中間選考通過作品⭐レビュー記事⑥|エッセイ部門
今回もエッセイを読みこんでいきます🦔
26.祖母のご指名 ミーミーさん
ご指名、何の指名だろう。
そう思いつつ読んでみるとまさかのお悔やみをするお坊さんのご指名だった。
え?どゆこと?
っとなった人にはぜひ読んでもらいたい。
悲しい出来事に皆が笑えるエピソードが交えており、
とても暖かい気持ちになった。
そして、関西独特のノリのよさに笑顔になれる。
人の温かさや故人を偲ぶ優しさなど、
じんわりと温かくなる作品だった🦔
27.『新婚10年』~すこやかなるときも、やめるときも
「新婚10年」すごく素敵なタイトルだ。
そして、内容もやっぱり愛に溢れている。
著者の奥さんへの愛がギュギュっと詰まっている。
奥さんやお子さんのエピソードを交え、
日常の風景を切り取り語られていくのだが、
甘々の惚気まみれで読んでいてほっこりする。
幸せをおすそ分けさせていただきました😊
28.知らなくていいなんて言わないでーー塾で言われた「一言」の話 志賀玲太/シガレータさん
塾で難問を解いた時、講師から放たれた衝撃的な一言。
「これは私立の〇〇高校で出るようなタイプだから、受けない人は覚えなくていい」
解くことができたのに、この一言。
何とも残酷だと思った。
けれど、志望校に合わせた受験対策をするのも塾の仕事だから、
講師に悪気はなかったのかもしれない。
それでも、私だったら悲しい気持ちになると思う。
著者はこの一言を受けて
「何のために勉強しているのかわからなくなった」そうだ。
勉強をするという行為は決して否定されるべきものではない。
そして、勉強する環境やしたいと思う気持ちを後押ししてあげたい。
だって、勉強すること、学ぶことは
本来とっても楽しいことなのだから。
勉強するということについて、深く考えさせられた🦔
29.【レベル50、最後のメール】という話 汐見ひろみさん
本作品は、約30年の時を経て交わされた一通のメールについてのエッセイ。
大学生の時、サークルの友人から「君のことが好きかもしれない」と言われた著者。
その友人はそれまで女性と話したことがなく、
著者がはじめての女性の友人だったそうだ。
著者は友人に、吊り橋効果の可能性を諭し、
本当に好きだと思ったときに伝えてほしいと話した。
それからは大切な友人として互いに時を過ごしたり、
メールで近況を報告し合ったりした。
私には長年連絡を取り合っている友人がいないため、
2人の関係性がとてもうらやましくて、輝いて見えた。
そして、友人の結婚を機に連絡が途絶えていたが、
お子さんが産まれる、という報告メールを送ってきた
友人の律義さにもほっこりした。
しばらく連絡を取っていなくても、以前のように話せる、
そんな関係を持てる友人ができるのは奇跡的なことだと思う。
人との出会いを大切にしていこうと思わせてくれた作品🦔
30.45歳、一児の父。私が編み物を始めた理由 草冠結太-Musuta Kusaka-さん
一冊の本をきっかけに、編み物を始めた著者のエッセイ。
実は、私も編み物を始めようと思っていたので、
とても興味深い内容だった。
編み物が支えてきた歴史や人権問題の背景など、
紹介されている本もとても気になった。
また、編み進めると同時に何とも言えない
スッキリとした感覚についても語られており、
編みたい!とウズウズしてしまう内容だった。
編み物には、誰かを思う気持ちがついてくる。
このサイズは合うだろうか、
イベントに間に合うだろうか、
気に入ってくれるだろうか。
誰かのために何かを作るってとても素敵だ。
そんな編み物の魅力に気付かせてくれた作品🦔
以上5つの作品を読みました⭐
人との出会いは一期一会というけれど、
ほんとにそうだな、と思う作品ばかりでした。
それに、物の出会いもまた一期一会。
どんな出会いがどんな人生につながるかわからない。
出会いの大切さについて考えさせられました🦔
