び、"slay”(比喩としての殺戮)して"garments"(装飾品)として腰にぶら下げています。
だから自分は"savage"(野蛮)なのだというわけです。
また、このVerseには3つのロックバンドへのオマージュが隠れています。
"metallics"はメタリカ、"rock this way"はエアロスミスの"Walk This Way”(1975)、"ドモアリガト、Mr. Roboto"はスティックスの"Mr. Roboto”(1983)です。
中学時代、「ベストヒットUSA」という番組でスティックスが「ドモアリガト、ミスターロボット」と歌うのを見て、「わ〜、洋楽なのに(ヘタクソな)日本語で歌ってる〜。外人だからカタコト日本語なんだなぁ」と思ったものです。
"Mr. Roboto”のシングルを買ったのを覚えています。
本曲ではスティックスのカタコトな日本語発音を模倣していますが、このVerseの文脈だとロボ的なカタコト発音とのダブルミーニングになっています。
あぁもう、リリックがテクニカルすぎて追いつかない!
どんだけ盛り盛りなんだよ!!
…気を取り直して。
このVerseのフローは非常に平たんで無機質です、発声も薄く空虚感すらあります。
MVでも二人はロボットの様な無表情で歌います。
この演出は最後の「ドモアリガト、Mr. Roboto」にかけたものです。
無機質なフローと野蛮な歌詞のギャップに倒錯感があり、トリハダが立ちます。
このVerseはかなりクレイジーです。
可愛らしい二人が無表情で淡々と、物凄いことを歌っています。
日本とロボ的なモチーフをばら撒き、人々をひれ伏させ、パーティをぶち壊し、ヘイターたちを比喩的に殺戮して腰にぶら下げ、最後は日本語で「ドモアリガト」です。
「ありがとう」ってナニが!?、ナンで!?
情緒がムチャクチャです、まるでサイコパス映画のアンドロイドです。
…そしてそれが、実に素晴らしい!
Verse 8 [Maya, Cocona]
[Maya]
I let my dress talk for me, drip talk for me, my move talk for me
私のドレスが、宝石が、動きが私のことを語ってくれる
My lip gloss popping like our discography
私のリップグロスは私たちのディスコグラフィーのように弾けてる
And if it's not vibrant, then it's not for me, not to diss nobody
鮮やかさがなければ私には合わない、誰かをDisってるんじゃない
[Cocona]
I had to say "next" to my ex-stylist
元スタイリストには「次」って言わなきゃいけなかった
I just say "yes" to my hairstylist
今のヘアスタイリストには「はい」って言うだけ
I'm a proud representative of XGALX
私はXGALXの誇り高き代表
I just turned the Met Gala to an X-GALA
たった今私がメットガラをX-GALAに変えた
Mayaの「私のドレスが…」は50centの”Poor Lil Rich”へのオマージュです。
《Poor Lil Richの歌詞の一部》
I let my watch talk for me, my whip talk for me
My gat talk for me, BOW! What up homie
俺の時計に語らせる、俺の車に語らせる
俺の銃が俺のことを語る、バン!どうしたんだ、相棒?
次の「私のリップグロス…」はClipseの"So Be It"へのオマージュです。
"So Be It"はトラヴィス・スコットに対するdis曲で、歌詞では「リップグロス」に言及してトラヴィスの元恋人であるカイリー・ジェンナー(リップグロス事業で成功)を匂わせています。
Mayaは最後「これはdisじゃない」で締めています。
これは文字通りの意味と、「Clipseの"So Be It"を想起させる」二重の意味で使われています。
「私たちのディスコグラフィーのように輝いている」は、もちろんXGのこれまでの名曲たちへのセルフオマージュです。
このMayaパートは聴きどころのひとつです。
"dress talk for me"、"drip talk for me"、"move talk for me"、"like our discography"、"it's not for me"、"not to diss nobody"と、畳み掛ける様にインターナルライムが炸裂します。
しかも4音節、イカちぃスキルです。
MVではこのシーンのMayaの舌がリザードになっています。
リザードと言えば素早い動きです。
リザードを舌に持つ宇宙人であれば、このラップスキルも頷けるというものです。
舌リザードが唇を舐めるのは、リップグロスのメタファーでもあります。
Coconaの「元スタイリストには…」は、自分のヘアスタイルを指しています。
Coconaは、"WOKE UP"(2024)のMVで、自らの頭をバリカンで刈り上げて見せました。
このラインは、それまでの髪形は気に入らなかったけど、今の坊主頭がとても気に入っているという意味です。
「坊主頭はショーアーティストらしくない」というステレオタイプに囚われず、自分自身であることに高い誇りを持っています。
Swagです。
そして最後に「XGALXの『誇り高き』代表」として「メットガラをX-GALAに変えた」と宣言しています。
また涙が出そうだ、ゲロカッコいい~!!
