小さな夢だから、叶えたい。──「しょぼいクラファン100」をはじめます
2026年8月1日から、モテアソブを手伝っているさおりさんと「しょぼいクラファン100」というプロジェクトをはじめます。目標10万円以下の、小さなクラウドファンディング(クラファン)を100個立ち上げる、という企画です。

https://camp-fire.jp/projects/966789/view
なぜ僕がこれをやりたいのか。少しだけ、お話しさせてください。
企画を思いついたきっかけは「しょぼいイベントのススメ」
このプロジェクトを企画した直接のきっかけは、よろず屋のかとちゃんがシェアしていた「しょぼいイベントのススメ」という記事でした。記事を読んで、「これだ」と思ったんです。うっかり八兵衛になったつもりで、うっかり始めちゃえばいい。そのゆるさと優しさに、僕はやられました。
そして、その記事のもとになっているのが、えらいてんちょうさんの「しょぼい起業で生きていく」です。「すごいこと」をしなくても、生きていける。しんどい人の生存戦略として「しょぼい」を肯定してくれるあの思想に、僕はずっとリスペクトを持っています。
えらいてんちょうさんの「しょぼい起業」があって、かとちゃんの「しょぼいイベント」があって、その先に、僕たちの「しょぼいクラファン」がある。
勝手に系譜を名乗ってすみません。でも本当にそう思っているので、お二人にこの記事が届いたら、これほどうれしいことはありません。
僕の原点は、8万8,888円のクラファン
僕が初めて自分でクラファンをやったのは、2017年でした。
当時、たまたま参加した「クラウドファンディングで最高の仲間をみつけよう」というイベント。当時CAMPFIRE代表の家入さんも来ていて、主催者から「クラファンやらない?」と打診があったんです。そのころ仲良くなった人たちは、起業家や経営者ばかり。彼らは100万〜150万円規模のクラファン──ゲストハウスの立ち上げ、本の出版、設備の導入──を次々と立ち上げていました。

一方の僕は、当時ただの会社員。「モテアマス三軒茶屋」というシェアハウスをやっているくらいの、普通の人間で。100万円のクラファンなんて、できるイメージが湧かなかった。
そんなとき、知り合いの「きたがわにルンバをあげたい」というクラファンを見て、「これだ!」と衝撃を受けた。金額が小さくても、込められた熱量は変わらない。むしろ、すごく素敵だと思った。
それで僕は、自分がやっていた「酢だこ食い部」の部室をつくりたくて、実際に必要な金額そのままの8万8,888円でクラファンを立ち上げました。
酢だこ食い部の部室をつくりたい
目標 ¥88,888 → 達成 ¥143,000(160%)| 支援39人 | 2017年・約1ヶ月
簡単じゃなかった。「本当に集まるのかな」と不安でいっぱいで。それでも頑張って15万円くらい集まって、いつも通りリターンにこだわりすぎて赤字で終わりましたが。
でも、だからこそ思うんです。目標金額が低いからって、その夢に大きいも小さいも、立派も立派じゃないもない。挑戦してお金を集めて、仲間が集まること自体が、すごく素敵なんだと。
そして、この時同時にクラファンを立ち上げた人たちとは10年たった今でも仲良く、クラファン同期としてお互いの夢をいつも語り合う関係になっている。
それから僕は、クラファンヤクザになった
その後、僕は50万、100万、200万と、次々にクラファンに挑戦するようになりました。2026年の9月にも、また大きな金額のクラファンをやろうとしています。
あれから10年。僕は、すっかりクラファンヤクザになりました。周りの友人がクラファンを始めると「100万じゃ足りないでしょ、200万集めましょうよ」と脅しながら挑戦に導く、「クラファンパワハラコンサル」みたいなことまでやっています。
しかも僕は、「こんなクラファンはイヤだ!」という活動でも、クラファンの本当に大事なことを伝えようとしてきました。
0円クラファンアワード
1日でクラファンは達成できるか?! 開始から達成まで密着24時
カズキタのとある休日編
クラファンのための土下座トレーニング
ふざけて見えて、伝えたいのはいつも同じ。クラファンは金額の大きさじゃない。誰かの夢に乗っかって、応援して、一緒に喜ぶ。その体験そのものに価値がある、ということ。
その一方で、しょぼいクラファンも、ずっとやり続けてきました。
牛と話せるカレーで、日本中をインドにしたい!
目標 ¥10,000 → 達成 ¥43,200(432%)| 支援18人 | 2023年・22日間
モテアマスのホコリで環境に貢献!(衣類ホコリの着火剤)
目標 ¥10,000 → 達成 ¥13,000(130%)| 支援8人 | 2023年・約1.5ヶ月
低スペックPCが欲しい! 働き方の前提を壊す実験。
目標 ¥30,000 → 達成 ¥55,500(185%)| 支援38人 | 2025年・約1日
大きいのもやる。しょぼいのもやる。でも「自分のクラファンの原点は何かな」と立ち返ったとき、思い浮かぶのは、いつだってあの小ささのほうなんです。
僕が今までやったクラファンで一番好きな「10万円のケーキ」
ちなみに、僕が今までやったクラファンで、いちばん好きなものは何だと思いますか。
それは「10万円のケーキ」です。2回やっていて、2回目はさおりさんも手伝ってくれました。もしかしたら、これがさおりさんと一緒にやった最初のクラファン(仕事)だったかもしれません。
好きな理由は、目標8万5,000円という少額なのに、66人もの人が支援してくれて、とても立派な形になったから。

