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誠実さを、可視化したい。— 私たちが『Social Pentagon』という新しいメディアを始めた理由


皆さん、こんにちは。Social Pentagon マーケ部(仮)です。

私たちは、社会に潜む見過ごされがちな課題を「ビジネスの力」で解決しようと取り組んでいる、ソーシャルビジネスのスタートアップです。



前回の記事では、ダークパターンという強大な敵に対し、ついに日本政府がオールジャパン(総力戦)で包囲網を敷き始めた、という希望のお話をしました。

「国が動いてくれるなら、もう安心だね」 …本当に、そうでしょうか?

法律や規制(ルール)ができるのは、何年も先になるかもしれません。私たちは、「今、この瞬間」も生まれ続けている悲鳴に応えたい。今回は、そのために私たちが民間として始めた、一つの『挑戦』についてお話しさせてください。


2. 名言の引用:「理」を尽くし、「透明」にする


名言の引用:(以前の記事も触れた、田中角栄氏の言葉を、今回は別の角度から)


「真正面から理を尽くせば、相手は必ず分かる」


「(交渉事は)真正面から理を尽くせば、相手は必ず分かる」と田中角栄氏は言いました。
しかし、その理(=契約の道理)そのものが、難解な利用規約巧妙なダークパターンによって隠されていたら、どうでしょう。

私たちは、まずその理を、誰もが分かるように「透明(可視化)」にする必要があると考えたのです。




3. 【原点】私たちが、動かなければならなかった理由


私たちがこの「未読同意」の問題に本気で取り組むと決めたのには、理由があります。数年前に、私たちはWEBサービスを利用する皆さんに対し、アンケート調査を実施しました。


【そこで聞いた悲鳴】

  • 「利用規約を、読んでいますか?」→ ほとんどの人が「読んでいない(未読同意)

  • 「なぜ読まない?」→ 「長すぎる」「難しすぎる」「どうせ読んでもムダだ」(=同意疲れ・形骸化

  • ダークパターン(解約妨害や、不利な誘導)に、不満を感じたことは?」→ 多くの人が「ある」と回答。


この「消費者の諦めと不満の声」を目の当たりにし、私たちは強く思いました。ダークパターンによって「焦らされ」、「誘導され」てしまう、その最終的な意思決定の場面で、消費者が一旦止まることができれば。一旦止まるための誠実な羅針盤があり、「一旦止まることで正しい意思決定」ができれば、世の中のトラブルの多くが防げるはずだ、と。




4. 【課題】「未読同意」と「ダークパターン」は、根っこが同じ


ここで、以前の記事のおさらいです。なぜ、あのアンケート結果のような悲鳴が生まれるのか。それは、「未読同意」と「ダークパターン」が、表裏一体となって私たちを襲うからです。


  • 未読同意」…サービスの入口(会員登録時)で、「不利な契約」に気づかせない不誠実さ。

  • ダークパターン」…サービスの途中(購入時・解約時)で、「不利な行動」を強制する不誠実さ。


企業側はこれらを「別問題」と捉えがちですが、消費者から見れば、どちらも「情報の非対称性」という格差を利用した、表裏一体の「不誠実さ」なのです。




5. 【私たちの挑戦】『Social Pentagon』というメディア(理念)


そこで、私たちはこの「不誠実さ」というグレーゾーンを、なんとか可視化できないか、と考えました。
日刊工業新聞さんでも取り上げていただきました。

それが、私たちが立ち上げたメディア「Social Pentagon(ソーシャルペンタゴン)」です。



 このメディアは、単なる企業(サービス)のレビューサイトではありません。

私たちが目指すのは、
「この企業の利用規約は、どれだけ分かりやすいか?」(=未読同意の防止)
「このサイトの購入プロセスは、誠実か? ダークパターンは無いか?」(=ダークパターン対策)
…といった、企業の「誠実さ(=WEB取引の健全性)」を、専門家である弁護士の知見を借り、テクノロジーも活用しながら、可視化しようとする挑戦です。

誠実な企業には「あなたは誠実です」というお墨付きを。不誠実な企業には「あなたのサイトには、こんな問題がありますよ」と警鐘を。
そうすることで、消費者が「誠実な企業を、選べるようにする」
それが、このメディアに込めた、私たちの想いです。




6. まとめ(「国」と「民間」の両輪で、社会を変える)


前回の記事で、日本政府(オールジャパン)が、ようやく「法律」という外堀を埋め始めた、という話をしました。私たちは、「民間」として、その内堀を埋めていきたいと思います。

「法律(ルール)」と、「市場(=消費者の力)」の両輪が揃って初めて、「周回遅れ」状態にある日本は変われると信じています。

そして、その「市場」の力を動かすのは、読者の皆さん一人ひとりです。
私たちが提供する「可視化された情報」を見て、皆さんが「一旦止まる」という習慣を持つこと。
消費者が「一旦止まる」習慣が広まれば、その行動は、企業に対する静かで、しかし確実なメッセージとなっていきます。


「誠実な企業が、きちんと報われる社会へ」 私たちは、その理念を「Social Pentagon」というメディア(プラットフォーム)を通じて、これからも追求し続けます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。





いかがでしたでしょうか。私たちが『Social Pentagon』という挑戦を始めた想いについて、何か共感いただけることがあれば幸いです。次回も、皆さんの生活に潜む「同意」や「契約」にまつわる課題について、一緒に考えていきたいと思います。


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