Chorus [Chisa]
[Chisa]
Glamour me gold, glamour those never seen
私を金色に輝かせて、見たことのない輝き
In all the name of eternity
永遠の名のもとに
There's no need to pretend, you're the undying fire
偽る必要はない、あなたは不滅の炎
In this night of fate
運命のこの夜に
「偽りを捨て、自分の中の炎を解き放ち、私を輝かせろ」と歌われます。
1回目のChorusでは"On this night"だったものが、"In this night"になっています。
ニュアンスが、「今夜において」から「今夜の中で」に変わっています。
つまりこの2回目のChorusは「今がその時だ、自分を解き放て」とリスナーに告げています。
Verse 1の予言「ほんの少しだけのXG体験が、ネクストレベルへの脱出を促す」が成就する瞬間です。
そして、リスナーの解脱こそがXGの使命であり、XGを最も輝かせる瞬間です。
実に力強く、XGとALPHAZが共にネクストレベルへと解脱する歓喜の瞬間を表現しています。
このサビは効くね〜。
Post-Chorus
I just turned the Met Gala into an X-GALA
たった今私がメットガラをX-ガラに変えた
Walk, walk
歩く、歩く
I just turned the Met Gala into an X-GALA
たった今私がメットガラをX-ガラに変えた
Walk, walk, walk
歩く、歩く、歩く
I just turned the Met Gala into an X-GALA
たった今私がメットガラをX-ガラに変えた
Met Galaは完全に制圧され、X-Galaへと変容しました。
もちろんこれは、リスナーを解脱変容させたことの比喩になっています。
また、1回目のPost-Chorusで"Glam"(魅力)とつぶやかれていたものが、今回は"Walk"(歩く)になっています。
この曲において「魅力」は武力です。
制圧後は武力を用いるまでもなく、XGはランウェイを歩くだけです。
それはショーでもあり、凱旋のパレードでもあります。
Outro
[フランス語]
Je ne sais plus rien
もう何もわからない
Outroは「もう何もわからない」というセリフをきっかけに、曲がスパーンと終わります。
とても意味深です、混沌とした余韻が残ります。
フランス語パートは、内省的な想いを表現してきましたが、その主体は一定ではありません。
僕の解釈では、1回目はリスナー目線、2回目はXG目線です。
3回目はネクストレベルへ到達した、リスナーとXGの共通目線なのかもしれません。
なんとなく映画「2001年宇宙の旅」(1968)のエンディングを連想しました。
2001年宇宙の旅では、主人公は人間から「スターチャイルド」へと進化し、宇宙空間から地球を見つめるシーンで終わります。
このシーンが何を表しているのか、「スターチャイルド」とは何なのかについては、大分議論を呼びました。
MVには、2001年宇宙の旅を思わせるシーンがたびたび登場します。
冒頭の魚眼レンズを通したダンスシーンはHAL9000のカメラ・アイを思わせますし、宇宙空間に浮かぶ巨大な顔はスターチャイルドを思わせます。

Outroの歌詞にはいろんな解釈が思い浮かびますが、僕には「これだ」という決定打がありません。
詩は開かれたナラティブです。
この余韻には、リスナー一人一人が想い想いの物語を当てはめれば良いと思います。
いろんな人の解釈を聴いてみたいものです。
もしかしたら、こうしてリスナー同士を繋げるための余韻なのかもしれません。
歌詞まとめ
歌詞全体を振り返ってみると、自分たちの力を誇り高く誇示しつつ、リスナーをエンパワーする力強い歌詞だと感じました。
胸が熱くなります。
技術においても、暗喩、言葉遊び、ダブルミーニングをふんだんに含み、なおかつライミングという様式をきっちり踏襲しています。
ちょっと他に類を見ない素晴らしいリリックです。
参考
HIPHOP文脈での英語詩を解説させたら右に出る者はいない、ShotGunDandyさんの解説動画です。
僕はSGDさんを大変リスペクトしており、この動画を凄〜く参考にしました。
この動画が無ければ本稿は書けませんでした。
この動画だけで10回くらいは見ました。
みなさんもぜひ見てみてください。
また、ライミングや言葉遊びなど、HIPHOP文脈での英語詩の特徴と起源は、こちらの記事のなかでかる〜く触れています。
もしご興味とお時間がある方は覗いてみて下さい。
面白い発見があるかも!?いや無いかも!?
