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【2025年完全版】クルーズ船格付けランキング

「豪華客船」って本当に豪華なの?

「豪華客船」という言葉、最近よく耳にしませんか?
テレビやSNSでも「夢のような船旅」や「洋上のリゾート」として紹介されることが多く、その響きだけで、「自分には縁のない世界」と感じてしまう人も多いかもしれません。

でも実際のところ
「豪華客船」ってどこまで豪華なの?

という疑問を持ったことはありませんか?

実は、「豪華客船」とひとくちに言っても、サービス内容や客室の広さ、乗客数、価格帯、ブランドの方向性などに明確な違いがあります。

カジュアルに楽しめるクルーズから、スイートルームしか存在しないような超高級船まで、その幅はまさにピンからキリ。

つまり、「豪華客船=ラグジュアリー」というのは、ちょっと大雑把すぎるイメージなんです。

実際、それほど豪華ではない船も多く含まれるので「豪華客船」と呼ぶのはやめて、本記事では「クルーズ船」と呼びます。

2026年5月追記
初めてのクルーズ船はMSCワールドエウローパでの地中海クルーズ。
46,000文字超の完全ガイドを作成しました。


クルーズ船 格付けピラミッド

クルーズ船の正しいイメージを持ってもらうために、世界の主要なクルーズブランドをクラスごとにピラミッドで格付けしました。

  • あの有名なブランドはどのクラスに入るの?

  • 自分がいつか乗ってみたいクルーズはどのレベル?

  • 本当にラグジュアリーな船ってどこまで違うの?

そんな疑問にもお答えできるよう、各ブランドの特徴や規模、乗客数、体験価値なども含めて整理しています。

クルーズの世界をより深く知りたい方、これから旅を計画している方の参考になれば幸いです。

sunの独断と偏見クルーズピラミッド 2025/8/7

おそらく、クルーズにあまり興味がない人にとってはほとんど知らないブランドだと思います。

というのも、日本に就航しているクルーズ船はほんの一部で、世界的に主流なのは地中海カリブ海などの航路が中心だからです。

そして、ホテル付きの皆さんはすでにご存知かもしれませんが、頂点にはお馴染みのラグジュアリーホテルブランドがいますね。
実はクルーズの世界でも最高峰の存在として展開しています。

ホテルの格付けに興味がある方はこちらも見てみてください。


「豪華客船」の立ち位置

皆さんが「豪華客船」と聞いて思い浮かべる日本発着の有名クルーズ船。
たとえば、

  • 飛鳥Ⅱ(Asuka II)

  • ダイヤモンド・プリンセス(Princess)

  • MSCベリッシマ(MSC)

一応触れておきますが
居酒屋のトイレでポスターを見かけることでお馴染みの「ピースボート」
知名度はダントツですが、これは観光クルーズ船ではなく、完全に別ジャンルなので今回のピラミッドには含めていません。

では、これらの船は、クルーズの世界ではどの位置づけになるのでしょうか?

実は、これらはすべて「カジュアル」または「プレミアム」クラスに分類されます。

その上にある「ラグジュアリー」「ウルトラ・ラグジュアリー」とは、サービスの質も価格帯もまったく別世界。

つまり、ラグジュアリークラス以上のクルーズ体験を知ってしまうと、
これらの船を「豪華客船」と呼ぶのは、少し違和感があるかもしれません。

「豪華」という言葉を聞いて、あなたはどんな体験を想像しますか?

私にとっての「豪華」とは、文字通り
華やかで、荘厳で、煌びやかで、洗練された世界。
まるで中世ヨーロッパの宮殿に迷い込んだような空間で、
そこには執事のようなクルーが一人ひとりにつき、細やかにサポートしてくれる。

そんな世界が、豪華な体験の本質ではないかと思うのです。

それでは、各クラスのクルーズ船へご案内します。


sunのクルーズ各クラス情報まとめ

カジュアルクラス

ロイヤルカリビアンHPより 世界最大のクルーズ船
MSC公式HPより MSC最大のWorld America

カジュアルクラスのクルーズ船は、まるで海に浮かぶ巨大リゾート施設のような存在です。
全長300メートルを超える船もあり、東京タワーを横にしたよりも長いスケールで、圧倒的なスケールと賑わいを楽しめます。

