宇宙叙事詩の科学ノート 知性成立編 第5回 知性とは何か
📚 関連作品 『知性の叙事詩』本編👇
🌐 第6章 立ち上がるもの 第1節・第2節
🌐 第6章 立ち上がるもの 第3節・第4節
本稿の位置づけ
前回は、
👉 抽象化
によって、
👉 「経験の構造」
が、
生命内部へ保持され始める段階を扱った。
ここで、
これまで積み重なってきたものが、
一つへ結びつき始める。
本稿では、
👉 知性
そのものを扱う。
知性は突然生まれたのか
一般には、
👉 人類だけが知性を持つ
ようにも語られる。
しかし生命史を見ると、
👉 知性は突然出現したわけではない。
それは、
・記憶
・学習
・予測
・選択
・世界操作
・内部世界モデル
・抽象化
などが、
長い時間をかけて結びついた結果として現れる。
反応から判断へ
初期生命の行動は、
👉 刺激への応答
だった。
しかし知性成立段階では、
👉 複数可能性
が比較され始める。
例えば、
・近づくか
・待つか
・隠れるか
・回り込むか
など。
ここで生命は、
👉 「一つだけではない未来」
を扱い始める。
世界を内部で動かす
知性の重要な特徴は、
👉 外界そのもの
ではなく、
👉 「内部世界」
を使って行動する点にある。
例えば、
・見えていない獲物を予測する
・先回りする
・道具利用結果を想像する
・他者行動を読む
など。
ここでは既に、
👉 世界が内部でシミュレーション
され始めている。
模倣と伝達
さらに知性進化では、
👉 他者行動
が重要になる。
例えば、
・真似する
・教える
・協力する
など。
これによって、
👉 個体経験
が、
他個体へ広がり始める。
ここには、
後の文化や言語の萌芽も含まれている。
人類だけではない
重要なのは、
👉 高度知性は人類専用ではない
ことである。
例えば、
・イルカ
・ゾウ
・カラス類
・霊長類
・タコ
などでは、
👉 問題解決
👉 道具利用
👉 社会行動
が見られる。
つまり知性とは、
👉 「人間らしさ」
ではなく、
👉 「世界を内部で扱う能力」
として広く存在している可能性がある。
知性の代償
しかし知性は、
利益だけをもたらすわけではない。
高度知性は、
・大量エネルギー消費
・長い成長期間
・社会依存
・精神的不安定
なども伴う。
特に人類では、
👉 「考えすぎること」
自体が苦痛にもなる。
つまり知性とは、
👉 高性能であるほど不安定
という側面も持つ。
宇宙叙事詩との関係
宇宙叙事詩では、
ここを、
👉 「世界を考える器の成立」
として扱っている。
生命はここで初めて、
👉 世界そのもの
を、
内部で操作・比較・予測し始める。
本稿のまとめ
知性とは、
👉 単なる知識量
ではない。
それは、
👉 「世界を内部で扱うこと」
だった。
生命はここで初めて、
👉 「世界を考える存在」
へ近づく。
そしてこの流れが、
後の、
・言語
・文明
・科学
・宇宙観測
へつながっていく。
※ noteによるAI自動翻訳(英訳)版も公開されています。興味のある方は、下記からご覧ください。👇
🌐 Scientific Notes on the Cosmic Epic: The Formation of Intelligence, Part 5 - What is Intelligence?
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🌐 第26回 生命の進化 Ⅲ 生命はどのように“ひとつ”になったのか ─ 多細胞生物の誕生
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