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「美術展でポストカードを買う」楽しみを発見|最近行った美術展2024年1月編

書こう書こうと思いつつも溜め込んでしまったのでまとめて書く。
すると一気に見られて読者さん的にはお得!ということでここはひとつ。

12月の待つから1月までに行った美術展・写真展の感想をシェアしてきます。
注目度の高い展示も数多く開催されていますので、気になったらお早めに向かうことをオススメ。


〇モダン・タイムス・イン・パリ 1925― 機械時代のアートとデザイン|ポーラ美術館

年末恒例の箱根旅行で行ってきました。
都内でやってたら優先順位低い展示でも、箱根でだったら行っちゃおうかなと思える不思議です。

企画展自体はまぁまぁという感じですが、ポーラ美術館は常設展が素晴らしい。
モネ、ルノワール、ベルト・モリゾなどなど、私の金銭に振れる作品たちが目白押し。
またゲルハルト・リヒターの作品が新たに収蔵されたとのことで、これは見に行かねばと。

時間を割いて行くだけの価値がある展示でした。

〇キース・ヘリング展 アートをストリートへ|森アーツセンターギャラリー

たしか美術史の動画を見る中で、ウォーホルなどと一緒に紹介されていて認知したキース・ヘリング。
いちど森アーツセンターギャラリーには行ってみたいと思っていたところだったので、これは行かねばと。

結果として大満足。
深く掘っていけば現代アートらしいコンテクストが見えてきますが、それ以上にパッと見て楽しいと思える。
シンプルな造形に鮮やかな色使いは、見ていて飽きを感じさせません。
たぶん学芸員さんの手腕がいいんだと思う。

2024年2月25日までの展示ですので、気になる方はお早めに。

作品リストにも仕掛けがあるのは斬新でした
これぞな一枚

〇柴崎春通 クレヨン画展|銀座第7ビルギャラリー

Twitterでちょいちょい「そうはならんやろ」「なっとるやろがい」でバズってる柴崎先生の個展へ。
「色ってこんなに鮮やかに使っていいんだ…」と思わせられると同時に、写真との違いを改めて認識させられる展示でした。

個人的には額装も勉強になったなと。
1点1点、絵に合わせて選定してある。
販売していたので当然と言えば当然ですが、写真展を経験したうえで見るとその労力や審美観に尊敬を抱くばかりでした。

何より展示会場に先生ご本人が。
入った途端「こんにちは~柴崎ですよ~」と握手してくださるじゃないですか。
一瞬でおとされましたねファンです。
お写真も撮らせていただきました。

人柄が素敵すぎた

〇印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵|東京都美術館

昨年から楽しみにしていた展示。
アメリカ・ウスター美術館から初来日の作品が多数あり、普段美術館に行っている人でも新鮮さを持って見られるのではと思います。

特にポスターにもなっているチャイルド・ハッサム『花摘み、フランス式庭園にて』はモネやルノワールには見られないような鮮やかな赤に目を惹かれました。
キュンキュンして一目惚れ。

また松方コレクションをはじめとした日本国内で見やすい印象派絵画とは一味違う、アメリカ社会で独自の方向へ歩みを進めた技法も見ものです。
歴史の文脈はいくつにも枝分かれしていて、自分の知らない世界がいくつも広がっていることを知れました。

公式のグッズで「ウスターソース」が発売されるなど遊び心もある展示。
ぜひ。

絵画作品が全面的に撮影できないからか
撮影スポットがいくつか設けられていました
SNSウケを作らないと展覧会儲からないんでしょうね…

〇第72回東京藝術大学 卒業・修了作品展|東京都美術館

印象派展と同じ建屋でやっていたので覗いてきました。
日本最高峰の芸術大学だけあってレベルが高い…

私は写真の人間なので写真については解像度高く見ることができます。
一方で彫刻や服飾はめっぽう疎く、もっと視野を広げないとなとも思わされました。
しかしどの作品でも「どういったコンテクストで制作に至ったか」「どのような主張が込められているか」について見ることは共通しています。
その点はさすがの藝大生、勉強になること尽くしの展示。

気になった作品として柴田花凜さんの『untitled』をピックアップ。
シルクに青の油彩、シルクが透けているので色的にも文字通りでも透明感に溢れています。
家に飾りたいなと思える作品でした。

美術館でポストカードを買う、という楽しみ

記事のサムネイルに掲載した3つの絵。
うち真ん中のキース・ヘリングのわんちゃんはポストカード、両脇は複製画です。
ポストカードでもそれなりにサマになっていると思います。

左からハッサム、へリング、モネ
作業机の前が彩られて幸せ

印象派のような筆致まで見たい作品は複製画の方がいいと思っています。
実際ハッサムもモネも、ポストカードでは出ない質感が気に入ってこれを買っています。
一方でポストカードだと1枚200円もいかない程度の値段なので、ポップアートのような作品であれば好きな額に入れて飾るだけで満足です。

へリングの絵で良いことを学んだ私は、東京都美術館でほしいポストカードを漁ってしまいます。
あぁ散財、でもこれはいい散財…

大好きなモネとルノワール
ダンヴェール嬢の背景が潰れているのがちょっとだけ残念…
印象派展からも2枚購入

「美術館を楽しむときは、自分が怪盗だったらどれを盗むかという目線で見る」なんて投稿がバズっていましたが。
見ていると所有したいという欲が沸いてくるものです。
その点ポストカードをコレクションするのは、お財布的にもスペース的にも、庶民には優しい。
合法的に盗みましょう。

まだ裸の状態で置いていますが、誰かと美術トークしたいとき用にファイリングして、自分だけのアートデッキを構築したいなと。
おい!俺とデュエルしろよ!

おわりに:2月に行きたい展示

いま気になっている、もしくは行く予定の展示を。

特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」(2/25まで)

ゴッホ・アライブ 東京展(3/5まで)

マティス 自由なフォルム

2023年報道写真展

APAアワード2024

あなたも美術展に足を運んでみては?
ごはん奢ってくれるならご一緒しますよ()

それでは。

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