断酒50日
断酒50日が過ぎた。断酒をしようと思って断酒を始めた訳ではない。だた何となくアルコールを飲まなくなって50日が過ぎたのだ。
まず昨年12月30日にふと「今日はお酒を飲まずに過ごそう、あ、どうせだったら31日と1月1日もお酒を抜こうかな」なんて軽く思った。なぜ年末年始にそう思ったのかと言うと、単純に体がしんどかったからだ。
昨年後半は忙しかった。10月までライブの予定が詰まっていて11月には『天国の夕焼け』でも書いた親族の葬儀で喪主を務め、12月に入ってもあれやこれやと遺品整理や事務作業が続いた。なので年末年始は思いっきりのんびりしようと企んでいた。当然酒浸りになるつもりで。
しかし、いざ年末になると疲れが溜まって酒が飲めない。飲んでたけど。普通に飲むけど思っていた様に酒浸りになれなかったのだ。そこで一旦体調を整える為に、30日から年末年始の「禁酒」を慣行した次第である。ついでにプチ断食も。
1月2日は恒例となっている家族のささやかな新年会が行われる。そこから酒浸り正月をスタートさせるつもりだった。
実は一昨年から母親の半介護生活が始まっていて、ここ2年ほどお正月の料理担当は僕になっている。料理と言えるほどの物ではないが、それなりに気合を入れている。料理をする側になると食べるよりも食べて貰いたいという気持ちが大きくなって、自分は料理をしながらちびちびと飲むパターンになる。しかしこの「料理をしながらちびちび」というのが曲者である。ついつい飲み過ぎるのだ。
料理を出し切ると腰を据えてあらためて飲むことに。ひと仕事終えた気分でガンガン飲む。そして何年ぶりだろうか悪酔いしてしまった。三日間の休肝日とプチ断食、そして久しぶりの飲酒でほとんど食べずに急にビールを飲みまくる、これがいけなかったのだと思う。休肝日が裏目に出てしまった。若い頃に羽目を外すならともかく、この年齢で悪酔いだなんて情けない。せめてもの救いは誰にも悟られずに一人で悪酔いを乗り切ったことぐらいだ。
そして翌日。さすがにお酒を飲む気になれず、もう一日休肝日を設けた。
そして残りの休日は思いっきり酒浸りに…と、この時までは思っていたのだった。
※無駄に長くなりそうなので次回に続く。
