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Kindle出版シリーズ─【#3】材料を並べてみたら、「何を主役にするか」が見えてきた

こんにちは、サチです。

Kindle出版シリーズ、第3回です。

前回は、Kindle出版を進めるにあたって、まず決めることを整理してみた話を書きました。

ここまで書いてきて、だんだん「本にする」ってどういうことなのかが、自分の中でも少しずつ見えてきました。

今日は、その中でも大きかった気づきについて書いてみようと思います。

* * *

全部大事。でも全部入れたらぼやける

親子留学シリーズは、#1〜#15まであります。
そこに加えて、シリーズ外で書いた番外編もある。

こうやって並べてみると、改めて「けっこう書いたな〜」と思います。笑

量はありますが、どれもその時の自分にとっては「書きたい!」と思った記事なんですよね。

スクール選びや航空券の話も大事。
子どもたちの変化も大事。
お金の話も、失敗したことも、かなり大事。
だから最初は、せっかくだし全部入れたいと思っていました。

でも、改めて「本にする」と考えたときに、少しずつ違和感が出てきました。

全部入れると考えると、なんか…ぼやける…。

もちろん情報量は増えるんだけど、読んだあとに「で、この本って結局なんの本だったの?」となりそうな感じ。

ただ単に並べるだけなら、note見ればいいし。
本にするなら、本としての軸が必要なんだろうなと思いました。


noteの連載と本は、やっぱり読み方が違う

noteの連載って、その時その時の温度ごと読んでもらえるのが良さかなと思っています。

今日はスクール選び。
今日は子どもの変化。
今日はお金の話。
今日は失敗したこと。

そうやって、少しずつ読んでいくから、それぞれの記事が独立していても成立する。

でも本は違う。
最初から最後まで、ひとつの流れとして読まれる。

そう考えたときに、「どの記事を入れるか」より先に「何を主役にするか」を決めないとダメなんだなと思いました。

「全部大事だから全部入れる」では、一冊にはならない。


この本の主役は何なんだ問題

親子留学シリーズの中で、私は子どもたちのことをかなり書いています。

長男が「ここに3年住もう」と言ったこと。
次男が英語のコミュニケーションに戸惑いながらも、英単語を読もうとしていたこと。
2人とも、英語へのハードルがかなり下がったこと。

その変化は、もちろんこの本の大事な要素です。

でも同時に、投稿する上でわりと軸になっていたのが、「私自身の変化」でした。

プレゼンで、人と比べて自信をなくさなかったこと。
相場より高いトライシクル代を払っても、「損した」と思わなかったこと。
海外を過剰に特別視していた自分に気づいたこと。
「思い出」ではなく「資産」にしたいと思ったこと。

全体を読み返してみると、かなりはっきり分かる。
親子留学を通して変わったのは、子どもだけじゃなくて、私の方でもあったんだな、と。
むしろ、私の側に起きていた変化の方が大きかったのかもしれないな、と。


だから、ただの留学情報本にはしたくない

ここで少し迷いも出ました。
なぜなら、Kindleで「親子留学」のキーワードで検索してくる人が知りたいのって、たぶん私の自己変容じゃない。(そりゃそうだ笑)

知りたいのはもっと、

  • 親子留学って実際どうなの?

  • 子どもは楽しめるの?

  • どれくらい準備が必要?

  • 行って後悔しない?

  • 費用感は?

たぶんそのへんだと思う。

だから、あまりにも「私の変化」だけを前に出しすぎると、入口としてはズレる気がします。
でも一方で、この本をただの”留学情報本”にしたいわけでもない…。
スクール情報や航空券の話だけなら、他にもごまんとあるし。

私が残したいのは、

  • 親子留学のリアルな体験

  • その中で子どもたちに起きたこと

  • 母親である私の見え方がどう変わったのか

この3つなんですよね。


今のところ見えてきた、この本の主役

じゃあ結局、この本の主役は何なのか。

今のところ見えてきたのは、入口は「親子留学のリアル」で、芯にあるのは「親子留学を通して見えてきた私の変化」なんだと思います。

つまりこれは、親子留学という体験を入り口にして、子どもたちに起きたことと、私に起きたことの両方を書いた本。

でも、その中で最後にいちばん強く残るのは、「変わったのは子どもだけではなく、母親でもあった」という感覚なんじゃないかな、と思っています。


「何を入れるか」より「何を主役にするか」

ここまで考えてみて、やっと分かってきたことがあります。

編集って、「何を入れるか」を決める作業でもあるけれど、本当はそれ以上に、「何を主役にするか」を決める作業なんだな、ということです。

主役が決まらないままだと、どの記事も大事に見えて、全部入れたくなる。

でも主役が見えてくると、

これは主役を立てるために必要
これは大事だけど少し引いてもいい
これは番外編だけど、むしろ入れた方が深くなる

みたいに、判断しやすくなってくる。

今ようやく、その入口に立った感じです。ε=(¯。¯;A フー


次にやること

というわけで、今の私に必要なのは、

  • どの記事を入れるか

  • どの記事を削るか

  • どの記事同士をまとめるか

を、この“主役”を意識しながら整理していくことなんだと思います。

せっかくだから全部入れたい。
でも全部入れると違う。

たぶん、作業として一番時間がかかるところかなと思います。
産みの苦しみ的な…

次は実際に、どの記事を残して、どの記事を軽くして、どこに書き下ろしを足すのか。
そのあたりをもう少し具体的に考えてみようと思います。

3月中に完成するかなぁ…(;´Д`A


最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回【#3】では、親子留学シリーズを実際に章立てに当てはめてみて、「そのまま使えるもの」「圧縮するもの」「統合するもの」が見えてきた話を書きます。主役を立てるために、少し引く必要があるみたいです。

👇続きはこちら


👇今回Kindle化しようと思っている、フィリピン親子留学シリーズのまとめはこちらです

👇 Kindle出版が気になり始めたところから、実際に一冊を形にしていくまでの試行錯誤を記録しています


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