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「バツイチ」って、なんでこんなに傷つくんだろう

最近、
実家の近所の妹みたいな女の子と、
何年ぶりかに飲んだ。

そこで彼女が、
離婚した話をしてくれた。

普段は明るい子なのに、
途中で泣いてしまった。

その姿を見ていて、
「ああ、やっぱり離婚って、
人をすごく傷つけるんだな」
と思った。

 

別れて一人も傷つくし、
その後、報告する時の、 
あダメだったの、みたいな反応にも。

特に真面目な人ほど、
「うまくやれなかった」
「失敗した」
みたいに、
自分を責めてしまう。

 

日本の「バツイチ」という言葉も、
私は昔から少し苦手だ。

まるで、

“不合格”
“減点”
“傷がついた”

みたいな響きがある。

 

私は昔、
受験を一度失敗している。

第一志望には落ちて、
公立に進学した。

あの時、
世界から
「あなたはダメでした」
と言われたような気がして、
かなりショックだった。

でも、
その後はありがたいことに、
日本の大学も、
アメリカの大学も、
その後の会社も
わりとすんなり合格した。

だから、
長い間、
「社会から拒否される感覚」
を忘れていた。

 

離婚した時、
久しぶりに、
あの感覚が戻ってきた。

もちろん、
別れた方がお互いのため、
という納得はあった。

でも、
どこかで、

「ああ、
私はまた“正規ルート”から外れたんだ」

という気持ちがあった。

 

しかも、
父にも傷つくことを言われた。

「長く付き合って結婚したのに、
なんで見極められなかったんだ」

そんなニュアンスの言葉だった気がする。

悪気があったわけではないと思う。

でも、
傷ついている時には、
そういう言葉が深く刺さる。

 

だから、
ロンドンに住む母の友人に、
離婚したことを話した時、
逆に驚いた。

「あ、離婚したの?
こっちの人、みんな普通に離婚するよ」

くらいの軽さだった。

私はその反応に、
すごく救われた。

 

日本では、
結婚を続けることに、
大きな価値が置かれている。

もちろん、
それ自体は悪いことじゃない。

でも、
合わない関係を無理して続けて、
お互い苦しくなるくらいなら、
別の道を選ぶのも、
そんなに悪いことじゃない。

 

離婚した人を見ると、
「本当によく頑張ったね」
と思う。

関係を終わらせるって、
ものすごくエネルギーがいる。

傷つくし、
孤独になるし、
自分を責める。

でも、
そこからまた、
静かに人生を立て直していく人もたくさんいる。

 

だからもし、今、離婚して苦しんでいる人がいたら、自分を“失敗”だと思わないで欲しい。


目の前で泣く彼女に、
昔の自分を重ねて、
今日はどうしてもこれを
書きたくなりました。

離婚して傷ついている人へ。
よく頑張ったね。大丈夫。
人生、ここで終わりじゃない。

これからモテ期、到来します!



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