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3歳育児|息子が「プリンセスになりたい」と言ったとき、我が家が大事にしたこと


こんにちは、ナツです。
いつも見てくださりありがとうございます。



「あっくん、プリンセスになりたい!」

2歳の夏、突然そう言われました。


プリンセスになりたい!

実はうちのあっくん、「プリンセスになりたい」のだそうです。
お兄ちゃんかお姉ちゃんなら「お姉ちゃん」になりたいし、
好きな色は黄色とピンク。

「あっくん、プリンセスになりたい!」

2歳の夏、急にそう言われた瞬間のことは忘れられません。
今は多様な性のあり方が語られる時代ですし、
ジェンダーレスネームも一般的になっています。

もし将来、あっくんが「自分は女性だと思っている」と打ち明けてくれたとしても、
名前を変えずに済むように……。
実は私もそんな願いを込めて、ジェンダーレスな名前を贈りました。


私自身は、その言葉を聞いたとき「好きにしたらいいよ!」と思いました。プリンセスになっても、お姉ちゃんになってもいい。
あっくんが幸せなら、それでいい。

でも、夫は少し違ったようです。
「男の子なんだから、プリンセスにはなれないよ」と困り顔。
夫婦の価値観の違いを感じた瞬間でした。


ちなみに、あっくんの言う「プリンセスになりたい」は、
キャラクターそのものになりたいわけではなく、
ワンピースやスカートのような「ひらひらした服」を着たい、
という意味だったようです。


まずは、同居している母に相談してみました。
「あっくん、プリンセスになりたいみたいなんだけど……」
すると母は「女の子の服って可愛いもんね。着たくなるわよね」とあっさり。

「ああ、確かに。……え、そういうこと?」と拍子抜けする私に、
母は続けました。

「まだ自分の気持ちがどれくらいのものか、本人にも分かってないんじゃない? 好きなようにさせてあげればいいのよ」

確かに、あっくんのクラスは女の子が多いんです。
男の子の服に比べて、女の子の服はバリエーションも豊富で華やか。


それに当時、妊娠中だった私は毎日ワンピースで過ごしていました。
あっくんは毎日「お母さん、プリンセス、かわいいね」と言ってくれていたのです。
夫とも相談し、ひとまず本人の好きなものを着せてあげようということになりました。


ちょうど友人がお下がりを譲ってくれることになり、
夏用のワンピースを2枚手に入れました。
初めてワンピースを身にまとった時の、あっくんの顔。
それはもう、見たこともないほどキラキラと輝いていました。

そんなお気に入りの服、もちろん保育園にも着ていきたいですよね。
夫は「あっくん、今日はこっちの服にしない?」
と控えめに誘導していましたが、
「いや! プリンセス着ていくの!」と譲りません。

結局、女の子たちと同じようにワンピースの下にズボンを履いて登園しました。

先生たちは「かわいいー!」と迎えてくれたそうです。
夫いわく「あれは苦笑いだったよ」とのことですが、本人は大満足。
みんなの前でくるくると回って、自慢げに披露していたようです。


その日のお迎え時、クラスの女の子のママに声をかけられました。
初めてお話しする方だったので、私は少しドキドキしてしまいました。
「今日のあっくんの服、自分で選んだんですか?」
「そうなんです。プリンセスになりたいみたいで……」
内心ビクビクしながら答える私に、そのママさんは笑って言ってくれました。

「めっっっちゃ可愛かったですよ! うちのお兄ちゃんも可愛い服が好きな時期あったし、『ランドセルはピンクがいい』って言ってた時期もありました。みんな通る道ですよね〜」

その言葉に、心からホッとしました。
「好きにさせたい」と思いつつも、周りと違うことであっくんが悲しい思いをしないか、ずっと不安だったからです。


いつまでこのブームが続くかは分からないけれど。
もし本当にプリンセスになれるなら、それはそれでいいか。
そんな風に、楽観的に考えられるようになりました。


あれから季節は巡り、寒くなってきた頃。
夏用のワンピースが着られなくなったので冬用を買い足し、
お友達とお揃いの上着が欲しいと言われればハート柄の上着を買う。
そんな毎日です。

最近の彼のお気に入りは、ひらひらのついた服、ハートのついた服、そして――踏切や電車のついた服。
「男らしい」「女らしい」ではなく、なんだかとても「あっくんらしい」な、と微笑ましくなります。


本当にみんなが通る道なのかは分かりませんが、今日もあっくんはニコニコと元気に保育園に通っています。

「正解」は分からないけど、
その時その時で一緒に考えていけたらいいなと思っています。




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