【Miraiクエスト】やりがい創造PJ~課題発見改善➁~
こんにちは、企画課Sです。昨日に引き続き今日もやりがい創造PJについてお話しさせていただこうと思います。何とか今年度中にオープンファクトリーについてまでお話ししたいです!
今回で前半は終わらせたいので、少し長くなります。お付き合いくださいませ。
前回の記事でテーマ決めをしたところまでお話ししたので、今回はその後から導入までのお話をしていきます。
過去の記事はこちらから
見積システムの入れ替え
システム探し
ワークショップで業務フローを書き出し、比較的容易に無駄な作業を抽出できたのは見積システムチームでした。
既に数年前から使っている見積システムがあり、そのシステムの課題も把握できている中で、AI図面検索機能や出力した見積フォーマットのカスタマイズの有無、既存の生産管理システムとの相性、そして肝心なのが金属切削加工を行うからこその材料の計算方法を細かく指定できること等必要な機能の洗い出しを行って、一つ一つシステムについて問い合わを行い、比較検討を行っていきました。
気になるシステムを調べて問い合わせたり、お付き合いのある会社様に紹介していただいたり、参加した山梨テクノICTメッセでも情報収集したり…
理想のシステムとの出会い
システムを探す中で、出会ったのが匠技研工業株式会社さまでした。AIで図面を検索をして過去の見積内容を引用することができ、図面自体の保管も可能、わかりやすいUI…見積計算方法から項目の順番、出力フォーマットのでカスタマイズまで可能で、弊社の生産管理システムに連携までできる…
なんと至れり尽くせりなのでしょうか。
弊社のやりたいことを全て実現できるということで、散々比較検討をした後、導入を決定いたしました。
導入にあたって
導入にあたって、中心になって動いてくれたのは、他でもないこのプロジェクトメンバーの営業のAちゃん。見積の計算方法や実務については全く分からなく、私一人ではどうにもならないところを積極的に担当の方と連絡を取ってシステムの構築を進めてくれました。
その甲斐あってか、12月にテスト導入をしてシステム構築を始めたのですが、1月に育休明けて戻ってきた従業員にすぐ引継ぎをして使いこなしてもらうことができました。
システム入れ替えにあたっての課題
このプロジェクトにおいての一番の課題は中心になって進めてくれていたAちゃんの退職でした。実は彼女には夢があり、本業があり、その本業が忙しくなるということで泣く泣くお別れをしたのですが(笑)あまりに頼りになっていたので退職後の不安は結構大きかったです。
ただ、退職前にしっかりとマニュアルを一緒に作り、後任の方に引継ぎをしてくれたおかげで、その後の月一回の匠技研さんとの改善MTGも後任の方と進められています。
このプロジェクトによる効果
この見積システムを入れ替えたことによる効果は
・見積業務の効率化
・(生産管理システムとの連携による)受注業務の効率化
・導入に携わることでのやりがい・自信の醸成
だったのですが、生産管理システムとの連携時には生産管理のメンバーにも参加してもらう必要が出てきたことで、当初の予定よりも多くの従業員に関わってもらうことができました。
事後アンケートでもそれぞれが多少なりともシステム導入に携わることで自分の業務を効率化し、やりがいに繋がったということがわかり、嬉しかったです。
今後について
システム導入、初期設定は終わり本格的に使い始めて既に3か月が経過しています。それでもやはりちょっとずつ「こうだったらいいな」が出てきているので、定期的に匠技研さんと打ち合わせをしながら改善を進めていきます。
日常業務の中で担当ベースで「この方が使いやすい、こうしたい」という意見が出るようになったのはこのプロジェクトを通じてのもう一つの成果だと思います。今後もこの視点を大切に様々なテーマで自身の業務を見直してもらいたいです。
またシステム導入には経営企画部としては「見積・受注データの分析」という裏のミッションもあります。データが蓄積されてきたらこのデータ分析を行い、真の意味でのDXを推進したいと思います。
材料管理システムの構築
あるべき姿の描き出し
材料管理が必要だよねという結論はワークショップで出たものの、アナログ・目視確認で管理している材料をどのようなシステム・運用で管理すればいいのか考えるのがとても難しい状況でした。
どのようなプロジェクトでもいえる事ですが、、どうしても手段から入ってしまうため、「何が課題なの」「どうあるべき?」「そのためには何が必要?」と一つずつ考えていく必要がありました。

また、今回せっかく管理をするならトレーサビリティまで追求したいよねということで検討を進め、ある程度話がまとまった後、弊社のシステムをお願いしているリコージャパンさまに相談をし、いくつかシステムをご紹介していただきました。
課題➀:システム検討難航
見積システム同様、「こうしたい!」があればある程度妥協すればシステムがあるだろうと思ったのが間違い。本数だけではなく、長さまで管理する必要がある金属の「端材」管理ができるシステムがなかなか見つかりません…
そこでご提案いただいたのがノーコードシステム「Kintone」でのシステム構築でした。
東京で開催されたJIMTOFに足を運んでみたもののなかなか自分たちの思うようなシステムはなく…
そこで、リコージャパンさまにKintoneの導入研修を行っていただき、皆で使用方法を勉強。試しに自分たちで作ってみようということになりました。
課題➁:時間がない!
