インテリア 拒絶するより 受け入れる
明けましておめでとうございます。
新年一発目の記事は、今後の自分のインテリア観について、ゆるい方向性を示してみようかと思います。もうタイトルに書いちゃってるんですけどね。
以下にもう少し詳しく説明してみます。アメリカのインテリアYOUTUBE動画もちょこっと引用します。
HOME TOUR動画を見るのが好きだった。
話は少し遡ります。今はあんまりだけど、YOUTUBEでHOME TOUR動画をよく見ていた時期がありました。HOME TOUR動画とは、とあるおしゃれな家の住人が、自分の家を歩き回りながらカメラに向かって紹介するような動画のこと。住人はごく普通の一般人だったり、アート系の仕事をする感度高めの人だったり、超金持ちのセレブだったり様々。
私が好きだったのは一般人の家で、しかも大きな家ではなく小さな家、もっと言うと賃貸のワンルームが理想でした。だからHOME TOURっていうよりはルームツアーに近いのかな。
一番好きだったのはこの古い動画。
ニューヨークで、200sqft(=約18.6平米、約12畳)のワンルームで暮らす女性。とても個性に溢れた部屋。このSPACEStvというチャンネルのTiny, Eclectic, Amazing Spacesというシリーズはこういった系統の動画を多くあげていました(だいぶ前に更新終了)。
こういう賃貸の小さな部屋のルームツアーが好きだった理由はおそらく、部屋の狭さや賃貸特有の制限を受け入れつつ、自分の好みを最大限実現して快適に過ごしている、そんな様子が伝わってきたからだと思います。それって無制限にお金が使えるセレブよりも、ずっとすごいことだと感じるんですよ個人的には。
あと、あまり作り込みすぎないルームツアーの場合だと、失敗談も赤裸々に話してくれたりもします。例えばこの動画↓
せっかく布からこだわってカスタムオーダーのシェードを作成してもらったのに、サイズを間違えて発注してしまい、シェード同士に微妙な隙間が空いてしまうという痛恨のミス。でもお金もだいぶかかっているしこれを受け入れて生活しているそう。
他にも、元々居間にあるコンソールと同じものをオンラインショッピングで買ったつもりが、色が微妙に違っていてお揃いに出来なかったという人もいました。でも大型商品を返品するのが面倒臭いので、微妙に色が違うコンソールを並べて置いていました。(動画見つからず)
こういった失敗談から伝わってくるのは、少しくらい失敗したって住人達は自分たちの空間を愛することをやめないし、十分楽しく生活しているということ。こういうエピソードを聞くと、住人の個性が発揮されたユニークな空間であれば、失敗もまたチャーミングな個性の一つに感じられます。
妥協したっていい
これは失敗談に関連していると思うんだけど、妥協するのはそんなに悪いことではないと思う。
ここで言う妥協っていうのは色々あります。
例えば予算に限りがあって欲しい家具が買えないとか、とりあえずありあわせのものを置いているとか。賃貸の場合はやりたいことがあっても現状回復できないものはまずダメ。
妥協とは、自分の理想と現状にギャップがある状態。でもそういう人間らしい部分というか、不完全で宙ぶらりんな要素こそ面白いといつしか感じるようになりました。そういう部分も受け入れて生活したいなと。これがタイトルに書いた川柳の真意。
今から思い返せば、ルームツアーをよく見ていた頃の自分が求めていたのもこういう要素だったのではないかと思う。
もちろん、ぜーんぶ受け入れっぱなしだと収集つかなくなると思いますけどね。
自分のこだわりやヴィジョンを実現するために工夫したり努力するのは達成感があるし、新たな学びのチャンスでもあるし、何より楽しいものです。私の学びの軌跡はこちら↓
でもあまりにも自分の理想をストイックに追及すると、頑なになって自分も他人も拒絶しがちになる傾向がある気がする。これって多分あまりメンタルによろしくない。あと何より楽しくない。あ、インテリアデザインを仕事でやっている方は別ですよ。私のように趣味でやっている人間の話です。
インテリアのルールについて
これは余談っぽい話。
基本的なインテリアのルールは知っておいた方がいいと思う。でも、あんまりそういったルールを知らない頃の方が怖いもの知らずだったなあとも思う。
色々な知識が増えた今、失敗は出来るだけ避けなければと入念に事前調査、準備をすることが多いです。
これは、インテリアに凝れば凝るほどかける予算も増えるし、これを業者に依頼したらそう簡単には後戻りできないぞ、みたいな状況に遭遇するからかな。
そういう時は、とにかく肩の力を抜くように心掛ています。
ルールを大方学んだあとは、どうやってルールを崩すかとか、ルールよりも自分の好きを優先することも頭の隅に入れておきたい。
自分の好きを知るというのは何よりも重要で、これを把握しないと理想の空間づくりはまず成功しないと思う。ただ、ルールや他の人の意見を多く知るうちに、自分の好きよりも他人にどう思われるかの比重が高くなっていったりするから注意が必要。ここにも似たようなことを書いたんですけどね↓
自分の好きを忘れず、それでいて他の人の意見にもオープンに・・・って難しいよ!
タイトルとはちょっと違う意味になるけど、拒絶と受容のバランスを見極めるのが大事ということなのかな。
本当にただの独り言だけど、お付き合い頂いた方がいたらありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
