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300年前に途絶えた航路が、300人の歓迎を受けて再びつながった

このマガジンの記事です↓

使いどころ不明の台湾華語|NAO

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蘭嶼のタオ族が、
木造船「チヌリクラン」で目指していたフィリピン・バタン島に到着した。

港には300人余りのバタン島民が集まり、
熱い歓迎を受けたという。

少し前にこのマガジンで「重現(chóngxiàn)」という言葉を拾った、
あの出航から数日後の話だ。

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到着した瞬間のことを、少し想像した。

300年間、誰も渡らなかった海を、
木造船で渡り切った人たちが、
岸に着いたとき、
そこには300人が待っていた。

これは台湾とフィリピンの間の話だけど、
「待っていてくれる人がいる」ということが、
航海という行為をただの移動から
意味のあるものに変える気がする。

出航するときは、
たどり着けるかどうかが不確かだった。

でも到着したとき、
そこに歓迎があった。

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今日の一語は 抵達(dǐdá)

到着する、たどり着く、という意味。

「抵」は到る・着く、
「達」は達成する・成し遂げる。

ただ「着いた」という事実だけじゃなく、
「成し遂げて、着いた」という感覚が
字の中にある気がする。

300年ぶりの抵達は、
航海の終わりであり、
何かの始まりでもあったはずだ。

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元ニュースはこちら↓
タオ族の木造船、フィリピン・バタン島に到着 300人余りが熱烈歓迎(フォーカス台湾)

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