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60代のリアル|第2幕、第30話【実録・職場での新たな変化】30代前半の女性主任がやってきた!バリキャリ感ゼロ?ごく普通の若い女性に見えた


前回までのあらすじ

お見舞いに訪れた病院で、母の右手が包帯でぐるぐる巻きになっているのを目にし、言葉を失います。

さらに点滴棒には昭和の歌手・岡晴夫さんの写真、そして突然母の口から飛び出した「燕三条の川に捨てて」という衝撃的な言葉。

混乱と切なさの中、「環境汚染になるよ」と明るく返し、かつての手作りおはぎの思い出に浸りながら4分割にしたあんパンを口へ運ぶのでした。

理由のわからない傷と母の静かな視線を胸に抱き、複雑な思いで病室をあとにします。



職場の新しい風と、静かな安心感

8月3日(月)

母の病院での出来事——包帯でぐるぐる巻きにされた右手や、点滴棒の岡晴夫さん、そして「燕三条の川に捨てて」という切ない言葉の余韻をどこか胸に残したまま、私は月曜日、職場へと向かいました。

この日からいよいよ、新しい主任が着任します。

引き継ぎ自体は7月中に、以前の勤務地であった多摩から新主任が何度もこちらへ足を運び、主任同士でしっかりと進められていました。

新主任は、以前総務課にいた30代前半の女性です。

これまでの主任(前主任)といえば、50代前半の男性で、まさに職場のムードメーカーといった存在でした。冗談を飛ばして場を和ませたり、良くも悪くも賑やかな存在感でチームを引っ張っていくタイプです。

それに比べると、新しく来られた新主任の第一印象はごく普通で、とても控えめなものでした。

見た目も年齢より若く見え、いわゆる「バリバリ仕事をこなすキャリアウーマン」といった強いオーラや派手さはありません。職場の中でも特に目立つタイプではない、ごく普通の若い女性という佇まいです。

冗談を言って場を盛り上げるようなタイプではありませんが、接してみるととても穏やかで、言葉遣いや立ち振る舞いからしっかりとした雰囲気が伝わってきます。

前主任のように賑やかで目立つタイプとは対照的ですが、その静かで落ち着いた姿勢にはとても好感が持てました。

母のことやプライベートでの慌ただしさは続いていますが、職場のこの穏やかな新しい風に、私の心も少しだけほっと解きほぐされるような気がしました。



🌿次回予告

新しい主任を迎え、穏やかな風が吹き始めた職場。 しかし、安らぎも束の間、システム管理者から突如として「衝撃の連絡」が届きます。

「Windows 10から11への切り替えを、8月・9月で実施します」 さらに、長年使い慣れたOfficeのバージョンアップまでもが迫りくる気配……。

移行作業への準備は、まさかの「完全ゼロ」。 容赦なくカウントダウンが始まる中、業務は一体どうなってしまうのか——!?

押し寄せる突然の変更劇。次回もどうぞお楽しみ!



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