【2026年実体験】 MSC World Europa 地中海クルーズ完全ガイド
私自身、今回が初めてのクルーズ旅行であり、初めてのヨーロッパ旅行でした。
そのため出発前は、
地中海クルーズは本当に安全なのか
スリや置き引きに遭わないか
英語が話せなくても大丈夫か
現金はいくら必要なのか
船酔いしないか
チップはどうなるのか
船内で何を予約すべきなのか
など、不安だらけでした。
そこで出発までの数か月間、インターネットの記事、YouTube、本、個人ブログなどを読み漁り、徹底的に情報収集を行いました。
情報収集をもとに、出航前に立てていた計画はこちらです。
その結果、地中海クルーズ7泊8日、スペイン・フランス・イタリア・マルタを巡る旅を大きなトラブルなく楽しむことができました。
そして旅行中、何度も思いました。
「この情報を事前に知っていたから助かった」
もし知らなければ、
無駄な出費をしていたかもしれない
貴重な観光時間を失っていたかもしれない
不安なまま旅行をしていたかもしれない
と感じる場面が本当にたくさんありました。
だからこそ今回、これから地中海クルーズへ行く方が同じように困らないよう、自分の経験をすべて1本の記事にまとめました。
本記事では、
クルーズ予約から出発前準備
船内生活の実態
寄港地観光
治安・スリ対策
持ち物
通信環境
現金・クレジットカード事情
食事
船酔い
実際にかかった費用
まで、初心者目線で徹底的に解説しています。
総文字数は46,000文字超。
おそらく日本語で読める地中海クルーズ体験記の中でも、かなり網羅的な内容になっていると思います。
少なくとも、る◯ぶの情報量の10倍はあると思います。
目次から気になる部分だけ読むこともできますので、旅行前の不安解消や計画作りに役立てていただければ嬉しいです。
※この記事は一定期間無料公開した後、有料化する予定です。
船内の雰囲気やスケール感を映像で確認したい方は、YouTubeの船内ツアー動画もぜひご覧ください。
0. はじめに
0-1. 結論
クルーズ初心者とヨーロッパ初心者に心の底からおすすめしたい
0-2. 今回の旅程
船:MSCワールドエウローパ
キャビン:グランドスイート・アウレア(テラス付き)
期間:2026/5/1〜5/8
乗船地:バルセロナ
下船地:バルセロナ
寄港地:マルセイユ→ジェノバ→ナポリ→メッシーナ(タオルミーナ)→ヴァレッタ

なぜこの旅程、船、キャビンを選んだのか興味あればこの記事を読んでみてください。
0-3. 筆者スペック
30歳会社員
カップル旅行
英語力:TOEIC最高600点、直近300点
海外経験:留学経験なし、アジア以外の旅行は今回が初めて
クルーズ経験:今回が初めて
1. 地中海クルーズについて

1-1. 地中海クルーズの魅力
地中海クルーズ最大の魅力は、「ホテルごと移動できること」だと思います。
通常のヨーロッパ周遊旅行では、ホテル移動や荷物整理、チェックイン、電車・飛行機での移動が何度も発生します。
しかしクルーズなら、一度乗船してしまえば同じ部屋のまま複数の国や都市を巡ることができます。
朝起きたら次の国に到着している
この感覚はかなり非日常でした。
さらに船内には、食事、プール、ショー、ジム、スパなどが揃っており、移動手段そのものが旅行体験になっています。
そして何より魅力なのが、地中海ならではの景色です。
青く透き通った海
石造りの港町
晴天率の高さ
歴史ある街並み
など、日本ではなかなか味わえない風景が続きます。
今回のクルーズでも晴天の日が多く、「これぞ地中海」という景色を何度も見ることができました。
1-2. ヨーロッパ周遊との違い
通常のヨーロッパ周遊旅行では、パリやローマ、ロンドンのような大都市中心になりがちです。
一方でクルーズは、港町ならではの魅力を持つ都市に気軽にアクセスできるのが特徴です。
特に地中海の港町は、「海」と「歴史都市」が融合している場所が多く、街を歩いているだけでも非常に楽しく感じました。
1-3. クルーズ旅行はどんな人に向いている?
個人的には、以下のような人に特に向いていると感じました。
ゆったりと旅行を楽しみたい人
移動そのものが快適なので、一般的な周遊旅行より体力的な負担がかなり少ないです。一度に複数の国や都市を楽しみたい人
1週間ほどで複数の国を巡れるのは、クルーズならではの大きな魅力です。コスパ・タイパ重視の人
ホテル代・移動費・食事代込みで考えると、意外とコストパフォーマンスは高めです。移動時間を“休憩時間”として使えるため、タイムパフォーマンスの良さも感じました。
1-4. クルーズ初心者でも大丈夫?
もちろん大丈夫です。
特に MSC World Europa のような大型カジュアル船は、初心者の乗客も非常に多く、初めてでも参加しやすい雰囲気でした。
実際、私自身もクルーズ初体験でしたが、アプリ機能が充実しており、大きく困ることはありませんでした。
むしろ、「初めてのクルーズがこれで良かった」と感じています。
1-5. MSC Cruisesとは?
MSC Cruises は、ヨーロッパを代表する世界最大級のクルーズ会社のひとつです。
もともとはイタリア系の海運企業グループから発展した会社で、現在は地中海を中心に世界各地でクルーズを展開しています。
日本で就航しているMSCベリッシマのおかげで日本人もよく知っているのではないかと思います。
2. MSC World Europa 完全レビュー


2-1. MSC World Europa 基本情報
MSC World Europa は、MSC Cruises公式サイト が運航する次世代型の大型クルーズ船です。2022年に就航した比較的新しい船で、MSC Cruisesのフラッグシップ級に位置づけられています。
世界最大級クラスの客船で、その規模感はまさに「ひとつの街」。初めて見ると圧倒されるほどの巨大さがあります。
基本スペック
総トン数:205,700トン
全長:333.3m
全幅:47m
高さ:68m
デッキ数:21(乗客用16デッキ)
客室数:2,626室
最大乗客数:6,762名
乗組員数:2,138名
船内設備
エレベーター:39基(乗客用23基)
パノラマエレベーター:4基
プール:7か所
ジャグジー:13か所
開閉式ルーフ付きプールあり
MSC Yacht Club専用プールあり
船内のパブリックエリア面積は38,400㎡にも及び、非常に開放感があります。
客室設備
客室内コンセントは 230V・110Vの両対応。ヨーロッパ式コンセントが中心ですが、日本と同じAタイプのコンセントも2口あり、想像以上に使いやすく感じました。
航行性能と揺れ
最大速度:22.7ノット
2枚フィン式スタビライザー搭載
大型船ということもあり、揺れはかなり少なめです。もちろん海況によって変わりますが、今回の地中海クルーズでは「今、自分が船に乗っていることを忘れる」ほど安定している時間も多くありました。
環境性能
MSC World Europa は、MSC Cruisesで初めてLNG(液化天然ガス)を主燃料として採用した船でもあります。従来燃料より環境負荷が低く、近年のクルーズ業界で注目されている次世代燃料のひとつです。
巨大客船でありながら、環境性能向上にも力を入れている点は、この船ならではの特徴だと感じました。
2-2. 船の第一印象
第一印象は、とにかく「巨大」の一言です。
想像していた以上のスケール感で、全体像をカメラに収めるのはかなり難しく、近くで見ると視界に入りきらないほどの迫力があります。
さらに、ただ大きいだけではなく、船体のフォルムが非常にスタイリッシュ。近未来感のあるデザインで、港に停泊している姿だけでもかなり格好良く、「これから旅が始まる」という高揚感を強く感じました。2-3. 船内マップと構造
MSC World Europa は非常に巨大な船なので、乗船初日はかなり迷います。私自身も、最初は現在地が分からなくなる場面が何度もありました。
ただ、各エレベーターホールには大型の船内マップが設置されており、タッチパネル式で日本語表示にも対応しています。慣れてしまえば、移動で困ることはそこまでありませんでした。

実際に滞在中によく利用するのは、主に以下のエリアです。
Deck 4|医務室・下船出口
Deck 6|メインダイニング・ルナパーク
Deck 7|レストラン・カジノ・シアター
Deck 8|World Promenade・アウレアスパ
Deck 18・19|ビュッフェ・プールエリア
Deck 19|キッズエリア
Deck 20|ジム
特に Deck 6〜8 は、3フロア吹き抜けになった船の中心エリアという印象で、人通りも非常に多く、イベントも頻繁に開催されていました。
一方、上層デッキはプールやビュッフェを中心としたリゾートエリアの雰囲気が強く、開放感があります。
なお、MSC Yacht Club利用者の場合は、Deck 20〜21 が主な活動エリアになります。
2-3. 日本人はどれくらいいる?
今回の7泊8日の航路では、日本人はかなり少数派でした。
体感では、7日間で10組前後見かけたくらいだと思います。
ただ不思議と、日本人は後ろ姿でもなんとなく分かるんですよね。
髪型や服装、歩き方、空気感など、うまく言語化できない“日本人らしさ”のようなものを感じる瞬間がありました。
また、中国系・韓国系の方も一定数いましたが、日本人とはまた少し違う雰囲気があり、個人的には結構見分けがついていました。
2-4. 客層・雰囲気
日本人の乗客層は想像していたより若く、30代前後のカップル・夫婦・新婚旅行・友人同士の参加が多い印象でした。中国系・韓国系のツアー客も多く、アジア系乗客は思っていた以上に見かけます。
ただ、全体としてはやはり欧米系が中心で、特にスペイン語圏・イタリア語圏・フランス語圏など、ヨーロッパ圏の乗客が多数を占めていました。船内では英語だけでなく、イタリア語やスペイン語、フランス語も頻繁に聞こえてきて、「ヨーロッパの船旅」という空気を強く感じます。
また、三世代で参加しているヨーロッパのファミリー客が非常に多かったのも印象的でした。クルーズ旅行が特別なイベントというより、文化として根付いているように感じます。
全体の雰囲気はかなりカジュアルで、普段はTシャツや短パン、サンダルでも問題ありません。ガラナイトではドレスアップする人も多いですが、初めてでも気負わず楽しめる空気感でした。
2-5. 船酔いはした?
最初のうちは多少の揺れを感じましたが、船酔いをするほどではありませんでした。体感としては、大阪〜九州間を運航するフェリーよりもかなり穏やかです。
私は普段から酔い止めを飲まないタイプですが、今回のクルーズでも特に必要を感じる場面はありませんでした。
もちろん天候や海況によって変わるとは思いますが、基本的には大型船らしい安定感があり、快適に過ごせました。
2-6. エレベーター問題
船内には船尾側に10基、船首側に10基のエレベーターが設置されています。行き先や自分のキャビン位置によって使い分けることになりますが、体感としては船首側の方が到着が早く、比較的混雑も少ない印象でした。
この船のエレベーターは、乗る前に行き先デッキを指定し、案内されたエレベーターに乗る「デスティネーション方式」を採用しています。乗車後に階数ボタンを押す必要がないため、非常にスムーズで便利でした。
エレベーター自体は20人以上乗れる大型サイズですが、海外の体格の大きい乗客が多いこともあり、実際には10人前後でかなり埋まっているように感じます。
また、朝食・夕食の時間帯やショー終了後などは混雑しやすく、5分ほど待つ場面もありました。船内では時間に余裕を持って移動するのがおすすめです。
2-7. 実際かなり歩く
MSC World Europa はとにかく船内が広いため、想像以上によく歩きます。
私の客室は船尾側(一番後)に位置していたこともあり、移動距離はかなり長めでした。レストランやシアター、プールなどへ向かうたびに自然と船内を横断することになり、終日航海日には歩数が1万歩を超えていました。
エレベーター移動が中心とはいえ、船内はひとつの街のような規模感なので、「クルーズ=ずっと座って過ごす」というイメージとはかなり違います。
2-8. 流れる音楽
船の中では至る所で音楽が流れています。
さらに、ショーやイベントでも定番の洋楽やラテンミュージックが数多く使われるため、ある程度知っている曲があると楽しさがかなり変わります。
私は流れる曲の9割くらいは知っていたので、かなりノリノリで楽しんでいました。笑
旅行前から気分を上げるためにも、Spotifyでラテン系の音楽をよく聴いていたのですが、それがかなり正解でした。
使われていた歌を帰国後に思い出として聞きたくなることもあると思うので、「Shazam」も積極的にしましょう。
2-9. 喫煙事情
喫煙エリアはDeck 8のワールドプロムナードにある「Lanai Bar」と、Deck 18の屋外プールデッキエリアの一部に限られています。
私は乗船前にYouTubeで「船内のあちこちで喫煙している人がいる」「マナーが悪く危険」といった話を見ていたため、少し不安に感じていました。
しかし、実際に乗船してみると、そのような場面を目にすることはありませんでした。少なくとも私たちが利用した範囲では、指定喫煙所以外で喫煙している人を見かけることはほぼありませんでした。
一方で、海外の口コミサイトではカジノ内の喫煙を指摘する声も見られます。私が利用した際もカジノではタバコの匂いを感じる場面がありました。私はそれほど気になりませんでしたが、タバコの匂いが苦手な方はストレスを感じる可能性があります。
また、「隣室のバルコニーから煙が流れてきた」という口コミも見かけました。私はタバコの臭いが苦手な方ですが、今回のクルーズでは客室やバルコニーで臭いが気になることは一度もありませんでした。
もちろん、日本でも路上喫煙などルールを守らない人がいるように、どの国や船にも一定数のマナー違反者は存在します。
そのため絶対に問題がないとは言い切れませんが、少なくとも私たちが乗船したタイミングでは、喫煙に関するストレスを感じることはありませんでした。
3. 予約・準備編

