【感情的、人体実験】の行方・・・③
🐈⬛学生時代以来のキャンプ・・・新鮮な週末でした。一月最後の週。この週末を通して、色々見えてくる事もあった、色々 考える気持ちもあった。それらを踏まえて、想う感情も沢山あった。今後、どうするべきなのか・・・自分の気持ちがあちこちで立ち止まっていて、迷子な気がしている。主様への感情は 1ミリも矛先を変えず溢れているのに。
前回、新彼Sさんとの性事情を少しお話したけれど、正直なところ、身体の相性的には「良い!」とは感じなかった。けれど、そういうお相手は今までもいた。そのうち徐々に・・・本当に少しづつ、良くなっていくのかもしれないし、それを待たずして我慢の限界がやってくるのかもしれない。主様との相性が良すぎるから、単にそれ程気にならないというだけかもしれない。
行為自体は、あの歳のノーマル男性なら、きっと「普通」なんだと思う。性欲がめちゃくちゃ強い!とかもないけれど「いちゃいちゃしたい!」という欲はあるらしく、くっついては来る。お出掛けする際の移動中の車内でも、運転しながら、常に私の手を握ってガサゴソ動かしている・・・。
でも、私はその手をガサガサやトントンされるのが、正直、好きではない。せっかく外の綺麗な風景を見ているのに、全く落ち着かない。私はこの動作は、歳上あるあるだと思っているのだが、どうだろう?

🐈⬛その昔、仕事を掛け持ちして夜はスナックで働いていた頃、来店する年配の経営者たちに聞いた話を思い出した。私が飲み物をお出しすると、その手をサッと掴み、掌の中心を人差し指でくるくるしたり、カリカリ、トントンしたりするお客さんが結構いた。私は、その動作が気持ち悪くどうしても好きになれなくて、聞いてみた事があった。
「どうして指をカリカリするんですか?何か意味があるの?」と。すると「これはね、君を誘っているんだよ。君と、この後も一緒に過ごしたいっていう気持ちを、伝える為の合図なんだ」と言った。
よくよく聞くと、昭和の時代(特に1970年代後半から1980年代)の飲み屋、特にフィリピンパブやスナックにおいて、60歳以上の男性(またはそれに限らず年配の男性)が女性を店外へ誘う(アフターや同伴を打診する)合図として、掌をくすぐるような動作(指で掌の中心をなぞる、または掌で指を這わせる)をしていたらしい。
この行為は当時、特定の接客業の現場や飲酒シーンで、男性から女性への性的な示唆を伝える手段として浸透していたようで、新彼Sさんのその動作が、その時の一連の記憶を思い出させてくるし、実際その動作が私はむず痒くなってしまい、気持ち悪さが倍増してしまうのだった。
勿論、膝の上に置いた手を握られたからといって、私から握り返す事などしない。気持ち悪いけど、脱力状態でされるがままで放置している。もしくは、握られないように飲み物を持ったり何かしら動かしたりもする。そして「よっぽど嫌いなんじゃん!」と、心の中で自分で自分にツッコミなども入れながら窓の外の景色を、独り静かに見つめている。

🐈⬛セックス自体がどうの・・・というより、私が気になるのはそういう動作だったり、事後はゆったりと気分を落ち着けたり、余韻に浸ったりしていたいのに、興奮しているのか・・・何なら普通に会話する時以上の大声で、政治の話や、自分で飼ってもいないが毎日やってくる野良猫にかこつけた猫に関するうんちく話を、さぞそれが当たり前みたいな言い回しで話すこと。
私には過去の痛い経験から、大声や大きな音が本当に苦手なトラウマがある。それも以前、軽く話したと思うが覚えているとは思えない行動。事後に、政権がどうのとかいう話を聞きたいとも思わない。そんな事よりもっと話すべき事があるんじゃないのか?と思ってしまう。
そういうデリカシーの無さが、いちいち鼻につくし、軽く注意すると「あ、すいません!笑」・・・この笑、が・・・「さーせん!!」ぐらいのニュアンスを込めていて、勢いというか癖で言っただけで、多分反省などしていない風味に取れる態度がまた、嫌いになるポイント。
私が行為の最中、自分の中だけで妄想して、いくら気持ち良い方に感情を持って行けてたとしても、事後のそのお粗末なピロートークが、全てを台無しにするのだから、ある意味特殊な才能の持ち主かもしれない。決して歓迎などしないけれど。

