伝える技術の裏で、心がざわついたときに思い出すこと
こんにちは。カリンです🍊
最近よく、
「まずは褒めてから伝えよう」とか
「フィードバックはサンドイッチ方式で」
なんて話を耳にします。
きっと、みんな「どう伝えたら相手が傷つかず、ちゃんと伝わるか」を模索しているんですよね。
私も会社員の頃、そこにすごくストレスを感じていました。
正直、上司とのコミュニケーションが一番の負担だったかもしれません。
言葉の選び方ひとつで空気が変わるし、「どうせわかってもらえない」と、心のシャッターが下りる感じがありました。
そして、褒めから入られると、構えちゃう。
何かその後に待ってるんだろうな、と。笑
こういうやり取りは、上司に限った話ではなく、どこにでもよくあることですよね。
伝える側も、ちゃんと伝えたいけど怖い。
関係を築きたいけど、嫌われたくない。
その狭間で、誰もが正解のないコミュニケーションを探っているんだと思います。
そんなことを考えていたら、大学時代の先生のことを思い出しました。
その先生は、コミュニケーションが得意なタイプではありませんでした。
どちらかというと不器用で、言葉も少なめ。
英語の先生だったけど、海外に一度も行ったことがなく、
いつも壁に向かって英語を練習していると言っていました。
ひとりが好きで、友達もいないと言っていて、生徒にも興味なさげで。
初めて会う人には少し冷たく見えるかもしれません。
みんな最初は「難しそうな人だな」と、探り探り。
先生は毎回、講義の最初に英単語の小テストをしていて、
暗記が得意だった私は、それだけはよくできていました。笑
ある日、いつものように答案を返すとき、
先生がふと笑って、
「ずっと、よく頑張ってるね。その調子でいこうね」
と、うれしそうに言ってくれたんです。
私も友達たちもびっくりしました。
たったそれだけの一言だったけど、
“ちゃんと見てくれてる” ってのが伝わってきて、すごく嬉しかったのを今でも覚えています。
評価でも、褒め言葉でもなくて、その人なりの誠実な観察。
なんの期待もしていなかった、そのひと言。
先生は、何か聞かれたら淡々と答えてくれるタイプ。
ちょっと照れながら。
でもいつしか、その先生のちょっと独特な日常の話や、自分を貫くあり方にふれるのが、
みんなの楽しみになっていって。
日に日に、教室の雰囲気は柔らかく、あたたかくなっていきました。
もちろん、うまく伝える“技術”も必要だと思うし、工夫も大切。
工夫次第で誤解を避けたり、関係を円滑にしたりできます。
でも、技術だけに頼ると、なんだか少し寂しくなる。
こうしたらいいんでしょ感が伝わっちゃうようで。
使う側も、受け取る側も、心の距離を感じる瞬間があったりして。
伝えるって、結局“技術”だけじゃなくて、“関係性”を育てること。
ひとつひとつ、違うからこそ、意味があるんだろうなぁっと思います。
あの先生の心の内はわからないけれど、
私たちのために、英語を一生懸命伝えようとしてくれていたことは、
しっかり感じていました。
たった一年だけだったけれど、
心のどこかでいつも思い出す、あたたかい時間です。
ありがとうございます、先生😊
🕊️💌 今日のあなたの中の “わたし” へ
不器用でも、そのあなたらしさと誠実さが、誰かをきっとあたためている。
それは、あなたが思うよりずっと静かに、優しく届いているよ。
英語を“感覚でつかむ”楽しさを思い出させてくれる本です💪✨
最後までお読みくださり、ありがとうございます🌷

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