【AI動画マーケティング事例】参考書・大学を擬人化して集客。教育業界の最新SNS戦略
こんにちは、タナベです。
今回ご紹介するAI動画マーケティング事例は、教育業界の集客施策です。
取り上げるのは、TechsPlus株式会社が運営する「逆転コーチング」。
Instagramアカウントはこちら↓

教育関連サービスの集客は年々難しくなっています。
SEOは競争が激しく、検索結果で上位表示するだけでも一苦労。
加えて、もし上位表示できたとしても以前ほどのアクセスは期待できません。
リスティング広告も競合がとても多く、広告費がかさみやすい領域です。
そんな中、Instagramをはじめとする動画プラットフォームは新たな集客チャネルとして大きな存在感を持つようになっています。
「逆転コーチング」は、その動画プラットフォームを活用して効率的に見込み客を集めている好例です。
しかも、この手法は特別な設備や莫大な予算がなくても実践できます。
そのため、
学習塾
オンラインスクール
資格講座
などを運営している方であれば、同様の手法を取り入れることが十分可能です。
教育サービスの集客に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
① ピクサー風の動画で受験対策を解説
逆転コーチングが特に力を入れているのが、ピクサー風のAI動画です。
活用パターンはいくつかありますが、まずご紹介したいのが、受験生にとっての相棒ともいえる「参考書」を擬人化した動画です。
受験生の多くは、
「どの参考書を選べばいいの?」
「今の自分のレベルに合う参考書はどれ?」
といった悩みを抱えています。
そこで逆転コーチングでは、参考書そのものをキャラクター化し、参考書自身が受験生にアドバイスを送るというユニークな構成を採用しています。
さらに、参考書の効果的な使い方を解説する動画も投稿されています。
受験生は「効率よく成績を伸ばす勉強法」に強い関心を持っています。
そのため、このような学習ノウハウ系のコンテンツは非常に相性が良いテーマです。
また、これらの動画では最後にプロフィールのLINE登録へ誘導しています。
つまり、
AI動画で興味を引く → LINEへ誘導する → 見込み客を獲得する
という導線を構築しているわけです。
もう1つ、逆転コーチングが積極的に活用しているのが、「大学の擬人化動画」です。
実際の動画をご覧いただくと、そのインパクトがよく分かると思います。
いかがでしょうか。
もし同じ内容を、
「同志社大学と明治大学の両方に合格したら、どちらを選ぶべきか」
というテーマで、普通に文章や解説動画として発信した場合、ここまでの注目は集まらないでしょう。
しかし、大学を擬人化し、それぞれの大学が自らの魅力を語る形式にすることで、一気にエンタメ性が高まります。
実際、この動画は96万回以上再生されています。
同様に「青山学院大学と立教大学」をテーマにした比較動画も高い再生数を獲得しており、大学選びは多くの受験生が関心を持つテーマであることが分かります。
このような定番の悩みに擬人化キャラクターを組み合わせることで、100万回近い再生数を狙える可能性があります。
また、擬人化した大学が受験攻略法を解説する動画も人気です。
受験対策や勉強法の解説は、受験生にとって重要な情報です。
一方で、内容によってはどうしても堅くなりがちで、エンタメ性に欠けるという課題があります。
しかし、ピクサー風の擬人化キャラクターを登場させることで、同じ情報でも親しみやすく、最後まで見てもらいやすいコンテンツへと変わります。
言い換えれば、
「役立つけれど退屈になりがちな情報」
を、
「役立って面白い情報」
へ変換しているのです。
② 骸骨系動画は「努力による変化」をビジュアルで表現できる
次に紹介するのは、InstagramやTikTokでよく見かける「骸骨系動画」です。
この動画のテーマは、
「英語偏差値30の受験生が、1日15時間の勉強を1年間続けたらどうなるのか?」
というものです。
私自身もこれまでに骸骨系動画をいくつか制作したことがありますが、実際に作ってみて感じたのは、
「映像としてのインパクトが非常に強く、再生数が伸びやすい」
ということです。
さらに、このフォーマットには大きな特徴があります。
それは、
時間の経過
努力の積み重ね
成長や変化のプロセス
を、視覚的にわかりやすく表現できることです。
例えば今回の動画であれば、
「1年間勉強を続けると、どれだけ成績が変わるのか」
という抽象的な変化を、骸骨キャラクターの変貌を通して直感的に伝えています。
単にテキストやナレーションで説明するよりも、視聴者の印象に残りやすいのが大きな強みです。
つまり、このフォーマットは「ビフォーアフター」を見せることにとても向くのです。
そのため教育業界だけでなく、
ダイエット
筋トレ
美容
語学学習
資格取得
など、「継続による変化」を訴求したい分野とも相性抜群です。
もちろん、自社サービスのマーケティングにも応用できます。
例えば、「サービス利用前」と「利用後」の違いを骸骨系動画で表現すれば、サービスがもたらす変化や価値を視覚的に伝えることができます。
努力や時間の積み重ねによって生まれる変化をアピールしたいのであれば、骸骨系動画は非常に有力な選択肢の1つと言えるでしょう。
③ いま流行の「縦型ショートドラマ」も集客に活用
逆転コーチングは、近年急速に人気を集めている「縦型ショートドラマ」も集客に取り入れています。
実際の動画はこちらです。
私自身、縦型ショートドラマを集客目的で本格的に活用している事例を見たのはこれが初めてでした。
現時点での再生回数は約1.3万回と、これまで紹介した動画ほど大きくは伸びていません。
しかし、縦型ショートドラマというフォーマット自体には非常に大きな可能性があると感じています。
例えば、
続きが気になる展開にする
シリーズ化する
登場人物に感情移入できる構成にする
といった工夫を加えれば、さらに再生数を伸ばせる余地があるでしょう。
そもそも縦型ショートドラマの強みは、商品やサービスを直接説明するのではなく、「物語」を通して興味を持ってもらえる点にあります。
教育サービスであれば、
成績が伸び悩む受験生
勉強方法に悩む高校生
志望校合格を目指して努力する姿
といったストーリーを描くことで、視聴者の共感を集めることができます。
つまり、
「縦型ショートドラマ × 自社サービスへの集客」
という組み合わせには、まだ大きな開拓余地が残されているのです。
最近は実写だけでなく、AIを活用したアニメやショートアニメに取り組むクリエイターも増えています。
競合が少ない今のうちに挑戦すれば、他社との差別化につながるかもしれません。
「やってみたい」
と思った方は、制作の相談をしてみてはいかがでしょうか。
解説は以上となります。
それでは、また別のnoteでお会いしましょう!
