見出し画像

「桜は別に珍しくない」って言いながら、ちゃんと見に行くの好き


マガジン↓


わかるけど使えない台湾華語 #03

台湾でも桜が咲いてるらしい。
新北の淡水で、ソメイヨシノが見頃なんだって。
川沿いの遊歩道に桜が並んでて、寺のまわりもこの時期っぽい景色になるらしい。
普通に良い。
写真で見ても、ちゃんと「春きたな」って感じがある。

で、これ見て思ったのが、台湾にも桜あるんだよなってこと。
うちの奥さんも「桜は別に珍しくないよ」みたいなこと言う。
言うんだけど、普通に一緒に見に行くんだよね。
しかも、なんだかんだちゃんと見てる。
写真も撮る。
歩く。
たまに立ち止まる。
いや、好きじゃんってなる。

この感じ、なんかいい。
「わー桜だー!」って全力で前に出るわけじゃないのに、ちゃんと季節には付き合ってる感じ。
別に珍しくない。
でも見に行く。
この温度、ちょっと好きなんだよね。

今回の一語はこれ。

口嫌體正直
(kǒu xián tǐ zhèng zhí / コウシェンティージェンジー)

意味は、
口ではそんなでもないって言うのに、行動はめちゃくちゃ正直
みたいな感じ。

これ、今回かなりしっくりくる。
「桜?別に珍しくないよ」
って言いながら、普通に一緒に見に行く。
で、ちゃんと春を味わってる。
もう完全に口嫌體正直なんだよね。
こういう、言葉と足取りがちょっとズレてる感じ、見てておもしろい。

しかも台湾だと、この時期は花見客と清明節の人も重なるみたいで、
「春だね」で終わらないのもなんかいい。
ただ浮かれるだけじゃなくて、季節の行事と日常が混ざってる。
そのへんも含めて、同じ桜でも空気が少し違うんだろうなって思う。

まあでも、なんだかんだで一番好きなのはあれかも。
「別に珍しくない」って言う人ほど、意外とちゃんと見てるところ。
あれ、ちょっと笑う。
でも、わかる。

次回の記事

前回の記事

#台湾 #台湾ニュース #FocusTaiwan #台湾華語 #中国語学習 #使いどころ不明の台湾華語 #桜 #淡水 #清明節


いいなと思ったら応援しよう!