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親睦を深める方法、ほんとにそれだったの?ってなる

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わかるけど使えない台湾華語 #07

こういうの、いいんだよね。
一見すると
なんだこれ
で終わりそうなのに、ちゃんと昔から続いてるやつ。

今回の記事は、台湾の嘉義で始まった「賽鴿祭」。
木製の鈴を背負ったハトを飛ばす伝統行事らしい。
しかも8つの村が、約20日間にわたってやる。
20日。
思ったより長い。
そして内容もなかなか独特。

目的は交流と親睦を深めること、とのこと。
いや、もちろんそれは大事なんだけど、
他にいくらでもやり方あるだろ
とはちょっと思う。
ごはん会でもいいし、綱引きでもいいし、なんなら普通の祭りでもいい。
でも、そこで「木の鈴をつけたハトを村同士で飛ばします」になるのが、もうかなり強い。

で、こういう時に出てくるのが伝統文化のすごいところなんだよね。
もし今これをゼロから始めようとしたら、たぶんいろいろ言われる。
「なんでハト?」とか
「20日も?」とか
「親睦なら別の方法あるよね?」とか。
でも、伝統ですって言われると、急に空気が変わる。
ああ、そういうものなんだなって、わりと受け入れられる。
その感じ、なんかおもしろい。

しかも飛ばすハトには木製の鈴がついてて、飛行中に独特の音が鳴るらしい。
この音を聞いて
「ああ、今年もこの時期か」
って思う人もいるんだろうね。
そう考えると、ただ奇妙なだけじゃなくて、ちゃんと季節のスイッチみたいな役割もあるのかもしれない。
外から見ると妙なんだけど、中にいる人にはちゃんと“今年の音”なんだろうな。

今回の一語はこれ。

煞有介事
(shà yǒu jiè shì / シャーヨウジエシー)

意味は、
妙に大真面目で、やたらそれっぽい
みたいな感じ。

これ、今回かなりしっくりくる。
8つの村が20日間、ハトに鈴をつけて飛ばし合う。
字面だけ見るとちょっと変。
でも、ちゃんと儀式があって、歴史があって、音があって、地域の人たちも本気。
その煞有介事っぷりが、むしろ魅力なんだよね。

こういう、一見すると「なんだこれ?」で引っかかる行事こそ、案外人の記憶に残る。
きれいに整いすぎたイベントより、ちょっと妙で、ちゃんと続いてるものの方が気になる。
たぶんそういうのって、見る側の心にも鈴みたいに引っかかるんだと思う。

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