船内にはレストラン、プール、シアターに加え、ウォータースライダー、サーフィン・シミュレーター、ゴーカート、スケートリンク、ボルダリングウォール、ショッピングモールなど、1日では遊び尽くせないほどの設備が揃っています。

子連れファミリーや若年層に人気があり、服装もカジュアルで気軽に楽しめる雰囲気。
食事はビュッフェが中心で、課金すれば有料レストランも利用できます。
エンタメ重視・アクティブ派にぴったりのクルーズスタイルです。

代表的な船会社には以下のようなものがあります。

  • ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(最大のクルーズ船を保有)

  • カーニバル・クルーズ・ライン(アメリカ人に大人気の陽気な雰囲気)

  • MSCクルーズ(イタリア系でスタイリッシュな雰囲気)

カジュアルクラスは、初めてのクルーズ体験や家族旅行にぴったりの選択肢です。
豪華絢爛な「ラグジュアリー」を求めるというよりは、アクティブに遊んで楽しみたい人向けのクルーズスタイルと言えるでしょう。


プレミアムクラス

セレブリティクルーズHPより Forbes Recommended取得の船 APEX
キュナード公式HPより クイーン・アン

プレミアムクラスのクルーズ船は、上質なサービスと快適さのバランスが魅力の、海に浮かぶプレミアムホテルのような存在です。
カジュアルクラスよりも落ち着いた雰囲気と洗練されたサービスが魅力です。

船内にはレストラン、プール、シアターなどの基本設備はもちろん、上質なダイニング、スパ、アートギャラリー、ワインバーなど、大人の旅を意識した空間が充実しています。
静かでリラックスできる雰囲気の中で、クルーズの醍醐味をしっかり味わうことができます。

プレミアムクラスの船は、カップルや夫婦、友人同士の旅行に人気で、特別感を求めつつもラグジュアリーすぎない「ちょうどいい贅沢」を楽しみたい方に最適です。
ドレスコードもカジュアルよりは少しフォーマルで、上品な大人の社交場といった印象。
食事はビュッフェは無料でついており、船内のレストランも無料で利用できることが多いです。

代表的な船会社には以下のようなブランドがあります。

  • セレブリティ・クルーズ(デザイン性とモダンさが際立つ上質空間)

  • プリンセス・クルーズ(日本寄港も多く、日本人にも人気)

  • キュナード(英国女王の名を冠した船、伝統を感じる空間)

プレミアムクラスは、騒がしすぎない環境で、丁寧なサービスと快適なクルーズを楽しみたい方にぴったりです。
カジュアルからもう一歩上の体験を求める方にとって、まさに「満足度の高い中級クラス」と言えるでしょう。


ラグジュアリークラス

シルバーシークルーズ公式HPより Forbes 4starのSilver Shadow
エクスプローラ公式HPより Explora II

ラグジュアリークラスのクルーズ船は、洋上のラグジュアリーホテルのような存在で、落ち着いた大人の旅を提供します。
全長200〜250メートルほどの中型サイズが主流で、乗客数は約500〜1,000名と少なく、よりパーソナルな空間とサービスが魅力です。

船内にはコース料理のレストラン、静かなバー、スパ、ライブラリー、アートギャラリー、ワインセラーなど、上質で洗練された施設が揃っており、喧騒とは無縁の穏やかな時間が流れます。
エンタメも落ち着いたクラシックやジャズ演奏、シアターショーなどが中心です。

客室はスイート仕様が基本で、バトラーサービスや専用バルコニー付きの客室も多く、クルーズそのものが旅の目的になるような贅沢な体験ができます。食事・アルコール・チップ・Wi-Fi・ルームサービスなどが多くの場合料金に含まれており、煩わしさのないオールインクルーシブスタイルです。

代表的な船会社には以下のようなブランドがあります。

  • シルバーシー・クルーズ(全室スイート、2025年日本発着あり)

  • リージェント・セブンシーズ・クルーズ(自称世界で最も豪華)

  • エクスプローラー(MSCが手がける新たなラグジュアリーブランド)

