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【ベトナム縦断バイク旅④】ムイネーからダラットへ──命がけの山道と、夜の街で出会った友


【前回】

第1章:舐めてかかった山道の洗礼

実際のルート

1月10日。
今日はムイネーを離れて、ダラットに向けて出発した。

Googleマップでは約160km、所要時間4時間と出ていたから、まあすぐ着くだろうと思ってた。でも、それは完全に甘かった。

ムイネーの海沿いを出てすぐに山道に入ったんだけど、そこからが地獄の始まりだった。
道は整備されてなくて、あちこちにデコボコや大きな石、窪みがあってまともに走れない。スピード出すと転びそうになるし、バイクの後ろに積んだ荷物も落ちかけるしで、もうゆっくり進むしかなかった。

道幅も狭くて、前から大きなトラックがスピードを上げて突っ込んでくる。しかも山を登るにつれてどんどん寒くなってくる。ムイネーでは半袖短パンで余裕だったから、上は半袖、下はジーパンでそのまま山に入ってしまった。寒さと恐怖で、体はガタガタ震えるし、心細さから不意に涙が出そうになってた。


第2章:止まれない孤独な山道

山間のポツンと一軒カフェからの景色

でも、立ち止まってる暇はなかった。
日が暮れたらもっと危険になるし、山の中じゃ泊まるところもない。とにかく前へ進むしかなかった。

そんな中、山奥にぽつんと一軒だけカフェがあって、そこで休憩をとった。
四方を山に囲まれた場所で、遠くには山あいの集落が見えた。静かで壮大な景色だった。
甘く温かいベトナムコーヒーが、冷え切った身体にじんわり染み渡ってきた。

「今、自分はこうして生きているんだな」って、しみじみ感じた瞬間だった。

📍立ち寄ったカフェ


第3章:ダラットの灯りがくれた安心

結局、出発から7時間かけてようやく大きな舗装道路に出られた。
気づけばすっかり日は沈んでいて、ダラットの街が夜の光に包まれていた。

その街の灯りが、孤独と恐怖で縮こまっていた自分を、そっと包んでくれたような気がした。
交通量の多いダラットの街中を慎重に走り、ようやく今日の宿「Dalat Central Stay」へたどり着いた。

ベトナムの避暑地水の都ダラット
参照ベトナム観光ナビ

第4章:思いがけない贅沢と再会

この宿は、ムイネーで出会った旅人が「ダラットで泊まるからおいでよ」って紹介してくれた場所だった。

チェックインすると、気さくなスタッフが出迎えてくれて案内してくれた部屋は、広くてクイーンサイズのベッドに、びっくりするほど綺麗なシャワールームとトイレ付き。
「え、こんな部屋じゃないよな…?」と思ったら、なんと予約ミス。6人部屋を取ったつもりが、個室になっていた。

まあいいや、今日はもう十分がんばったし、たまには贅沢してもいいかってことで、そのまま泊まることにした。


第5章:夜の街と、旅人たちとの出会い

部屋で少し休んでから、ホステルの1階にあるバーへ降りてみると、ちょうど旅人たちが集まっていて、ビールを飲みながらピンポン玉を紙コップに入れる例のゲームをしていた。海外のホステルではよく見るやつ。

そのままみんなと乾杯して盛り上がっていたら、「今からみんなで夜の街に繰り出すよ!」という流れになって、ホステルの小さなバスに乗って、クラブやバーを何軒か回った。

その中のひとつのバーがかなり特殊で、外観は普通なのに中に入るとまるで洞窟みたいになっていて、迷路のような遊び心あるバーの中をビール片手にみんなで歩き回った。
ちなみにバー🍺はこちら→100roof.mazebar

そのイベントで、同じようにバイクで旅していたカナダ人の男の子と、イギリス人の女の子と意気投合して、仲良くなった。のちのニャチャンからダナンへの旅を共にします^^


第6章:孤独と安堵の間で

昼間は孤独に、危険な山道を一人で走っていた。
夜にはビール片手に、たくさんの旅人たちと笑い合っていた。

その落差こそが、この旅の醍醐味だと思う。
苦しさの先にある、光と人との出会い。
忘れられない1日になった。


🏠 宿情報

Dalat Central Stay
↓ ホステルワールドのページはこちら
ムイネーで出会った旅人に紹介された宿。清潔で広々。スタッフもフレンドリーで、イベントも楽しい。ドミトリーだと一泊600円程から。


【次回】

🏍ダラットからニャチャンへ


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#海外でできた友達 #旅人との出会い #旅先の不安 #ひとり旅の記録

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