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❻国公立大学医学部生のリアル【流石に2年生は忙しい?】

今日は落単もなく無事に2年生へ進級が決まった我が子が、今、何をやっているか、現役医学部生の話を纏めます。今後、医学部を目指す人がいたら「国公立医学部ってこんな世界なんだ」という話の一端を知ってもらえると嬉しく思います。

「国公立大学医学部生のリアル」と題して、過去記事もありますので、よろしければそちらもどうぞ。


1.昨年よりも優秀な新入生

当然、新1年生が入学したわけですが、今どきは入学前に部活ごとのグループラインが存在します。

その部活に入るか入らないかは全く関係なく、自由にグループラインに入って、入学前から新入生同士でつながりを持ち、先輩は新歓コンパの案内をしたり、新入生からの質問に答えたりするそうです。

そのグループラインに入る新入生は自己紹介をしてから入る訳ですが、今年の新入生は、子どもが入学した昨年と比べると、高校のレベルが1ランク上らしく、「地元のトップ公立校が激減、代わりに全国でも有名な名門私立中高一貫校出身者が増加」「2浪、3浪も結構いる」と言っていました。

こんなところからも2026年度の共テ難化の影響を感じざるを得ません。中には第1志望の子もいるでしょうが、それよりも共テ難化で点が取れず、2次逆転で目標を下げたんだろうなぁ、と容易に想像ができます。

2026年度の入試は共テ難化と私立の厳格化で大変な年だったと改めて思いましたが、2027年度は2027年度で、18歳人口がこの年だけ「増加」する年次であり、かつ、2026年度の結果に納得できず浪人した子が多数いるらしく、来年も激戦の様相です。来年度の受験生は気を引き締めて頑張ってください。


2.新歓コンパ準備

医学部は体育会系の部活に入る子が殆どです。子ども曰く、「過去問」や「楽単のノウハウ」はGoogleDriveで共有されているため、別に部活に入らなくても、今どきはその手の情報はゲットできるそうです

それでも運動部に入る子が多いのは、医師になった時の体力作り、先輩との関係性作り、過去問以外の「生きた情報の取得」だったりするのでしょうか。運動部を掛け持ちする子も少なくないようです。

子どもは保育園~高校まで、大好きな水泳を続けており、その流れで大学も水泳部に入って楽しくやっています。子どもは先輩や研修医と仲が良すぎて、勝手に色んな情報が入ってくるようで、同期たちに重宝がられています。先輩は全く厳しくは無いが、「金銭面も含め、上が下の面倒を見る」という絶対的なルールがあり、きっちりした縦社会の構図があります。それは医局という狭い「村社会」での将来のつながりが想像できるものです。

そんな子どもは先輩から新歓コンパ委員を仰せつかったようで、3月中旬から準備開始、4月に備えていました。グループラインから出欠確認、名簿作成、店の予約、ビンゴ大会の景品集め、スライド作成、2次会、3次会の会場のネゴ、お金の管理などなど。

新歓コンパ委員は医学科と薬学、保険系と看護で分かれていて、1人では無く、他学部と仲良くやってるようですが、いわゆる「幹事役」として結構大変な、でもいい経験をしていると思います。自分が1年時、先輩に世話になったように、今度は自分が世話をする役割と自覚している証拠でしょう。いいことだと思います。出費は増えますが。

3.本格的な医学の勉強スタート

私立医学部は1年から解剖実習など、バリバリ実技がある為、月~金はフルコマの学校が多いらしいのですが、子どもが通っている国公立医学部は1年時は医学講義は週1、他は教養でした。

しかも習得すべき教養の単位が少なく、その為、年明けはヒマすぎて「週休5日でバイトと遊び三昧」とかナメた事を言ってましたが、流石に2年になるとそうもいかず、1日だけ半日、あとはフルコマらしいです。しかも教養のテスト期間とは異なるタイミングで細かくテストがあるらしく、慣れるまではハードと言っていました。「今までが楽すぎたんだろ」というツッコミはさておき。

子どもは1月に少しだけ帰省していたのですが、その際も「4月にヤバめなテストがあるから」と言って勉強する姿を見ましたので、ガチでヤバいのでしょう。大学生になって初めて勉強する姿を見ました。しかもこれに前述の新歓コンパ準備が重なっていたのでそれなりに大変だったはずです。

よく「医学部は入ってからも大変」とはいいますが、進級が緩いと言われている子どもの医学部でさえ、このレベルなので、進級が厳しい医学部や私立医学部は相当大変だと思います。受験生は、選択肢があるなら是非、進級が緩い医学部をオススメします。口コミサイトと6年間の留年率を調べれば大まかに判ると思います。

4.その他

子どもが「医学部の勉強は今までとやり方を変えなきゃダメ」と言っていたのが印象的でした。

医学部の勉強は、まず過去問を見て大切な場所を把握して覚えて、その関連のスライドやテキストに戻ってその周辺知識を詰め込む、暗記だからと1ページ目からやってたら即詰み確定。

また「みんなが同じ目的で同じ勉強をするので、周りと同じように勉強して、協業できるところは協業」と言ってました。本人の頑張りと周りの助けがあり、上手くやれているようです。

2年になれば解剖実習も始まります。解剖実習は終わるまで帰れないと聞きます。前述のように細かくテストもあります。その上、部活、先輩からの誘いもあります。後輩もいますし、東医体/西医体もあります。それでも医学部生はスキを見て、遊びに行ったり、バイトしたり、旅行、デートしたりもします。20歳になれば飲み会もあるでしょう。非常にタフだと思いますが、こういう「要領よく全てをこなす能力」が医学部、医師になってからもきっと必要なのでしょう。

しかも子どもの話を聞くと、それができてしまう子、男女ともに「陽キャ」「コミュ力高め」「ノリのいい子」が意外なほど多いようです。

我が子もそんな感じなのでいいのですが、でも中には、医学部に入るために、愚直なまでに勉強しかしてこなかった子もいると思います。真面目で良い子なのでしょうが、そういう子は入ってから苦労するかも知れません。そのあたりは少し覚悟したほうがよいかもしれませんね。

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太楼@偏差値45から医学部・難関大へ導く伴走 最後までお読みいただきありがとうございます。