暮らしの中で育つピアノ|4歳からのピアノ記録② できないと泣いた日、それでも続いた理由
「りょうての本に進もうか!」
そう伝えたとき、息子は目をキラキラさせて、
とても嬉しそうでした。
その日さっそく楽譜を渡すと、
みぎて・ひだりての本との違いや似ているところを見つけながら、パラパラと眺めていて。
新しいことへのワクワクが伝わってきました。

でも、いざ弾いてみるとやっぱり難しくて。
大譜表になり、右手と左手を同時に考えることに、少し混乱している様子でした。
「右手と左手、仲良く交代だよ」
そんなふうに声をかけながら、
音符を色分けしたり、膝でリズムを打ったりして、焦らず進めていきました。
それでも、うまくいかなくて。
「ここができない」「こうだからむずかしい」
一生懸命、できない理由を伝えてくる息子。
その姿に、成長も感じながら、
同時に“難しさ”もちゃんと感じているんだなと思いました。
少し時間が経ったので、
「今日は右手に戻ろうか?」と声をかけると、
涙を浮かべながら、ひとこと。
「これやる🥺」
できない悔しさを感じながらもピアノに向かう姿に、胸がぎゅっとなって、
思わず「がんばったね」と抱きしめました。
結局その日は、思うようにはいかず、
悔し涙で終わりました。
でも、次の朝。
何もなかったかのように、
いつも通りピアノに向かっていて。
右手、左手と進めてから、
「りょうて、一回だけやってみようか」と声をかけると、
一生懸命、最後まで弾こうとする姿がありました。
そして3日目には、
「ひだりても全部はなまるにしたい。
そしたら、この本になるよ!」
と、にこにこしながら話していて。
朝晩の練習を重ねる事で、
少しずつ両手にも慣れてきている様子です。
あの涙の時間も、
ちゃんとつながっていたんだなと感じました。
できないと悔しい。
でも、できるようになりたい。
その気持ちがあるから、またピアノに向かう。
「やらされている」ではなく、
自分の中から出てくる気持ちで続いていること。
それが、何より大きな変化だなと思いました。
使っているテキストについては、
以前の記事で詳しくまとめています👇
自分から弾くようになった変化についてまとめた
前回の記事はこちら👇
どうして続くようになったのか、続きはこちら👇
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