組織を描く|あなどれない目標の定義
人の思考プロセスを、本質的な「思考回路」として視覚的に構造化する。
Systems Visualismでは、個人の内省を助け、他者との対話・共有・創造を促進するための図解を体系化しています。
本棚のように、多様な図を揃え、あなたの考える力を広げるツールを紹介します。
[1] PROLOGUE|導入
テーマ概要
MVV(Mission, Vision, Values)は、企業が自社の存在意義、将来の目標、行動指針となる価値観を明確にするための基本要素であり、現在では広く認知されています。企業内では、組織レベルやリーダー個々のMVVも重視されます。
では、組織におけるMVVを描きながら進む全体像とはどのようなものでしょうか。今回は、その活動の構造を図解します。
(過去作成した人生のMVV図解の応用です)
参考資料
7つの習慣 人格主義の回復 (書籍中の「第2の習慣」の章)、スティーブン・R・コヴィー(著)、キングベアー出版
[2] CORE|本編
思考回路 - 図解ツール
こちらが図解ツール全体像です。
情報量が多いため、次章の解説を参考にしながら、じっくりと読み進めていただくことをおすすめします。

図の解説 - 紙芝居形式
図解ツールをパーツごとに分解し、詳しく解釈しながら説明していきます。
テーマ説明:全15枚
社会は常に変化しています。組織はその社会の中で活動を続けていますが、未来において新しい社会に貢献しているのか、それとも社会から選ばれずに解散しているのかは、組織を構成するメンバー一人ひとりの意識にかかっています。

その未来の違いはどこから生まれるのでしょうか? それは、組織を取り巻くあらゆる事象に対して、どのように向き合ってきたかによって決まります。

組織に芯を持たないと、社会や周囲の影響にただ反応する仕事になりがちです。効率的に対処できても、他人基準で仕事をすることになり、いつか思いもよらない状況に陥る可能性があります。

組織に芯を持って活動するためには、どんな社会にしたいかをしっかりと「想像」することが重要です。

その想像が具体的になると、組織が成し遂げたい未来の社会の「Vision(目標)」が明確に見えてきます。どんな未来を目指すのか、その光景が明確になります。

そのVisionを基に、実現するための「Mission(理念)」を定めます。これが組織の芯となります。

Missionを考えるには、「共同体の一員としての良心」と社会への「役割意識」、そして組織のVisionを踏まえることが大切です。

Missionを深めることで、大切にする「Value(価値観)」が見えてきて、それに基づいた行動原則が決まります。

そのValueと原則を基に、組織にどんな「文化」が必要か、何を成し遂げ、社会にどう貢献していきたいかを明確にします。

Missionが明確になると、「組織の雰囲気」や「指針」、組織の「集合知」、前進するための「実行力」を得ることができます。

これらが整うと、組織が目指す方向へと、決断し行動できるようになります。

それらを実践することで、周囲からの影響を受けても、自分たちが目指す将来を実現する仕事を成し遂げることができます。

つまり、具体的に成し遂げたい未来社会を想像し、そこから行動へと移すサイクルを意識し続けることが重要です。

このサイクルを繰り返しながら、未来へと歩んでいきます。

このように、組織にMVVを設定して進むことで、ただ周りに流されて仕事をすることを防ぐことができるのです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
図解ツールを手元に置いて解釈を深めたり、
「組織の目的・目標」について周りの仲間と議論する際の、「論点の地図」として活用してください。
[3] NAVIGATION|関連情報
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