見出し画像

あなたの人生や仕事を"無敵"にする:EQ - 思考ではなく感情

要約
心の知能指数(EQ)は、人生や仕事での成功を大きく左右する要素である。自分の感情を理解し、コントロールし、他人と共感する能力を高めることで、豊かな人間関係と成果を得られる。
本記事では、EQの本質とその活用法について解説。


初めまして!siro_masaruです。

知ることで、人生はもっと楽しくなる!

今回はダニエル・ゴールマン著『EQ こころの知能指数』1996年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。


著者:ダニエル·ゴールマン

出典:Amazonのプロフィール

心理学者、科学ジャーナリスト。米国カリフォルニア出身。ハーバード大学大学院で心理学の博士号を取得。ハーバード大学で教鞭をとった後、「サイコロジー·トゥデイ」誌のシニア·エディターを9年間務める。1984年からは『ニューヨーク·タイムズ』紙でおもに行動心理学について執筆。ジャーナリストとして数々の賞を受賞。


心理学者でジャーナリストでもある著者のゴールマンは、「成功要因のうちIQは2割で、EQは8割」という。


この記事で言いたいこと

⇒ 己(おのれ)を知り、EQを知れば、百戦危うからず。

自分と味方、EQ(心の知能指数)を把握していれば、何度戦っても敗れることはないという意味。なお、造語である。


EQとは何か

・EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは、人の感情を思いやり、自分の感情をコントロールして動機づける力のこと。

・IQIntelligence Quotient)は知能指数。
言語力や、合理的に物事を考える高い思考能力の数値化したもの。

本書はEQを解明し、1995年に米国でベストセラーになった一冊。
40カ国で出版され、EQが注目されるきっかけとなった。

もはや、お馴染みの各要約で紹介している「本を教える本」

カリスマ書評家 ジャック・コヴァート著
『アメリカCEOのベストビジネス書100』にもノミネートされている。

評価としては「本書を読めば、大半の人は過去であれ、現在であれ、それぞれが抱える厄介な部分を見つめざるを得なくなるはずだ。」としている。🧐


また、2021年刊行の著書『ソニー再生』ではこう書かれている。

「よく経営者はコミュニケーション能力が高くなければならないといわれる。それだけではなく、私は知能指数を示す『IQ』ではなく『EQ』、すなわち心の知能指数が高くなければならないと考えている」

平井一夫著『ソニー再生』

⇒ 脳の構造を知れば、感情の仕組みがわかる。

身につけるのは難しいが、学ぶ価値がある。


別の本「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福」では…。🧐

人類は体重の2~3%を占めるほどの脳を選択した。

参考 外部サイト Wikipedia
脳化指数(こちらもEQだがEncephalization Quotientなので注意)