3-1. クルーズはどう予約した?
今回はツアーではなく、個人で予約しました。
予約したのは2025年2月で、乗船の約15か月前です。人気の客室や料金を考えると、地中海クルーズはかなり早めの予約がおすすめだと思います。
私は余計な手数料を避けたかったため、クルーズ会社経由で直接予約しました。MSCの場合、2026年時点では日本からの予約窓口はIMAになります。
個人的には、他社クルーズを含めても「クルーズ会社直接予約」または「公認代理店」を利用するのがおすすめです。
なお、今回宿泊したような上位カテゴリの客室は、一般的なツアー会社では取り扱いがない、もしくは選択できないケースも多いと思います。
3-2. かかった総額
今回はかなり奮発して、上位クラスのスイートを予約しました。
そのため費用は高めで、クルーズ関連の総額は約90万円ほどです。
この金額には、
クルーズ代
チップ代
港湾使用料
各種税金
などが含まれています。
一般的な客室であれば、ここまで高額にはならないと思いますが、今回は「一度は最高クラスを体験してみたい」という気持ちもあり、この部屋を選びました。
3-3. 航空券について
キャセイパシフィック航空を利用し、羽田〜バルセロナ往復で手配しました。
料金は約165,000円で、予約したのは11ヶ月前の2025年6月1日です。
その後も同じ便の価格を定期的に確認していましたが、私が見た範囲では16万円を下回ることはありませんでした。
地中海クルーズの時期はヨーロッパ旅行シーズンとも重なるため、航空券は早めの確保がかなり重要だと思います。
バルセロナのような世界的な人気観光地は、基本的に需要が非常に強く、特に大型連休や夏シーズンは「需要が供給を上回る」状態になりやすいです。
そのため、航空券やホテルについては「直前になれば安くなる」と期待しすぎない方が良いと思います。
3-4. 前泊・後泊は必要?
個人的には、前泊・後泊は「絶対にした方が良い」と感じました。
前泊をしておくことで、
フライト遅延への保険になる
時差ボケを多少調整できる
余裕を持って乗船できる
など、精神的な安心感がかなり大きいです。
また、後泊も非常におすすめです。
クルーズ後にゆっくり街を散策する時間があると、旅の余韻もより深く楽しめます。
乗船地・下船地の観光も含めて、クルーズ旅行の魅力だと思っています。
3-5. ESTA/VISAなどは必要?
今回のような地中海クルーズで訪れるEU圏内の国については、日本国籍の場合、短期観光であれば基本的にESTAやVISAは不要です。
ただし、経由地によっては別途電子渡航認証が必要になるケースもあるため、航空券予約時には乗継国も含めて確認しておくのがおすすめです。
ただし、2026年第4四半期以降はETIASの導入が予定されており、運用開始後は日本を含むビザ免除国の旅行者も、渡航前にオンラインで事前申請と認証取得が必要になる予定です。
一度認証されると最長3年間有効となりますが、申請から認証まで数日以上かかる場合もあるため、今後ヨーロッパ旅行を計画する際は最新情報を確認することをおすすめします。
3-6. 海外保険は入るべき?
個人的には、海外旅行保険は「必須レベル」だと思います。
幸いにも、今回の旅行では実際に保険を利用する場面はありませんでした。
ただ、海外旅行保険は「何かあった時の備え」というだけでなく、安心して旅行を楽しむための存在だと思っています。
特にクルーズ旅行は、
船内医療費が高額になりやすい
寄港地でのトラブル対応が必要になる
ロストバゲージや遅延リスクがある
海外での通院・搬送費が非常に高い
など、通常旅行以上に保険の重要性を感じました。
「何も起きなければ不要」に見えますが、万が一の際の安心感はかなり大きいです。特に長距離旅行や複数国を巡るクルーズでは、加入しておくことを強くおすすめします。
保険についてはこちらの記事で別途まとめています。
3-7. MSCボヤジャーズクラブ
MSC Voyagers ClubとはMSCのステータス制度で、会員登録は無料です。
会員になると、クルーズ代の割引や船内での特典など、様々なお得な優遇が受けられるので、クルーズを予約する前に会員になることをお勧めします。
このステータスのおかげで実際に体験できたことは
会員限定イベントへの招待
MSCフォーミュラレーサー1回無料
MSCロゴショップの買い物で15%割引
サーマルエリア1時間無料(1クルーズ中一度だけ)
バスローブ&スリッパ提供
なお、最後の2つについては、今回はアウレアエクスペリエンスを利用していたため、厳密には会員特典として使用したわけではありませんでした。




3-8. アプリ・Webチェックイン
MSC for Me アプリでは、オンラインチェックインが可能です。
私の場合、正確にいつから利用できたかは覚えていませんが、乗船のおよそ60日前にWebチェックインを行いました。

このアプリは乗船前だけでなく、クルーズ中にもほぼ必須レベルで使用するため、事前にインストールしておくことをおすすめします。

アプリでは、
毎日のドレスコード確認
船内イベントの案内
シアターやイベント予約
レストランメニュー確認
クルーズスケジュール確認
など、船内生活に関わる多くの機能が利用できます。
乗船前から自分のクルーズ情報を確認できますが、本格的に機能を使えるようになるのは、乗船後に船内Wi-Fi(無料の船内ネットワーク)へ接続してからです。ここでシアター予約や各種スケジュール確認ができるようになります。
また、Webチェックイン時にクレジットカード登録まで済ませておいたことで、乗船後に端末でクルーズカードとクレジットカードを紐付ける手間を省けたのも便利でした。
3-9. 必要書類のプリントアウト
乗船日の約2週間前になると、必要書類がPDF形式で添付されたメールが届きます。
これらは乗船時に必要になるため、事前に必ずプリントアウトしておいてください。
荷物タグとなる用紙
チェックイン時に必要な書類
3-10. 必要な持ち物一覧
本当に最低限必要だと感じたものだけを書くと、以下になります。
必須
パスポート
スマホ
衣類
充電器
歯ブラシ
条件付きで必要
クレジットカード
船内は全てクルーズカード決済なので、事前にアプリでクルーズカード連携を済ませていれば、船内では不要現金
クレジットカードを持っていれば不要。チップを払いたい人は必要SIM
eSIMでもポケットWi-Fiでも良いと思いますが、地中海クルーズは比較的陸沿いを航行することが多く、タイミングによっては普通にモバイル回線が繋がります。私はahamoを利用していたため、特別な通信準備はしませんでした。寄港地や沿岸付近では問題なく使える場面が多かったです。
ahamoの弱点があったので、後ほど説明します。
持って行って良かったもの
実際に使って「かなり便利だった」と感じたものはこちらです。
一部のAmazonリンクを貼っておきます。
SSD
船内、寄港地で写真や動画をたくさん撮ると気づいた時には容量がいっぱいで撮影できません。それを避けるために毎晩バックアップを取っていました薄手の羽織り
5月の気温は20度前後で太陽にあたれば半袖一枚で十分ですが、日陰や太陽が出ていない時間帯は寒いです。テラスに出る時はパーカーを着ていました。パジャマ
寝る時の服は用意されていないので、あった方がいいです。
室内の温度は空調で調整できるので、Tシャツ短パンで快適に過ごせました。マグネットフック
キャビンの壁と天井は鉄製のためマグネットフックで小物を吊るすと便利です。100均で購入可能洗濯バッグと洗剤
洗剤と衣類を入れて、振って洗濯するバッグ。下着を洗濯するのに便利でした。スマホ用リストストラップ
観光地でのスリ対策や海撮影時の落下防止のために購入しました。これのおかげで安心感が全然違いました。化粧水・乳液・洗顔用品
地中海は乾燥しているので、毎日のケアは必須
日焼けしたくない方は日焼け止めもプラスしておいた方がいいかもサングラス
日差しの強さは日本と全然違います。
寄港地を観光するなら景色を楽しむためにもあった方がいいです。ポータブル充電器
ずっとGoogle Mapを開いて、撮影していたので寄港地観光中に毎日充電付が切れかけていました。タンブラー
キャビンで水を飲みたい時はミニバーの水があります。しかし、2本目にこうは優良なので、ビュッフェかハンバーガー&ピザで水をタンブラーに補充していました。

どちらも乗船前にスペインで購入したものです。
もともとタンブラーを持っていなかったので、「日本で買うより、せっかくなら現地でしか買えないものを」と思い、Starbucksのベルナベウ限定タンブラーを購入しました。
行きの荷物を減らせるうえ、お土産にもなるので結果的にかなり満足しています。
右はカサ・バトリョにあった自販機の缶ボトルの水です。喉が渇いていたので何気なく購入したのですが、価格はなんと1,200円ほど。
「この値段なら捨てるのももったいない」と思ってそのまま持ち歩いていたところ、クルーズ中の給水用ボトルとして大活躍しました。
結果的に、かなり実用的なお土産になったと思います。
4. バルセロナ乗船完全ガイド

乗船日の模様はYouTubeで公開しています。
4-1. バルセロナ空港から市内へ
空港から市内までは、Renfeが運営する近郊鉄道「セルカニアス(Rodalies)」のR2 Nord(R2N)を利用しました。
El Prat Aeroport駅からBarcelona-Sants駅までは約20分です。

バルセロナの公共交通回数券「T-casual」
「T-casual」とは、地下鉄・バス・近郊電車に利用できる10回券です。
料金は€13.00+€1.00(カード発券代)のため5回以上公共交通機関を利用するならお得です。
クレジットカードで購入可能で、嬉しいことにJCBとAMEXにも対応していました。
余談ですが、JCBは海外手数料が1.6%と他のブランドの半分なので、できるだけJCBを利用していたのですが、バルセロナはJCBが使える店舗が多かったです。
このR2Nは、T-casualが利用可能なので、残り3回以上利用するならお得ということになります。
一方で、空港直結の地下鉄 L9 Airport Line は T-casual 対象外となっており、片道 €5.90 かかるため、私たちは利用しませんでした。
乗車時に改札へタッチするだけ、下車時はタッチ不要です。

4-2. バルセロナ観光

私たちがバルセロナを観光したのは、合計で約2日半です。
なお、以下で場所名を挙げているスポットは、実際に内部まで見学しています。
4/27 12:00〜19:00
ゴシック地区 散策
ボケリア市場
カタルーニャ音楽堂
4/28 9:00〜22:00
グエル公園
カサ・ビセンス
カサ・バトリョ
カサ・ミラ
5/8 11:00〜22:00
サグラダ・ファミリア
バルセロネータ 散策
4-3. 港へのアクセス
地下鉄L2のDrassanes駅がクルーズ港の最寄駅です。
駅周辺にはクルーズマークの案内が出ているため、非常に分かりやすかったです。

また、Drassanes駅にはホーム階から改札階、改札階から地上へのエレベーターがあるため、大きなキャリーケースがあっても安心です。
コロンブスの塔を眺めながらクルーズバスターミナルへ向かいます。
実際にかかった時間は駅から大きな荷物ありで徒歩10分程度。

ターミナルへの行き方はクルーズバスかタクシーしかなく、港に入る時も出る時も通常のタクシー料金に追加で €4.50 かかりますので、ご注意ください。
空港から港へのタクシーは€45.00と固定料金になっています。
一方で、クルーズバスの料金は1人片道€3.00です。
現金のみと聞いていましたが、VISAタッチ決済できました。
クレジットカードはVISAとMasterのみ利用可能だと思います。

クルーズバスは15分に1本程度のペースで運行していました。
Drassanes駅からバスターミナルへ向かうと、「cruise bus」と書かれた看板があります。また、青いバスがしばらく停車しているため、かなり見つけやすいです。
私自身、「本当に分かるかな?」と少し不安でしたが、遠くからでもすぐ分かったので安心してください。

所要時間は、その日に利用されるターミナルA〜Hに順番に停車するため、MSCのターミナルHまでは20分程かかりました。
4-4. クルーズターミナル事情
バスからこれから乗る船が見えた時にはテンションが爆上がりします。
他のターミナルにもクルーズ船は停泊してましたが、大きさのレベルがまるで違います。

