見出し画像

政治犯として島に閉じ込められた人たちが、数十年後に自分の意志で戻ってきた

このマガジンの記事です↓

使いどころ不明の台湾華語|NAO

━━━

台湾東部・台東県の沖合にある緑島。

戒厳令下の「白色テロ」の時代、
この島には政治犯を収容した施設があった。

思想や言論を理由に捕らえられた人たちが、
ここに送られた。

今回、その経験を持つ人や遺族たちが、
国家人権博物館の企画で緑島を訪問した。

━━━

「自分の意志で戻る」ということの重さを、
しばらく考えていた。

かつて連行された島に、
今度は自分で船に乗って向かう。

その行為の中に、
悲しみと怒りと、
それでも前に進もうとする何かが混在していると思う。

記憶を継承する、とニュースには書いてあった。

でも現地を踏んだ人の体に刻まれるものは、
「継承」という言葉よりずっと重くて、
もっと個人的なものだと思う。

━━━

今日の一語は 白色恐怖(báisè kǒngbù)

白色テロ、という意味。

台湾では1949年から1987年まで戒厳令が続き、
その間に多くの市民が思想弾圧を受けた。
この時代を指す言葉が白色恐怖だ。

台湾の民主化は、
この歴史の上に立っている。

緑島という小さな島が、
その重さを全部引き受けている。

━━━

元ニュースはこちら↓
政治的迫害を受けた人々、過去に収容された「緑島」訪問 歴史の記憶を継承(フォーカス台湾)

次回の記事

前回の記事


#台湾ニュース #台湾華語 #台湾 #白色恐怖 #緑島 #台湾歴史 #民主化 #台湾社会 #人権 #使いどころ不明の台湾華語

いいなと思ったら応援しよう!