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【三重の日帰り旅】五感を満たすほうじ茶づくりと、お茶の知恵|旅が暮らしを変える|翌日に疲れを残さない「鈴鹿・松阪・多気リフレッシュ旅」第2回:茶遊膳 茶重編

第2回:30代〜60代の女子4人が大満足!神ルート 第2回:茶遊膳 茶重編

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椿大神社で心を整え、鶏めしで小腹を満たした私たち。

次に向かったのは、松阪市にある老舗茶舗「茶重(ちゃじゅう)」さんです。

??冬ソナ??・・・違う違うそっちは「チェ・ジウ」
こっちは「ちゃじゅう」・・・
「ちゃしげ」じゃないの~「ちゃじゅー」じゃないの~~~
ちゃじゅう」なんだ・・・・・

なんと文久3年(1863年)、創業。
文久3年は日本で徳川家茂の上洛や薩英戦争、文久政変が起き、世界ではリンカーンによる奴隷解放宣言や世界初の地下鉄開業があった年です。 

前回お話ししたとおり、この旅のテーマは「詰め込まないのに、満足度は下げない」。第2回でご紹介するのは、まさにその狙いどおりになった、五感がフル稼働する体験でした。


出迎えてくれたのは、6代目店主の"お茶愛"

茶重さんで案内してくださったのは、6代目店主の塚本泰弘さん。

正直、最初は「お茶を煎るだけでしょう?」くらいの軽い気持ちで臨んでいました。ところが、店主のお茶に対する知識の深さに、4人とも一瞬で引き込まれてしまいます。伊勢茶の話、茶葉の育ち方、お茶の効能や効果、そして現在のお茶事情まで。50代の私も、これまで知らなかったお茶の世界に触れ、俄然やる気が湧いてきました。


家で眠っている緑茶が復活する、目から鱗の知恵

今回の旅で、個人的に一番の学びだったのがこの話です。

家で古くなってしまった緑茶や、飲みきれずに残っている緑茶。実はこれ、土鍋で煎る(炒る)だけで、自家製の極上ほうじ茶に生まれ変わります。

「捨てるしかない」と思い込んでいたものが、ひと手間で価値を取り戻す。物を粗末にしないというのは、我慢や無理をすることではなく、こうした知恵を知っているかどうかの差で変わると気づかされました。旅先で聞いた話が、帰ってからの暮らし方まで変えてくれる。これもまた、旅の醍醐味です。

今回体験したのは、オリジナルの「ほうじ茶づくり」。


香りに包まれ、脳まで癒される焙煎タイム

焙煎を始めると、焙烙(ほうろく・ほうらく:焙じ器)から芳ばしい香りが少しずつ広がっていきます。「こうやってほうじ茶は作られるんだ」という素朴な驚きとともに、部屋いっぱいに満ちる香ばしい香りに包まれ、脳まで癒されていくような感覚がありました。

照明からも店主塚本さんの温かみが感じられます。

椿大神社で味わった「静けさによる癒し」とはまた違う、五感を刺激されるタイプの癒し。この違うベクトルの癒しを1日の中に両方組み込めたことが、疲れを溜めない旅の隠れたポイントだったように思います。


同じ茶葉なのに、味も見た目もまったく違う

今回は30代と60代が同じ茶葉。40代と50代が同じ茶葉を使いました。

ほうじ茶づくりが始まった瞬間、空気が変わりました。

「もう少し煎った方がいいかな」 「こっちは香ばしいよ」 「色が変わってきた!」「やばい、こげたかも」

いつの間にか、全員が茶葉を見つめていました。30代も、40代も、50代も、60代も関係ない。その瞬間だけは、みんなが同じように「初めての体験」に夢中になっていたのです。

大人になると、毎日は「知っていること」と「やらなければならないこと」で埋まっていきます。だからこそ、久しぶりに「どうなるんだろう」と思いながら何かをつくる時間は、思っていた以上に楽しいものでした。


「正解のない時間」が、大人を夢中にさせる

火の入れ方や振るタイミングなどそれぞれの個性がくっきりと現れました。
ガサツな私は勢いよく混ぜすぎて、茶葉が焙烙外へダイブ。

驚いたのは、二人ずつ同じ茶葉を使ったのに、完成したほうじ茶の見た目も味もまったく違ったことです。

出来上がったお互いのほうじ茶を飲み比べながら大盛り上がりする4人。
盛り上がりすぎて写真を撮り忘れたほどです。

大人になると、初めての体験は少なくなります。仕事でも家事でも、私たちは「失敗しないように」「効率よく」と考えることが増えていく。でも、今回のほうじ茶づくりには、正解が最初から用意されていませんでした。

茶葉の色を見て、香りを感じて、自分たちで加減する。その「少しだけ不確かな時間」が、いつの間にか全員を夢中にしていたのです。

これは、疲れない旅を考えるうえで大きな発見でした。「正解を求めない体験」は、脳を追い立てない。だからこそ、楽しいのに疲れが残らないのだと思います。

ちなみに、記事冒頭のやり取りはリアルな車中での会話です。

茶重さんでのお勧めお土産

作ったほうじ茶は家族へのお土産として
このコップ1個で6回分飲んでもおいしいほうじ茶が飲めました。

📍茶重 基本情報在地:三重県松阪市 体験内容:オリジナルほうじ茶づくり体験 おすすめポイント:同じ茶葉でも仕上がりが人それぞれ違う、飲み比べが楽しい 所要時間目安:1時間前後

★茶重さんで使用していたコンロ。コンパクトで場所を取らず、でもしっかり火の調節もできて使い勝手が良かったです。独り暮らしや災害時に便利だと思いました。

第2回まとめ:疲れないリフレッシュは、五感を"違う方向"から刺激する

第1回の椿大神社では、静けさで心を整えました。第2回の茶重では、香りと手作業で五感を刺激し、正解のない時間に夢中になりました。

同じ「癒し」でも、アプローチが違う体験を1日の中に組み合わせること。これが、疲れを溜め込まずに満足度を高めるコツなのだと、身をもって実感した時間でした。

「捨てるはずだったお茶が、暮らしを変える知恵になる」。

茶重さんはこんな方にお勧めな場所です。

「大人女子旅」や「ユニークな体験スポット」を探している方
「癒やし」や「リフレッシュ」を求めている方
「SDGsや食品ロス削減」に関心がある方
「こだわりのお土産やギフト」を探している方

明日の第3回は「コケコッコー共和国編」。

限界の空腹に染み渡るTKG、まさかのハプニングをお届けします。お楽しみに。





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