🐈⬛職業柄なのか、特に「段取り」というものには拘っている様子で「物事の8割は段取りで決まる」というのが座右の銘なのか、その通りだとよく言っている。そして「自分は段取りだけは良い男。無いのは金と力だけです」と、初めの頃冗談のように言っていて、その時だけのものなのかと思っていたが、どうやらこれは彼の口癖らしい。事ある毎に、その台詞を恥ずかしげもなく使う。使えちゃうところが、私には滑稽に見えてしょうがない。
そして、最近気付いたけれど、どうやら彼にはこのような口癖が何個もある。同じ場面では必ず同じ台詞を言う、という事に気付いた。更に、一度口にした言葉を何度も一人で繰り返して言い続ける。本人はその事に気付いているんだろうか?それとも、それ自体が「癖」なのだろうか?まだ、私も観察段階なので、何も言わないでいるけれど。
例えば・・・割ろうとしていた薪がなかなか割れず苦戦している時などは
「あんた!一体どうなってんの?!これは!!」(本当はバリバリの地元の方言で言っている)と、独り言なのだがその割れない薪に向かって、結構なボリュームで叫びながら行っている事が多い。私は、その度に自分に言われているのかと、身体が無意識に反応してビクついていたが、イラっとする時には大体こう言っている事に気が付いた。もう、こわい。
「いや・・・段取り良い男なんじゃないんか~いっ!!!」と私は心の中で思いっきりツッコむよね。あと「〇〇~だと思うのは私だけでしょうか?」・・・とちょっとニヤついた表情で言うので「いや、世界中に何億人いると思ってるの?私だけな訳ないでしょう??」と、思わず正論でツッコみ返したくなる口癖を言うのが、もうキツい。

🐈⬛・・・何て言うか・・・私より10も歳上でこう言うのも大変申し訳ないけれど、彼さん・・・頭が良いのか悪いのか・・・要領が悪いのかな?話す事の根本がそもそも矛盾したような事を、当然みたいな顔して言ってくる。そして、主語がないから何について話しているのか分からないので、私が必ず「何が?」と聞く羽目になる。更に早口で、ちょっと活舌も悪いので、何を言っているのかがそもそも聞き取れない事が多く、何度も聞き返してしまう事になるのだった。
初対面して直ぐは、なかなかに早口な人だな~・・・(苦手かも?)と感じていたが、そのうちこういう事にも慣れるのかな?とも思っていた。まぁ、まだ始まったばかりだし、まだよく知らないし・・・と、今のところは我慢出来ている。今回のお話は、新彼Sさんの愚痴みたいになってしまったけれど、これも私が今感じている素直な現実。
ただ、本当に彼は悪気があってやっている訳ではないと思うし、とても私の事を大切にしてくれていると思う。私の希望をしっかり優先してくれるし、その上でちゃんと自分の希望も入れてくる。私に全てを丸投げしたりせず、状況によって提案もしてくれて、すぐに行動に移してくれるのが彼の素晴らしいところ。決して「段取りが良い」とも思わないけれど、いつもお互いの良いタイミングで、物事が進んでいるのは感じる。

🐈⬛こういう話を主様にすると「優しいじゃん!可愛いじゃん!!」と言ってくれるのだが、先ず私はそれらを「可愛い」と微塵も思えていないこと。優しさは感じるのに、やり方が好ましくないからか、有難いとは思えてもそれが「好き」に直結していない。車に乗る時も、ドアは開けてくれるし、お店に入る時はドアを開けて腰に手を添えて、先に中に入れてくれる。
こういう振舞いが好きな女性だったら「紳士的で素敵!」という思考になるのかもしれないのだが、私はレディーファースト的な振舞いが少し苦手だ。いつも後ろを着いて歩いて行きたい性分な私は、先に通されてもそこからどうしていいか分からなくなる。結局立ち止まって、彼が中に入り先に歩き始めるのを待っていることになる。この場合の私の行動としては、一体どうするのが正しいのだろうか?
外を歩く時も、必ず手は繋いでくれるし、この寒さだからその繋いだ手は、彼自身のポケットに収めて温めてもくれる。・・・色々としてくれているのに「好き」に寄せていけないのは何故なんだろう。
確かに「イベントを楽しむ欲」は、解消されていると思う。でも、新彼Sさんに限らず、主様以外の人に会うと、主様不足は加速する。固定のパートナーさんが出来たとて、それは解消なんてされない、というのが実験結果だったみたい。少しは抑えられるかと思ったのに。
主様に逢いたい・・・こんな関係でアレだけど、単純に 純粋に主様の顔が見たい。声が聞きたい。触れたい。・・・考えなくてもこんな風に 思える人に出逢えるなんて、こんな日々が過ごせているのは、やっぱり奇跡なんだ。
🐈⬛be continued🐈⬛