ラグジュアリークラスは、静かで落ち着いた空間で、きめ細やかなサービスと上質な時間を過ごしたい方におすすめ。
クルーズそのものをゆっくり味わいたい中高年層やハネムーナーにも人気のクラスです。

ピラミッドのラグジュアリー最下層に関しては、少しプレミアム寄りなのでスイートではない部屋もあります。
その分価格は一泊当たり10万円以下で行けることが多いです。


ウルトララグジュアリークラス

フォーシーズンズヨット公式HPより 2026年就航予定の船
アマン公式HPより 2027年就航予定のAmangati

ウルトララグジュアリークラスのクルーズ船は、まさに究極の贅沢を追求した洋上の邸宅とも言える存在です。
全長は200メートル前後とコンパクトで、乗客数は100〜300名ほどと非常に少なく、ひとりひとりに行き届いたプライベート感と完全オーダーメイドのホスピタリティが提供されます。

船内の客室は全てスイート以上で、広々としたリビングエリア、バルコニー、ジャグジー付きの部屋も多く、まるで小規模高級リゾートに滞在しているような感覚に。
バトラーによる24時間対応のパーソナルサービスが基本で、船全体に静謐で上質な空気が流れています。

ダイニングはミシュラン経験のあるシェフが監修する本格コース料理が中心です。
レストランはもちろん、ルームサービスやワインペアリングまで含まれる完全オールインクルーシブ。
寄港地観光や専用車チャーターなども料金に含まれていることが多く、乗船後に追加費用を気にすることはほぼありません。

客層は、世界中の富裕層や美意識の高い旅行者が中心で、落ち着いた大人の雰囲気。大型客船の喧騒とは無縁で、クルーズそのものが「人生のハイライト」となるような体験です。

代表的な船会社には以下のようなブランドがあります。

  • フォーシーズンズ ヨット(2026年就航予定)

  • アマン アット シー(2027年登場予定)

  • リッツ・カールトン ヨットコレクション(フラッグシップのエブリマ)

ウルトララグジュアリークラスは、「クルーズ=移動手段」ではなく、「クルーズ=目的地」として旅を楽しむ人のための最高峰。
心と時間に余裕のある、本物志向の方にふさわしいクラスです。

リッツ・カールトン ヨットコレクションはフラッグシップのエブリマに関しては間違いなく、ウルトララグジュアリーです。
ただ、残りの新しい船(ルミナーラとイルマ)が船体を大きくし、乗客員数も倍ほどにしたため、ラグジュアリーに格付けしました。
とはいえ、リッツ・カールトンなので、ラグジュアリーの中でも頭一つ抜けているので、最上位に位置しています。

Forbes Travel Guide HPより フラッグシップのEvrima

独り言

私が2026年5月に乗船予定の船は、MSCワールド・エウローパ
全長はなんと東京タワーと同じくらいという、圧倒的なスケールを誇るカジュアルクラスのクルーズ船です。

もともと私が憧れていたクルーズのイメージは、スライダーやシアターなど、エンタメ施設が充実した「遊び心いっぱいの」=「豪華客船」。
まさにそのイメージ通りの体験ができそうで、まずはこの船からクルーズの世界に踏み出すことにしました。

でも、調べていくうちに、思ってしまったんです。

全部のクラスに乗ってみたい

それぞれのクラスには、それぞれの魅力と世界観があり、
それを知るほどに「どの船で、どこに行こう?」という旅の想像が広がっていきました。

たとえば、
プレミアムクラスでカリブ海。
ラグジュアリークラスでアラスカ。

そして
ウルトララグジュアリーは、まだ少し遠い存在。
でも、人生のどこかで、たとえばおじいさんになったときにでも、
あの特別な体験を味わえたらいいなと思っています。

今回はクラス別の特徴を中心にご紹介しましたが、
実は「寄港地」もものすごく魅力的なんです。
クルーズは、船という旅のスタイルを選ぶことで、世界のどこへ行くかという自由も手に入る旅。

これからも、自分に合った船と行き先を組み合わせながら、
一つひとつ、クルーズの夢を叶えていきたいと思っています。

クルーズ前に立てていた計画はこちらです。

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