サウンドとプロダクション
プロデュースはJAKOPS、Chancellor、Doomsday。
作詞はChancellor、JAKOPS、Lyricks、Paulina Cerrilla、SEUNGHOO。
作曲はChancellor、JAKOPS、Lyricks 、Paulina Cerrilla、SEUNGHOO、Doomsdayです。
作詞作曲のクレジットにXGの7人は名前が挙がっていませんが、JAKOPS(サイモン)氏を中心としたこのプロデューサー陣が、XGメンバーとコミュニケーションしながら楽曲制作を行っているのではないかと想像します。
そうでないとここまでのリリックと楽曲にはなりません。
勝手な想像ですが。
曲調
ビートはテクノやハウス、特に80年代デトロイトテクノ(マシンビートとシンセサイザーを使いながら、未来的で人間味のある音楽性)を感じます。
サウンドに現代感があり、オールドリスナーには懐かしさを、若いリスナーには新しさを感じさせるプロダクションです。
骨格は4つ打ちドラムとシンコペーションするシンセピアノ。
宇宙空間に木霊する様なコーラスとシンセがスペイシーです。
ベースは控えめで、太さより空間を演出しています。
良く出来たビートです。
ダンス
そしてダンスは「ヴォーギング」。
ヴォーギングは、ファッション雑誌"VOGUE"のモデルがとるポーズを模倣した、直線的で鋭い動きのダンススタイルです。
1990年にマドンナがフィーチャーして有名になりました。
テーマであるファッションにからめつつ、これまた懐かしさと新しさが同居しています。
定点のダンスプラクティス動画が見ごたえあります、これはもうダンスアートです。
特徴と聴きどころ
さらに曲の構成が面白い。
通常のVerse→Chorus構成ではありません。
1回目のChorusでのビートが、2回目ではそのままCoconaのVerseに使用され、2回目のChorusでも使用されます。
Chorusが1回飛ばされた感じです。
また、Chorusもメロディを解決せずに終わるので、むしろPre-Chorus感があります。
ある意味この曲は、VerseとPre-Chorusだけで、Chorusが無いんじゃないかしら。
聴きどころはやはりボーカルです。
発音、発声、ケイデンス、トーンコントロール、メロディもラップも全員が相当のハイスキルかつ鳴りが良い。
鍛え上げられた様々な声質が、フォーメーションと様式美で次々に高速展開されるのには耳を奪われます。
耳が追い付かないくらいゴージャスです。
全員がビンテージ楽器を操る名プレイヤー、という印象を受けました。
そしてどのラインにもスピリットがのってます、生々しくリアルです。
恐るべきソリスト集団です。
サウンドとプロダクションまとめ
煌びやかにドライブする華のある名曲です。
めっちゃノリます。
XGの宇宙的でグラマラスなイメージにぴったりなサウンドとプロダクションです。
力強いリリックと合わせて、最高のオープニングショットだと思います。
おまけ
XGはライブパフォーマンスも素晴らしい。
ダンスしながら歌もラップもこなします。
この運動量でこの歌唱です、凄いブレスコントロールです。
しかもヘッドセットマイクです。
ヘッドセットマイクは、ハンドマイクと違って口元からマイクを逃がせないので、ブレスコントロールがシビアです。
もはやアスリートです。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
大変お疲れさまでした。
この『THE CORE』考察シリーズでは、アルバムを1曲ずつ深掘りしています。
続きはこちらです。
シリーズ全体はこちらから読めます。
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