4-5. 大きな荷物預け
4-5. 大きな荷物預け
MSCクルーズターミナルに到着したら、まず最初に大型荷物を預けます。
その際に必要になるのが、「3-9. 必要書類のプリントアウト」で紹介した荷物タグです。
事前に印刷して持参した用紙をクルーへ渡すと、その場でホッチキス留めして荷物に取り付けてくれました。
なお、ここで預けた大型荷物は夕方頃まで受け取れません。
そのため、
パスポート
チェックインに必要な書類
クレジットカード
充電ケーブル
常備薬
乗船日に着たい服
など、乗船後すぐに必要になる可能性があるものは、手持ちバッグへ入れておくことをおすすめします。
乗船日はカジュアルナイトでしたので、服装はなんでもOKでした。
4-6. チェックイン
大型荷物を預けた後は、手荷物検査を済ませてチェックインエリアへ向かいます。
チェックイン前にはバルセロナ土産コーナーもあり、少し見学してから、無料の冷たい水をいただいて列へ向かいました。
私が到着したタイミングでは、運良くほぼ待ち列はありませんでした。
というのも、並んだのが11時頃という比較的早い時間だったためです。
チェックイン時間は、オンラインチェックイン時に自動で割り当てられます。最速時間が何時なのかは分かりませんが、私の場合は12時指定でした。

ただし、あまりにも早く到着しすぎると、まだチェックインできない可能性もあります。
前の乗客が下船する最終時間が10時頃で、それから清掃が入るとして最速が11時かなと思った次第です。
とはいえ、ターミナル内にはかなり広いソファエリアがあり、座って待機できる環境だったので、そこまで心配はいらないと思います。
チェックイン手続き自体は非常に簡単で、パスポートと印刷した書類を提示するだけで、1分ほどで終了しました。
正直、「もう終わり?」と思うくらいスムーズです。
クルーズバスを降りて、MSCターミナルに到着してから乗船までの時間は15分程度でした。
列がなかったのでこれが最速だと思います。
4-7. 乗船直後にやるべきこと
まずはクルーズカードを受け取るために自分のキャビンへ行きます。
ドアノブにクルーズカードがかかっているのでそれを取って部屋に入ります。

クルーズカードとクレジットカードを紐づけていない場合はこのタイミングでやっておきましょう。
Deck6〜8にATMのようなマシンがあるのでそちらで行えます。

荷物だけ部屋に置いて、船内散策とビュッフェの時間です。
早めに着いたことで、ビュッフェの席もかなり余裕がありました。
美味しいと話題のMSC自家製モッツァレラチーズを食べましたが、本当に美味しかったです。
特にアンチョビ入りがお気に入り、ぜひ食べてみてください。
レストランやビュッフェについては後半で感想を書いています。
4-8. セーフティードリル
お腹を満たした後は、プールに行く前に一つだけやらければいけないことが残っているので早めにやってしまいましょう。
セーフティードリルは以下の流れで行われます。
船内テレビやアプリで安全動画を見る
指定された集合場所(Assembly Station)へ行く
クルーズカードを読み取って参加確認
安全動画が5分程度、そのあとは集合場所に行って参加確認するだけなので移動時間含めて10分程度で終わりました。
集合場所はクルーズカードやアプリに記載されています。
このセーフティードリルは万が一の時に命に関わる話なので、部屋のテレビで真剣に見ていました。
5. 船内生活 完全解説

MSCのキャビンには4種類のタイプがあります。

SUITES
MSCの上位客室。部屋が広く、設備やサービスも豪華です。BALCONY
専用バルコニー付き客室。海を眺めながら過ごせる人気タイプです。OCEAN VIEW
窓付き客室。外の景色は見えますが、バルコニーはありません。INTERIOR
窓のない内側客室。最もリーズナブルなタイプです。
さらに、4種類のエクスペリエンスがあります。
YACHT CLUB
MSC最上級クラス。専用レストラン・プール・ラウンジ・バトラーサービスなどが利用できます。AUREA
スパ特典や優先サービスが付く上位プラン。自由度が高いのも特徴です。FANTASTICA
設備や立地が少し優遇された標準上位プラン。初めてのMSCでも使いやすい印象です。BELLA
最も基本的なプラン。価格重視でMSCを楽しみたい方向けです。
このキャビンタイプとエクスペリエンスによって船内生活が大きく変わります。
5-1. 客室レビュー

今回は奮発して「GRAND SUITE AUREA WITH TERRACE」に宿泊しました。
詳しくは別記事とYoutubeで紹介しています。
内装
部屋は約35㎡、さらに約25㎡のバルコニーが付いていました。
全体的にグレー系で統一された落ち着いた配色になっており、大人っぽく高級感のある空間です。
ベッド

シングルベッド2台を繋げたキングサイズ仕様でした。
メインベッドはかなり広く、2人でも十分余裕があります。
また、横のソファもベッドとして利用可能で、体感ではダブルベッドほどのサイズ感がありました。
枕は柔らかめとやや硬めが置いてありました。マットレスも絶妙な柔らかさで毎日本当にぐっすり眠れました。
「枕とについて要望があれば客室係に申しつけください」と書いてあり、睡眠の質にこだわっていることがわかります。

デスク

ミニバー内のドリンクは、最初から入っている分については無料でした。ただし、追加補充分は有料になるとの説明を受けました。(スイート限定)
ミニバーの中には
水、炭酸水、ハイネケンビール、コカコーラ、スプライトがありました。

コーヒーマシンと電気ケトルがあり、コーヒーと紅茶は飲めば、補充してくれました。
AUREA特典として
プロセッコ
Venchi のダークチョコレート
ディフューザー(スイート限定)
が部屋に用意されていました。

洗面エリア

アメニティは何もないので、歯ブラシなど普段使っているものは持参しましょう。
写真には写っていませんが、この部屋には3段の棚があったので、物でぐちゃぐちゃにならずにずっと綺麗なまま利用することができました。
シャワー

アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープが揃っていました。
私は持参していなかったので実際に使用しましたが、髪がギシギシになることもなく、普通に使い心地は良かったです。
MSCオリジナルブランド「med by MSC」のアメニティで、地中海をイメージした爽やかなマリン系の香りがかなり印象的でした。
おそらくスイート限定のアメニティだと思われますが、MSCロゴショップでも販売されていました。
気になる方はぜひ使ってみてください。
トイレ

スイートといえども、トイレは普通です。
もちろんシャワートイレはありません。
あと、流した時の音には最初びっくりします。
クローゼット

このクローゼットがこの部屋で一番嬉しい場所でした。荷物は全てこの中に収納できたので、メインの部屋には何も置かずに広々と使えたし、収納も多かったので、物が常に整理できていました。

清掃
部屋には担当客室係がついています。
毎日、昼に一回、夜に一回清掃に入ってくれて、ゴミの収集やベッドメイキング、タオルの交換などをしてくれます。
夜にはターンダウンサービスで毎日Venchiのチョコレートが枕の上に置かれていました。

騒音
乗船日の昼間だけは、上の階からかなり大きな足音が聞こえていました。
体感では、「子供たちがプロレスごっこでもしているのかな?」と思うくらいドスドス響いていましたが、夕方には静かになり、それ以外の時間帯で騒音が気になることはほとんどありませんでした。
また、私の部屋は船尾側のかなり後方に位置しており、真下にはイベントもよく開催される「ワールドプロムナード」があります。
ただ、それでも窓を閉めていれば音楽はほぼ聞こえず、防音性はかなり高いと感じました。
コンセント
デスク周辺には、日本のプラグに対応したAタイプコンセントが2口ありました。

さらに、ベッドサイドにはUSB-Aポートが用意されているため、USB-A to USB-Cケーブルがあれば、枕元でスマホ充電も可能です。
メインのコンセントはヨーロッパで使えるCタイプなので変換プラグがあれば枕元とデスクでさらに充電などできます。

5-2. Wi-Fi事情
船内の無料Wi-Fiでできることは以下に限ります。
事前購入したインターネットパッケージを有効化する
インターネットパッケージを購入する
MSC for Me アプリを利用する
船内のQRコードを読み取る
その他の船内デジタルサービスを利用する
インターネットやSNSを利用するためには、有料のWi-Fiが必要です。
私たちは有料Wi-Fiを契約していませんでしたが、一時的に必要になったため1日だけ購入しました。
購入や料金の確認はDeck7のPhoto &Digital@Iに行かないといけなくて、そこは撮影NGだったので、料金は自分が購入したものしか覚えていません。
料金は、
1デバイス:€34.99
海外で利用できるeSIMやahamo回線があれば、船内でも結構ネット環境を使える時が多かったので、個人的には不要だと思いました。
特に、ジェノバからメッシーナ間はイタリア本土やコルシカ島などから電波を拾えるので問題ありませんでした。
5-3. テレビ事情
テレビでできることは3つです。
テレビ番組の視聴
MSC for MEアプリの操作
Video On Demand
Video On Demandは複数の映画が見れますが、視聴に€9.00かかりましたので、見ませんでした。
テレビ番組は世界各国のニュースチャンネルが中心でした。
個人的には、イタリアの番組で流れているローカルCMを見るのが意外と面白かったです。
特によく見ていたのが「14CH」です。
ここではクルーズ情報が確認でき、
現在地
気温
湿度
日の出 / 日の入り
水深
など、多くの航海情報が表示されます。
実際に、
「今いる場所、水深2,300mもあるんや。沈んだら深海行けるな」
みたいな話をしながら見ていました。
5-4. 洗濯事情
ランドリーは船内にありますが、有料であること、混雑が考えられること、洗濯物を運ぶ手間が大きいことを考えて利用しませんでした。そのため、料金もわかりません。
私たちはキャビン内で洗濯バッグと洗面台で下着類は洗っていました。
マグネットを天井に貼って洗濯バサミ付きのロープで干していました。

5-5. 船内での支払い
支払いは全てクルーズカードを利用します。
レストランでの注文もゲームセンターもショップでの買い物も全てクルーズカードを使います。
そのため、別途何かを見せなくてもボヤジャーズクラブのステータスによって自動的に割引もされます。
クレジットカードを紐づけているので、帰りの際に自動的に決済されます。
5-6. 現金は必要?
クレジットカードがあれば必要ありません。
寄港地の店、船内で客室係等にチップを払いたい時には必要になるかもしれませんが、基本的には不要です。
ちなみに私は今回のスペイン&MSCクルーズで現金は一切持っていませんでした。
もし余った現金があれば、Deck6のLUNA PARK横にあるマシンでクルーズカードに入金可能です。
5-7. 船内放送・言語事情
船内放送は緊急事態が発生しなかったので、キャビン内には流れませんでした。
放送は英語、イタリア語、スペイン語、フランス語で行われます。
これは多くのイベントなども同じで、上記4つの言語のどれかをなんとなく理解できれば全く問題ありません。
これは個人的な体感ですが、船内放送は聞いていないのであまり大切な情報は流れていないのかと思います。
6. 食事 完全レビュー

6-1. ビュッフェ
Deck18・19がビュッフェエリアになっています。
複数の区画に分かれており、場所によって少しだけ料理の種類が異なりますが、基本的な内容はほぼ同じです。
寄港地前の朝食はみんなが同じような時間に来るので、席の確保が難しいこともあり、お皿に好きなものを盛り付けて部屋で食べる人も結構いました。
私は朝食と昼食で何度か利用しましたが、夕食では利用していません。その前提でレビューします。
まず、MSC名物とも言われる船内製造のモッツァレラチーズは必食です。本当に美味しかったです。
日本食はありません。
途中で「味噌汁」という名のスープが出ていました。たまたま前にいた日本人が「味噌汁の罠には引っかからないぞ」と言っていたのですが、すごく意味がわかります。
個人的な感想としては、
「不味くはないけど、美味しくもない」
です。
YouTubeでは「MSCの食事は結構美味しい」と紹介されていることも多く、少し期待していましたが、実際には「他のクルーズ会社よりは美味しい」という意味合いなのかな、と感じました。
6-2. メインダイニング
MSC World Europa には複数のメインダイニングがありますが、基本的には以下4つの中から、場所と時間が自動で割り当てられます。

私たちは、ダイニングが「MY CHOICE」だったので、時間も場所も自由でした。
Hexagon Restaurant
Bubbles Restaurant
Esagono Restaurant
La Foglia Restaurant
さらに、専用レストランとして、
Les Dunes Restaurant(Grand Suite 宿泊者専用)
MSC Yacht Club Restaurant(MSC Yacht Club 利用者専用)
があります。
私たちは、
朝食・昼食 → Hexagon Restaurant
夕食 → Les Dunes Restaurant
を利用していました。
他のレストランは利用していませんが、アプリ上で各レストランのメニューを比較した限り、内容は基本的に同じでした(Yacht Club は利用不可のため未確認)。

毎日メニューは変わるので、「今日はなんだろう」という楽しみがありました。
ある1日のメニューです。
スターター、メイン、デザートの中から好きなものを選択します。
一つずつではなくても構いませんので、私は毎回欲しいものを全て頼んでいました。


