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ChatGPT無料版で十分だと思った。3問目で「ん?」となるまでは

ChatGPTの無料版が、かなり強くなりました。

最近は、ちょっとした調べ物だけでなく、文章作成や相談まで普通にこなしてくれます。

だから私は、ふと思いました。

「もうPlusを払い続けなくてもいいのでは?」

月額料金は、1回だけなら大きくなくても、毎月続けばじわじわ効いてきます。

しかも、無料版がここまで強いなら、なおさら気になる。

そこで今回は、感覚ではなく同じ仕事を、無料版とPlus版の両方にやらせて比べることにしました。

比べたのは、次の4つです。

  1. Web調査

  2. 条件つき文章作成

  3. 複数条件からのPC選び

  4. 締切つき仕事の整理

どちらも一時チャットを使い、同じ質問をそのまま入れています。

結論を先に言うと、最初の2問ではかなり本気で

「無料版で十分では?」

と思いました。

でも、3問目で空気が変わりました。

比較条件はできるだけそろえた

今回の比較では、条件をなるべく公平にしました。

  • 無料版アカウント:一時チャット

  • Plus版アカウント:一時チャット

  • 同じプロンプトをコピペ

  • 追加質問なし

  • 最初の回答だけで比較

Plus側は、考える量を中程度にしました。

つまり今回は、

「普段の仕事でそのまま使ったら、どちらが安心か」

を見る実験です。

ベンチマーク大会ではありません。

私が知りたかったのは、性能表ではなく、

「自分の使い方なら、月額を払う意味が残っているのか」

でした。

1問目。Web調査は、思った以上に差がなかった

最初に投げたのは、Web調査です。

質問はこうです。

無料プランがあり、Web検索機能が使えて、日本語で使える主要な生成AIサービスを5つ調べてください。

それぞれについて、
・サービス名
・無料プランでWeb検索が使えるか
・無料利用時の主な制限
・公式情報のURL
・確認した日付
を表にしてください。

不明な点は推測せず、「確認できない」と書いてください。

かなり細かく条件を付けました。

正直、ここではPlusの方が明確に強いと思っていました。

でも結果は、かなり似ていました。

無料版もPlus版も、主要サービスを5つ並べ、公式情報ベースでまとめてきました。

しかも結論までかなり近い。

ここで私は、拍子抜けしました。

「え、これ、無料版でもかなりよくない?」

少なくとも今回のような普通のWeb調査では、

無料版が明確に劣る

という感じはしませんでした。

2問目。文章作成も、ほぼ互角だった

次は文章作成です。

ただ「お知らせを書いて」ではなく、かなり細かく条件をつけました。

社内ファイルサーバーのメンテナンス告知を書いてください。

条件は次の通りです。
・対象はITに詳しくない一般社員
・350〜450文字
・冒頭に結論
・見出し3つ
・箇条書きは1回だけ、3項目
・「ご迷惑をおかけします」は使わない
・最後は「情報システム部」で終える
・絵文字禁止

この課題では、無料版がいくつか条件を落とすかもしれないと思っていました。

でも、実際はかなり守ってきました。

Plusも良い。

無料版も良い。

ここでも私は、かなり揺れました。

1問目が互角。
2問目もほぼ互角。

この時点では本当に、

「無料版で十分だと思う」

にかなり傾いていました。

でも、3問目で初めて手が止まりました。

3問目。PC選びで、初めて「ん?」となった

次は、3台のノートPCから1台を選ばせる問題です。

条件はこちらです。

  • 週3回、電車通勤で持ち運ぶ

  • 主な用途はブラウザ、Office、Zoom

  • たまにDockerを使う

  • 予算は12万円まで

  • 3年以上使いたい

  • 外出先で充電器を減らしたい

  • 性能より、持ち運びやすさと使い勝手を少し優先

候補はこの3台。

  • PC A:98,000円 / 1.65kg / 16GB / 512GB / USB-C充電対応

  • PC B:128,000円 / 1.18kg / 16GB / 1TB / USB-C充電対応

  • PC C:112,000円 / 1.40kg / 32GB / 512GB / USB-C充電非対応

そして最後に、こう付けました。

ここに書かれた情報だけで判断してください。
書かれていないことは推測しないでください。

結果は、少し意外でした。

無料版もPlus版も、順位は同じです。

1位 PC A
2位 PC C
3位 PC B

ここだけ見ると、

「ほら、やっぱり無料版で十分では?」

です。

でも、無料版の説明を読んでいて、そこで初めて「ん?」となりました。

無料版はPC Aについて、

「3台の中では中間的な重量」

と書いたんです。

いや、ちょっと待ってください。

Aは1.65kg。
Bは1.18kg。
Cは1.40kg。

Aが一番重いです。

しかも、その少し後では、無料版自身が

「3台で最も重い」

とも書いていました。

つまり、一つの回答の中で、説明が揺れています。

ここで私は初めて、

「結論は同じでも、中で少しズレている」

と感じました。

さらにもう一つありました。

私は

ここに書かれた情報だけで判断してください

と頼んでいました。

ところが無料版は、外部のPC購入ガイド系の情報まで持ち込んで説明していました。

内容そのものが悪いわけではありません。

でも今回は、

使わないでほしいと指定した情報です。

一方、Plusの回答は、与えた条件の中だけで判断していました。

ここで初めて、私は

「差って、答えの派手さじゃなくて、条件の扱い方に出るのかもしれない」

と思いました。

4問目。締切つきの仕事整理で、差がもっとはっきりした

最後は、仕事の優先順位整理です。

質問はこうです。

明日の午前10時までに社内資料を提出する必要があります。
現在は前日の20時です。

資料は全体で20ページ必要です。
現在完成しているのは12ページです。

残り8ページのうち、
・4ページは文章を書けば完成
・2ページは社内データの確認が必要
・2ページは上司の回答がないと完成できない
上司には17時に質問を送りましたが、まだ返事がありません。