大きな脳みそは「持ち主がじっとしていても体の消費エネルギーを25%も使っている。

⇒ 大きな脳は大きな消耗を強いるが、人類は必要だと進化した。

この結果、「傑出した社会能力と独特な社会問題」を獲得した。
未熟な脳の状態で生まれることで、柔軟な「学習能力」も得た。

⇒ 人間だけがもっているスーパーパワーは"IQ"だけではない。

そんなEQを構成する5つの要素を紹介しよう。😉

EQを構成する5つの要素

❶自分の情動を知る

自分を見つめる視点が成長のキー。

情動を名指しし、自分を指導する力が必要だ。

急に怒り出す人は、情動に忠実に行動している。
情動は扁桃核で起こる。
無意識の領域だから、逆上する人は自分の情動に気づかない。
つまり自分が見えていないのだ。

ダニエル・ゴールマン著『EQ こころの知能指数』

情動(じょうどう)とは、恐怖や怒り、喜び、悲しみなどの感情
扁桃核(へんとうかく)は、大脳辺縁系を構成する主要な部位のひとつ。


⇒ まず情動を認識すること。

自分がイラついている。
感情が揺れ動いていることを客観的に感じるべし。

逆上しつつも「自分は怒っていると意識」=「自分が見えている状態」

このとき、大脳新皮質は情動を活発にモニターしていて、情動が荒れても中立的な心理状態で物事を見ることができる。

自分を観察するもう一人の中立的な自分がいる状態」をつくれば自分をコントロールできる。

大脳新皮質(だいのうしんひしつ)
大脳の表面を占める皮質構造のなかで進化的に新しい部分で、知覚や記憶、思考、言語、随意運動などをつかさどっている。

自分が怒っていることが認識できれば、怒りを鎮めたり、他のことを考えるための手段を講じることができる。

上司やリーダーには必須要素。

「信頼口座」を貯める人はこの重要性がわかるだろう。🤔


❷自分をコントロールする

情動が起こるタイミングは予測できないが、情動を早くおさめることはできる。

以下に示すようなコントロール法がある。

■怒りの場合
①自分が怒っている理由を再度問い直す。
自分の勘違いや、相手に深い事情があることも多い。

②気晴らしして怒りがさめるのを待つのも効果的。
頭を冷やした後に、必要なら断固たる態度で相手と話せば、問題は解決しやすい。

■不安の場合
①自分の不安に早く気づけるようにする。
②不安が起こったら自分の思い込みを批判的に見直す練習をする。
「本当に起こる確率」を考えると、意外と杞憂に終わることも多い。

■憂鬱(ゆううつ)の場合
人がいちばん忘れたいのは悲しみ。
雰囲気をガラリと変える気晴らしが効果的。

外で人と食事をしたり、笑える映画を観たり、元気が出る本を読む。

また、現在の自分よりも辛い状況を考えると、現状を別視点から見られるようになり、意外と効果がある。

他人に共感し、人間関係にうまく対応するべし。

⇒ 怒り・不安・憂鬱の持続時間をコントロールする。


❸自分を動機付ける

「成果に向けた情熱や、自分だけでなく関係する人たちに達成感を与えられる能力」
高い動機付けを持つ人は、仕事への情熱があり、改革に向けてひるまない努力ができる。

参考になる書籍
アンジェラ・ダックワース「やり抜く力 GRIT」

偉人と一般人の決定的な違いは4つの「動機の持続性」だと発表した。
❶遠くの目標を視野に入れ、明確な目標に向かって努力している
❷いったん取り組んだことは、気まぐれにやめず、新しいモノに飛びつかない
❸いったん目標を決めたら「守り抜こう」と心に誓う意志の強さ
❹障害にぶつかっても諦めずに取り組む。

⇒ 成功は努力を蓄積した末の産物である。


❹他人に共感する

人の感情は、仕草や表情で表現される。
非言語的サインを読み解き、他者の感情を理解する。

微妙な非言語サインを情動の脳で受け止められれば、他人に共感できるようになる。

⇒ 些細な表情やしぐさを見逃さないのは「共感力の高さ」

「どんなグループでも仲良く遊べる子供はそのグループの行動を観察して真似るのが得意」と本書では語る。


❺人間関係に対応する

他人に共感できると、他人の感情に働きかけられる。
感情は感情表現が強い人から弱い人に伝染する。
感情表現力が強い人間の情動は多くの人を同調させる。

一部の言い方では「カリスマ」といってよい。

⇒ EQが高いものは何千もの聴衆を動かす力を持つ。


参考になる書籍
・チェット・リチャーズ著「OODAループの戦略」

・アプラハム·H·マズロー著『完全なる経営』

・サイモン・シネックの『WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う!』


まとめ

⇒ 己(おのれ)を知り、EQを知れば、百戦危うからず。

⇒ 自分を観察し、感情を律して、動機づけるのだ。

知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。

ぜひ、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように。

見ていただきありがとうございました😆

学校の成績がよくても、人生のピンチやチャンスにはほとんど役に立たない。
IQが高いからといって富や名声や幸せを得られる保証はないのに、学校も社会も学力ばかりに注目して、人生を左右するもう一方の大切な資質、すなわちEQには目を向けない。情動の知性にも、数学や国語と同じように能力差がある。

ダニエル・ゴールマン著『EQ こころの知能指数』

いいなと思ったら応援しよう!

本好きのシロマサル📕フォロバ100 よろしければ応援お願いします! いただいたチップはマサルグッズの購入代に使わせていただきます!