メニューが同じなら落ち着いた空間で食事したいと思い、他のレストランは利用しませんでした。
なお、Les Dunes Restaurant では水が無料提供されていました。
一方で、Hexagon Restaurant のランチ時に同じように水を注文したところ、1本 €2.30 かかりました。

味については率直に言うと、
「たまに美味しい料理がある」
一方で、全体平均としてはビュッフェ同様、
「不味くはないけど、特別美味しいわけでもない」
という印象でした。
6-3. ピザが強すぎる
MSC World Europaの食事について、一番おすすめは何かと聞かれたら自信を持ってこう答えます。
「Deck6にあるPizza & Burgerの焼き立てピザ」
日本の宅配ピザよりも美味しいクオリティで無料であることが本当に嬉しかったです。

めっちゃ人気なので、置いている分はすぐに無くなります。
そしたらすぐに焼きたてで新しく出てくるので、そっちが狙い目です。
味も数種類ありますので、全種類食べてみてください。
悔しいことに行ったタイミングではクアトロフォルマッジとは出会えませんでした。
ちなみに、ハンバーガーはマックの方が全然美味しかったです。
6-4. 朝食事情
朝食の選択肢は3つです。
ビュッフェ
レストラン
インルーム
ビュッフェ
朝のビュッフェ会場は、Deck18・19のメインビュッフェに加えて、Deck6の Pizza & Burger エリアも利用されます。
そのため、朝の時間帯は名前の通りのピザ提供はなく、通常の朝食ビュッフェ会場になっていました。
レストラン
朝営業していたメインダイニングは、基本的に Hexagon Restaurant のみでした。

また、午後から寄港地観光が始まる日は、通常のモーニングではなく「ブランチ営業」になります。
これがかなり豪華でした。
普段よりメニュー数が多く、特別感があります。
特に印象に残っているのが、ブランチ限定で提供されていたドイツソーセージです。
もちろん食べ放題なので、気になるものはほぼ全部注文しました。
ただ、一つだけお腹いっぱいで断念した料理があります。
それが、隣の席の人たちが美味しいと言いながらおかわりまでしていた、
「イギリス名物のステーキ&目玉焼き」
です。
今でも少し気になっています。
インルームダイニング
インルーム朝食は、通常であれば配達料が必要です。
ただし、Aurea利用者は無料になります。
とはいえ、私は1回しか利用しませんでした。
理由はシンプルで、
「選べる種類がかなり少ない」
からです。
ただ、「朝の景色を独占して部屋でゆっくり食べられる」という点には、十分価値があると思いました。

6-5. 有料レストラン
MSC World Europa には、追加料金で利用できる「スペシャリティレストラン」が複数あります。
Kaito Teppanyaki
鉄板焼きスタイル。シェフのパフォーマンスも楽しめます。Kaito Sushi Bar
MSC定番の寿司レストラン。Butcher’s Cut
MSCで人気のステーキハウス。La Pescaderia
シーフードレストラン。Hola! Tacos & Cantina
メキシカン料理。Chef’s Garden Kitchen
野菜をテーマにしたレストラン。
特に Butcher’s Cut は利用者も多く、かなり人気がある印象でした。

一方で、私たちはメインダイニング中心で過ごしていたため、有料レストランは一つも利用していません。
理由としては、
メインダイニングで十分お腹いっぱいになる
毎日違ったコース料理を食べられる
有料レストランは1回数千円〜1万円近くかかる
ためです。
ただ、「食事をクルーズのメインイベントにしたい」
という人には、かなり満足度が高いと思います。
6-6. ドリンクパッケージは必要?
結論から言うと、
「かなりお酒を飲む人」以外は必須ではないと思います。
私たちは付けませんでしたが、特に困ることはありませんでした。
MSCでは、
ビュッフェの水
朝食時のジュース
一部のコーヒー・紅茶
は無料です。
また、地中海クルーズは寄港地観光中心になりやすく、昼間は船外にいる時間も長いため、ずっと船内で飲み続ける感じにはなりにくいです。
一方で、
カクテル
ワイン
ビール
スペシャリティコーヒー
炭酸飲料
を毎日5杯くらい飲む人は、元が取れる可能性が高いと思います。
逆に、
水メイン
たまにお酒
観光中心
なら、都度払いの方が安く済む可能性が高いです。
ちなみにMSCでは、「同じ部屋の大人は同じドリンクパッケージ購入が必要」というルールがあります。
そのため、片方だけ飲む場合はコスパが悪くなりやすい点には注意です。
また、船内ドリンクは普通に高いので、お酒を毎日飲むと想像以上に料金が積み上がると思います。
コーヒー好きの方は注意が必要です。
「Coffee Emporium」や「Jean-Philippe Chocolat & Café」は、ドリンクパッケージ対象外、または一部対象外となる場合があります。利用前に自分のプラン対象範囲を確認しておくことをおすすめします。
6-7. 水問題
私が乗船するにあたり、最も気にしていたのがこの問題です。
結果としては、頻繁に利用していたレストランでは無料で水が提供されていましたし、寄港地で毎回水を買って持ち帰る必要もなく、かなり快適に過ごせました。
理由はシンプルで、毎回の食事時にタンブラー(1人あたり合計1L分)を持参し、部屋へ戻る前に満タンまで補充していたからです。
これだけで、部屋用の水やレストランで追加の水を頼む回数をかなり減らせると思うので、おすすめです。
6-8. 日本人に合う食事?
個人的には、かなり合うと思います。
日本食はほとんどありませんが、私の場合はクルーズ中に「日本食が恋しい」と感じたり、無性に白米を食べたくなることはありませんでした。
イタリア系の料理が中心なので、日本人でも比較的食べやすい味付けだと思います。
6-9. Jean-Philippeお得情報
MSCベリッシマにもある人気のチョコレートショップ、Jean-Philippeでは、お得に購入できる日があります。
乗船日には、マカロンを1つ購入すると、2つ目が50%オフになるキャンペーンが実施されていました。
また、終日航海日には、クレープとサンデーが20%オフになっていました。
私が把握できていない割引もあると思うので、乗船中は店頭のキャンペーン表示を確認しながら、できるだけお得に楽しんでみてください。
実際にクレープとジェラートを食べましたが、どちらも本当に美味しかったです。
7. 船内施設 完全攻略
船内には施設がたくさんあるので、事前に把握していないと存在を知らないまま帰ることも多いと思います。
7-1. プール

プールはここ以外にも「ボタニカルガーデンプール」があります。
深い場所では水深1.9mほどあり、かなりヨーロッパサイズだと感じました。
ただ、5月上旬はまだ気温が低く、私たちは利用していません。
実際に入っているのは子供たちが多く、全体的にかなり賑やかな雰囲気だったため、「静かにゆっくり過ごす場所」という感じではありませんでした。
また、ボタニカルガーデンプールは温室エリアになっているため暖かいのですが、その分さらに人が多く、こちらも落ち着いて過ごせる雰囲気ではなかったです。
7-2. ジャグジー
ジャグジーは船内各所に設置されており、合計で13ヶ所あります。
ただ、私たちは一度も利用しませんでした。
理由はシンプルで、人がかなり多かったからです。
実際、知らない人同士がかなり近い距離で入っている状態だったため、「ゆっくりリラックスする」という感じではなく、今回は利用を見送りました。
少し肌寒い気温だったので、プールではなく、ジャグジーが大人気だったとかと思います。
7-3. ウォータースライダー
子供プールエリアの横にウォータースライダーエリアはあります。
ピンク
床が抜けて真下に落下するタイプ。一番怖い。誰も並んでいなかった。グリーン
2人で競争できるタイプ。子供が多いけど、思い切り楽しんだ。ブルー
浮き輪に乗って滑るタイプ。1人乗りと2人乗りがある。
滑る前には受付で同意書を記入し、リストバンドをもらう必要があります。
正直めっちゃ楽しかったです。
待ち列はほとんどなくて、長くて3分くらいでした。
ピンクが一番楽しいので一度は体験してください。
7-4. ジム
Technogym製のマシンが大量に並んでいます。

時間を作れず、ジムは利用しませんでした。
ただ、無料で利用できて、海を見ながらトレーニングできる環境はかなり魅力的だと思います。
実際、利用者はかなり多く、筋肉質で大柄な外国人も多かったため、少し圧倒されたのも正直あります。
こちらも利用していませんが、ジムで利用できる更衣室内に無料のサウナがあります。
7-5. スパ

基本的には、18歳以上であれば誰でも利用可能です。
ただし、利用方法は人によって異なります。
AUREA利用者 / MSC Yacht Club利用者
→ サーマルエリア利用無料(終日航海日のみ予約制)MSCボヤジャーズクラブでゴールド以上
→1クルーズ中1時間無料その他の利用者
→ 有料で利用可能
という形になります。
料金自体は確認していませんが、他のYouTube動画などを見る限り、かなり高めだと思います。
サーマルエリアは、
フィンランド式サウナ
低温サウナ
地中海風バス
スチームサウナ
スノールーム
アロマシャワー体験
リラクゼーションプール
ウォーターケーブ
ソルトケーブ
クナイプウォーク
岩盤浴
などが含まれるスパエリアです。
さらに別料金で、
マッサージ
エステ
サロン
なども利用可能で、価格帯はかなり高級ホテル寄りです。
私たちはジャグジーには入りませんでしたが、その代わりスパには毎日通っていました。
普段は全然サウナに行かないのですが、海を見ながら入るサウナが本当に最高で、毎日15分ほど利用していました。
サーマルエリアに入るには予約が必要とホームページに書いてあったのですが、終日航海日以外は予約なしでいつでも来た時に入れると言われました。
AUREAの人数が少なかったからなのか、SUITESだったからなのかわかりませんので、乗船日に一度行ってみて確認することをお勧めします。
7-6. カジノ

カジノエリアはかなり広く、綺麗でした。
確認できたのは
ルーレット(アメリカンとヨーロピアン)
バカラ
ブラックジャック
スロットマシン
スポーツブック
また、カジノエリアにはスポーツ観戦ができるバーもあり、
UEFA Champions League(サッカー)
ATP 1000 Madrid Open(テニス)
などが生中継されていました。
ただ、意外と盛り上がってはいませんでした。
カジノではかなり面白い出来事もあったので、それについては別記事で詳しく書こうと思います。

7-7. シアター・ショー
クルーズの代名詞とも言えるショーイベントは、基本的にすべて無料で参加できます。
個人的には、クルーズの思い出としてかなり印象に残ると思うので、ぜひ参加することをおすすめします。
ショーはDeck7のWorld Theatreで行われます。

シアターは座席数があるため、予約制です。
当日と翌日分をMSC for MEアプリで予約できました。
ただし、自由席なので、開始5分前くらいに行くと端の席しか空いていないことも多かったです。
クオリティは非常に高くて、「マジックショー」、「ブロードウェイ」、「アメリア」、「ブルーノ・マーズライブ」という4種類を見ました。
どれも素晴らしかったですが、その中でも「アメリア」が本当に良かったです。

Panorama LoungeとLUNA PARKではDJイベントがよく行われます。
参加型ダンスイベントも多く、
ノリノリで踊る人
端で見て楽しむ人
どちらも普通にいるので、自分のスタイルで楽しめる雰囲気です。
私は一度参加型のイベントでステージの上に立ちましたが、それもいい思い出です。

7-8. アミューズメント
Deck6やDeck19などにあるゲームアーケードは有料です。
一回€1.00〜€3.00くらいのものが多かったで、クルーズカードをタッチして行えます。

他にも有料のアミューズメント施設があります。
バンパーカー(1台)
→ €7.00フォーミュラレーサー
→ €11.00インタラクティブXDシネマ
→ 大人 €11.00 / 子供 €9.00VRゲーム
→ €5.00
フォーミュラレーサーは、MSCボヤジャーズクラブ会員特典で1回無料体験できました。
行きのキャセイパシフィック機内でブラピ主演の「F1」を見てイメトレしていたのですが、実際にやってみると壁にぶつかりまくりで、かなり難しかったです。

全体的に「船内価格」という感じで少し高めですが、非日常感はかなりあります。
7-9. ヴェノムドロップ
Deck20からDeck8までDeck20からDeck8まで一気に滑り降りるドライスライダーです。
8歳以上で身長2m以下、体重180kg以下であれば誰でも滑ることはできます。

専用のブランケットのようなマットを敷いて滑るタイプで、皮膚が直接触れるより摩擦が少ないため、かなりスピードが出ます。
全長も結構長く、普通に楽しかったです。
ただ、最後はかなり減速する構造になっているため、出口で待っていてもそこまで派手な感じにはなりません。
個人的には、船内にあるピンク色のウォータースライダーの方がスピード感があり、そちらを体験した後だと少し物足りなさもありました。
8. ドレスコード・イベント完全解説

