AIデザインツール大全(2026)― Claude Design時代のクリエイター戦略 ―
私は
東京藝大大学院(デザイン科修了/芸術学科卒)
新卒でヤフー → デジタル系広告代理店
デザイナー → ディレクター → プロデューサー
そして2025年に起業
というキャリアを歩んできました。
現在は、自身でアーティスト活動やデザインに関する事業を行う傍で、クリエイター向けのキャリアデザイン支援サービスや作品を制作しています。
1. いま何が起きているか
2025年〜2026年の1〜2年で起きた変化はシンプルです。
「作る」工程がほぼ自動化された
・LP
・バナー
・資料
・簡易UI
このあたりは、AIで“それなり以上”が出るようになりました。
ただし同時に
「何を作るか」「どう見せるか」の重要性が爆上がり
しています。
2. AIデザインツールの全体マップ
まず整理すると、AIデザインツールは4つに分かれます。
① 構造設計・思考系
Claude
ChatGPT
コンセプト・構成・導線を作る
② ビジュアル生成系
Midjourney
Stable Diffusion
見た目・世界観を作る
③ レイアウト・量産系
Canva
Gamma
資料・投稿・LPを量産
④ 実装・UI系
Figma
Cursor
プロダクトやUIに落とす
そしてその中心に来ているのが
Claude Design
です。
3. Claude Designとは何か
単なる機能ではなく、役割として理解しましょう。
結論
「設計・構成・UIを一気に作るAI」
3-1. 何ができるのか
■① LP・UI・資料の“完成形に近い叩き台”を出す
・LP構成+コピー+レイアウト
・UIのワイヤーフレーム
・スライド構成
しかも“それっぽいデザイン付き”
■② ユーザー導線を考えた設計
ここがかなり重要
・どの順番で見せるか
・どこで離脱するか
・どこで訴求するか
UX設計ができるAI
■③ 改善・リデザイン
・既存LPの改善
・CV向上の構成変更
・情報設計の整理
ディレクター的な使い方が強い
3-2. なぜClaude Designが強いのか
従来のAIはこうでした:
・画像は作れる
・文章は書ける
でも
「構造を作れなかった」
Claude Designは
構造(=一番重要な部分)を担う
ここがゲームチェンジ
3-3. 弱点
ここを理解してないと危険です。
× ビジュアルの完成度はまだ低い
・余白
・フォントの選び方
・細かい美しさ
最終仕上げは人間
× ブランド表現はできない
・世界観
・トーン統一
・思想
ここは完全に人間の仕事
× 差別化はできない
Claudeだけだと
「よくあるデザイン」に収束する
4. 他ツールとの役割分担(超重要)
この使い方をミスるとAIを使っても納得のいくアウトプットが出てきません。
Claude Design
・構造・導線・設計
Midjourney
・ 世界観・ビジュアル
Canva / Gamma
・ 実務化・量産
Figma
・ プロダクト品質に仕上げる
シンプルに言うと
・Claude = 頭脳
・Midjourney = 目
・ Canva = 手
5. AI時代のデザイナーの役割
ここが一番大事です。
なくなる仕事
・バナー量産
・単純なLP制作
・資料作成
AIで十分となってしまいます。
残る仕事
① コンセプト設計
・何を作るか
・誰に届けるか
② 体験設計
・どう感じさせるか
・どんな流れにするか
③ ブランド設計
・世界観
・価値の一貫性
つまり
「作る人」→「決める人」へ
6. 実務フロー(重要ポイント)
STEP1:Claude Design
・LP構成
・導線
・コピー
STEP2:Midjourney
・ビジュアル
・世界観
STEP3:Canva / Figma
・仕上げ
・納品
制作時間は従来の1/5以下になる
7. クリエイターへのリアルな提言
ここは少し厳しめに言うと
デザインスキル単体は“武器になりにくくなる”
ただ逆に
設計できる人は一気に価値が上がる
特に
・展示
・イベント
・リアル体験
この領域は現在は
AIが最も苦手とする領域です。
8. 結論
Claude Designの登場で
「デザインの難易度」は下がった
「設計の重要性」は上がった
そしてこれが本質です:
AIは“作る”を奪うが、“意味を作る”は奪えない

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