台湾に親日の人が多い理由
台湾編②
台湾の歴史について、もう少し深く理解してみようと思いました。
「何で台湾には親日の人が多いの?」
その理由がわかると、
「だからそうなってるんだ!」
と改めて認識することができました。
まず、前回からの続きになるのですが、
中国大陸の権力闘争に敗れて台湾へ渡ってきた人たちを「外省人」と呼び、
もともと台湾に住んでいた人たちを「内省人」と呼んでいたそうです。
戦前、台湾は日本に統治されていましたが、
戦後、日本人は台湾から引き揚げました。
すると今度は、中国大陸から外省人が大量に流入します。
当時の台湾は、日本人がいなくなり、統治の空白が生まれていました。
その中で、実権を握るようになったのが国民党の指導者、「蒋介石」です。
当初、台湾の人々はこう考えたそうです。
「日本人いなくなった! 大陸から優秀な人達が来た! これからの台湾は明るいぞー!やったー!」
――しかし、現実はそう甘くはありませんでした。
蒋介石政権のもとで、
・思想の弾圧(反政府思想弾圧)
・デモの禁止(言論統制)
・高い税負担
・政権に批判的な人々の投獄などが行われます。(逮捕、投獄、処刑)
※実際に知識人、学生、医師などが犠牲になっているそうです。
この一連の時代は、台湾では 「白色テロ」 と呼ばれています。
その中で、台湾の人々の間に、こんな感情が生まれたと言われています。
「あれ?日本に統治されていた時代のほうが良くない?」
この記憶が、日本に対する比較的良い印象として、今も残っている背景の一つだとされています。
そうなると、日本が統治してた時代ってどんな感じだったの?って気になりますよね。
もちろん、日本統治時代がすべて良かったわけではありません。
当時の日本は、台湾内の
・インフラ整備(上下水道、鉄道、ダム建設)
・医療、公衆衛生向上(感染病対策、病院衛生制度整備)
・学校の設置(識字率向上)
などに力を入れていました。
一方で、
・同化政策(日本語の強制、皇民化教育)
・台湾文化や言語の抑圧
・台湾人に参政権なし
・労働力、兵士としての動員
なども行われていました。
どちらが良かったのか。
それは、実際にその時代を生きた人たちにしか分からないことなのかもしれません。
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