8-1. ドレスコードは厳しい?
レスコードはそこまで厳格ではありません。
ただ、せっかくのクルーズ旅行なので、個人的にはできるだけドレスアップして参加することをおすすめします。
正直、ガラナイトの日にかなりカジュアルな服装の人や、ホワイトナイトなのに全然白くない服装の人を見ると、少し気持ちが冷めてしまう部分もありました。
毎日のドレスコードは、「イブニングテーマ」として当日に MSC for Me で通知されます。
なお、ドレスコード対象になるのは夕食時間帯以降なので、それまでは特に気にする必要はありません。
私たちのクルーズで開催されたテーマナイトは以下の通りです。
カジュアル
トロピカル
60s・70s・80s
ホワイト
エレガント
毎回同じ内容とは限りませんが、服装を準備する際の参考にはなると思います。
8-2. ホワイトナイト

ホワイトナイトは、メッシーナ寄港日に開催されました。
本当は白系の長ズボンで参加したかったのですが、持っていなかったため、白の短パンで参加しました。
Burberry の白シャツ
ZARA の白パンツ
On の白スニーカー
という全身ホワイト系で合わせました。
本当は白のジャケットも欲しいところでしたが、今後出番が少ないと考え、購入はやめておきました。
短パンでも全然OKな雰囲気でした。
8-3. ガラナイト

エレガントナイト(ガラナイト)は、マルタ寄港日に開催されました。
この日は、短パン、サンダルなどではレストランに入れないので注意が必要です。
男性は、タキシード、スーツに蝶ネクタイなど、かなりしっかりドレスアップしている人が多かったです。
一方、女性は明るめのカラーで、キラキラしたドレスを着ている方が目立っていました。
やはりヨーロッパ系の方は、こういったイベントへの気合いの入れ方がすごいと感じます。
ただ、スーツやジャケット系は荷物がかなり嵩張るため、さすがにフル装備では持って行けませんでした。
私は、
Versace のシルクシャツ
ユニクロの黒パンツ
Cartier のベルト
Salvatore Ferragamo のローファー
United Arrows のジャケット
という服装で参加しました。
もともとは白シャツ+ジャケットで参加する予定だったのですが、ホワイトナイトで白シャツを着ていたので、
「せっかくなら日本でなかなか出番のないVERSACEを着よう」
と思い、4年ぶりに袖を通しましたが、大正解でした。
日本では“派手”なイメージで見られがちなシャツですが、イタリア系クルーズではかなりウケが良かったです。
8-4. 実際みんなどれくらい着飾る?
エレガントナイトとホワイトナイトは感覚的に8割の人が着飾っていました。
他のテーマナイトはちらほらいる程度なので、最低でもエレガントとホワイトは用意しておいた方がいいと思います。
8-5. 短パン・サンダル問題
短パンやサンダルに関しては、ガラナイト以外であれば全く問題ありません。
実際、船内ではかなりカジュアルな服装の人も多く、
水を汲みに行く
ビュッフェへ行く
プール周辺を歩く
など、船内生活を快適に過ごすためにも、短パンやサンダルはかなり便利でした。
8-6. 日本人視点でのおすすめ服装
日本からヨーロッパクルーズへ行く場合、欧州在住の人たちと比べると移動距離が長く、飛行機の重量制限もあるため、スーツ一式を持っていくのはなかなか大変です。
そのため、個人的に「最低限これがあれば十分」と感じたものを紹介します。
男性の場合
ホワイトナイトとエレガントナイトの両方で使える、コットン100%の白シャツはかなり便利でした。
そこにジャケットを合わせるだけでも、かなり雰囲気が出ます。
女性の場合
ホワイトナイトとエレガントナイトの両方で使いやすいアイテムとして、白系のジャケットはかなり便利だと思います。
ドレスだけだと少し肌寒く感じることもあるので、羽織れるものがあると重宝すると思います。
9. 地中海の気候と服装
9-1. 地中海性気候とは?
地中海沿岸地域に見られる気候で、
夏は乾燥して晴天が多い
冬は比較的温暖
湿度はあるが空気はカラッとしている
という特徴があります。
今回のクルーズでも、「これぞ地中海」という気候をかなり体感できました。
9-2. 日差しが異常に強い
地中海の日差しは、日本とはかなり違います。
気温以上に太陽光が強く、直射日光を浴びていると肌が刺されるように熱く感じます。
特に、
海沿い
白い石畳
クルーズ船のデッキ
は照り返しも強く、サングラスはかなり重要だと思いました。
9-3. でも汗はかきにくい
不思議なのですが、日差しはかなり暑いのに、毎日20,000歩ほど歩いても日本の夏のようにベタベタ汗をかく感じは少なかったです。
空気が比較的乾いているため、
日陰に入ると涼しい
風が吹くとかなり快適
という特徴があります。
そのため、体感としては「暑い」というより、「日差しが痛い」に近い感覚でした。
9-4. 日陰と夜はかなり寒い
一方で、日陰や夜はかなり冷えます。
特に5月上旬の地中海は、
朝
夜
海風
がかなり寒く感じました。
昼との寒暖差が大きいため、羽織れる上着は必須だと思います。
9-5. 唇が割れた話
私はクルーズ中に唇がかなり割れました。
最初は「塩分かな?」とも思ったのですが、今考えると、
紫外線
海風
乾燥
水分不足
のコンボだったと思います。
リップクリームを持っていくことをお勧めします。
9-6. ベストな服装

男性の場合
気温20℃前後の地中海では、リネンシャツが一番活躍しました。
旅行前日に欲しいと思って、ユニクロで買ったのが正解でした。
特に白のリネンシャツは、
地中海らしい雰囲気が出る
青空や海との相性が良い
写真映えする
ので、かなりおすすめです。
また、風通しが良く、暑ければ袖をまくるだけで調整できるため、昼間は羽織り不要でした。
足元はスニーカーがおすすめです。
ヨーロッパは石畳が本当に多く、かなり歩きます。
私はクルーズ前後も含めて、2週間ほぼ毎日2万歩近く歩いていましたが、On の Cloudtilt を履いていたおかげか、かなり快適でした。
女性の場合
個人的には、カラーコーデがおすすめです。
フランス、イタリア、マルタなどの寄港地は、
建物
海
石畳
空
どこを撮っても絵になるため、色を取り入れた服装の方がかなり映えると思います。
また、「スリが怖いから」と必要以上におしゃれを諦めるのは、少しもったいないとも感じました。
実際、ヨーロッパで見かけた日本人観光客に対して、
「もっとおしゃれを楽しめばいいのに」
と思う場面は結構ありました。
もちろんスリ対策は必要ですが、感覚的には2人以上で行動している旅行者は、そこまで狙われにくい印象です。
9-7. スリ対策
幸いにも、私たちは「怪しい距離感で近づかれる」といった場面は一度もありませんでした。
ただ、スリ被害の可能性を限りなくゼロに近づける意識はかなり持っていました。
実際に意識していたのは、
ボディバッグは常に体の前で持つ
スマホ操作時は手首ストラップを付ける
現金はほぼ持ち歩かない
パスポート原本ではなくコピーを持ち歩く
クレジットカードは必要最低限(2枚程度)
公共交通機関では背後を取られない位置を意識する
ポケットには何も入れない
飲食時もバッグを身につけるか目と手の届く範囲に置く
といった基本的な対策です。
特別なことをするというより、
「狙いやすそうに見せない」
ことがかなり重要だと思いました。
10. 寄港地 完全ガイド
寄港地での実体験をもとに、
港からのアクセス方法
公共交通機関
決済事情
治安
実際に行った観光地
レストラン・カフェ
などをまとめています。
なお、私たちは基本的に、
タクシーはなるべく使わない
エクスカージョン(船会社ツアー)は利用しない
というスタイルで観光していました。
そのため、「できるだけ費用を抑えつつ、最大限楽しむ方法」を重視した内容になっています。
また、寄港地観光の計画を立てる上で、
「港に到着してから、実際に船の外へ出られるまでどれくらい時間がかかるのか」
という情報を知りたかったのですが、ネット上ではリアルな情報がほとんど見つからず困っていました。
実際には時間を計っていましたが、船は定刻通りに到着することが多く、到着後30分以内には船の外へ出られるケースがほとんどでした。
また、下船時に大きな混雑が発生することもなく、かなりスムーズに下船できました。
なお、スイート客室の「寄港地優先下船特典」は、テンダーボートを利用する寄港地で効果を発揮する特典です。
今回の地中海クルーズではテンダーボートを利用する寄港地がなかったため、この特典を使う場面はありませんでした。
10-1. マルセイユ(フランス)
下船時間:7:50頃
乗船時間:17:00頃

基本情報
マルセイユは、南フランス・プロヴァンス地方を代表する港湾都市で、フランス最古級の都市のひとつです。
紀元前600年頃に古代ギリシャ人によって築かれた都市とされ、古くから地中海交易の重要拠点として栄えてきました。
現在はフランス最大の港湾都市であり、人口規模ではパリに次ぐフランス第二の都市圏とも言われています。
地中海に面した立地から、ヨーロッパ、北アフリカ、中東など様々な文化が交わる国際色豊かな街としても知られています。
市内アクセス
港から市内へのアクセスが一番悪い寄港地です。
港から市内へのアクセス方法は以下の4種類です。
無料シャトルバス
MSCシャトルバス(往復€15.00〜20.00/人)
公共バス(片道€1.70/人)
タクシー(港内は割高)
正直、寄港地の中でも一番不安だったのが、このマルセイユ港アクセスです。
事前に調べても、MSC公式シャトルバスを利用している情報ばかりで、
無料シャトルバス
公共バス(35Tなど)
についての情報はかなり少なかったです。
そのため、事前にGoogleマップ上で、
無料シャトルバス乗り場
公共バス停
を把握しておくことが、スムーズに観光を始める上でかなり重要だと思います。

私たちは、当初はJoliette行きの無料シャトルバスを利用する予定でした。
下船後、港内を徒歩15分ほど進むと無料シャトルバス乗り場があります。
事前情報では「かなり並ぶ」「満員で乗れないこともある」と見ていたのですが、実際には誰も並んでいませんでした。
ただ、逆に「これはしばらく来ないのでは…?」という嫌な予感がしたため、5分ほど待ったところで公共バス利用へ切り替えました。
そこからさらに10分ほど歩き、Terminal Croisières に到着。
5分ほど待つと、35TのJoliette行きバスが来たので乗車しました。
終点のJolietteまでは約15分ほどで到着しました。
港にタクシーは多くいましたが、公共バスさえ来なかったらの最終手段と考えていました。
帰りはJolietteから無料シャトルバスを利用できました。
所要時間は20分程度です。

帰りの無料バス乗り場は分かりにくいですがこの辺りです。


公共交通機関
マルセイユの公共交通機関はかなり便利でした。
支払い方法はVISAタッチで乗車可能でした。
運転手側のドアから入って、端末にApple PayスマホをかざせばOKでした。
私たちが実際に利用したのは以下のルートです。
港から35TバスでJolietteまで
Jolietteから路面電車でPalais Longchampまで
Cinq Avenues Longchampから地下鉄でCastellaneまで
Castellaneから19番バスでMadrague de Montredonまで
Madrague de Montredonから20番バスでRoches Blanchesまで
これだけ利用して、かかった料金は合計 €5.10 でした。
というのも、Cinq Avenues LongchampからRoches Blanchesまでは連続して乗り換えており、マルセイユの公共交通は最初の打刻から60分以内であれば、地下鉄・バス・路面電車を追加料金なしで乗り換え可能だからです。
距離に関係なく、一回あたり€1.70となっています。
決済事情
公共交通機関はVISAタッチで利用することができました。
Vieux Port近くのお土産屋やパン屋では、JCBやAMEXは使えず、VISAまたはMastercardのみ対応でした。そのため、決済はVISAで行いました。
このことから、マルセイユではVISAかMastercardのどちらかは必須だと感じました。
また、Jolietteのバス停を降りてすぐのカフェでは「現金のみ」と言われ、現金を持っていなかったためかなり焦りました。しかし事情を説明したところ、クレジットカードの決済端末を棚の中から出してもらい、無事支払いができました。
治安
治安が悪いとは一切感じませんでした。
ただ、地下鉄はやや暗い雰囲気があり、念のため警戒はしていましたが、特に何も起こりませんでした。
また、Vieux Port周辺やマルセイユ大聖堂の前、Jolietteにはホームレスのような人たちがいましたが、特に危害を加えられるようなことはなく、落ち着いて過ごすことができました。そのため、過度に心配する必要はないと感じました。
観光スポット

