【必見‼️】病院→薬局へ転職してハイブリッド薬剤師となった私が、「在宅」に魅了されたわけ
こんにちは!たぬ剤師です。
いきなりタイトルに知らんワードが出ましたね。
まず「ハイブリッド薬剤師」とは?なのですが、
「病院と薬局勤務の両方の経験がある薬剤師」のことを指しています。この文章はそういった意味で読んでもらえると嬉しいです
今日は私がどーしても伝えたい、「在宅」というお仕事に魅了された件についてお話したいと思います。
ここでいう在宅とは、「訪問薬剤管理指導」という業務形態のことです。
私は不届き者なので(苦笑)、外の薬局の仕事が知りたいとの思いで薬局へ転職してみたのですが、病院のお仕事が大変ながらもすごく楽しかったので、また病院に戻ったり…。
そんな感じでライフスタイルに併せて仕事を行き来していましたが、今は薬局でお仕事を続けています。
その理由なんですけど、
この、「在宅」に魅了されてしまったからなのです。
今からその理由を「ハイブリッド薬剤師」の視点で考察していきたいと思います。
「病院と薬局、どっちで働こうかしら…?」悩んでいる方、
「たぬ剤師の怪しい経験談の話、癖になるので読んでみたい‼」
そんなあなた、必見です。
是非、休日のお供にご覧ください。
後悔はさせません。どうぞ‼
(後半に興味のあるやつ絶対居らんし、後悔しかないやろ)
1️⃣「在宅」とは
私の言う在宅とは、自分で通院困難な患者には医師が訪問して診察をし、医師の指示のもと看護師や薬剤師が自宅に訪問して医療を提供する業務形態のことです。
利用する保険により「在宅訪問薬剤管理指導」と「居宅療養管理指導」と分かれますが、薬剤師が業務として行うことは同じです。保険により受けられるサービスの範囲が異なりますが、いずれにしても薬剤師が患者宅を訪問し、薬歴管理・服薬支援・残薬確認を行い、医師等に対して報告を行うことで円滑に患者の生活を支える制度です。
(今日は制度の話ではないので詳細は割愛します)
病院と薬局薬剤師の違いについて別記事で詳しく体験談をたぬ剤師の言葉で書いているで、興味のある方はご覧ください。
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サクッと読みたい方は一番下のリンクの記事がおすすめ🌟
2️⃣ハイブリッド薬剤師から見たそれぞれの立場の薬剤師の役割とは
「病院薬剤師の役割」
(前提として、病院薬剤師の仕事は病棟業務以外にもたくさんありますが、そこは今回割愛します。ここではある程度話を合わせるため病棟業務に主軸を置いた内容についてお話しします)
病院ではその患者のカルテが見られます。処方医も原則同じ職場に居るので、情報共有や治療の方針が分かりやすく、検査値も即座に見ることが可能です。そのため薬の細かな管理がとてもしやすく、異常値がでた場合や体調の変化を即座に発見し対処することが可能です。
ほぼリアルタイムで患者の経過を追うことができるので、迅速に対応するためには即座に回答できる知識と反応性が重要となります。
そのため日々変化する治療方針や最新のガイドライン、様々な薬の副作用等がある程度即座に出てこないと業務に即時対応することが難しいため、新薬もさることながら、薬効、薬剤の選択理由、副作用等についてしっかり勉強する必要があります。ここまでは何とな経験がなくてもイメージができると思います。
つまり、体力と反応性、勉強が好きでないと辛いところがあるのが現実ですが、あくまで薬に特化した専門家という立ち位置での仕事となります。これは求められているものがその立ち位置であるからです。
「薬局薬剤師の役割」
一方薬局では紙1枚の処方箋から患者の受診内容や背景を推測する「推理ゲーム」みたいな環境で服薬指導を行っています。病院とは前提条件が全く違います。
情報が多い中必要な情報を取捨選択し、薬の効能を最大限に発揮し副作用をモニタリングする役割である病院薬剤師とは違い、「正しい薬を医師の処方意図をくみ取りながら正確に渡す。」ことが薬局薬剤師の一番の目的です。もちろんここに到達するためには「患者から正しく聞き取りをする必要がある」ため、そのスキルの有無が非常に重要です。これは知識ではなく対人スキルとしての能力にかなり依存するため、勉強して学ぶと言ってもなかなか成果がでにくいところであり、「ある程度向き不向きがある」ところに注意が必要です。
ここまで書くと、
ワシ「な~んだ、結局、薬局薬剤師は知識的には病院薬剤師に及ばないじゃん?」(鼻ほじ)←クソ
極論言うと臨床知識という点では突き詰めるとそうなんですけど(笑)、
薬局薬剤師のここから一歩踏み込んだ服薬指導ができるツールとして病院には無い情報で重要なのが
「在宅」なんですよ。
3️⃣私が在宅に魅了されたわけ
私が病院から薬局へ転職した際の理由は上のリンクの記事に書いてありますが、実際に薬局の世界に飛び込んで衝撃を受けたのはこの「在宅」でした。
かくいう私も薬局の世界に飛び込むまでは、
ワシ「薬局ってひたすら外来する感じでしょ?」
(意味:薬揃えて鑑査して投薬するだけでしょ?)