さて、既にあるシステムを導入するだけでも骨の折れる作業なのに、それを一から構築するとなると当然「時間がありません」。一度はもう私で引き取って構築して、メンバーに内容確認してもらってという形で進めようかと健闘したのですが、社長に相談したところ、「メンバーに時間を作る」ことになりました。
具体的にはメンバーのうちの1人が毎日製造を15時までで終わらせ、15時から定時までの間事務所でKintoneアプリを構築するということです。
当然、1人現場から抜ける分生産を落とすわけにはいかないため、このプロジェクトメンバー以外の従業員にもその分生産してもらうという意味でたくさん手伝っていただきました。ありがとうございました。
そんなこんなで何とかシステム構築を進めています。
材料管理システムの進捗
見積システムとは違い1から作るという性質もあるうえに、物理的な管理も必要なことから正式導入は新工場へ移転してからということになりました。
そのため、現在は材料管理アプリをいくつか作り、関係者に説明を行い、これからマニュアルを作り、一部のメンバーでテストを行うというフェーズに入っています。

材料管理システムを入れたから事務仕事が増えたという本末転倒があってはならないので、増えた事務仕事は私がRPA(ROBOTICS PROCESS AUTOMATION)でコツコツとシナリオを作っていっています(笑)
人事異動もあり、工場移転もあり、どうなることやら!という感じですが、メンバーがとっても頑張ってくれているので、絶対形にしたいと思っています。
形になったら…
この材料管理システムが形になったら、このままの勢いで「製品在庫管理」「工具発注・在庫管理」そして社内のありとあらゆる紙での申請をKintoneへ移行していきたいと思っています。
またもやKintoneの作り方についてはメンバーに任せっきりだったので、これから頑張って覚えます(笑)
まとめ
材料管理についてはまだ完結していないのとあまりに大変すぎたので本人たちのやりがいや達成感に繋がったかどうかはまだ未知なのですが…
こうして振り返ってみるとこの半年弱よく頑張ったなと自分とメンバーを褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。
社長!私はいいのでメンバーをいっぱい期末面談で褒めてあげてください!(笑)
経営企画だけでDXを推進するフェーズは終わったと言っていたものの、一度にこんなに推進するとは思っていませんでした。しかし、私は相談相手になる程度でみんなが自主的にどんどん進めてくれてそれがとっても心強く、今後のDX推進への自信へと繋がりました。
これが少しでもみんなのやりがいへと繋がっているといいのですが…
これからもこのプロジェクト関係なく、若手やDX、改善に興味がある人を中心に全社横断的にDX推進をしていきます!!
さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この時点でこのやりがい創造プロジェクトはまだ前半です。
この後にまだまだドタバタのオープンファクトリーが待っています!更新はまた来週ですかね、こうご期待!!(笑)
※各システムについてはあくまで弊社及び個人的な見解です。導入の際には必ずご自身で情報収集をお願いいたします。
昭栄精機は
モノづくりを通して、「究極の満足と安心感」を提供します。