ロンシャン宮
所要時間は30分程度です。ただし、両側に無料で入れる美術館と自然史博物館があるため、そちらも見学する場合はさらに時間が必要になります。私たちは朝9時過ぎに到着しましたが、最初は正直なところ少し期待外れに感じました。というのも、噴水の水がまだ流れておらず、その時間帯は静かで閑散としていたためです。しかし10時になると水が流れ始め、一気に景観が変わり、美しく活気のある公園へと様変わりしました。旧港 Vieux Port
特に明確な目的はなく、港町の雰囲気を楽しむために立ち寄りましたが、非常に賑わっており良い雰囲気でした。時間があればテラス席で食事をするのも良さそうです。また、お土産店もこのエリアに集中しています。マルセイユ大聖堂
所要時間は30分程度です。ビザンツ様式とロマネスク様式が融合した、フランスでは非常に珍しい大聖堂です。しかも入場は無料です。
内部では、内装や床、壁、ステンドグラスを見ながらビザンツ様式の特徴を感じることができました。他の寄港地の多くがゴシック様式であるため、比較しながら見るとより面白く感じられました。
レストラン・カフェ
マルセイユ名物のブイヤベースは今回は食べませんでした。
高級料理で時間もかかりそうだと感じたこともあり、今回は特に食べる予定はありませんでした。

その代わり、少し離れた場所に行きたいレストランがあったため、そちらを優先しました。

Tuba Club Restaurant
Tuba Clubはホテル併設のレストランで、予算は1人あたり10,000円程度はかかります。
支払いの際にはチップを求められる仕組みになっており、決済端末でアンケート形式のように5%〜20%の中から選択して加算する方式でした。料理やサービス自体は非常に良かったのですが、チップ文化にはあまり馴染みがないため、今回はとりあえず5%を選びました。La Bonne-Mère Biscuiterie
見た目がオシャレで気になったので入ったビスケット屋さんです。
マルセイユ発祥の焼き菓子ナヴェットとマドレーヌを持ち帰り船内で食べましたが、美味しかったです。
お土産

マルセイユで買うと決めていたのはマルセイユ石鹸です。
ただ、実際に街を歩いてみると石鹸の店が非常に多く、購入した後に別の店を見つけて「そっちの方が良かったかもしれない」と感じることもあるかもしれません。実際に私自身もそのような経験をしました。
そのため、事前に本物かどうかを見極める基準を持っておくことが重要です。
見極めのポイントとしては、「Savon de Marseille」や「72%」の表記があるかどうかを確認することが基本になります。
また、お土産店で売られているものよりも、石鹸専門店で取り扱われているものの方が品質面では安心できる印象です。
種類は非常に多く色も豊富なため、かなり迷います。
石鹸の質を重視するのであれば、純正のオリーブを使ったグリーンタイプがおすすめです。
一方で香りを重視する場合は、実際に香りを確かめて自分の好みに合うものを選ぶのが良いと思います。
価格の相場はおおよそ€3.00〜€6.00程度で、この範囲から大きく外れるものは、安すぎても高すぎても慎重に判断した方が良いかもしれません。
10-2. ジェノヴァ(イタリア)
下船時間:9:00頃
乗船時間:14:30頃

基本情報
ジェノヴァは、イタリア北西部・リグーリア地方を代表する港湾都市で、長い歴史を持つ地中海交易の拠点として発展してきました。
起源は古代リグリア人の集落にさかのぼり、中世には海洋共和国として勢力を拡大し、特に中世〜近世にかけてはヴェネツィアやピサと並ぶ海洋国家として地中海貿易を支配した歴史を持ちます。
現在はイタリア最大級の港湾都市のひとつであり、工業・物流・クルーズの重要拠点として機能しています。また、旧市街はヨーロッパ有数の密集した歴史地区として知られています。
地中海に面した立地から、イタリア文化に加え、海洋交易を通じて形成された多様な文化的影響が混ざり合う都市でもあり、港町特有のリアルな生活感と歴史的な街並みが共存しています。
市内アクセス

私たちは最初にヴィットーリオ広場経由でボッカダッセに行きました。
Gramsci 1/COMMENDAは港から一番近いバス停でたくさんの路線が通っているので利用しました。
他の手段としては地下鉄がありましたが、港から最も近いPrincipe駅はGoogle Mapで偽警官の詐欺被害似合ったコメントが多く見られるため利用しませんでした。
公共交通機関を利用せずとも、ガリバルディ通りやフェラーリ広場から港までは徒歩20分くらいでアクセス可能です。
実際に帰りは徒歩で港に戻りましたが、新鮮な光景を見ながら歩く20分間はあっという間に感じました。
公共交通機関
ジェノヴァの公共交通機関は、正直なところ少し分かりづらく、今回の旅の中でも一番戸惑ったポイントでした。
バス停で乗りたいバスを待っている間に、先に到着した別のバスを覗いてみたところ、クレジットカードのタッチ決済が可能だったため安心して利用できると思いました。

しかし、乗車予定だった20番バスが来た際に乗ってみると、古い車両でクレジットカードのタッチ決済には対応していませんでした。
また、整理券や車内現金払いの仕組みも見当たりませんでした。

この場合の正しい乗り方は、事前にタバコ屋(Tabacchi)や売店でチケットを購入することです。しかし今回はすでに乗車してしまっており、対応ができませんでした。
また、ヴィットーリオ広場近くのタバッキに行ってみたものの、まだ営業時間外で購入することができませんでした。
ヴィットーリオ広場近くのタバッキに行ってみてもまだ営業していませんでした。
最終的な手段として、公式アプリを利用してチケットを購入しました。クレジットカード決済が可能で、その場でシングルチケットを取得できるため非常に便利でした。
ジェノヴァの公共交通機関は€2.00でシングルチケットを購入すれば、110分以内の乗り換えは別途支払う必要はありません。
決済事情
ジェノヴァでは、フェラーリ広場のカフェ、ガリバルディ通りのジェラート屋、ペストの有名店2軒に立ち寄りましたが、いずれもJCBやAMEXは利用できませんでした。
一方で、VISAであれば訪れたすべての店舗で問題なく決済できたため、現金は基本的に不要という印象でした。
そのためジェノヴァでは、VISAカードさえあればキャッシュレスで対応可能だと感じました。
治安
全体として治安の悪さを強く感じることはありませんでした。
ただし、人通りの少ない細い路地では照明が暗く、やや不安を感じる雰囲気の場所もありました。それでも特にトラブルなどは起きていません。
また、場所によっては尿のような匂いがするエリアもあり、衛生面で不快に感じることはありました。
観光スポット

ボッカダッセ
最寄りのバス停であるGramsci 1/COMMENDAから20番バスに乗車し、ヴィットーリオ広場近くのCadorna / Piazza Della Vittoriaで下車しました。その後、Brigata Bisagno / Cadornaから31番バスに乗り換え、Italia 6 / BOCCADASSEで下車すると到着します。乗り換え時間にもよりますが、全体で約30分程度でした。
ボッカダッセはイメージよりも小さなエリアで、当日は雲がかかっていたこともあり少し残念に感じる部分もありました。
ただ、ビーチにはそれなりに人がいて、地元の雰囲気はしっかり感じられました。
また、期待していたジェラート屋やペストの店は営業していませんでした。フェラーリ広場
ボッカダッセからは坂と階段を上って戻り、De Gaspari 1 / Cavallottiのバス停へ向かいます。そこから42番バスに乗り、Dante 1 / De Ferrariで下車すると、目の前に象徴的な噴水が広がります。
フェラーリ広場は、イタリアらしい建築に囲まれた開放的な空間で、都市の中心として非常に印象的な場所でした。ガリバルディ通り
ガリバルディ通りは、中世から金融都市として栄えたジェノヴァの歴史的繁栄を感じられる通りで、必ず訪れるべきスポットだと感じました。
フェラーリ広場から徒歩約10分でアクセスでき、急に雰囲気が変わるためすぐに分かります。観光というよりは歩くこと自体が目的になる通りなので、途中でジェラートを買って食べながら散策するのもおすすめです。
レストラン・カフェ
ジェノバで有名なのはペストとフォカッチャです。あとは初めてのイタリアなのでジェラートも食べたいと思っていました。

PESTOBENE
最も有名なペスト入りフォカッチャの店で、かなりの行列ができていました。回転は早いのでそこまで待ちませんが、まさかの私たちの3組前でペストフォカッチャが売り切れになってしまいました。
仕方なく別の場所へ行き、帰る直前に「もしかしたら再開しているかも?」と思って再訪してみたところ、無事販売されていました。実際に食べてみると、本当に最高に美味しかったです。Pesto Per Amore Campetto
こちらもペストの有名店です。
ここではフォカッチャではなくパスタを注文しました。マカロニのような短めのパスタに濃厚なペストがたっぷり絡み、とても美味しかったです。Gelatina s.a.s. di Martina Francesconi e C.
ガリバルディ通り近くのジェラート店です。
もともとはジェラートを買って、そのまま食べ歩きしながらガリバルディ通りを散策する予定でした。しかし、アフォガードを販売しているのを見つけ、「本場のアフォガードを食べてみたい」と思い注文しました。
結果として、こちらも非常に美味しかったです。
お土産
今回は購入していませんが、ジェノヴァではペストやパスタがお土産として非常に魅力的だと感じました。
特に本場ジェノヴァのペストは香りが非常に良く、日本で食べるものとは違ったフレッシュさがあります。パスタとセットで購入すれば、自宅でもジェノヴァの味を再現できるので、お土産としてかなり満足度が高いと思います。
10-3. ナポリ(イタリア)
下船時間:12:15頃
乗船時間:19:00頃

基本情報
ナポリは、イタリア南部・カンパニア州を代表する港湾都市で、南イタリア最大級の都市として知られています。
起源は古代ギリシャ時代にまでさかのぼり、「Neapolis(新しい都市)」として築かれたことが現在の都市名の由来になっています。その後はローマ帝国、スペイン王国など様々な支配を受けながら発展し、長い歴史の中で独自の文化を形成してきました。
現在は、歴史地区・港湾都市・観光都市としての側面を持ちながら、南イタリアらしい活気と雑多な空気感が共存する都市となっています。
また、ナポリはピザ発祥の地として世界的に有名であり、特にナポリピッツァはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
街の背景には巨大なヴェスヴィオ火山がそびえ、湾岸部からは美しいナポリ湾の景色を楽しむことができます。
歴史的建築、港町の雰囲気、ローカル感の強い街並み、美食文化など、多面的な魅力を持つ南イタリアを象徴する都市のひとつです。
市内アクセス
下船して、まずはジェズ・ヌオーヴォ教会へ向かいましたが、徒歩で20分程度でした。
帰りは、サンテルモ城からメトロで港の最寄り駅Municipio駅まで来ましたが、Municipio駅からは地下道を10分ほど真っ直ぐ歩くだけなので、非常にわかりやすかったです。
公共交通機関

地下鉄
Museo駅 → Toledo駅
Vanvitelli駅 → Municipio駅
フニコラーレ
Augusteo駅 → P. Fuga駅
これらはすべてAMEXのタッチ決済で利用することができました。
もちろん、VISAとMasterも可能でした。
注意点として、ナポリの公共交通機関では、改札機とは別に壁側へ「Pay Out」用のタッチ端末が設置されている駅があります。
降車時にそこへタッチしないと、最大料金が請求される可能性があるかもしれません。
ただし、Municipio駅で下車した際には、その端末が見当たらなかったため、駅によってはタッチ不要なケースもあると思われます。
ナポリの公共交通機関は一回の乗車料金が€1.50です。90分以内であれば、乗り換えの際に追加料金なしで乗車可能です。
決済事情
さすが南イタリア最大の都市ということもあり、今回訪れた寄港地の中では最もキャッシュレス決済環境が整っている印象でした。
公共交通機関や、ナポリ最古のカフェとして知られるCaffè GambrinusではAMEXが利用可能でした。
また、サンタ・キアラ修道院のチケット売り場や、訪れたピザ店ではJCBも利用することができました。
ちなみに、今回の寄港地の中でJCBが使えた店舗があったのはナポリだけでした。
海外手数料が他の半分くらいなので、できればJCBを使いたかったのですが、ほとんど弾かれました。
治安
ナポリの街の雰囲気は、どこかジェノヴァにも似ていましたが、より雑多で、場所によっては匂いもかなり強く感じました。
また、街中ではバイクの数が非常に多く、人通りの少ない道では、走行しながらカバンをひったくられても不思議ではないような雰囲気を感じました。
実際には特にトラブルは起きませんでしたが、今回訪れた寄港地の中では、最も警戒しながら行動した街でした。
観光スポット

