人を撮ると「アイシャドウ新しいやつ?」「生まれてくれてありがとう」って言うマンになる
どうも、プロレスとか役者さんポートレートを撮っているたかはしです。
タイトルから限界ヲタクかセクハラさんかみたいなこと言うとりますけども。
プロレスから始まりポートレートに至るまで人を撮って来まして、ここ最近よく言ったり思ったりするセリフがあるのです。
「あれ?アイシャドウ新しいやつ?」
「生まれてきてくれてありがとう…😭」
今日はサクッとこんな話し。
限界ヲタクに至る経緯
私、思うんです。
頻発する「かわいい」「かっこいい」の言葉って、綿菓子より軽いなって。
個人的な感想ではあるのですが、発言自体に自発的な感情が乗っていないのが理由だろうなと思っています。
つまるところ、自分の中に浮かび上がる相手に対する感情を、適切な言葉と熱量で伝えることが大事なんじゃないか、と。
そうしたときに、相手をよく知り、自分を観察し、言葉を学ぶ必要があると考えるわけです。
さて。
人を撮っていると、驚くことに人をよく見るようになります。
当り前じゃないかと思うでしょうが、あなたの想像した3倍くらい見ます。
合流したとき、撮るとき、休憩のカフェ、帰り道。
そして写真の編集をするとき。
編集となると、下手すると1週間とか2週間、その人のことを見続けることになります。
よく観察して、適した表現や色味を探して。
はたまた普段見ることのない、肌の凹凸や糸のほつれまで。
そんな環境下にいてみると、簡単な言葉など浮かび上がってこないのです。
なんだと思います?
そう、溜め息しか出ないんですね語彙力です。
ここに限界ヲタクが生産されました。
語彙力足りない問題
日本人として生を受けおおよそ30年。
私にはボキャブラリーが足りておりません。
日本語難しいですね。
そんな私が、どのようにモデルさんを形容しましょうか。
できるだけ気持ち悪くもワザとらしくないように。
…いや、難しい。
ここnoteだったりInstagramだったりではモデルさんについて語っているのですが、たいてい文章にしてしまったり、抽象的な表現になったりします。
会話中、端的に伝達できるほどの言葉に起こせていません。
しかし私にはアドバンテージがあります。
時間にしたら本人よりも相手を見ています。
撮ることができるありがたみ、その存在の尊さを知っています。
ここで導出される答え、それが
「あれ?アイシャドウ新しいやつ?」
「生まれてきてくれてありがとう…😭」
であるのです。
注意:そう言えばいいって話じゃない
私はノウハウ記事を書くことが苦手です。
必要とするタイミングはありますが、私自身は「すぐには役に立たないけど、蓄えとして頭に引っ掛かり続ける」ことを書きたいから。
ですので、「女の子を落とすには『アイシャドウ変えた?』って言おう!!!」という巷にあふれるトピックスと同様に受け取って欲しくないし、受け取るべきでないです。
「すぐ役に立つ本はすぐ役に立たなくなる本であるといえる」とかつての慶応義塾大学学長、小泉信三氏の言葉にある通り、「すぐに役に立つ言葉」には意味はありません。
「あれ?アイシャドウ新しいやつ?」
これの根本は、相手を観察したうえで、(このアイシャドウしてた記憶ないな…)という「あなたのこと色々見てるし覚えていますよ」という意思表示です。
事前に関係性を築いた上で、一歩踏み出した表現をした時に出てきたトピックスが「アイシャドウ」なだけで、ネイルやカバンにすげ変わっても根っこは同じです。
「生まれてくれてありがとう」
これも裏に色んな感情を隠してあって、「あなたを撮ることができる喜び」「ご縁に感謝」「その生き様が素晴らしい」「私の描きたい世界にはあなたが生きていることが大切」という、そのまま伝えたら漬物石でキャッチボールするつもりなんかレベルのアレをマイルドにしているに過ぎません。
考えて考えて、考え抜いた先に拾った言葉でもって、相手の自己肯定感を上げられたり、他の物事への原動力の一つにしてもらえたら、というお節介に過ぎないです。
情けは人の為ならず、自分のために言うのではなく、相手のために言うことが結果的に自分を救うのだと。
それは金銭的な利益や交友面でのインセンティブのためではなく、自分の自尊心を救うための布施です。
大事なのは相手への敬意で、感謝の気持ちで。
そういうことで。
…なんてこと考えつつ過去記事を振り返ったら、大体1年前も同じこと考えて記事書いてました、というオチ。
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