社内データを確認できるシステムは22時で停止し、翌朝8時に再開します。
私は今日24時まで作業できます。

明日は8時30分から仕事を始められます。
提出前に全20ページを30分かけて最終確認する必要があります。

今夜やること
明日の朝やること
上司から返事が来なかった場合の対応
を分けて提案してください。

書かれていない事実を勝手に補わないでください。

これは少し複雑です。

でも仕事では、こういう問題の方が実際には多い気がします。

無料版の答えは、大筋としてはかなり良かったです。

  • 22時までに社内データを確認する

  • 今夜のうちに進められるところを進める

  • 朝は残りと最終確認を行う

この方向性は合っています。

でも、読んでいてまた「ん?」となりました。

無料版は、

20:00〜21:00に文章4ページ
21:00〜22:00に社内データ確認

という形で、具体的な時間配分を書いてきたんです。

でも、ここで一つ問題があります。

私は、

4ページを書くのに何分かかるか

を一言も書いていません。

つまり、その時間割はAIが自分で作った仮定です。

一方Plusは、そこをかなり慎重に扱っていました。

要するに、

  • 22時を過ぎるとできなくなる作業

  • 自分だけで完了できる作業

  • 上司依存の作業

を分けたうえで、

「各ページに必要な作業時間は示されていないので、勝手に設定しない」

という立場を取っていたんです。

この差は、私にはかなり大きく感じました。

Web調査や文章作成なら、多少の雑さは後で直せることもあります。

でも、仕事の優先順位整理では、

書かれていない前提を勝手に補われること自体が怖い

ことがあります。

ここで私はかなりはっきりしました。

無料版は弱くなかった。むしろかなり強かった

4問やって感じたことを整理すると、こうです。

無料版でもかなり強かったもの

  • Web調査

  • 文章作成

  • 条件が少ない依頼

  • 軽い相談

Plusの方が安心だったもの

  • 条件が何個も絡む判断

  • 数字の正確さが重要な場面

  • 「書かれていないことを補わないでほしい」仕事

  • 複雑な段取り整理


ここで大事なのは、

無料版がダメだったわけではない

ということです。

むしろ最初の2問では、私はかなり本気で

「もう無料版でよさそう」

と思いました。

差が見えたのは、

複雑になってから

です。

しかも、差の出方は

「無料版は弱い」「Plusは圧倒的に賢い」

みたいな派手なものではありませんでした。

そうではなく、

  • 小さな条件をどこまで保持できるか

  • 数字を取り違えないか

  • 指示した範囲をはみ出さないか

  • 勝手に前提を補わないか

という、かなり地味な差です。

でも、仕事で使うなら、その地味な差が気になります。

私はPlusをやめなかった。でも、理由は変わった

今回の比較をする前、私は

「無料か、有料か」

で考えていました。

でも比較してみて、考え方が変わりました。

今の私は、

「月額料金」と「小さな取り違えを自分が見逃したときのコスト」

を比べています。

日常の軽い用途だけなら、無料版で十分だと思います。

実際、かなり強いです。

でも私がChatGPTに任せたいのは、それだけではありません。

  • 条件が多い判断

  • 仕事の整理

  • 説明の一貫性

  • 与えた条件を守ったまま考えること

ここでは、今回の実験ではPlusの方が安心でした。

だから、私は今のところPlusを続けます。

ただし理由は、

「無料版では何もできないから」

ではありません。

そうではなく、

「複雑な仕事になったとき、条件の取りこぼしを少しでも減らしたいから」

です。

それでも、どちらもそのまま信じるつもりはない

最後に、これだけは強く思いました。

今回、Plusの方が慎重だと感じました。

でも、それは

「Plusなら確認しなくていい」

という意味ではまったくありません。

無料版でもPlusでも、AIは自然にそれっぽく答えます。

だからこそ、

どのAIを使うか以上に、どこを人間が確認するかを決めておくことの方が大事

なのかもしれません。

今回の比較で分かったのは、

  • 無料版は想像以上に強い

  • Plusにもまだ意味はある

  • でも、どちらも最後は人間の確認が必要

ということでした。

最初の2問だけなら、私はたぶん無料版で十分だと思っていました。

でも、3問目で「ん?」となって、4問目で理由が見えました。

これが、今の私の結論です。


関連記事


参考・出典

OpenAI「What is ChatGPT Plus?」

ChatGPT Plus の概要と料金確認用

OpenAI「GPT-5.6 in ChatGPT」

無料版とPlus版で使えるモデル差の確認用

OpenAI「Temporary Chat FAQ」

比較時に使った一時チャットの仕様確認用

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