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フィリピン親子留学─【#15】変わったのは、子どもではなく私だった

こんにちは、サチです。

2026年2月、我が家は3週間フィリピンへ親子留学に行ってきました。

スクール選びから始まり、現地での生活、子どもたちの様子、そして帰国してから感じたことまで、このシリーズでは少しずつ書いてきました。

👇こちらのマガジンから全て読めます

そして今回が、このシリーズの最後の記事になります。

親子留学は、結局なんだったのか。

それは、英語でも、異文化体験でもなく、私にとっては「自分の変化に気づく時間」だった気がしています。

3週間のフィリピン生活を振り返りながら、いまの自分なりに、少しまとめてみたいと思います。


子どもたちにとっての親子留学

まず、子どもたちにとっての親子留学。

たぶん、とてもシンプルだったと思います。
長男と次男で英語環境への適応具合はそれぞれ違いはあったものの、一言で言うと「楽しい海外体験」。これが一番しっくりくる気がします。

英語力がどうとか、教育がどうとか、そういうことよりも、
・毎日プールに入れる
・優しい先生がいる
・夜まで友達と遊べる
この3つがあれば、子どもは幸せらしい(笑)。

でも、それでいいんだろうなと思っています。
むしろ、「意味のある体験にしなきゃ」と大人が考えすぎるよりも、ただ楽しかった、で終わる時間の方が、あとからじわじわ効いてくるのかもしれないなと感じました。


私にとっての親子留学

一方で、私にとっては少し違いました。
もちろん、海外生活の体験や英語環境、そういう意味での学びもありました。

でも振り返ってみると、一番大きかったのはそこではなくて、

「私は何を大切にして生きたいのか」

それを、改めて感じる時間だった気がしています。

「海外に行けば、何かが変わる」
昔の私は、どこかでそう思っていました。

でも今回行ってみて思ったのは、むしろ逆で、
「変わったから、海外の見え方が変わった」
そんな感じでした。

それはつまり、「場所」が何かを変えてくれるんじゃなくて、「自分の状態」が体験の質を変えている、ということなんだと思います。


フィリピンで気づいた自分の変化

こここ数ヶ月、私は自己理解や自己信頼というテーマで自分のことを見つめ直してきました。
その影響もあってか、フィリピンでの生活の中で、「あ、前の私だったらこう思っていたな」と感じる瞬間が何度かありました。

たとえば、スクールで、親が英語でプレゼンをした時。

私の前の番のママさんがとても上手で、以前の私だったら、比較して、緊張して、上手くいかなくて、自己嫌悪…になっていたと思います。

でも今回は、「すごいな」で終われて、何も緊張せずにそのまま自分の発表ができました。(上手にできたわけではないw)

もうひとつ、印象に残っている出来事があります。

ショッピングモールからの帰り道、相場よりかなり高い金額でトライシクルに乗ったことがありました。

以前の私だったら、「失敗した」「損した」と思っていたはずです。
でもそのときは、「まぁいいか」と思えたんです。
結果的にその45分は、ただの移動ではなくて、子どもたちとくっついて過ごす、すごく濃い時間になりました。

正解かどうかじゃなくて、「私はこれを選んだ」と思えた感覚の方が、強く残っていました。

2つとも、ほんの些細なことです。

でも私にとっては、人と比べて自分を削ることも、損か得かで自分の選択を裁くことも、もう、しなくなってきている。
そう気づいた瞬間でした。

今回の親子留学は、何か新しいものを得る時間というより、

「私はもう、こういうふうに生きていいんだ」

と、初めて自分に許可を出せた時間だったのかもしれません。


次の親子留学

だからもし、また親子留学をするとしたら。

英語力を伸ばすためとか、子どもの教育のためとか、もちろんそういう理由もあると思います。
でもたぶん、それだけじゃなくて。

また少し変わった自分が、違う場所でどう感じるのかを確かめにいく。

そんな時間になるんだと思います。

その時間を、子どもたちと一緒に過ごせること。

それはきっと、あとから振り返ったときに、じわっと効いてくるような種類の幸せなんだろうなと思います。


親子留学は特別な人のものではない

親子留学って、「海外慣れしている人が行くもの」というイメージがあるかもしれません。

でも実際にやってみて思ったのは、完璧じゃなくてもできるということでした。
不安はあります。準備も大変です。

でも、やってみると、思っていたよりずっと普通に日常が流れていく。

特別な体験というよりも、「少しだけ違う場所で過ごした日常」だったからこそ、残るものがあったのかもしれません。


あの3週間は、私にとって何だったのか

今回のフィリピン親子留学。

子どもたちにとっては、きっと「楽しかった海外の思い出」。
そして私にとっては、価値観の輪郭が見えてきた時間でした。

それだけでも、この3週間には十分意味があったと思っています。
(英語力、あんまり関係ないっていう😅)

帰国して、日本の生活が始まって。
長男の学校の予定を確認して、次男の幼稚園の準備をして、スーパーでいつもの食材を買って。
そんな、何も変わらないはずの日常の中で、ふと思ったんです。

「ああ、私はこの先も、またどこかへ行くんだろうな」と。

別に、特別な決意があったわけではありません。
ただ、前よりも少しだけ、世界との距離が近くなった感覚があって。
「行こうと思えば行ける」という実感が、じんわり残っていました。

世界は思っていたより広くて、でも、思っていたよりちゃんと手が届く場所にある。

「いつか行きたい」じゃなくて、「また行くだろうな」と思えたこと。
それが、今回一番大きかった変化かもしれません。


このシリーズをここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

今回のフィリピン親子留学については、準備から帰国後まで、すべてこちらのマガジンにまとめています。

👇フィリピン親子留学シリーズ一覧

そして今回、この親子留学の記録をもとに、Kindle本『フィリピン親子留学のリアル〜3週間で起きた子どもたちと母の変化〜』を出版しました。

noteでは断片的に書いてきたことを、一冊の流れとして読みたい方に向けて、書き下ろしの「はじめに」「あとがき」「まとめ」「Q&A」も加えています。

シリーズを読んでくださった方にも、親子留学をひとつの物語として、あらためてまとまった形で読んでいただけたら嬉しいです。

気になる方は、こちらからどうぞ。


そして私のこの変化は、たまたま起きたものではなくて、ここ数ヶ月、自分と向き合ってきた時間の延長でもありました。
その過程については、こちらのマガジンにまとめています。

👇3ヶ月で「意図して変わる!」プロジェクト


👇この記事を書いてる「サチ」って誰?


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