サンタ・キアラ修道院
横にある教会には無料で入ることができますが、壁一面にあるフラスコ画の回廊とマヨルカ焼きのタイルが有名な修道院は有料です。
入場料は1人€7.00。チケット売り場でJCB決済で購入しました。
ここ以外にも博物館も併設されていますが、時間がなかったので軽く見てほとんどスキップしました。料金を別で払う必要はありません。
レオナルド・ダ・ヴィンチの展示会をやっていましたが、それは別料金が必要だったので、入りませんでした。トレド駅
有名な地下鉄の駅なので行ってみましたが、正直期待外れでした。
ホームから改札までの間のエスカレーターに有名スポットがあるので地下鉄に乗る必要があります。スパッカナポリ
これぞナポリと感じるカオスを感じる通りです。ここに多くのピザの名店があるので、意識しなくても行くかもしれませんが、とにかく綺麗ではありません。サンテルモ城
「ナポリを見て死ね(Vedi Napoli e poi muori)」というゲーテの言葉が有名ですが、その景色を望むためにはこの城に登る必要があると思います。
控えめに言っても美しいですが、もし雲がなかったらもっと美しかったなという感じです。
フニコラーレの駅から徒歩15分ほど、入城してからも上までは坂道を10分ほど歩くので時間に余裕を持って行くことをお勧めします。
入場料は1人€2.50でした。
レストラン・カフェ

Antica Pizzeria Di Matteo
G7ナポリサミットでビル・クリントン元大統領が訪れたことで有名なピザ屋。名店なのに、あまり並ぶことはないとの事前情報を信じて行きましたが、14時入店で本当に全く並びませんでした。
マルゲリータは€6.00なので、日本に比べればかなり安く美味しいピザを食べることができます。
期待通り、めちゃくちゃ美味しかったです。
一階ではテイクアウトの揚げパスタ、フリッタティーナが売られています。それが名物とのことで買いましたが、ピザの方が普通に美味しかったです。
一つ€2.50でした。価格が書いていないのでメモしておいてください。Gran Caffè Gambrinus
1860年創業の最古のカフェ。ガレリア・ウンベルトⅠを抜けて、サン・カルロ劇場近くにあります。私たちは運良く待ち列なしで入れましたが、出る頃には7組ほど待っていました。
エスプレッソにマリトッツォ、スフォリアテッラ、レモンシャーベットとナポリ名物を堪能しました。全て本当に美味しかったです。また、店の雰囲気が最高ですので、お勧めします。
AMEX決済が可能でした。
テイクアウトも充実しており、€2.00で小さいスフォリアテッラをテイクアウトしました。
お土産
今回は特にお土産は購入しませんでした。
ナポリは、どちらかというと物を買う街というより、現地で食や街の雰囲気を楽しむ魅力が強い都市だと感じました。
もし時間に余裕があるのであれば、ポンペイ遺跡やエルコラーノ遺跡、カプリ島、ソレントなどへ足を伸ばし、そこで可愛い雑貨やリゾート感のあるアイテムを探すのは非常に良いと思います。
10-4. メッシーナ / タオルミーナ(シチリア)
下船時間:09:15頃
乗船時間:17:00頃

基本情報
メッシーナは、シチリア島北東部に位置する港湾都市で、イタリア本土とシチリア島を結ぶ「メッシーナ海峡」に面した交通の要衝として知られています。
古代ギリシャ時代から港町として栄え、現在もフェリーやクルーズが行き交うシチリアの玄関口となっています。1908年の大地震によって街の大部分が壊滅したため、現在は比較的新しい街並みが広がっているのも特徴です。
一方、タオルミーナは、メッシーナから南へ進んだ高台に位置するシチリア屈指のリゾート都市です。
美しい地中海とエトナ山を同時に望める絶景で知られ、中世の街並み、高級ブティック、カフェ、リゾートホテルが並ぶ洗練された雰囲気を持っています。
市内アクセス
今回の寄港地の中でも特にアクセスが良い街だと感じました。
港からメッシーナ大聖堂までは徒歩約10分程度でアクセス可能です。
また、タオルミーナ方面へ向かうためのメッシーナ駅までも徒歩約15分程度だったため、公共交通機関を使わなくても主要ポイントへ簡単に移動することができました。
そのため、今回訪れた寄港地の中では、最も移動のしやすい街のひとつだと感じました。
公共交通機関
メッシーナで利用した公共交通機関は、TrenitaliaのRegionale(普通列車)のみでした。
今回は、タオルミーナ方面へ向かう列車のチケットをオンラインで事前購入していました。
もし事前購入していない場合でも、駅には券売機や窓口があるため、現地で購入することも可能だと思います。
ただし、車内では駅員が一人ひとり丁寧に乗車券を確認していたため、スムーズに移動したいのであれば、オンラインで事前購入しておくとかなり安心だと感じました。
タオルミーナでは公共バスが5種類運行していますが、利用しませんでした。
その代わり、Interbus社のバスに乗車しました。

Taormina-Giardini駅からPorta Messinaまで、行きはタクシーで€21.00、帰りはInterbusのバスで2人で€2.20でした。
タクシーもInterbusも所要時間は大きく変わらず、15分程度でした。
決済事情
タクシーもInterbusもクレジットカードはVISAを利用しました。JCBとAMEXは利用不可でした。
ジェラート屋とお土産屋も同様でした。
ここでも現金の出番はありませんでした。
治安
寄港地の中で一番良いと感じました。
ナポリ、ジェノヴァと比べてメッシーナは街が綺麗で落書きもあまりありません。
シチリア島はマフィアの島としても有名ですが、全くいませんでした。
タオルミーナはリゾート感が強く、治安の悪さは一ミリも感じませんでした。
観光スポット

メッシーナ大聖堂と天文時計
メッシーナ大聖堂と天文時計は、メッシーナで唯一「絶対に行きたい」と思っていた場所でした。
時計台では15分ごとに鐘が鳴っており、大聖堂の内部には無料で入場することができます。
また、天文時計には人形や動物たちの精巧な仕掛けが組み込まれており、正午になると動き始め、約12分間のショーが開催されます。
もしタオルミーナへ行かず、メッシーナ市内だけを観光するのであれば、このショーは必ず見るべきスポットだと思います。イソラ・ベッラ
イソラ・ベッラは、タオルミーナを代表する美しいビーチです。
ロープウェイを利用して海辺まで降りることもできますが、私たちは上から景色を眺めるだけにしました。
特におすすめなのが、Belvedere di Via Pirandelloからの景色です。ここからはイソラ・ベッラを一望でき、しかも無料で楽しむことができます。ウンベルト通り
コルソ・ウンベルトは、タオルミーナを象徴するメインストリートです。Porta MessinaからPorta Cataniaまでを結ぶ一本道には、ハイブランドショップ、時計店、お土産屋、カフェなどが並び、街歩きをしているだけでも非常に楽しい空間でした。
また、絵になる撮影スポットが非常に多いため、少しおしゃれをして歩きたくなるような場所でもありました。
レストラン・カフェ
シチリア島に来たら絶対に食べたいと思っていたものは、ピスタチオ味のジェラートでした。

Don Diego Gelateria Caffetteria
ウンベルト通りの始まりの門Porta Messina横にあるジェラート有名店。数多くのフレーバーが揃っていて、迷いましたが、ピスタチオ味でかつ店の名前がついている「DON DIEGO」にしました。普通のピスタチオと違って、ピスタチオのチョコレートがついていて、めっちゃ美味しかったです。
シングルサイズ€3.00、ダブルサイズ€4.00でコーンでもカップでも価格は同じでした。ダブルはすごくお手頃に感じました。Bar Capriccio Snack Gelateria
ウンベルト通りで1番の人気スポットと言っても過言ではないDIORの前にあるジェラート屋。こちらではピスタチオ味をチョイスしました。
価格はコーンのシングルサイズで€3.50でした。味はこちらも超絶美味しかったです。Bam Bar
シチリア島の名産グラニテの超有名店で、過去には故安倍元首相も訪れてました。しかし、人気すぎて10組弱並んでいたので、時間の都合上入るのを諦めました。食器もテーブルも全てがすごくシチリア島らしくて可愛いのでまたタオルミーナに行った際にはリベンジしたいと思います。
お土産

メッシーナ大聖堂(ドゥオーモ)広場に面した通りにあるお土産屋でコースターを買いました。マヨルカ焼きのお皿なども欲しかったのですが、帰国までの扱いが不安やったので、やめておきました。
このショップは品揃えも多く、観光客が全然いなかったので落ち着いてゆっくり見ることができました。
ここもJCB、AMEXは使えませんが、VISAは使えました。
10-5. ヴァレッタ(マルタ)
下船時間:08:50頃
乗船時間:15:20頃

基本情報
ヴァレッタは、地中海に浮かぶ島国マルタ共和国の首都であり、世界でも有数の“城塞都市”として知られています。
16世紀に聖ヨハネ騎士団によって築かれた計画都市で、オスマン帝国との戦いで勝利した後、防衛拠点として建設されました。そのため、街全体が巨大な要塞のような構造になっているのが最大の特徴です。
街の規模自体は比較的小さいものの、歴史的建造物が非常に密集しており、旧市街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。
石造りの街並み、蜂蜜色の建物、坂道、バルコニー文化など、独特の景観を持っており、「街そのものが観光地」と言えるような都市です。
また、地中海性気候による明るい日差しと美しい港の景色も魅力で、ヨーロッパと中東文化が混ざり合った独特の雰囲気を感じることができます。
地中海エリアでは珍しく、公用語が英語であることも嬉しいポイントです。
市内アクセス

港から城壁に囲まれたバレッタ旧市街へのアクセスは坂道と階段を歩くか、アッパーバラッカガーデンの螺旋階段もしくは€1.00のエレベーターに乗るかです。
私たちは行きは坂道と階段を歩いて、War Memorialがあるところに出ました。そうしたらトリトンの噴水が見えてくるので、噴水に向かって歩けば旧市街の入り口に辿り着きます。
公共交通機関
ヴァレッタでは、公共交通機関は利用しませんでした。
ヴァレッタ観光だけであれば、街自体がコンパクトなため、基本的に徒歩だけで十分回れると思います。
もともとはイムディーナへ行く予定でした。イムディーナへ向かう場合は、トリトン噴水近くのバスターミナルから、51・52・53番バスを利用する予定でした。
料金は事前に調べていたので、Valletta C2〜Mdina間の往復で1人€4.00を想定していました。
しかし、思わぬ問題が発生しました。
それは、ヴァレッタだけahamoの電波がうまく使えなかったことです。Google Mapが使えず、ヴァレッタ市街へ到着するだけでも少し苦戦しており、その状態でイムディーナまで行くと予定以上に時間がかかると判断しました。
そのため、今回は無理をせず、ヴァレッタ観光のみに絞ることにしました。
決済事情
レストランとスターバックスで決済しましたが、JCBとAMEXは使えませんでしたが、VISAタッチは使えました。
ここでも現金の出番はありませんでした。
聖ヨハネ大聖堂のチケットは事前にオンラインで購入していたのですが、オンラインでもVISAかMaterしか利用できませんでした。
ヴァレッタもVISAカードが一枚あれば問題ないと感じました。
治安
治安は非常に良好だと感じました。
街中では、観光用の馬車を“タクシー”のような形で案内している客引きはありますが、大阪・難波のキャッチのようなしつこさはなく、軽く声をかけられる程度なので安心して歩けると思います。
一方で、馬車が多いこともあり、場所によっては馬の糞の匂いが気になることはありました。
観光スポット

聖ヨハネ大聖堂
外見は本当にシンプルなのですが、中に入ると本当に驚きます。金装飾で埋め尽くされた豪華なバロック様式の大聖堂は必見です。
バロック美術の先駆者であるカラバッジョの代表作のひとつである
「洗礼者ヨハネの斬首」が展示されているので、聖書を事前に予習して訪れていた私にとっては、特に興味深い場所でした。
今回はオンラインで事前にチケットを購入しており、価格は手数料込みで1人€16.05でした。
当日は、現地でチケットを購入する人の列がかなり長く、20組ほど並んでいるように見えました。一方で、オンラインチケットには時間指定がなく、スケジュール調整もしやすかったため、事前購入をかなりおすすめします。アッパーバラッカガーデン
高台にあり、港を見下ろすことができます。正午と午後4時には大砲の空撃ちが行われ、それを見るために観光客が集まります。
その時間以外はそこまで混雑することはありませんが、園内には花が綺麗に植えられており、写真撮影スポットとしても人気なので、常に多くの方が写真撮影をしていました。入場は無料です。
港からのアクセスが非常に良いので、最初か最後に訪れることをお勧めします。
レストラン・カフェ
マルタはシチリア島のすぐ南に位置していることもあり、イタリア文化の影響が強く、街にはイタリアンレストランやカフェが数多くありました。

Da Pablo Trattoria di Mare
シーフードパスタが有名なイタリアンレストランです。
店内とテラス席が選べましたが、最高の天気だったので迷わずテラス席で食べました。味は感動レベルではありませんでしたが、美味しかったです。
お土産

マルタでは、マルタ十字がデザインされたアイテムを何か欲しいと思い、港のお土産ショップで、マルタ十字が描かれた麻袋入りのマルタ産の塩を購入しました。
マルタのお土産ショップは騎士のアイテムが多いのですが、あんまり興味がなかったのでやめておきました。
11.下船日

