春の寒暖差と眠りを整える朝ごはん|ひよこ豆と新玉ねぎのサラダ
窓から差し込む日差しがあたたかくて、
「今日はそんなに寒くないのかな」と思い、上着を着ずにゴミ出しに出ました。
外に出た瞬間、思わず
「さむ!」
とつぶやいてしまいました。
日差しは春の顔をしているのに、空気はまだ冬。
3月らしい、あの朝の寒さです。
暦の上では春といっても、昼間はあたたかく、朝晩はまだ冷え込みます。
この寒暖差、体にはなかなかこたえますね。
しかも私は、更年期まっただ中。
夜中にふと目が覚めたり、
朝の目覚めがいまひとつだったり。
そんなこともあって、今月は
「睡眠の質を整えること」を少し意識して過ごしています。
いろいろ試してみて思うのは、
やっぱり朝食が大事だなということ。
そこで最近よく食べているのが、ひよこ豆です。
自然療法の母と呼ばれているヒルデガルトは、ひよこ豆を
「血液を豊かにし、体に活力を与える食材」
として紹介しています。
性質でいえば、温で軽やか。
四体液質で見ると、
春に動き出す「風」の性質をもつ食材です。
冬の重さをほどきながら、体に力を与えてくれる。
春へ向かうこの季節には、ちょうどよい食材だなと思います。
現代の栄養学でも、ひよこ豆には
トリプトファンやビタミンB群が含まれていて、
睡眠のリズムを整える朝食としても相性のよい食材といわれています。
春の台所でつくる、ひよこ豆のサラダ
台所で新玉ねぎを刻むと、
春らしい、あのやさしい香りがふわっと広がります。
冬の玉ねぎより水分が多くて、
包丁を入れるたびに、みずみずしい断面。
そこに、ほくほくしたひよこ豆の黄色。
クミンとバジルを混ぜると、
一気に地中海のような香りになって、
朝の台所が少しだけ旅のような空気になります。
このサラダは、混ぜるだけなのに、
意外と満足感がある一皿。
作り置きしておくと、
朝ごはんにも、軽い昼食にも便利です。
ひよこ豆と新玉ねぎのサラダ

材料(2〜3人分)
・ 新玉ねぎ 1/4個
・ パプリカ 1/4個
・ ひよこ豆(水煮)150g
〈ドレッシング〉
・ オリーブオイル 大さじ2
・ 白ワインビネガー 大さじ2
・ レモン汁 小さじ1
・ 塩 小さじ1/2
・ クミンシード 小さじ1/2
・ ドライバジル 大さじ1
作り方
① 新玉ねぎとパプリカはみじん切りにし、塩ひとつまみをふって5分ほど置く
② ひよこ豆は水気を切る
③ ボウルにオリーブオイル、白ワインビネガー、レモン汁、塩を入れてよく混ぜる
④ ①と②の水気を軽く切って③に加え、クミンを入れて混ぜる
⑤ 最後にドライバジルを加えて混ぜたら完成
冷蔵庫で少し置くと、味がなじんでさらにおいしくなります。
今日の小さな養生
春は、体がゆっくりと動き始める季節。
冬の重さが残る中で、
体は「軽やかさ」を求めることがあります。
ひよこ豆のように、
栄養がありながら重すぎない食材は、
この季節の体にやさしく寄り添ってくれます。
寒暖差で眠りが浅くなりやすいこの時期。
まずは朝、
体にやさしい一皿から整えてみるのも、
ひとつの養生かもしれません。
🔳ひよこ豆レシピ
▶ひよこ豆で整える秋の食卓|“温の豆”を楽しむ炒り豆レシピ
🔳 2月|冬の養生 記事まとめ▼
冬の名残と、春の兆しが同時に立つ2月。
体もまた、そのあいだで揺れます。
そんな季節の養生を、ひとつにまとめました。
3月にもつながるケアもあります。必要なときに、静かに戻れる棚として。
季節の不調については、メンバーシップで少し深く書いています。