っていう、失礼極まりない認識だったんですけど、
この「在宅」をやってみたら薬局業務の認識が180度変わりました。
何にびっくりしたのか、感動したのか?
それは、病院という箱の中では見えなかった、「患者の生活を目の当たりにした」からです。
病院時代は正しく薬を作って、問題がないかを確認する事が薬局薬剤師仕事の主軸だと思っていました。
そのため、飲めているのか?トラブルはないのかを薬局で確認しているはずのに大量の残薬を抱えて病院に入院してくる人を見て、
「全然薬の管理なってないじゃん!」って思うこともありました。
病院に居るころは患者の生活背景が全く見えてなかったんですね。
頭ではわかっていても、全然本質の理解ができていなかったんですよ。
医療者の視点で正しいのになぜ?ってところしか見えてなかったんです。
それが、在宅に行ったことで患者の生活を目の当たりにしました。
・ああ、こういう生活だったら朝は飲めないな…。
・一人で生活してるんだ…。好きなものしか買わないよね。そしたら栄養バランスこうなるよね。
・目が見えないのか…。それなのに独居なの…。一包化してもこれじゃ薬のめないよな…。
といった、
「正しく薬を渡すだけでは解決しない問題点」
が見えるようになりました。
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ここ!テストに出るよ!!www
4️⃣正しく薬を渡すだけでは解決しない問題点にはどう対応したら良いのか?
そこで私が何をしたのか?ということですが、とりあえずは情報を拾うことを最優先としました。
✅️患者の話をよく聞き、その間に聞きたいことを噛ませて必要な情報を聞き出す。
✅️「どんなことを話したがるのか」を確認する。
✅️家の中を良く観察する
✅️(失礼ですが)ゴミなども目視できる範囲内で確認する
上記を主軸に置いて、まず観察に全力を注ぐようになりました。というのは何気ない会話の中に問題点を解決するポイントがあるためです。
また、それを拾い上げられるように病院にいるとき以上に色んな事を勉強するようになりました。
これは薬の知識以外にも政治とかお仕事以外のこととか・・・そういうのも全部含めてです。
病院(規模によりますが)と違い、本当にオールジャンルの患者対応のため、知らないことは必ず調べてそこから知識の枝葉を広げるようにしました。
これを数年かけて続けてみました。
そうしたらどうなったと思いますか?
5️⃣「在宅」から学んだこと
正直なところ、薬局に転職したことで最新治療や注射・急性期の処方に関しては大分知識のアップデートのスピードは落ちましたが、慢性疾患に対しては病院時代よりも確実に知識がつき、それを薬剤師の立場で使えるようになりました。病院では治療に関する薬剤選択はガイドラインに準じた処方であるため、自分においては薬剤師として主に受け身の体制で処方に問題点がないか等を確認することが大半でした。
でも「在宅」をするようになったら、患者が飲めない薬、自分では不可能な調節指示などに対し、この方はこういう方法を取れば飲める。この薬に変えたらもしかしたら自分でも飲めるかもしれない。治療としてベストな薬はこれだけど、患者が上手く使えないならこの薬で代替はどうか?これならできそうだ、といったように、薬剤師が主体の視点で薬を安全に間違いなく使用するということに重点を置いて服薬指導等の薬剤師業務ができるようになりました。
また他職種の方と患者を主軸において沢山お話ができるようになった点も「在宅」が私を魅了した点の一つです。ほかの職種の方が仕事をしているときに訪問を合わせることで、他職種の仕事内容が良くわかる、会話のスキルで学ぶことが多い、同じことを質問しても職種により患者の返答が違う場合がある(生活面のフォローはヘルパーさんが一番良くわかっていて薬剤師は叶わない…😳)事がわかりました。そこで、お仕事の邪魔にならない程度に一緒に訪問時間を合わせることで情報共有や他職種からの視点で薬の問題点を確認し、薬剤師として解決できることはないかを考えるようになりました。教科書ではなく相手から学ぶことが主軸になったんです。
これが私が「在宅」に魅了された理由です。
薬剤師ってまだまだ可能性あるお仕事だと思っています。
この経験談がこれから先、誰かのお仕事の選択の際に役に立つかもしれないと思い、今日は一生懸命書いてみました。毎回長すぎるな…と思いつつ、書くのが下手で…本当…うまくまとめられなくてスマンです…。
(物凄〜く!!!!!!!!時間をかけてAI無しで書いてます🙄)
もうすぐ実習生が来ますね。
ぜひうちに来る子はこういう視点で薬剤師の仕事を体感してもらい、薬剤師として世に出たらこの視点で仕事をしてもらえたら嬉しいなと思います。
「薬剤師ってアレだよね…。袋詰め師だよね。」
みたいに色々言われて悲しいこともありますが、私は素敵な仕事だと思っているので、これからも薬剤師の仕事を私なりの言葉で伝えていきたいと思います。
ほんと面白いよ。患者さんの生の話。
薬のことと全然関係ないこと話してきたり、昔の思い出話でそれほんと?!っていうことも多々あるけど、そういうことも聞いて一緒に笑うの最高だよ。
ワシ「超面白いその話、また次来るときに続き聞かせてね!」
これ、たまんないんだよ。やめらんない。
(お前が聞いてんじゃん!!!)
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