いちばんいいのは、お金がない人もある人も、金額は違えど同じ権利を得られるところ。「行けないけど、サンタになって誰かに食べてもらう権利」や、「大きいスプーンで参加する500円上乗せ枠」とか、いろんな関わり方ができる。恋人や家族がいないと楽しめないようなクリスマスケーキが、クラファンによっていろんな人の手でシェアされていく。その光景が、僕はたまらなく好きなんです。
こういうプロジェクトが、世の中にもっと増えたらいい。ずっとそう願っていました。
なぜさおりさんと一緒に始めるのか
さおりさんと出会ったのは、2023年9月。僕が100BANCHでやっていたイベント「インドからの刺客 自己実現の道」。当時さおりさんはCAMPFIREで働いていて、あとで二人で飲みに行ったときに、初めていろんな話をしました。

そのとき、「小さな夢を叶えていくこと」「たくさんの人に夢を叶えてもらえること」がクラファンの面白さだよね、という話をして。自分が思っていることと、まったく同じだと感じたのを、今でもよく覚えています。
それからさおりさんは、「シクミタテ」という会社を立ち上げ、独立しました。そして今度は、CAMPFIREのパートナーになった。
それを聞いて、パートナーになったからには一緒にたくさんやりたいと思って。「小さくてもいいから、クラファンの事例を100個つくろう」と。

思いついたのが、ちょうどさおりさんの誕生日の前々日だったので、誕生日プレゼントとして贈りました。さおりさんに、たくさんのクラファンの実績を作ってほしい。それが、僕の小さな夢だから。
僕が危惧していること
最近、周りの人たちがいろんな挑戦をしています。それはうれしい。でも「もっと大きくしなきゃ」という空気や、「人生にクラファンは一度だけ」という考え方が広がっている気がして。(そしてその責任は自分自身にもあると感じている)
僕は、それを危惧しています。
クラファンは、特別な人のものじゃない。みんなに用意されていて、誰ひとり、挑戦を邪魔されていいはずがない。そこは、僕が変えていきたいところです。
だから、「しょぼいクラファン100」をはじめます
小さな夢を、たくさん叶える。挑戦することも、応援することも、もっと気軽で、もっと楽しいものにする。そのための場所として「しょぼいクラファン100」を立ち上げます。
そして、2026年8月1日から始まるこのプロジェクトの支援を、ぜひみなさんにお願いしたいです。
これは単なる「支援」ではなく「参加」です。3,500円で、一緒にクラファンをひとつ立ち上げてみませんか。僕も全力でサポートします。
大きな決意はいりません。まわりに乗ってくれる人がいれば、人はうっかり動き出せる。あなたの小さな夢が、うっかり動き出す。その一個目に、僕は立ち会いたい。
楽しいクラファンで、楽しい夢を、一緒に叶えていきましょう。

https://camp-fire.jp/projects/966789/view
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