乗る前から下船日について考えることはあまりないかもしれませんが、その後に空港に向かうにしても、観光するにしても計画を立てる上ではとても重要な情報になってきます。
11-1. 下船日に備えて
下船日の前日に部屋に船内新聞が置かれます。
これまで船内新聞に目を軽くしか通していない人もこの日の新聞は熟読してください。
バルセロナ乗船の場合は、前日は終日航海日なので電波がなく、有料Wi-Fiがない場合にはネットの翻訳機能が使えないので、自力で読むしかありませんので、事前にどのような流れかを理解しておけば読みやすいと思います。
11-2. 大型荷物の回収
前日の深夜までに大型荷物を部屋の外に出しておけば、事前にクルーが港に運び出してくれるので、乗船日のように手荷物だけで下船できます。
船内新聞と一緒に前日に置かれている荷物タグのシールを巻いて外に出しておきます。
前日の深夜と言いましたが、私たちは当日の1時。
その時間は同じとは限らないので船内新聞でチェックしてください。
それまでの間に部屋の片付けをする必要があるので、前日は夜遅くまで遊んでいることは難しかったです。
もし間に合わなかった場合にどうなるのかは不明ですが、少なくとも指定時間までには出しておいた方が安心です。
11-3. 下船時間の確認
基本的には、キャビンごとに下船する時間が決まっています。その時間は船内新聞に書いてあるので、参考に私たちがもらった新聞を紹介します。

ボヤジャーズクラブでダイヤモンドかゴールドのステータスを持つ人とAUREAエクスペリエンスの人は8:25〜10:00の間のどこかに下船すればOKです。
私たちは、ゆっくり朝食を食べてから一度部屋に戻り最後にテラスでバルセロナの海を眺めてから9:30ごろに下船しました。
11-4. 下船日の朝食
地中海周遊のこのクルーズはすべての港で人が乗り降りするため、どこで下船になるかは各自で違います。
ただ、ほとんどの人がバルセロナで下船しますので、この日の朝食ビュッフェは大混雑が予想されました。
なので、インルーム朝食にしようと前日の夜にドアノブに注文用紙をかけておいたのですが、どうも下船日はインルーム朝食を利用できないとのことでした。
仕方なく、ビュッフェで朝食を済ませました。
11-5. 下船の流れ
船内新聞に書いてある時間に右側の欄に書いてある定められた場所に集合して、クルー先導のもと出口へ向かいます。
クルーが最後にクルーズカードをバーコードで読み取り、問題なければ港に置いてある自分の荷物をピックアップして解散です。
集合場所から船を出るまでにかかる時間は20分ほどでした。
私たちは、バルセロナ港を周遊しているターミナルへ行く時にも利用したクルーズバスを使って、Drassanesへ向かいました。

バス停は行列でしたが、バスも3台ほど並んでおり順番に乗っていくだけでした。おそらく、下船のタイミングで来ているので、焦って並ぶ必要もないかと思いました。
気になるクルーズカードは回収されることなく、持ち帰れました。
12. 実際にかかった費用まとめ

クルーズ前のバルセロナ2泊、クルーズ7日間の船上・寄港地で発生した費用、さらに下船後にバルセロナで1泊した際の費用まで含め、今回の旅行で実際にかかった費用を全て公開します。
12-1. クルーズ
前半でもお伝えした通り、宿泊していたキャビンはスイートルームだったため、通常キャビンより料金は高めになっています。
予約時に支払った金額は、約90万円でした。
この金額には、以下が含まれています。
キャビン代
チップ代
港湾使用料
各種税金
予約方法によっては、1日あたり1人€12.00のチップ代が船内で別途発生するケースがあります。その場合、2人で7泊すると合計€168.00がクルーズ終了後に請求されます。
ただ、今回は予約時点でチップ代込みのプランだったため、船内で追加請求されることはありませんでした。
クルーズ中の追加費用
MSC Foundationへの寄付金:€2.00(1人€1.00)
Jean-Philippe Crepes & Gelato
クレープ1つ+ダブルジェラート1つ:€12.08
(クレープ20%オフセール適用)MSCロゴショップ
化粧ポーチ+マグネット:€12.82
(Voyagers Club Gold特典で15%オフ)ビンゴ大会カード購入:€40.00(9枚)
インターネットパッケージ:€34.99(1デバイス・24時間)
レストランの水ボトル:€2.30(Hexagon Restaurant)
追加費用合計 €104.19
合計 ¥919,000
12-2. 航空券

キャセイパシフィック航空のエコノミークラス航空券を利用しました。
区間は、
羽田 → 香港 → バルセロナ
バルセロナ → 香港 → 羽田
の往復で、料金は16.5万円でした。
なお、キャセイパシフィックではフライト48時間前からWebチェックイン時に無料で座席指定が可能です。
そのため、GWシーズンでも2人席が離れることはなく、予約時に有料の座席指定オプションを付ける必要は特にないと感じました。
合計 ¥165,000
12-3. ホテル

実際に、前泊はマドリードで行いましたが、ここではクルーズ前後に宿泊したバルセロナのホテルも紹介します。
Moxy Barcelona:€390.00(観光拠点)
バルセロナ・サンツ駅から徒歩5分のマリオットグループのホテル。Sercotel Rossellón:約4.4万円(クルーズ後泊)
サグラダ・ファミリアが見えるテラスバーが有名なホテル。Four Points Flex by Sheraton Madrid Atocha:€105.00(クルーズ前泊)
マドリード・アトーチャ駅から近いマリオットグループのホテル。
バルセロナは、標準的なホテルでも1泊3万円前後する印象でした。
また、初めてのヨーロッパということもあり、価格の安いホテルになるとセキュリティ面に不安を感じることもあったため、余計な心配を減らすために今回は「信頼できるホテルグループであること」を重視して選びました。
4泊合計 ¥140,000
12-4. 現地交通

バルセロナおよび各寄港地で実際にかかった交通費は以下の通りです。
※Uber・タクシー以外は1人あたりの料金です。
※総額は2人分で計算しています。
バルセロナ
公共交通機関:€14.00
クルーズバス往復:€6.00マルセイユ
公共交通機関:€5.10
Uber:¥4,922ジェノヴァ
公共交通機関:€4.00ナポリ
公共交通機関:€4.50メッシーナ/タオルミーナ
Trenitalia:€5.50
タクシー:€21.00
Interbus:€1.10ヴァレッタ
なし
合計 ¥24,000
12-5. 食費

バルセロナ(乗船・下船日含めて4日半):¥60,000
朝食4回、ランチ3回、夕食3回、間食2回マルセイユ:¥16,000
ランチ1回、間食2回ジェノヴァ:¥6,000
間食4回ナポリ:¥9,000
ランチ1回、間食1回メッシーナ/タオルミーナ:¥2,000
間食2回ヴァレッタ:¥12,000
ランチ1回、間食2回
合計 ¥105,000
12-6. ドリンク

カフェでの飲み物は食費に含めているため、ここでは水など別途購入したドリンク代のみをまとめています。
バルセロナ:¥2,400
水4本(うち1本はカサ・バトリョで購入)
スーパーやコンビニで販売されている水は、
大きいサイズ:1本約700円
500ml:約300円
程度が相場でした。
また、上でもタンブラーとして紹介していますが、カサ・バトリョの自販機で購入した水は1本1,200円ほどしたため、合計金額についてはあまり参考にならないかもしれません。
合計 ¥2,400
12-7. Wi-Fi

ahamo回線を利用しているので、基本的にはWi-Fiは不要だったのですが、
ヴァレッタだけが、ahamoでは対応しておらず、通信できない状態でした。
スターバックスに入って、Wi-Fiを利用し急遽eSIMを購入しました。
Klookでヴァレッタで利用可能な1日分の金額が400円でした。
船の中でも1日だけWi-Fiを購入しましたが、クルーズ費用に含めているためここでは加算していません。
合計 ¥400
12-8. 総額公開
ここまで紹介してきた費用を合計すると、今回の2人での旅行で実際にかかった総額は、
約¥1,356,000
となりました。
内訳としては、
クルーズ費用:¥919,000
航空券:¥165,000
ホテル:¥140,000
現地交通:¥24,000
食費:¥105,000
ドリンク:¥2,400
Wi-Fi:¥400
です。
今回の旅行は、
GWのヨーロッパ
スイートルーム利用
前泊・後泊あり
現地グルメや観光を重視
という条件だったため、全体としては少し贅沢な旅行になったと思います。
13. 総評|地中海クルーズは「ヨーロッパ入門の最適解」

良かった点
寝る前に部屋のテラスから夜の海を眺め、船のわずかな揺れに包まれながら、まるでゆりかごのように眠りにつく。そして朝起きると、毎日違う地中海の港の景色が広がり、テラスに出て朝日を浴びながらカモメたちに迎えられる毎日。
そんな非日常を極めたような体験ができたことが、今回の旅で一番良かったことでした。
船内では毎日のように何かしらのイベントが開催されており、暇を持て余す時間はほとんどありませんでした。
目に入る景色、耳に入る音、口にする食事、そのすべてが普段とは違い、とても新鮮で刺激的でした。
総じて、本当に最高の旅でした。
微妙だった点
クルーズ中は特に大きなストレスを感じる瞬間はなく、正直あまり不満点は思い浮かびませんでした。
かなり無理やり絞り出すとすれば、ビュッフェ会場のコーヒーがあまり美味しくなかったことくらいです。
また、地中海クルーズというと、毎日雲ひとつない青空が広がり、水平線へ沈む夕陽や、美しい朝日を常に見られるイメージを持っていました。
しかし実際には、5月の朝は意外と雲が多かったり、夕陽が島影に隠れてしまったりすることもあり、「想像していた完璧な景色」が毎日見られるわけではないというのは少し想定外でした。
どんな人におすすめ?
船内で日本人として見かけたのは、カップル旅行や新婚旅行らしき方々が多かったです。
一方で、ヨーロッパ圏の乗客は家族旅行が非常に多い印象でした。
実際に私たちもカップル旅行として参加しましたが、思い切り楽しむことができました。
船内には年代別に分かれたキッズエリアもあり、小さな子供からティーンエイジャーまで、それぞれの年齢に合わせて楽しめるようになっています。
また、大人専用エリアも用意されており、落ち着いた雰囲気のバーやラウンジがある一方で、ショーやパーティーなど賑やかな空間もあり、本当にさまざまな楽しみ方ができると感じました。
さらに、一人旅同士で交流できるイベントも開催されていたため、海外の人と交流を楽しめる人はソロクルーズでも十分楽しめると思います。
そのため、年齢や旅行スタイルを問わず、多くの人におすすめできる旅行だと感じました。
強いて言うなら、常に静かな環境を求める方や、音楽やイベントで賑わうリゾート空間が苦手な方は、少し合わないと感じる場面があるかもしれません。
また乗りたい?
もちろん、また乗りたいです。
実際に乗った人にしか伝わらないと思いますが、あの船内アナウンスの
「ワォーールドゥエウロォパァー」
を、また聞きたくなっています。
ただ、一度スイートルームに乗ってしまったので、次はもうMSCヨットクラブに行くしかないかもしれません。笑
次に乗るならどこ?
次に行きたいと思っているのは、オーシャニアクルーズで巡る東地中海クルーズです。
今回の航路は、スペイン・フランス・イタリア・マルタを巡る、いわゆる「西地中海クルーズ」でした。
一方で、
ヴェネツィア周辺などイタリア東側
ギリシャの島々
ドゥブロブニク
などを巡り、エーゲ海やアドリア海を航行するルートは「東地中海クルーズ」と呼ばれています。
次は、その東地中海を、美食とオールインクルーシブに定評のあるラグジュアリー寄りのプレミアム船、オーシャニアクルーズのAlluraで旅してみたいと思っています。
これから乗船する人に一言
間違いなく、一生モノの最高の思い出になると思います。ぜひ思い切り楽しんできてください。
私たちの今回の旅がここまで満足度の高いものになった理由は、「事前準備をかなり念入りに行ったこと」が大きかったと思っています。
特に、
移動手段
港から市内へのアクセス
行きたい場所の優先順位
所要時間
チケット予約
支払い方法
などを事前に調べ、ある程度シミュレーションしていたことで、不測の事態や大きなトラブルをかなり減らすことができました。
結果として、マルタのイムディーナ以外は、ほぼ計画通りに回ることができました。
また、事前予約できるものはできるだけ予約しておいたことで、
行列に並ぶ時間
現地で調べる時間
チケット購入で迷う時間
を最小限にできたのも非常に大きかったです。
こうした小さな時短の積み重ねが、結果的に旅全体の満足度をかなり上げてくれたと感じています。
この完全ガイドでは全体像を中心にまとめていますが、さらに観光地やホテルなどの細かい内容やニッチな情報については、別記事でより詳しくまとめる予定です。
「実際どうだった?」
「ここは注意した方がいい?」
といったリアル寄りの情報も書いていくので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
何か知りたいことがあれば、コメントしていただけるとお答えします!
