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「心を育てる中学受験」を読んで、私の心が動くのか?を試してみた。

こちらの本を、読んでみた。


何故これを読んだか?と言うと

長男が幼児教室へ通っていた頃に、一度だけこの学校の説明会へ参加した事があった。

我が家は結局受験しなかったけれど、周りのお友達は「ほぼ全員」と言っても過言ではないほどこの学校を受験していた。

それくらい、大変な人気のある小学校なのだ。


長男の小学校受験から3年経ち、私は今どちらかと言えば「子供の受験」の受験については「そっとしておこう」というスタンスだ。

だけど、「一切検討する必要はない」と思えるほど強い意志があるワケではない。

私立には私立の良さがある。
それは十分に認識している。

だから「この本を読んだら、私の心は強く動かされるだろうか?」という実験的な狙いを持って、この本を読んでみた。


その理由は納得できない


私が中学受験に対して、どうしても納得ができないのは「子供の時間を膨大に奪う」という事だ。

特に、成長期の子供が夜22時頃まで塾で勉強し、帰宅後も宿題をこなして…という睡眠時間にかなり影響するスタイルになる事について規制されない事が不思議なくらいだと思っている。


「時間」の懸念点さえなければ、割とアッサリ「中学受験検討してみようよ」と、子供に持ちかけていたと思う。

その点について、この本の著者(洗足学園小学校元校長)の考えがこの本の中に書かれていた。

中学受験をするしないにかかわらず、習い事をたくさんさせている家庭もあれば、子どもがゲームばかりしている家庭もあります。両親が共働きの場合は学童で過ごす子どもたちも大勢います。
今、小学生たちは、学校から帰って、ランドセルを放り扱げてすぐに外で友だち同士、のびのびと遊ぶ、という時代ではなくなっているといえるでしょ
う。

デメリットを超えるメリットがあることは、受験した当事者たちがよく話してくれます。
子どもたちは遊び感覚で勉強し、友だちと楽しく塾通いをしていたと、よい思い出として語ってくれています。

著書より

あ、すみません。
我が家は「時代」と逆行しています(笑)

ただ、我が家の場合長男が小3、次男は小1だ。

この先、4年生、5年生と学年が上がるにつれて、そもそも「公園で遊ぶ友達」がいなくなってくる…という可能性はゼロではない。


でも、この著者の主張は平たく言うと「夜遅くまで起きてる理由は中学受験だけじゃないよね?」という事だと思う。

「デメリットを超えるメリット」についても、それは身体的な「目に見えないもの」も考慮した上での話なのか?という点で疑問が残り、納得できなかった。


結局「夜遅くまで塾通いさせる事を懸念している」に対する答えは、消去法だと感じてしまった。

強いメッセージに救われる人もいる


本の中では、繰り返し「学習が大事」と書かれていた。

勉強によって、努力を続ける習慣を身につける。

親は子供に対して「勉強する事は、正しいこと、良い事だ」と自覚させる。

一流の人材になるために、学習が欠かせない。

その為に、「親はどうすれば良いのか?」についてはこう書かれていた。


学習には主体性や自主性が大事なことはもちろんですが、自主性に任せても、逆に強制しても、多くの子どもは勉強するようにはなりません。

ならばいったいどのようにすればよいのでしょうか。
それは、モチベーションと習慣・環境が大切なのです。

モチベーションを高めるには、学ぶ楽しさを教えることが重要なポイントです。
幼少期から家庭で、子どもが不思議がるような経験をさせたり、疑問が解ける喜び、理解する喜びを体験させたりします。

また、競争心も大切な動機になります。
周りの人も頑張っているという環境要素が大きな影響力を持つのです。

著書より

「子どもが不思議がるような経験」
「疑問が解ける喜び、理解する喜びを体験させる」

これが凄く難しいワケです。

思い返せば、私も幼児教室に教えてもらって自宅で色々やった。

・浮き沈みの実験(野菜、硬貨、文具など色々)
・濃い薄いの実験(角砂糖、カルピスなどで味や色の変化を見る)
・食紅を使った工作

でもこういう事に興味を持って付き合ってくれるのって、やっぱり幼児期。

小学生以降になり、ゲームや漫画など「自分の好み」がハッキリしてくると親がどんなに準備しても一緒に楽しんでくれなくなる。


だからこそ、「子どもの興味」から広げていく工夫が必要なんだけど。

その工夫をしようと思うと、親は日々よ~く子どもを観察して、クリエイティビティを発揮しなければいけない(笑)


だから、小学校受験にしても、中学受験にしても。

「受験」という、タイムリミットが決まっているゴールに向けて子どものモチベーションを高める工夫をする…という事に取り組む保護者の方は本当によく頑張っていると思う。

テストの点に一喜一憂するのではなく。

「どうすれば楽しめるかな?」って考える事を一生懸命やる。

その姿はとても尊い。


ただ、それにはやっぱり膨大な時間が必要だ。

親にも相応のモチベーションがないと、難しい気がする(笑)


私は子どもが「勉強が楽しい」と思えるようになれば良いな…とは思うが。

「絶対に東大に行って欲しい」どころか、「大学に必ず行って欲しい」とすら思っていない(笑)


やっぱりそれは、自分が短大卒で。
大学ランキングを意識した生活を送った事がないからなのかもしれない。

夫は「必ず大学を出て欲しい」と思っているようなので、どこかのタイミングで真剣に考えないといけないのだろうけど。

いずれにしても。
中学受験はともかく、長男が大学受験を意識する頃には時代は結構変わっているのではないか?と思う。


私のように、フワフワした考え方をしてると結構面倒くさい。

この本にはとにかく「学習は大事」「中学受験は将来必ず役に立つ」と書かれていた。

その言葉を素直に受け取る心があれば、生きる指針になる。

だけど私は、もう「素直な心」を失ってしまった(笑)


そうは言っても、いつだって紙一重だけど。

来年には、「中学受験ママ」になっている可能性も十分あるけれど。


現時点では、心が動かずだった。


この本は、中学受験に限らずタイトルの通り「心を育てる」という事についてのたっぷり書かれていた。

受験の伴走を頑張る保護者さんは、一読してみると何かヒントがあるかもしれない。

<あとがき>
やっぱり自分の中で「睡眠第一」というモットーがあるので、どうしてもナナメに見てしまう所がありました。
自分軸と言えば聞こえが良いですが、ある意味で「ただの頑固者」という面もあり、やっぱりこの点も紙一重ですね💦

今日も有難うございました。


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