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AIで"作業"は減る。でも"判断"は増える

【シリーズ】便利になったのに、なぜ苦しいのか

〜オンライン時代の時間設計論〜

このシリーズについて

「便利になったのに、なぜ苦しいのか」

AI時代・オンライン時代の時間汚染と脳疲労をテーマに、 士業・コンサル・ひとり経営者向けに書いたシリーズです。

第1章|『便利になったのに、なぜ苦しいのか』〜オンライン時代の「時間汚染」とAI時代の脳疲労〜(有料) https://note.com/takashima_time/n/n6717dac74219

第2章|AIで"作業"は減る。でも"判断"は増える https://note.com/takashima_time/n/ndb060b3b655e

第3章|AI時代には、真面目な士業ほど壊れる理由 https://note.com/takashima_time/n/n27a13f871158

第4章|AI時代に必要なのは"効率化"ではない〜「時間の構造設計」である〜 https://note.com/takashima_time/n/n9657508d70f2

第5章|AI時代に残る士業〜「書類を作る人」から、「人間を整える人」へ〜 https://note.com/takashima_time/n/n0b5d39ca7a3e

第6章|AI時代、高単価化の本質〜「時間を売る人」は苦しくなる〜 https://note.com/takashima_time/n/nb0b3ef6f231b

最終章|便利になったのに、なぜ苦しいのか——AI時代に必要な『整える』という考え方 https://note.com/takashima_time/n/n167dde86b4a2

5月のある日、
気づいたことがあります。

Zoomが終わるたびに、
何かが削られていく感覚。

疲れているのに、
何に疲れているのかわからない。

考えようとしているのに、
深いところまで潜れない。

かつての私は、
1日8件のオンラインミーティングを入れていました。

移動がない分、
隙間なく入れられる。

断る理由もない。
相手も便利だと言う。

だから、入れ続けた。

これは単なる「忙しさ」ではありませんでした。

脳が、
回復できていなかったんです。

そしてこの体験から、
あることに気づきました。


多くの人が、
AIについて大きな誤解をしています。

「AIで楽になる」

そう思っている。

確かに、一部は正しいです。

契約書。要約。リサーチ。文章作成。
議事録。画像生成。情報整理。

こういう「作業」は、間違いなく速くなります。
今まで1時間かかっていたことが、10分で終わる。

これは事実です。

でも。

ここで多くの人が、見落としていることがあります。

AIで減るのは、
「作業量」
です。

しかし逆に、爆発的に増えるものがあります。

それが、
「判断量」
です。

ChatGPTに質問すると、答えが返ってくる。
しかも、かなりそれっぽい。

ところが。そこから始まるんです。

「どれを採用するか」
という問題が。

昔は、そもそも情報が少なかった。
だから、迷う余地も少なかった。

本を読む。先輩に聞く。経験者に相談する。
情報源は限られていた。

ところが今は違う。

検索すれば、無限に情報が出てくる。
AIに聞けば、一瞬で答えが返る。

つまり。

「選択肢」が増えすぎた

んです。

そして人間は、選択肢が増えるほど疲れます。

どれが正しいのか。
何を信じればいいのか。
誰の情報を採用するのか。
どこまでAIに任せるのか。
どこから人間が判断するのか。
何を捨てるのか。誰を優先するのか。

つまりAI時代は、

「判断疲労」

の時代なんです。


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