台湾と日本の教育の違いと、戦争との距離感
台湾編④
自国のやってきた過ちを認め、
記念館まで作り、教育にまで手を伸ばした 台湾 と、
そうとは言い切れない 日本 の教育。
この違いについて調べてみると、なかなか興味深いものがあります。
台湾の教育
台湾では、国家が犯した過ちを
「なかったこと」にしない姿勢が、教育の中にはっきり残っています。
・白色テロという国家による弾圧を、歴史として教える
・犠牲者を悼む記念館を作り、社会全体で共有する
・教科書にも明確に記載する
・「国家も間違うことがある」という前提を持つ
過去は終わった話ではなく、
「今をどう生きるか」に直結するものとして扱われている印象です。
歴史は反省材料であり、
未来への備えでもある。
そんな考え方が、教育の根底にあるように感じます。
日本の教育
一方、日本の教育はどうでしょうか。
日本では、戦争は強く否定され、
「二度と繰り返してはいけないもの」として教えられています。
・戦争の悲惨さを強調する
・平和の尊さを学ぶ
・憲法を大切にする価値観を育てる
これは間違いなく、日本社会の大きな強みだと思います。
ただ一方で、
・国家がどのような過ちを犯したのか
・有事の際、自分がどんな立場に置かれるのか
といった現実的な部分は、
あまり深く扱われてこなかった印象もあります。
実際に私自身も小学校〜高校卒業まで過ごしましたが、歴史の勉強はピンポイントのワードを何となくしか覚えてません(もうちょっと真面目に勉強しとけって話ですけど)…笑
どんな流れで何があったのか…どうしてそうなったのかを理解できず、
歴史は、戦争は、教科書の中のこと、出来事として捉えてしまっていたかもしれません…
それがダメという話ではありません。
日本の教育は、
GHQによる介入がありながらも、海外の制度や価値観を取り入れながら、
衝突を避け、折り合いをつける形で作られてきました。
多様な文化を受け入れてきたからこそ生まれた、
日本らしい教育だとも言えるのだと思います。
戦争との距離感
こうした教育の違いは、
戦争に対する距離感にも表れているように感じます。
台湾では、
・戦争になったら戦うのは自分(徴兵制度がある)
・戦場は自国の国土になる可能性が高い
・自分達の生活が止まり、戦争は「ニュースの中の話」では終わらない
だからこそ、
戦争は想像ではなく、
日常と地続きの現実として考えざるを得ません。
一方、日本では、
・戦争になったら戦うのは自衛隊の人
・戦場はおそらく他国の土地
・戦争は強く否定されている歴史観
・やはりどうしてもニュースの話、傍観者になってしまう
これは、無関心というよりも、
戦争を遠ざけることで平和を守ろうとしてきた
日本社会の選択なのだと思います。
台湾と日本。
どちらが良い、悪いという話ではありません。
ただ、
歴史との向き合い方や教育の違いが、
戦争をどう捉えるか、その距離感に影響しているのは確かだと感じます。
この違いを知った上で、
ニュースで使われる言葉を聞いたとき、ニュースを見たとき、みなさんはどう思いますか?
私自身は、表面の言葉とその裏側は予想以上に複雑だと考えざるを得ないです。
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