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「全員」に向けたnoteはもう終わり。自分の言葉を失った日から、すべては狂い始めていた。【20日間プロジェクト#14】

※初めて読む方へ

このプロジェクトは、20話かけて「noteのビュー数は本当に伸ばせるのか?」について、自分を実験台にして検証中。

▶ まとめ記事はこちら
20日間プロジェクトまとめ|noteのビューは本当に伸びるのか?
【随時更新】


▶ 前回の第13話はこちら
AIの酷評。「全12話。これはただの日記」noteを全否定されたよ
【20日間プロジェクト#13】




14話の本編はここから。

朝から、数字に喰われてた

朝活のルーティンが狂った。

PCの前に座って「今日は何を書こうか」から始まる朝。

でも、プロジェクトがルーティンを変えた。

前日に出した記事の数字を見に行く。
ビュー。
スキ。
Xの反応。
リンククリック。
まとめ記事の動き。
数字の収集から始まる。

今までやったことのない検証作業。
いや、やらなきゃいけなくなったんだ。

検証ってこんなもん。
プロジェクトだから。
もう数字を追うって宣言したから。


自分にとって朝活は呼吸だったはずだ。
朝になれば勝手に目が覚める。
そんな朝が、もう1825日超えてる。
そうやって積んできた。
なのに。


その朝の最初の思考が数字になって目が覚める。
今日こそって期待する。

Xのポストの反応を見て愕然とした。
いいね0。
誰にも届いてない。
圧倒的スルー。
発信を始めたころを思い出していた。


「何これ」
「意味ある?」
「いや、ないな。」


冷静に思う。
でも、やめられなかった。
検証だから。
義務感もある。
プロジェクトだからって前提もある。


今なら分かる。


反応ゼロが苦しかったんじゃない。
意味のないことを"検証"の名前で続けていたんだ。

惰性。それって一番ダサい。
宣言もクソもない。


書いてる途中で、もう終わってた

プロジェクトの途中で、何回も思った。

これ、いつもの自分の記事じゃないな。

それでも止めなかった。
プロジェクトの都合上、仕方ない。
今はこういう時期なんだ。
数字も見ないといけない。
試さないといけない。
そうやって、自分を納得させる毎日。
おかしい。


で、その結果はどうだ?
からっきし。


そりゃそう。伸びるはずもない。
書いてる本人ですら「自分の記事じゃない」って。
こう思ってる時点で詰んでるんよ。


途中から、記事の中身が置き去り。
「次は何を試すか」ばかり考える。


どうせ伸びない。
じゃあ次はこれ。
次はこれで伸びるか期待する。
無駄な試行錯誤。


何それ。
つまらん。


並行して内容も薄っぺらくなる。


薄い生地は、薄い記事にしかならない。
それに気づかないまま、こねくり回していた。


そして、Xに手を出した。
ポストを変えた。
固定した。
予告した。
慣れない内部リンクも入れた。


だからどうした?
薄いものは、薄いままだ。


自分が読んでも何も入ってこない記事。
そんな記事を量産してもただの日記だ。


読者にしたら、もっと入ってこない。
当たり前の話。


たった1人に向けて書くって?

ずっと違和感があった。
「なんか違うな」って。


数字が変わらない。
だから方針をいじる。
また変わらない。
また何か足して引く。


意味のないことを繰り返してるうちに、
記事そのものに集中できなくなっていた。


13話で、ようやく分かった。


「誰かひとりに向けて書け」
だけど、その前に余計なものを全部捨てる覚悟がいる。


全員に届けようとする欲。
X5000人に期待する幻想。
記事の外を触れば何か変わるという謎の期待。
プロジェクトだから続けるという惰性。
数字を追わないといけないという思い込み。


それ全部、いらん。捨てろ。


そしたら、過去の自分が姿を現した。


発信を始めた頃の自分。
1投稿出すだけでドキドキしてた自分。
Xの1ポストで1時間悩んでた自分。
反応がないのが当たり前の世界で、続けてきた自分。
ゼロから積むしかないと理解していた自分。


そいつがまた自分の目の前で迷ってる。


「ひとりに向ける」って、たぶんそういうことだ。

ターゲットを決める話じゃない。
ペルソナ設計でもない。
賢く届ける話でもない。


白紙に戻す。
数字を消す。
ノイズを消す。
見栄も消す。

そうやって削っていった時、最後に残る人がいるはず。
そのひとりに向けて書く。それだけに気がついた。


余計なものを削ったら、書ける

変化は一瞬だった。

書くスピードが変わる。
迷ってない。
だから、止まらない。
頭の中にあることが、そのまま文字になって出てくる。
久しぶりの感覚。


なぜだろう。
きっと、数字のことを考えてないからだ。
Xのことも。
ビューのことも。
どうやって届けるのかも。
今、全く考えてない。

記事への集中。一点突破。


生まれ変わったんじゃない。
余計なものを削ったら、また書ける自分が戻ってきた。


過去の自分へ。
これは教訓だ。

数字を意識した瞬間、全部崩れるぞ。
文章の熱。書く意味。朝の空気。自分の軸。
積み上げてきたもの全部が、静かに壊れていく。


一番怖いのは、そんな自分に気づけなくなること。


ビューを見て、スキ率を見て、Xの反応を見て。
何かやってる気になる。
それを見れば見るほど記事も薄くなる。
もうわかったんだ。
数字のための記事になって、誰でも書ける記事になる。


noteの記事って一期一会のはずだ。
その人にしか書けない記事。


まず書け。集中しろ。
自分の言葉で。
自分の熱で。
自分の違和感を文章にしろ。


誰かひとりに届けば、それでいい。
ずっとそれだけ思って書いてきたはずだろ。



今回から、プロジェクトの内容は変わる。

今までの回をなかったことにするわけじゃない。
自分の成長に欠かせない経験になってる。
でも、数字を見守りながら書くのはもう終わりだ。


過去の流れ。
企画の回収。
検証回として数字。


義務感で書くのは、もうやめた。

守るべきは記事の中身。
プロジェクトの形なんか、あとから変えればいい。
これが引き際ってやつなのか。

X?
導線?
記事の回遊設計?
そっと置いておけばいい。

次も読みたいと思える記事なら、自然と探してる。
読者の立場の自分もそうだ。


探されもしない記事を量産しておいて、
外側だけ整えて検証して一体何になる。

意味のないことをやるくらいなら、
1本に全力で集中しろ。

逆だった。

これからは、

検証から得た数字は最後に一行。
主役は記事。


これは、20話の連載ではあるのだが。
1本1本残る記事にする。

数字のための記事はいらない。

待ってる人がいる。
だから。

書け。


【第13話(前回)の数字】
初速ビュー:75 スキ数:5 スキ率:6.6%
72時間後ビュー:132 スキ数:12 スキ率:9.0%



▶ 最初から追いたい方はこちら
20日間プロジェクトまとめ|noteのビューは本当に伸びるのか?
【随時更新】


【次回#15】noteの夜投稿。「検証」が奪ったルーティン。日常は静かに崩れていた

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